この記事は、『銀座東京クリニック』院長の「福田一典」医師が公開されています「『漢方がん治療』を考える」から、次の「製薬企業の実態」に関する「5つの記事」をご紹介させて頂きます。

    567)臨床試験の結果は信頼できるのか?
    564)抗がん剤の新薬の半数以上は「延命効果」が証明されていない

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 「新薬」の販売は、その「新薬」を最初に販売した製薬企業が有利に展開します。
 したがって、製薬企業は「新薬」の開発を急いでいるため、「新薬」に対する「エビデンス」は製薬企業に有利な「歪められたエビデンス」であることが多いのです。
 そして、医師は製薬企業の営業担当者から その「歪められたエビデンス」を聞き、それを鵜呑みにして「新薬」を患者に勧めるわけです。

 抗がん剤などもこのパターンであり、大して効かないメリットの少ない「高額な抗がん剤」を医師は平気で癌患者に勧めるのです。そして、癌患者は、その強力なる「発癌性物質」の塊である抗がん剤(発癌剤増癌剤)によって「別の癌が誘導されてしまう」わけです。こんな馬鹿げたことを、通常療法はずっと行なっているのです。

 学術雑誌にも 医学雑誌にも 製薬企業から多額の資金が入っており、また、医学雑誌の「編集委員医師」にも 製薬会社から金銭が渡り、「製薬企業の思惑に沿った内容」の論文やガイドラインが作成されることが多いのです。
 医師には「謝礼」として、大学には「研究費」として、製薬企業の資金は流入しているのです。
 このように、あらゆる医学会、医学博士や医師が、製薬企業に有利に展開する流れをつくり出す「懸け橋」の役割を担っています。いわゆる、多くの医学会や医学博士医師らが「製薬企業に買収されている」のであり、癌学会が認める「癌治療ガイドライン」は この「歪み」を過分に孕んでいるという事実を、無知な一般市民は何も知らないのです(買収ひそかに利益を与えて味方に引き入れること製薬企業の常習手口)。
 これが、現実として医学界に実在している、私たち一般市民が知らない「医学界の実態(医学界の闇)」です。

 困ったことに、医師の中にも、こうした「医学界の実態(医学界の闇)」を何も知らない先生がいるほどです。
 医師の中には本当にオメデタイ先生もおり、よく『代替療法』などの癌治療に対して「その治療が癌に本当に有効するのなら、学会に通されて通常療法でとっくに採用されているはずだ!」などと呑気な発言をしている先生がいるほどで、製薬企業は癌治療に効果する『代替療法』など「抗がん剤の売り上げを促進する」ために認めるはずもない(したがって、癌学会が『代替療法』を認めることはない)のですが、社会経験もなく、教科書以外は何も知らずに(人間社会の本質を何も知らずに)育ってしまった医師は、この手の発言を平気でしてしまう先生も多いのです。

 こういった「医学界の実態(医学界の闇)」をよく知る医学博士や医師であっても、老子の第五十六章で説かれている「知る者は言わず、言う者は知らず」の通り、多くの医学博士や医師は癌患者に対して本当のことを何も言ってはくれないのです。
 「知る者は言わず」の如く、「医学界の実態(医学界の闇)」を知っていながら何も言わない愚鈍なる医学博士や医師が今も非常に多いです。しかし現在、この「知る者は言わず、言う者は知らず」を超え、世間に「医学界の実態(医学界の闇)」を暴露し、私たち一般市民に真摯に問いかけ訴えてくださる聡明な医学博士や医師が(まだ少なくはあっても)現われてきている有り難い時期に入っています(つまり、良心によって「知る者は言う」へと成長し、私たち一般市民が知るべき「医学界の実態(医学界の闇)」を世間に暴露して伝えてくださる医学博士や医師の先生が現われてきています)。「福田一典」医師も、その貴重な医師の一人です。

