当記事は「カラパイア 不思議と謎の大冒険」サイト様から「プラシーボ効果」に関する内容の3つの記事をご紹介させて頂きます。「海外サイトの原文」に基づいて意訳された記事で、とても分かりやすい内容になっています。

 「プラシーボ効果」とは、薬効成分を含まない「偽薬」を薬だと偽って投与した場合に、患者が薬だと「信じ込む(思い込む)」ことにより、患者に何らかの改善反応が見られ、病状が良好に向かう「治療効果」を言います。


 この「プラシーボ効果」につきましては、『銀座東京クリニック』院長の「福田一典」医師も「『漢方がん治療』を考える」の「169)代替医療のトリック」記事にて、次のように言われています。


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 169)代替医療のトリック

 「プラセボプラシーボplacebo)」というのは「偽薬」という意味で、「偽の薬」であっても「薬を飲んだ」という『暗示』によって「治癒効果」が現われることを「プラセボ効果」と言います。

 「プラセボ効果」は、薬に対する「期待感」や、治療を受ける「安心感」、医師に対する「信頼感」などによって高くなり、さらに、値段が高いほど「プラセボ効果」が高くなることも報告されています(109話」参照 )。

 「プラセボ効果」だけでも「30%」とか「40%」もの人の症状が「改善する」ことが知られています。
 このような「プラセボ効果」の存在は、『心理効果』や『暗示作用』が、身体の「治癒力」に強く影響することを意味しているのです。


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 「プラシーボ効果」は 実際の医療において「30~40%」もの割合で「改善反応を引き起こす」ことが知られていますが、人間の『心の作用』『精神作用』『潜在意識の作用』を重視している私としましては、この割合には得心がいくものがあります。

 次の記事は『西式健康法』創始者の「西勝造」先生が、患者が「良くなる、能くなる、善くなる」という『信念』を持つことが大事だと説かれていた内容のものです。


    良くなると思い、能くなると念じ、善くなると信ずること! ~ 西医学健康原理実践宝典 西勝造(著)
     【 不良が良くなり、能力者となり、道徳的に善くなるように念ずること 】



 「西勝造」先生は、患者が「自分の病気は治らない」と思っていれば(思い込んでいれば)、どんなに良い療法を行なっても決して治らない、と言われていました。
 それが、どれほど優秀な「治療実績」のある療法であろうとも、患者自身が本心(本音)で「自分は治らない」と思っていれば(思い込んでいれば)、病気が治らなくなってしまう、ということです。
 それで、「西勝造」先生は『心の作用精神作用)』を最大に重視して「良くなる、能くなる、善くなる」という『信念』を持つように指導されていたのです。

 「偽薬試験」において、患者に「本物の薬」を処方しても、医師からその薬が「偽薬」だと告げられてしまうと、「本物の薬」であっても、患者の『心理作用』によって「薬が効かなくなってしまう」ことが解かっています。


 『心の作用』だとか『精神作用』だとか『潜在意識の作用』だとか言われても、おそらく、多くの患者さんがこの『心理作用』を馬鹿にしてしまう方も多いかと思いますが、みなさん、よくお考えください。

 この『心理作用』に対して、科学的に認められている「プラシーボ効果」の実地における割合が「30~40%」も存在しているという事実から、目に見えない『心の作用』『精神作用』『潜在意識の作用』の現実的な働きがあることを感得してほしいのです。

 実際、医学の世界では「二重盲検」が重視されています。
 「二重盲検」というのは、薬を投与する医師と、その薬を投与される患者の両方(医師側と患者側)に対し、これが「本物の薬」で、これが「偽薬」だと「何も伝えない」で行なう検査法です。
 その薬で患者の症状が改善しても、それが薬の「薬理効果」によるものなのか、または「プラシーボ効果」によるものなのかを判断する上で、非常に重要な検査法になっています。
 つまり、医療の臨床では「プラシーボ効果」の割合が非常に高いため(30~40%)、その薬の「薬理効果」を純粋に判断するのに「二重盲検」で検査を行なわないと「信用できない」というわけです。
 これほどまでに、医療の世界では「プラシーボ効果」が「現実的な現象」として重視されているのです。

 逆に、イギリスでは、この「プラシーボ効果」を医療として活かそうとする考え方があります。
 イギリスは『自然療法』や『民間療法』を重視している先進国ですから、医師自体が「プラシーボ効果」に対する理解が進んでいるのです(当記事の中で、その話が出て来ます)。
 「プラシーボ効果」が現実的にかなりの割合(30~40%)で実在しているならば、これを医療手段として上手に用いようとするのは正常な判断です。

