当記事は『田中クリニック』理事長院長の「田中善」医師による “ビタミンDは、癌の発生、再発転移の予防に大きな効果がある” という内容の記事です。

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田中クリニック 理事長院長 田中善 医師


 ビタミンDは、すでに「抗がん作用」があることが科学的医学的に証明されており、癌治療において重視されてきています。私も、癌治療において、このビタミンDを非常に重視しています。

 ビタミンDの多くは『日光浴』によって体内で生産されます。
 当記事とともに、ぜひ「ビタミンD による「抗がん療法」( ビタミンD の「抗がん作用」)」カテゴリの記事もご参考にされてください(ビタミンDについて、より深く知ることができる記事を掲載させて頂いています)。
 よろしくお願いします m(__)m

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 ビタミンDによるがん治療
 【「田中クリニック」
より 】


ビタミンDは、がんの発生、再発転移の予防に大きな効果があります

 最近、ビタミンDの有効性に関する論文が多く出ています。
 ビタミンというよりはコレステロールから合成されるステロイド様ホルモン物質(コルチゾールエストロゲンプロゲステロンなど)と考えられています。
 がんのみならず、高血圧、動脈硬化、糖尿病、関節リウマチ、うつ、認知症、脳神経疾患(パーキンソン病など)、婦人科疾患(子宮筋腫更年期障害など)、感染症(インフルエンザなど)、アレルギー疾患(花粉症など)に関係する重要な物質と考えられるようになりました。

 がんに関しての論文を考察してみますと、血中のビタミンD濃度が低い場合には、大腸がん乳がんの発症が2倍になること。その他、卵巣がん前立腺がん膵がん食道がん口腔がんにおいても確認されています。
 アメリカの「国立がん研究所NCI)」においても、17,000人を研究対象として、ビタミンD血中濃度の高い人は、低い人に比べて大腸がんの発症率が75%低いということを発表しています。
 2007年、カナダがん学会は成人では毎日1,000IU を摂取すべきと勧告しています。
 また、すでに、がんに罹っている患者さんでは、がんの進行や再発転移の抑制効果を認めています。


 ビタミンDの作用は遺伝子を介したものと最近は認識されています。
 そのため、ビタミンDは正常でも人の遺伝子の3%を制御していると考えられ、その働きの多くは細胞の分化や増殖の調整です。すなわち、正常細胞が正常な細胞分裂を継続し、がん細胞が異常な増殖をしないように直接抑制しています。

 また、抗菌ペプチドを誘導してウイルスや細菌などの感染に対して抵抗力を増す作用や免疫を調整する作用を持っており、風邪などの感染症がきっかけとなり、がん細胞の活動性が増したり、発熱による体力の消耗を抑制する働きがあります。


 当院では、がん患者さんをはじめ、各種疾患の患者さんに対して、ビタミンD血中濃度(25(OH)D)を測定することが可能です。その結果、血中濃度の低い方には当院の治療法に従ってビタミンDサプリメントを服用して頂き、がん、その他の疾患の進行阻止を目標にしたいと思います。
 定期的なビタミンD血中濃度測定により、ビタミンD投与量を増減します(約3ヵ月に1回)。
 希望の方は当院のスタッフにお申し出ください。



がんとビタミンD

 ビタミンDは「がんのリスク」を低減させることが期待できるということが、いろいろな研究で解ってきました。

 ビタミンDの体内での状態を表す指標である「25-(OH)VD3」の濃度が高い方が「がんのリスク」が低いという結果が出ています。

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ビタミンDによるがん予防と進行阻止

 当院では、がん患者さんをはじめ、各種疾患の患者さんに対して、ビタミンD血中濃度(25(OH)D)を測定することができるようになりました。その結果、血中濃度の低い方には当院の治療法に従ってビタミンDサプリメントを服用して頂き、がん、その他の疾患の進行阻止を目標にしていきたいと思います。