 さて、この時節に入り、そろそろ、私たち一般市民は、どの先生が「聡明なる医学博士医師」なのか、そして、どの先生が「愚鈍なる医学博士医師」なのかを、自ら学んで深く理解していかなければなりません。この理解が、癌患者さんご自身の「癌治療の選択」に大きく影響するのは言わずもがなだからです。
 三大療法(抗がん剤放射線手術)だけの癌治療を勧める医師と、三大療法(抗がん剤放射線手術)の使用を最小限に抑えて『代替療法』を中心にした癌治療を勧める医師と、どちらが正常な医師なのかを、私たち一般市民は自ら理解し、選択できるようにならなければならないのです。
 欧米の先進国は 癌治療の主流が三大療法(抗がん剤放射線手術)から『代替療法』に移行して久しく経ちますが、日本の通常療法は今後も三大療法(抗がん剤放射線手術)を癌治療の主流に据え置くでしょう。
 したがって、あとは、癌患者さん当人が独学して学び理解を進め、真の「正しい癌治療」を認識できる素養を身に付け、癌学会の推奨する「癌治療ガイドライン」や 通常療法の医師の言葉を鵜呑みにすることなく、自ら「癌治療の選択」を行なえる度量を持って頂くよりほかありません。

 「三大療法(抗がん剤放射線手術)だけの癌治療では、なぜ、癌を本当に治すことができず、危険なのか?」また「癌を本当に治すためには、なぜ、代替療法が必須なのか?」につきましては、当ブログサイトにて掲載させて頂いている様々な記事をご参考にして頂くことに加えて、当記事で解説されている「医学界の実態(医学界の闇)」まで考慮して頂かなければ、この答えはなかなか観えないでしょう。「癌治療の本質」を見抜き「本物の癌治療」を理解するためにも、「福田一典」医師が真摯に伝え訴えてくださる当記事の内容を重視して頂きたいと思います。

 まずもって、なぜ、通常療法の「癌治療ガイドライン」に三大療法(抗がん剤放射線手術)しか載っていないのかを理解するには、当記事の内容を知らずしては無理というものです。どうぞ、最低限、当記事で解説されている「医学界の実態(医学界の闇)」については、よくよく理解を得ておいてください。

 また、三大療法(抗がん剤放射線手術)しか扱っていない(癌患者に三大療法しか勧めない)大学病院や 一般病院の医師看護師の医療従事者というのは、当記事が示す「医学界の実態(医学界の闇)」について、いろいろと知っていても癌患者には何も言わない‥、または、無知ゆえに何も知らない医療従事者ばかりです。
 なかには、癌患者が「抗がん剤を拒否する」と 癌患者の通院を拒否する病院や、癌患者に対して脅しをかけてくる医師、さらには「抗がん剤の必要性」を癌患者に対して涙ながらに訴えてくるような看護師など、通常療法には実に様々な「トラップ)」が潜んでいます。こういった医療従事者の言葉を「絶対に鵜呑みにしてはならない!」ということをよく肝に銘じ、しっかりと覚えておいてください。
 『この大学病院は有名だし、大きいから「最善の癌治療」が受けられるはずだ』などという理由で病院を選ぶのは最悪中の最悪です。大学病院は「製薬企業の僕(しもべ」として有名であり、大きな病院ほど「製薬企業との癒着が根深い」のです。そのような「大学病院」や「大型病院」を選ぶ癌患者さんは、決まって「三大療法(抗がん剤放射線手術)漬け」の悪夢へと誘導される羽目になるものです。ご自分の生命を「預ける」ことになる病院の選択を「大学病院」や「大型病院」という「見かけの良さ」だけで決めては絶対にいけません。その病院の「治療方針の中身」まで必ず見つめ、確信が持てるまでしっかりと吟味し、通院する病院を選択してください。
 癌治療は「病院選び」や「医師選び」がとにかく重要です。ご自身でよく調べ上げて、ご自分が納得できる病院や医師を「自力で」探し出してください。よろしくお願いします m(__)m