 これは『プラシーボ療法思い込み療法)』とでも言うべき『自然療法』に成り得るのではないでしょうか。
 自分の『』や『精神』や『潜在意識』を「自力で」コントロールするのは結構難しいものであったりしますが、当記事のような「プラシーボ効果」の実質的な内容を知り、これを意識しているだけでも違うと思います。


 当記事を通して、みなさんにも「プラシーボ効果」を「現実的な手段」として理解し、癌や持病を改善する上での『心理作用』に帰着して頂き、『心の作用』を決して甘く見ないで、治病に最適な『心の在り方』『心の動き』とは何かをご自分なりに見出して頂きたいと思います。
 そして、ご自分なりに実践されてみてください(これはお金がかかりません! 一切無料です♪)。

 まずは、次の記事でご紹介させて頂きました「簡単な方法」からでも始めてみてください。
 この記事の中に示されている「単純で簡単なもの」の中に、天然自然が私たち人間に授与している原理(仕組み真理)と、その価値を見出され、あとは、たんたんと身に付けて頂きたいと願います。


    良くなると思い、能くなると念じ、善くなると信ずること! ~ 西医学健康原理実践宝典 西勝造(著)
     【 不良が良くなり、能力者となり、道徳的に善くなるように念ずること 】



 ポイントは、絶対に「頑張らないこと」です。「ガチガチ」にやったらダメです。
 「楽しく」やらないと、効果しないばかりか、逆効果になることさえあります。
 楽しく、ラクな気持ちでやってみてください(潜在意識』の分野では、これは常識です )。
 案外と「つぶやく」と効果します。良い言葉を「つぶやいて」ください。よろしくお願いします m(__)m




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 物理的な方法』で最善を尽くしてから『精神作用』にまで帰着して活かすこと!

 私は『治ると思い込んじゃえば「プラシーボ効果」で治っちゃいますよ』というようなことを言うつもりで当記事を作成したのではありません。そんな「虫のいい話」をするために当記事を作成したのではないです。

 私の場合、私には持病がありませんから、治病に関しては、主に「父母の持病」を改善することに意識を費やし、実行してきました。私の「生菜食」などの『食養』は、あくまで『自己探求』の手段として行なっているだけです。
 ただ、それらの『食養』の経験が「父母の持病」を改善することに貢献してくれたのは確かです。

 私が治病で一番重視しますのは、やはり、まずは『物理的手段に徹すること』です。
 その『物理的手段』をしっかりと行なっている、その上で、重ねて『精神作用』まで重視します。
 ですから、私は、物質的な『物理的手段』も、精神的な『精神的手段』も、どちらも共に重視し、両輪として取り入れます。どちらか一方しか意識しない「一方通行」になるようなことは慎むべきだと思います。

 過去の著名な人物では、案外と、この『物理的手段』と『精神的手段』のどちらか一方を重視してしまった先生も多いのです。しかし、これは、我々一般的な人間にはなかなか通じることではなく、どちらも重視したほうが得策だと感じます。

 例えば「肥田春充」は『肉体改造肉体改善)』という『物理的手段』に傾倒しました。
 これは、自身が『肉体改造肉体改善)』によって難病が治癒したという経験から来ています。
 『精神作用』も大切だと言っていますが、どちらかと言えば『物理的手段』に傾倒したほうです。

 また「中村天風」はその逆で、『潜在意識』という『精神的手段』のほうに傾倒しました。
 これは、自身がインドにおけるヨガ修行で会得した『精神作用』により難病が治癒した経験をしたからです。
 食事法や呼吸法などの『物理的手段』も大事にしていましたが、どちらかと言えば『精神的手段』に傾倒したほうです。とにかく『潜在意識』を最大に重視していました。

 おそらく、『物理的手段』を極めれば、自然と『精神的手段』を得てしまうのでしょう。
 ですから、特別に『精神的手段』を重視せずとも、上手くいってしまったのです。

 また、同様に『精神的手段』を極めれば、自然と『物理的手段』をも得ることになっていたのでしょう。
 ですから、特別に『物理的手段』を重視せずとも、上手くいってしまったわけです。

 しかし、我々一般な人間は「極める」というレベルに到達すること自体難しく、『物理的手段』の方向性を極めることも、『精神的手段』の方向性を極めることも、共に「なかなかできることではない」です。

 『物理的手段』として科学的に立証されている方法(療法)を重視して取り入れることが重要であるのは言わずもがなであり、同時に、当記事で紹介されているような「プラシーボ効果」の科学的な割合(30~40%)の大きさに帰着すれば、この『精神的手段』も軽んずる(軽く見る)べきではないことくらいお分かりになられるはずです。

 つまり、私の考えとしては、まずは『物理的手段』に最善を尽くし、その上で『精神的手段』をも取り入れて重視する、これが『物理的手段』と『精神的手段』の両輪両道を得る「最良の道」ではないかと思います。


 以前から私が気になっているのは、治病のために『食養』をはじめとする『自然療法』などの『物理的手段』をしっかりと実行しても、本心本音の域で「どうせ、私は治らない‥」と思い込んでいると、本当に効果しなくなるようなことが実際に起こるのです。

 もしくは、その逆に、そこそこ適宜に行なっているだけで、本心本音の域で「まぁ、これでよくなるだろう!」と本気で思っていると、そんなに一生懸命にやっていなくとも、実際に大きく改善していくケースが本当にあるのであり、そのまま完治してしまうケースだってあるわけです。

 おそらく、癌治療でも、この『精神作用』の影響が案外と多くあるように思います。
 特に、癌の『自然療法』では、この『精神作用』がかなり大きな割合を占めているように思います。
 『食事療法』や、サプリメントの『栄養療法』、『生薬』など、癌の『自然療法』では、この『精神作用』の有無が特に大きく影響しているのではないかと思います。

 「思考が遺伝子を左右している」と言う科学者もいます。
 思考‥、つまり『精神作用』の有無が遺伝子を強く動かし、遺伝子が癌に対応して治してしまったというケースも案外と多くあるのではないかと思うのです。

 では、例えば、

  悪性度の高い癌でも、「私の癌は治る!」と強く思うだけで癌が治ってしまうことなんてあるの?

 と問われれば、「そういう癌患者さんもいるでしょう」としか答えられません。

 または、

  『食事療法』をはじめ、様々な『自然療法』を駆使して真面目に実行しても、
  「どうせ、私の癌は治らない‥」とか「たぶんダメだ‥、癌で死んでしまう…」と本気で思っていると、
   これだけやっていても、癌が改善する見込みが無くなってしまうと言うの?


 と問われれば、「そういうケースもあるでしょう」としか答えられないです。

 これは一流の科学者だって答えられない領域ですから、私のような市井の若造に答えられるわけがないのですが、とにかく、私は、癌の場合でも『精神の在り方』は極めて重視すべき内容であり、『精神的手段』にまで帰着して、これを最大限に活かすべきだと心得ます。絶対に軽視すべきではありません。

 世の中にはですね‥、「超マイナス思考」をしてしまう人が案外といるんですよ‥。
 近年の日本人には特に多い気がします。
 ましてや、本心本音の域で「癌」=「死」と思い込んでいるような人は、この「不健全な思い込み」を真っ先に手入れしないといけないと思います。当然、『物理的手段』に最善を尽くしている上での話ですよ。


 いずれにしましても、私は癌治療においても『物理的手段』のみならず、『精神的手段』まで最大限に活かすべきだと思います。当記事を作成したのも、癌患者のみなさんに『精神的手段』の価値を深く感じ得て頂きたかったからです。癌治療というものを『精神』の領域にまで意識を広げ、ご自分なりに『精神の在り方』について見つめつつ、実行できるところから『精神的手段』にも着手して頂けたらと思います。よろしくお願いします m(__)m

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 「プラシーボ効果」についての10のクレイジーな事実
 【「カラパイア  不思議と謎の大冒険」
より 】

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 「プラシーボ効果プラセボ)」とは、薬効成分を含まない「プラセボ(偽薬)」を薬だと偽って投与された場合、
 患者の病状が良好に向かってしまうような「治療効果」を言う。

 「プラシーボ(Placebo)」の語源はラテン語の「喜ばせる」に由来しており、
 患者を喜ばせることを目的とした「薬理作用のない薬」のことを指すようになったと言われている。

 「プラシーボ効果」というのは、生理学的にも、心理学的にも、もっとも奇妙で理解し難い現象のひとつだ。
 「プラシーボ効果」の主体は「暗示効果」であることから、
 痛みなどの主観的な症状には効いても、血液検査などの検査値には関係ないと思われがちだが、
 「プラシーボ」によって、その検査値すら変わることもあるという。

 私たちは、本質的に病気は「自分の力」で治すことができる。
 単に「病気は治る」と信じているからだ。
 言い換えれば、自分に「暗示」をかけて健康を取り戻すことができる脳の底知れない力を証明しているのだ。

 しかし、この「プラシーボ効果」について、科学者も、医者も、明確に説明できない。
 ここでは、海外サイトで取り上げられていた「10の顕著なプラシーボ効果」の例を見てみることにしよう。