 当記事で取り上げられている問題のある治療が通常療法の癌治療に「標準治療」として採用されているのですが、通常療法が今もこれを継続している理由について、私も次の記事でまとめています。


    製薬企業が無駄で過剰な診療を促進している - 福田一典 医師
     【 製薬産業は 医師たちを学会ぐるみで取り込み、高額で過剰な医療へと誘導する!
       現代医療を疑う目を持つ!】


    日本はメリットの少ない抗がん剤の使用が多い - 福田一典 医師
     【 通常療法が有益性の少ない抗がん剤を乱用するのは『製薬産業に牛耳られている』という
       実情があるから!】


    現代医学は 悪しき宗教 ロバート・メンデルソン 医師
     【『現代医学教』という「宗教」を無意識に信仰している 信者(世人・患者)は、
      狂せるを知らず! 盲なるを識らず!】



 これらのいずれもが当記事に重なる重要な視点であり、とても重大な内容です。
 そろそろ、日本人は、このような「現代医療の実態」について真剣に理解されたほうが良いです。

 「現代医療に潜む闇」の魔の手からご自分やご家族の身を生命を守るためにも、これらの記事を真面目にご参考にされてみてください。大事な生命が失われてから気づいても「知らなかった‥」では済まないことが通常療法の世界にはたくさんあります。特に「抗がん剤」の使用に関しましては、ご自分で充分によく調べ尽して真剣に考慮した上で「自己判断」を下し、ご判断ください。間違っても「医者の言葉を鵜呑みにする」ようなことだけは絶対に避けてください。当記事を通して、それをよくご理解ください。よろしくお願いします m(__)m



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当記事は、記事を「画像」で掲載させて頂いています。
  その理由につきましては、以下の点をご了承ください。

  ① 当ブログサイトの目的の一つに「価値ある記事」を集積することが挙げられますが、
    これだけの記事を作成するには「膨大な時間」がかかるため、私自身が「キツイ」ので、
    ある意味、手抜き(時間の短縮)をさせて頂いていること(画像でも充分に読めます)。
  ② 元記事が無くなっても、その「価値ある内容」を当ブログサイトに「キープ保存」することができる。
  ③ その記事の所在をお伝えし、元記事をリンクでご紹介させて頂くことができる。

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 567)臨床試験の結果は信頼できるのか?
 【「『漢方がん治療』を考える(福田一典 医師)」
より 】

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【図】
◆◆
 
 医師は医薬品を用いて患者を治療する。
 医師は医薬品や治療法の情報を学術雑誌や学会から得ている。
 製薬会社主催の説明会や講演会などからも医薬品の情報を得ているが、製薬企業は「販売促進に有利な情報」を与える傾向にある。学術雑誌には「広告の名目」で多額の資金が製薬企業から入っている
 医学雑誌の「編集委員医師」にも、製薬会社から金銭が渡っている
  学会も製薬企業の資金が入っており、「製薬企業の思惑に沿った内容」の論文やガイドラインが作成されることも多い。
 医師(謝礼)や 大学(研究費)にも、製薬企業の資金は流入している
  製薬企業の販売促進費は、研究開発費の2倍以上、あるいは、売上高の 20% から 30% という報告もある。
  製薬企業は「利益追求のために販売促進を積極的に行なっている」ので、大して効かない「高額な抗がん剤」が(通常療法の癌治療で)多く使われている。◆◆


正常な判断能力を有している方ならばお分かりだと思いますが、通常療法の「癌治療ガイドライン」に三大療法〔抗がん剤放射線手術〕しか載っていないのは、あらゆる医学会や医学博士医師らが「製薬産業に牛耳られている」という闇の実体が医学界に根深くあること‥、そして「癌治療ガイドライン」の内容を「製薬産業や病院が儲かる治療に統一する」という方針で決めている実情があるからです。多くの医学会や医学博士医師らが製薬産業と「グル」なのです。ここをよく理解することが重要なのですが、しかし、この実情が「B層」の大人たちには、どうしても「判断が付かない」ようです‥。