10. 犬(その他の動物)にも「プラシーボ効果」は現われる

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 製薬会社が警察犬を使って、実験者も被験者も実験の内容について知らない「二重盲検」を行なった。
 癲癇の症状のある犬を2つのグループに分け、一方には「本物の薬」を、一方には「偽薬」を与えた。
 その結果、「プラシーボ現象」は、犬にも同じように起こることがわかった。
 「偽薬」を与えられたグループに、極めて「良好な効果」が現われたのだ。

  シベリアンハムスターの観察でも、周りの環境や使える体内のエネルギーによって、
 エンジンのかかり具合に違いが出る「プラシーボ効果」と似たような結果が得られた。
 彼らに今は冬だと信じ込ませると、免疫システムがエネルギーを蓄える冬眠状態に変わるのだ。

 このメカニズムは、どうして私たちが「自分の力」だけで回復に向かうことができず、
 薬を飲む必要があるのかの説明になるだろう。
 本質的に、私たちは「思い込み効果」につながるきっかけになる何らかの「外的要因」が必要なのだ。


9. 偽抗うつ剤

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 近年、医者たちは、ハロウィンのキャンディのように「抗うつ剤」の処方箋をばらまいてきた。
 薬のお蔭で「うつ病」が抑えられる確率が高いからだ。
 しかし「偽薬」でも同じ効果が現われ、有害な副作用も減らせるという研究が注目を集めている。

 当然のことながら、大手製薬会社はこの発見を重要視していない。
 「抗うつ剤」でなくても「うつ病」が抑えられるとなったら、多大な損失をこうむるからだ。

 一方で、「精神疾患」に苦しむ人たちにとっては朗報となるかもしれない。
 『病は気から』であって、薬の助けをかりなくても、回復することができることを示しているからだ。


8. 本物の酒を飲まなくても、酔っ払ったような気分になれる

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 女性のほうが男性よりも、比較的少ないアルコール量で酔っ払うことができるというのは、よく言われることだ。
 私たちは安い勘定書きでも、簡単に「酔っ払った」と錯覚することができる。

 「プラシーボ効果」の研究によると、実は「トニックウォーター」と「ライム」なのに、
 「ウォッカ」だと信じ込んで飲んでいた人たちは、判断力が悪くなっていたことがわかった。
 簡単なテストもできないし、IQ も低くなっていた。

 この You Tube の映像は「ノンアルコールビール」しかないコンパに参加した大学の新入生たちの様子だ。
 まるでアルコールが入ったかのような陽気なはしゃぎっぷりがよくわかる。




7. 住んでいる国によって「プラシーボ効果」に影響が出る

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 アメリカ人は、世界一、心配性な民族だ。
 テレビや本で、たえず大量の薬の広告を目にしていたら、それも無理もない。

 どういうわけか、アメリカ人は薬を静脈に注射するのに多大な労力をつぎ込む傾向にある。
 それに比べて、ヨーロッパ人は注射よりも「偽薬」に好意的だ。

 「プラシーボ効果」の効き目には、文化的な要素が強く関わっているようだ。
 胃潰瘍の治療に使われる「偽薬」は、ブラジル人よりドイツ人のほうが効き目がいい。
 逆に、高血圧の「偽薬」は、ドイツではそれほど効き目がなかった。

 それぞれの文化的要素が、人の望みを具体化するのに強い影響を及ぼすらしい。
 国境を越えると、ある意味、恐怖と期待が「プラシーボ効果」の形を変えるのだ。


6. それが「偽薬」だとわかっていても効果がある

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 「本物の薬」を飲んでいると信じている患者が、病から回復するのが「プラシーボ効果」の大前提だ。
 ところが、「偽薬」だとわかって飲んでいる患者にも「効果が出る」というのは、まったく理屈に合わない。

 患者に「偽薬」を与え、それが「本物の薬」ではないことを知らせると、効果は弱まるどころか、いい結果が続き、
 多くはその「偽薬」をとり続けることを選ぶ。
 将来、医者は完全に「偽薬」だと知らせた上で、患者に「砂糖の薬」を処方するようになるかもしれない。


5. 感染による「プラシーボ効果」

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 関係ない病気の「偽感染」で、「プラシーボ効果」を引き出すことができる。
 (喘息患者を鉤虫〔こうちゅう〕に感染させる

 まったくあり得ないことのように思えるに違いないが、
 「鉤虫こうちゅう)」による喘息治療に効果があるかどうかの研究が進められている。
 喘息患者のグループを2つに分け、一方には実際に鉤虫を感染させ、もう一方のグループには感染させたと思わせた。
 実際に感染させたほうは、症状の改善が見られたが、偽感染者にも「同様の効果」が現われた。
 つまり、両グループとも改善したことは「プラシーボ効果」の現われだ。


4. ノセボ効果(ノーシーボ効果反偽薬

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 「プラシーボ効果」には、「ノセボ効果(ノーシーボ効果)」という名の “邪悪な双子の兄弟” がいる。

 「薬の効果」に期待するせいで、「プラシーボ効果」が現われるように、
 「副作用があるのではないか」という「思い込み」から、
 何でもない「偽薬」なのに、本当に「有害な副作用」が起こる可能性がある。
 こうして現われる様々な極端な症状は「ノセボ」として知られている。

 イタリアでの「ノセボ効果」の研究が報告されている。
 ラクトース(乳糖)耐性がある人とない人に、本当は違うのだが、ラクトース(乳糖)だと思わせた「偽薬」を与えた。
 すると、耐性のある人の44%と、耐性のない人の26%が「胃腸障害」を起こした。

 前立腺肥大の治療薬「フィナステライド」を摂取した男性患者の研究でわかるように、
 「ノセボ効果」は残念ながら、「本物の薬」を飲んでも起こる。

 実験被験者の半分は、医師から副作用に「勃起障害(ED)」があるかもしれないと言われ、
 半分は何も言われなかった。
 実際に「勃起障害(ED)」を訴えたのは、言われたグループの44%に対して、言われなかったグループは15%だった。

 「抗うつ剤」の試験に参加したある患者は、26錠の「偽薬」を飲んで自殺未遂を起こした。
 薬はまったく無害だったにもかかわらず、どういうわけか、彼の血圧は危険な値まで下がってしまったのだ。


3. 飲む薬の色によって、効き目に違いがある

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 人間は「潜在意識」の中で、色や形に大きく影響される。
 薬の大きさ、形や色が、大きなベースになって、最終的に、その薬が本当に効くかどうかを決定してしまう。

 研究で、黄色い薬が「うつ病」にもっとも効果があり、赤い薬は患者に刺激を与えて目覚めさせ、
 グリーンの薬は不安を和らげ、白い薬は「胃潰瘍」などの「胃の不調」を緩和することがわかっている。

 日に2回より4回飲むほうが効き、薬に「製薬会社の商標名」が刻印されていると、もっといい。
 私たち人間は、例え、それが「偽の薬」であっても、見かけだけでも薬に見えれば満足するらしい。


2. 傷の治療には「偽の手術」でも効果がある

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 手術が必要なケガを負い、術後、傷が治り、痛みもなくなったとしよう。
 1ヵ月後の検診で、医師から、
 「実は、手術で何も治していない。ただ、メスを入れて治療をしたと思わせただけだ」と言われたとしたら?

 これは実際に行なわれた医療検査で、結果的に「偽の手術」でも本当に「良好な効果」が出たわけで、
 より次の段階に進んだ「プラシーボ効果」の例だ。
 一番いいのは、「偽の手術」は「実際の手術」より遥かに安く済むことだ。


1.「プラシーボ」は、さらに効果的になる

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 「プラシーボ効果」が初めて認められたのは1700年代だったが、1970年代まで生理学的にはよくわからなかった。
 今でも研究段階で、その効果は徐々に増してきている。
 これは、私たちが「医療の専門家」を信頼しているという、社会的事情によるものが大きいと考えられているせいもある。
 医療技術が進むほど、死は遠くなり、薬への「信頼度」が強くなる。

 私たちは医者に行って、診察してもらい、薬局で薬をもらうと安心する。
 病が治ると期待し、この期待から「科学は強い」とはっきり言えるようになった。

 中世では、多くの人々が死んだので「医療処置の信頼性」はほとんどなかったが、
 今日、医療技術は進歩し続けていて、薬に依存する勢いはますます大きくなっている。
 こういうことから、「プラシーボ」もさらに効果的になっていくだろう。


    この記事は「海外サイトの原文」に基づいて意訳したものです。
      10 Crazy Facts About the Placebo Effect

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 実際に「プラシーボ」による「鎮痛効果」はあなどれないもので、
 すでに1954年より、薬理学的に効果のない薬を「鎮痛薬」として与えると、
 「30%」の人に「鎮痛効果」が認められることが報告されているそうだ。

 いわゆる「民間療法」や「健康食品」の広告で見られる『‥ が治った』『‥ がよくなった』という実例は、
 多分に「プラシーボ効果」による可能性が高いと言われている。

 特に、不安緊張に伴う症状や、痛みを伴う症状は「効果が現われやすい」と言われており、
 どこまでが「本来の効果」で、どこまでが「プラシーボ効果」なのかが明確になっていないことが問題となっている。