    B層 社会の裏側、社会の水面下で何が意図され行なわれているのか、その実態を何も知らず、
          権力利権が糸引く〔裏で指図して操る〕社会的な『プロパガンダ』による虚偽に呑み込まれ、
          いとも簡単に『マインドコントロール』されて操られてしまうオメデタイほど無知な衆愚。

 「福田一典」先生のように、こういった「製薬産業と医学界の実態」を真面目に暴露し、私たち一般市民に伝え、現代医療の本質を見抜いて『覚醒』することの重要性を訴えてくださる医学博士や医師は、あまりにも少数です。
 「福田一典」先生には、ひとりの医師として、一般市民に分かりやすく記事にして「医療ビジネス拝金医療至上主義)」に腐敗している「現代医療の実態」を真摯に伝え訴えてくださり、ここまでして頂いて、私は深く深く感謝しております。
 しかし、この「福田一典」先生すら非難している一般市民が多いという実情があるわけですが、これは、今の日本人が如何に「低劣化」しているか‥、今の日本人の「民度の低さ」を残念ながら表わしているのでしょう‥。欧米は「民度が高い」ので、こうした記事にみな「当たり前に注目する」のですが‥。日本はいまだ「欧米には敵わない」と言うのか‥〔マジか‥〕。
 日本の大人たちよ‥、どうか、早く目を覚ましてほしい‥、何が本質なのか、早く見抜いて気づいてほしい‥、市井の若造である私には、当記事を作成しつつ、ただ、そう願うしかありません‥。

 こういう記事を作成するとき、私はいつも、
大人であるなら、このくらいのこと、早く気づけ! 「生意気な若造めぇ~」と思って構わないから、とにかく早く気づけ!
 日本の大人たちよ! 自己の「B層」の側面に早く気づき、自ら学んで早く「B層」を卒業し、早急に「B層」を脱せよ!
 この本質に気づいていれば、医師の言葉を鵜呑みにすることなど無いはず! ここに早く気づけ! とにかく、お願いィ~!

 と、日本の大人のみなさんに、日本の若造のひとりとして、このように熱望してしまう自分がいたりします。
 それほど、この「医学界の実態医学界の闇)」は、なぜか「世間の盲点」であり、非常に「重要な観点」であるわけです。
 ここに「気づいている」のと「気づいていない」のとでは、医療を選択するときに「天地の差」が生まれてしまうのです。
 現代医療が病気を治さない「対症療法」に身を固め、医薬処方の一辺倒に暴走して「医原病」を平気な顔して今も出し続けている異常な現状‥、また、なぜ通常療法が「癌を改善し治す要素がまったくない三大療法(抗がん剤放射線手術」だけで「標準治療」を固めているのか‥、こういった「現代医療の異常さ」に気づく視点を持ち、かつ、ここに深い疑問を持つには、そして、その答えを見出すには、やはり「製薬産業に医学界が牛耳られている」という「医学界の実態医学界の闇)」を直視できる素養が必要だと言わざるを得ません。ここが抜けている人は「現代医療の異常さ」にすら気づけぬまま、現代医療の餌食になって大金をぼられて終わってしまうのです。私の周りにもそういう人たちがあまりに多いため、日本の大人たちには当記事の内容くらいは熟知しておいてほしいと私は願わざるを得ないのです。日本の大人のみなさん、本当に、ここに「気づけるか」どうかなのですよ‥。この「製薬産業に医学界が牛耳られている」という「医学界の実態医学界の闇)」に気づくことが重要なのです。ここに気づくことこそが、私たち一般市民に医療への『真実の眼』を開かせる登竜門であり、私たちが『真の医療』を見出すための重要な羅針盤となるのです。