 (ゆえに、最初の「黄囲み部分」にてお話ししましたように「二重盲検」が重視されていますブログ管理人




 偽手術でも効果がある! 「プラセボ効果」に関する興味深い10の事実
 【「カラパイア  不思議と謎の大冒険」
より 】

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 「プラセボ効果(プラシーボ効果)」は、「薬効成分のない薬(偽薬)」を投与したにもかかわらず、
 病気が快方に向かったり、治癒する効果のことだ。
 「思い込み」の力が状態に変化を起こさせる、まさに『病は気から』を実証したようなものだ。

 与えられた薬はまったくの「偽物」なのに、患者は気分が良くなり、身体の症状まで治ってしまう。
 「プラセボ効果」に関しては、かねてから研究者の注目を集めてきた。
 この仕組みを理解すれば、「治療効果」を得ることができるのみならず、使用する薬剤も減らすことができるからだ。

 さて、我々も、この不思議な「プラセボ効果」に関して学んでいくことにしよう。


10.「プラセボ効果」に関する初めての実験

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 「プラセボ効果」に関する初めての実験は18世紀後半に行なわれた。
 これは、イライシャ・パーキンズというコネチカット州の医師が、
 「トラクター」という医療機器の効果に疑いを持った英国人医師のジョン・ヘーガースによるものだ。

 特許申請がなされた「パーキンズのトラクター」は、7.5cm ほどの「魔法の杖」のような金属片であり、
 彼はこれを「特殊な金属」でできていると主張していた。だが、それは、ただの「鋼と真鍮製」の代物であった。
 パーキンズは「関節痛」などに効果があるとして高額の医療費で20分の施術を実施していたが、
 患者の症状は改善されたという。

  この効果を疑ったジョン・ヘーガースは、骨石筆タバコのパイプなどのいくつかの素材で実験を行なった。
 その結果は「トラクター」と似たようなものであり、
 症状の改善は「患者の頭の中で感じられたもの」に過ぎないと結論した。


9.「プラセボ効果」は、肉体的な反応がある

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 「プラセボ効果」は単なる「心理上の効果」に過ぎないと思われがちだが、
 「肉体的にも反応している」ことを示唆する強力な証拠がある。

 2005年、米ミシガン大学の研究者は、14名の健康な男性に対して「PET(陽電子放射断層撮影)検査」を行なった。
 彼らの顎には、痛みを引き起こすための「生理食塩水」が注射された。
 そのすぐ後に「偽薬」が与えられ、「やがて効いてくる」と伝えられた。
 検査では、「偽薬」を投与した後に「エンドルフィン」を放出する脳の領域が活性化したことが確認された。
 被験者自身も「痛みが軽減した」と報告している。

 2001年に発表された研究では、「エンドルフィン」を阻害する薬剤を混ぜた「偽薬」が投与された。
 果たして、「プラセボ効果」は起こらなかった。

 研究は現在も行なわれている最中だが、
 この2つの実験から「プラセボ効果」には「エンドルフィン」が関与している可能性が伺える。


8.「偽薬」より「偽注射」のほうが効果も大きい

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 誰かが病気になり、治療を必要としていれば、最も迅速、かつ、効果的な治療法は「注射」を通してなされる。
 このことから、研究者の頭にある疑問が浮かんだ。
 錠剤が「プラセボ効果」を起こすなら、「偽薬」を注射した場合はさらに効果が見込めるのだろうか、と。

 1956~1965年、及び、2000~2006年の間に、
 「偽薬注射」と「砂糖の錠剤」を与えた被験者による比較実験が行なわれた。
 いずれの研究においても、針のような医療機器を用いて被験者に注射したグループのほうが、
 「偽薬」を経口投与したグループよりも、より大きな効果が確認された。
 これは、針のような医療のシンボルが「プラセボ効果」の威力に重要な役割を果たしていることを示している。


7. 不妊治療にも効果がある

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 「妊娠する確率」にも影響を与える。

 ある研究では、妊娠を目指す「多嚢胞性卵巣症候群」を患う女性が調査された。
 6ヵ月の調査期間の間、被験者33名は「偽薬」を、残り32名は「排卵誘発剤」を投与された。
 その結果、「偽薬グループ」では5名、「排卵誘発剤グループ」では7名の女性が妊娠し、
 統計的には有意な差が見られなかった。

 別の研究においては、「偽薬グループ」の妊娠率は「40%」に上った。
 研究中にストレスが軽減されたことが、高い「妊娠率」につながったと研究者は考えている。


6.「偽薬」は、薬剤の効果を打ち消す

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 ほとんどの「偽薬試験」においては、「偽薬の効果」が注目される。
 しかし、ときには「相反効果」を引き起こすことがある。
 患者は「偽薬」と告げられると、例え「本物」でも、薬が効かなくなってしまうのだ。

 ドイツ、及び、イギリスの研究者が、被験者を2つに分け、
 一方のグループには強力な「鎮痛剤」と告げ、他方には「偽薬」だと告げて「本物の鎮痛剤」を与え、
 患者の脳を検査したことがあった。
 「鎮痛剤」と告げられたグループでは「鎮痛効果」の兆候が検出されたが、
 「偽薬」と告げられたグループでは、薬効が完全に排除されていたのだ。
 「効く」という期待がいかに重要であるかがわかる。


5. 値段が高い「偽薬」ほどよく効く

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 「米シンシナティ大学」の研究者は、やや進行した「パーキンソン病」を患う被験者12名にある実験を行なった。
 各被験者にはすべて「偽薬」が投与され、「パーキンソン病に効果がある」と告げられたが、
 一部の被験者には、その薬の値段は、他のものよりも「15倍」高価であるとも伝えた。
 その結果、「高価な偽薬」は「安価な偽薬」よりも大きな効果を発揮したのである。

 別の実験では、被験者の67%が「高価な偽薬」から改善を得ることができたのに対し、
 「安価な偽薬」で改善したとしたのは58%であった。

 これらの実験は「治療に対する期待の大きさ」が、その効果に果たす役割を示している。
 医療費がかかるほど、その効果に対する期待が高くなるのはお分かりだろう。


4.「ブランド名」が効果に影響する

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 「プラセボ効果」が見られるのは価格だけではない。

 研究によれば、製品名大きさ以外はすべてが同じであるはずの「ジェネリック薬品」よりも、
 名の通った「ブランドの新薬」のほうが大きな効果を望めるのだ。

 製薬会社は「新薬の研究開発」や「マーケティング」に多額の資金を投じているため、当然、その価格も高くなる。
 一方、「ジェネリック薬品」は、15年の特許期間が過ぎた後に発売される。

 したがって、期限切れとなった新薬を処方するのは、
 保険会社や患者にとってお金の無駄以外の何物でもないはずなのだが、
 彼らが「より効果がある」と信じているために、新薬のほうが効果的だ。
 本質的に優れているわけではないのだが、私たちは「ブランド名」を品質と関連付けたがるのだ。


3. 以前にも増して「偽薬」の効果が上がっている

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 研究者によれば、アメリカの「プラセボ効果」は近年、より強力になっているという。
 これは、特に、抗うつ剤抗不安剤鎮痛剤において顕著である。この奇妙な現象のお蔭で、
 製薬会社は「アメリカ食品医薬品局」から新薬の認可を取得することが難しくなるという大問題を突きつけられている。

 一説によれば、患者が医師や薬局を「以前よりも信頼するようになった」ことが原因であるという。
 ある実験では、被験者は1対1で向き合った医師から薬剤を処方してもらっている。
 すると、ただ医師の許を訪れるだけでも「治療効果」があり、処方箋にも期待するようになった。
 私たちの期待はいや増し、ほとんどの臨床の人間関係において、「偽薬」はより効果的となったのだろう。


2.「偽薬」だとわかっていても効いてしまう

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 「偽薬」を飲んでいると分かっていても、「効果がある」と期待していれば、その通りになる。

 ハーバード大学では、「過敏性大腸症候群」の患者80名に実験を行なった。
 被験者の半分は何も投与されず、残り半分は「偽薬」を飲んだ。

 彼らには、

    砂糖など何ら効果のないものから「偽薬」はできているが、心と身体の「自己治癒力」によって、
     「過敏性大腸症候群」の治療に効果があることが臨床実験で証明されている。


 と説明した。

 薬瓶には、ご丁寧に「偽薬」というラベルまで貼ってあった。
 それでも、この実験が終わるころには、対照群の2倍の人数から改善が確認された。
 驚くべきことに、この「偽薬」は、最も強力な「過敏性大腸症候群の治療薬」よりも効果を発揮したのだ。


1.「偽手術」でも効果がある

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 「偽薬」の錠剤や注射ならまだいいとしても、手術となると別の話だ。
 肉体的な損傷を伴う外科手術であるが、狂気の沙汰と言うべきか、
 「偽手術」で改善が見られたという報告はかなりの数に上っている。

 フィンランドでは、外科医が「軟骨の損傷」を手術するために、患者を手術室に入れた。
 うち、半分の患者が実際に手術を受けている。
 他の患者は麻酔をかけられ、切開されたが、手術自体は、その真似をするだけであった。
 それでも、両グループとも改善が見られた。