 「福田一典」先生はこれらの記事をサラサラと書いているように見えるでしょうけれど、ひとりの医師としてこれだけの内容を世間に暴露して明かすには、本当に勇気のいることなんですよ‥。そういうことまで理解してあげられる素養を、大人として身に付けて頂けたらと切に思います。私の場合は、これらの記事を発見したときには「福田先生は思い切ったことしたなぁ‥、医師仲間から白眼視されることにもなるだろうに‥、よくここまでしてくださるなぁ‥」と深く感じ入ったものです。ここまで実行できる医師というのは、世間には本当に少ないのです。「医学界が知られたくない実情」をこれだけ懇切丁寧に記事にしてまとめ、世間の一般市民に向けて「現代医療の現実」をありのまま伝え訴えるというのは、貴い精神性や赤心に加えて、よほど腹が据わっていなければできるものではないのです。「福田一典」先生は一見、優しそうなオジサマに見えますが、もしかして「上杉鷹山」の生まれ変わりかァ! 「上杉鷹山」が領地返上寸前で崩壊しかけていた米沢藩を改善し再生して救ったように、拝金医療至上主義〔医療ビジネス至上主義〕に奔走しすぎて腐敗しきった日本の通常療法を「福田一典」先生は改善し再生して救ってくれるのかァ! そこまで言われると流石に困るでしょうけれど、「福田一典」先生、応援してます!!
 なお、この記事は、当記事の趣旨が簡潔にまとめられている「最後の項目」だけ記事にしています
ブログ管理人



臨床試験の欠陥

 「米国食品医薬品局」や「欧州医薬品庁」が最近承認した 50 以上の抗がん剤のうち、

    半数以上は、延命効果が証明されていない。
    臨床的に意味のある生存期間の延長は 16%。

 という事実は「564話」で解説しています(この「564話」は、次にご紹介させて頂く記事ですブログ管理人)。

 この原因の一つは、承認までの期間を “短縮させる” ために「全生存期間の延長」というエンドポイントの代わりに「奏功率(腫瘍の縮小の度合い)」や「無増悪生存期間」という「代用エンドポイント」を用いて臨床試験を評価していますが、この「代用エンドポイント」と「真のエンドポイント全生存期間の延長)」の相関が低いからです。
 腫瘍が縮小したり、増悪するまでの期間が延びても、抗がん剤の副作用が強いために、全生存期間が延びないことが明らかになっています。

 もう一つの理由は「臨床試験の対象は患者全体を代表していない」点です。
 臨床試験の大多数は、体力があり、がん以外に健康問題はほとんどない、といった「理想的な患者」を使って薬を検証しています。理想的な集団での試験は、治療薬の効果が誇張される可能性があります。
 臨床試験で2ヵ月の延命が認められても、高齢者や体力の低下した患者や合併症を持った患者全体で検証すると、意味のある臨床効果が得られない場合も多いのです。


 医療は、基本的には「臨床試験のエビデンス」に基づいて行なわれています。
 「臨床試験のエビデンス」に基づいて「治療のガイドライン」が作成され、これが「標準治療」として確立され、患者の治療に使われています。

 日本の厚生労働省や、米国の食品医薬品局や欧州医薬品庁など、世界各国で新薬を承認する規制機関は「有効な薬だけを市場に出している」と、私たちは信じています。
 しかし実際は、これらの規制機関が承認している薬の中には「生存に関する有効性が証明されていない薬」「臨床的に意味のある有用性が認められない薬」が多いことが指摘されています。

 それは「臨床試験に欠陥がある」からです。
 薬の有用性を判断するときのエビデンスが「組織的に歪められている」と言えます。

 現行の臨床試験には、以下のような欠陥があると言えます。
 その多くは、製薬企業の利益を増やしています。


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    患者の代表と言えない患者を対象に臨床試験が行なわれている。
     その結果、治療効果が強調され、製薬企業に有利な結果を生み出している。

    人生の量や質の改善、つまり「生存期間の延長」や「生活の質(QOL)の改善」を証明せず、
     「腫瘍の縮小の度合い(奏功率)」や「無増悪生存期間」などの「代用エンドポイント」での有効性を根拠に
     承認されているが、これらの「代用エンドポイント」と「全生存期間」との相関は低い。