 別の研究では、脊椎を損傷した患者を対象とした。
 患者の半分に「椎体形成術」を施し、他の患者には「偽手術」を実施した。
 そして、こちらも「本物の手術」と同様の効果が「偽手術」から確認されたのだ。
 「偽手術」が効く仕組みについては数多くの謎が残されたままだが、その意味合いは極めて重要であろう。


    この記事は「海外サイトの原文」に基づいて意訳したものです。
      toptenz




 英開業医のほぼ全員が「プラシーボ効果」を狙って「偽薬」を処方したことがある
 【「カラパイア  不思議と謎の大冒険」
より 】

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 先日、「プラシーボ効果」に関しての興味深い事実をお伝えしたかと思うが(参照記事)、
 例え、薬効成分がまったく含まれていない「偽薬」でも、「心理的暗示効果」により、
 時として、我々の身体を治癒する場合があり、なぜ、そうなるのか、その全貌はいまだ解明されていない。
 人体におきる不思議な現象の1つであるということはわかって頂けたかと思う。

  実際に医療現場では、「プラシーボ薬(気休めの薬偽薬)」をどう扱っているのか?
 興味深いデータが発表となった。

 英国の一般開業医の約97%が患者に「プラシーボ薬(気休めの薬偽薬)」を出しており、
 しかも、75%が「少なくとも週1回」はそうした処方を行なっていることが調査結果で明らかになったという。


 3月21日に発表された「オックスフォード大学」と「サウサンプトン大学」の合同チームが、
 一般開業医783人に行なったインターネット調査によると、
 医師の大多数が「偽薬」や「有効性の証明されていない治療法」を用いたことがあると回答した。

 これには、有効成分を少量に抑えた薬や、
 問題となっている症状に対する有効性が証明されていない栄養補助食品(サプリメント)、
 ウイルス感染が疑われる場合にもかかわらず、抗生物質を処方することなどが挙げられている。

 医師のうち、約12%は「砂糖を固めた錠剤」や「食塩水」など、
 有効成分がまったく入っていない「正真正銘の偽薬」を使ってさえいた。

 また「プラシーボ薬を使うことは絶対に認められない」と答えたのは33%だけで、
 66%が「状況によっては許せる」と答えた。
 さらに、必要がないのに「健康診断」や「血液検査」を行なうなど「不謹慎とされる措置」も、
 「(患者の心を落ち着かせるために)場合によっては許される」と84%の医師が答えた。

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  なぜ、医師らは「プラシーボ薬」を使用するのか?

 その理由を多くの医師は、患者から治療を強くせがまれた場合や、
 患者を安心させるための「心理的な治療効果を与えるため」と回答した。

 ただし、90%以上の医師が「患者との信頼関係が脅かされる場合には、プラシーボ薬を処方するべきでない」としており、
 また、80%以上の医師が「患者を騙すことになる場合は反対だ」と回答した。

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 臨床での「プラシーボ薬(気休めの薬偽薬)」の使用は、
 英国の「医療監督機関」である「英医事委員会」の倫理指針や「英国医師会」の方針にも反している。

 しかし、論文の共著者である「オックスフォード大」のジェレミー・ハウイック氏は、この調査結果について、

   「プラシーボ効果」を狙った治療は、医師が患者を騙していることには当たらない。
     調査結果により、英国で広く「プラシーボ薬」が使われていることが示されたが、
     医師たちは、それが「患者の助けになる」と考えてやっている。


 と述べている。

 さらに「プラシーボ効果」を医師らが広く支持しているという証拠が示されたことから、
 倫理指針を見直すべきだとも述べた。

 また、米オンライン科学誌「プロスワン」に発表された同研究によると、
 「プラシーボ効果」を狙った措置は、英国以外の国でも同程度に行なわれているという。


    この記事は「海外サイトの原文」に基づいて意訳したものです。
      PHC AFP BBC



 「暗示的効果」により、例え「偽薬」でも、人間の「自然治癒力」を高めてしまうという「プラシーボ」。
 人間の脳に関する研究がもう少し進めば、その理由が解明される日が来るのかもしれないが、
 身体に害のない「偽薬」で、実際に症状が抑えられ、健康を取り戻すことができれば、
 それはそれで良いことだとは思うのだけど、
 実際は「プラシーボ効果」によるものなのに、さも「身体に効く薬効成分が含まれている」として、
 一部の「心無い業者」が高額で変な商品を売りつける的な流れにはなってほしくないよね。

 よく、テレビ番組で「毎日 ○○ を食べると、△△ に効く!」などの特集があるけど、
 あれも、実は「プラシーボ効果」によるものも多かったりするのかな?
 「プラシーボ効果」は、身体の症状だけでなく、検査結果などの数値にも表われると言うしね。