    製薬企業は、自分たちに都合の悪い結果が出たときに、それを医者と患者から隠すことができる。
     都合のよい臨床試験の結果だけを選んで公表していることも指摘されている。

    製薬企業から資金提供を受けた臨床試験は、資金提供者の薬に有利な結果を導く傾向がある。
     製薬企業の資金に頼らない臨床試験に比べて、実際以上に良く見える肯定的な結果を生み出しやすい。

    企業は「追跡調査」に関する約束を破り、規制機関はそれを野放しにしている。


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 したがって、私たちはその薬の「真の姿」を見ることはできず、「歪んだ姿」しか見えないのです。
 この「歪められたエビデンス」が、医師や患者や規制機関に提供されています。

 治療を担当する医師は、その薬に関する情報を製薬会社の営業担当者やその領域の専門の医師や学術雑誌から得ています。
 そして、その情報の多くは、製薬企業にメリットになるように仕組まれています。
 営業担当者は当然、自分の会社の利益になることしか教えません。
 医師や学会や学術雑誌にも製薬企業の資金が流入し、製薬企業の思惑に従っていることが多いという事実があります。

 「学術論文」は客観性があると思われていますが、製薬会社の社員が代理で執筆していることもあります。
 企業は利益を増やすために、データを捏造したり、不利なデータを隠すこともあります。

 米国で影響力の大きい「医学雑誌」52誌の編集委員医師 713人 を対象に、製薬企業などとの「金銭授受」に関する調査結果が報告されています。
 2014年に製薬企業などからコンサルティング料や講演料、食費、旅費などの資金提供を受けたのは、約半数の 361人(50.6%)でした。
 また、患者の臨床試験への参加コーディネート料などとして研究費の提供を受けた編集委員医師は 139人(19.5%)でした。
 資金提供の平均は 一人 約2万8000ドル、研究費の平均は 約3万8000ドルでした〔BMJ. 2017; 359: j4619.〕。

 つまり、一流の「医学専門雑誌」も、製薬企業の思惑が反映されています。
 このようにして「学術雑誌」は、大して効かないメリットの少ない「高額な抗がん剤」に「過剰なエビデンス」を提供しています。製薬企業の「利益第一主義」が「がん治療を歪めている最大の理由」と言っても過言では無いと思います。


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 564)抗がん剤の新薬の半数以上は「延命効果」が証明されていない
 【「『漢方がん治療』を考える(福田一典 医師)」
より 】

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【図】
◆◆

 2009年から 2013年の期間に「欧州医薬品庁(European Medicines AgencyEMA)」が承認した がん治療薬は、48製剤、68適応であった。
 承認時点で「生存期間の有意な延長」が認められたのは 24 / 68適応(35%)で、その「延長期間」は 1.0~5.8ヵ月(中央値2.7ヵ月)であった。
 承認時点で「QOL(Quality of Lifeクオリティ・オブ・ライフ)」の改善が認められたのは、7 / 68適応(10%)であった。
 承認時点で「全生存期間の延長」の証拠がなかった 44適応 のうち、市販後の臨床試験で「全生存期間延長」が確認されたのは 3適応(7%)、「QOLに対する有益性」が報告されたのは 5適応(11%)であった。
 承認後中央値で 5.4年(3.3~8.1年)追跡した結果、「全生存期間 または 生活の質(QOL)の有意な改善」が示されたのは 35適応(51%)で、残りの 33適応(49%)は「有効性が不明なまま」であった。
 生存期間に関して有益性が認められた23適応のうち、欧州腫瘍学会の臨床利益スケール(the European Society for Medical Oncology Magnitude of Clinical Benefit ScaleESMO-MCBS)で「臨床的に意味がある」「有益性がある」と判定されたのは 11 / 23適応(48%)であった。
 つまり、承認された 68適応 のうち「臨床的に意味のある生存期間の延長」は 11適応(16%)しか無かった。
 〔出典BMJ. 2017; 359: j4530.◆◆



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