次の記事にて、昭和大学医学部の客員教授の「堀泰典」医師(医学博士歯学博士薬学博士)がご自身の重度の「パニック障害」を、股関節の「トリガーポイント筋肉や筋膜に生じるコリ)」を痛みに耐えて「揉みに揉んで」治した話を「In Deep」さんからご紹介させて頂きました。


    パニック障害は「揉んで」治る?
     『トリガーポイント(筋肉や筋膜に生じるコリ)』を(痛いのを我慢して)揉みに揉んで
      パニック障害を「自力で」完治した 堀泰典 医師!



 「堀泰典」医師(医学博士歯学博士薬学博士)の「安保徹」医学博士との共著『最後は「免疫力」があなたを救う!』にこの話が載っています。


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堀泰典 医師(医学博士歯学博士薬学博士



 「堀泰典」医師がご自身の重度の「パニック障害」を股関節の「トリガーポイント筋肉や筋膜に生じるコリ)」を「揉みに揉んで」治したというお話が大変興味深かったので著書を購入してみましたら非常に良い内容でした。

 「堀泰典」医師が実行したのは「経絡治療」であり、「鍼灸」「按摩指圧」に通ずる東洋医学東洋医療の世界の内容です。「痛み」を発している「経穴(けいけつツボ)」を「揉む」という「経絡治療」によって、心的疾患(精神疾患)である「パニック障害」や鬱病などが改善してしまうことに大変な衝撃を受けました。
 「経絡治療」とは、ここまで大きな可能性を秘めているんだなと感じました。

 やはり、心的疾患(精神疾患)は「肉体が関与している」ところがあるのです。
 「断食」によって心的疾患(精神疾患)が軽快したり治ったりする症例があるのを見ても、これは理解できます。「断食」は身体の中をいろいろと改善する効果がありますから、この「断食」をすることにより「身体の中の何かが改善される」ことによって、心的疾患(精神疾患)が軽快したり治ったりするのです。
 鬱病は「ビタミンミネラルという微量栄養素の不足から起こる」とも言われており、この場合、食事療法栄養療法が鬱病の改善に効果すると考えて良いでしょう。
 また、心的疾患(精神疾患)は「ミトコンドリアが関与している」という見解もあり、この場合、ミトコンドリアの賦活活性化が心的疾患(精神疾患)の改善に効果すると考えられるわけです。

 つまり、肉体的な改善 心的疾患(精神疾患)の改善、という流れがあるのです。
 「堀泰典」医師が股関節の「トリガーポイント痛みを発する場所」を揉みに揉みほぐして「パニック障害」を改善した症例も、まさに、肉体的な改善 心的疾患(精神疾患)の改善、という流れがあることを打ち明けるものです。「経絡治療」が心的疾患(精神疾患)の改善に効果するという期待が持てます。

 それで、当記事ではその「経絡治療」に関する部分をご紹介させて頂こうと思います。
 この内容は、お金を払って「鍼灸治療院」や「マッサージ院」に行かずとも、誰でも一切無料で自宅で簡単に実行できる『自己療法』に成り得るものです。
 安価な商品で数百円ほどしますが(高価な商品だと数千円します)「マッサージ棒」を使用すると指や手が疲れることなく楽にできるでしょう。お金がかかっても、治療器具代だけで済みます。
 治療院に行けば、治療費は1回3000~6000円はかかります。10回も通えば、ウン万円になるでしょう。食養でも何でもそうですが、しっかりとした道具治療器具を購入して関連図書に学び、自分で習得して行なうのが(自宅で『自己療法』を行なうのが)治療費を一番安価に済ませることができます。まず、病院や治療院に頼れば、治療費は桁が一つも二つも増えて高く付くものです。常に、自宅による『自己療法』を考えたほうが得策です。
 私はいつもこのパターンです。当然、これには『自己責任』が伴いますが、いろいろと知識や技術が増えますし、真面目にやれば、案外と誰にでもできるものです。みなさんも、ご自分が興味が出たものは何でも楽しく実践して、どんどん身に付けていってください m(_ _)m

 現代の日本は、心的疾患(精神疾患)に悩んでいる人が大勢います。
 私の母も、ずっと「不眠症」に苦しんでいます。
 私はこの「不眠症」も心的疾患(精神疾患)の一つとして捉えていますから、母に当記事の内容を伝えたところ、母は「股関節」などの「トリガーポイント痛みを発する場所)」を指圧するようになりました。
 これで、母の「不眠症」が改善してくれることを期待しています。

 当記事が、心的疾患(精神疾患)に苦しんでおられる方々に何か参考になって頂ければと思います。
 よろしくお願いします m(__)m

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最後は「免疫力」があなたを救う!

安保徹堀泰典(共著) 扶桑社  2013年刊



 第4章 身体の部位別 医師が教えるカンタン健康法

足首の異常は全身の異常! ―― 健康の土台になる足首を守れ

足首は体の土台。それが崩れれば全身が崩れる

 足首を捻挫したら、どこを治療しますか? 「バカなことを聞くな」と、怒らないでください。ふつうは接骨院などに行き、足首を治療します。ただ、1日では治りません。症状の程度によりますが、2週間から1か月はかかるのではないでしょうか。完治までは足首をかばって歩いたりして、不自由な生活になります。
 ところで、今度は5階建てのビルを想像してください。不幸にもこのビルは土台に手抜き工事があり、1階の柱が折れて傾いてしまいました。
 さて、壊れているのは1階の柱だけでしょうか。いえ、違います。1本の柱が折れると、ほかの柱も歪み、ヘタをすれば折れてビルそのものが倒壊しかねません。
 じつは、人間の体もこれと同じです。足首を捻挫すれば、その周辺の筋肉が歪み、それが全身に異常を与えかねません。また、足首をかばって生活しているうちに、膝や腰などにも負担がかかります。捻挫が治っても、無意識のうちに足首をかばってしまうため、歩き方のバランスが微妙に崩れ、それが思わぬ全身のトラブルにつながりかねないのです。
 現代医学は、残念ながら「部位別医学」です。悪いところしか診ません。天井から雨水が漏れていても天井の水を止めることしか考えず、建物の基礎が歪んで雨漏りが起こっていることなど想像すらしないのです。これでは根本的な治療などできるわけがありません。膝痛や腰痛など慢性的な症状がなかなか治らないで困っている人は、過去に捻挫の経験がありませんか? 捻挫で足首の筋肉がずれてしまったり、無意識のうちに足首をかばって歩いてしまったりして、姿勢の乱れが思わぬ障害の原因になっているかもしれません。


足首の捻挫が顎関節症の原因だった

 顎関節症という病気があります。これは顎関節に痛みが生じ、口を開閉するときにコキンという音がしたり、口を大きく開けられなかったりする病気です。原因は歯ぎしりや片側の歯だけで嚙むことによる嚙み合わせの異常により、顎関節に障害が出ると考えられています。
 こうした原因から顎関節症になる人もいますが、足首の異常も大きな原因になっていることを理解しているドクターが果たして何人いるでしょうか。
 なぜ、足首と顎が関係しているのか、疑問に感じる人も多いと思います。じつは、足首の長短腓骨筋という筋肉は、途中、いくつかの筋肉を経由し、咬筋にまでつながっているのです。つまり、捻挫によって足首の長短腓骨筋がずれると、咬筋にまで悪影響が及び、嚙み合わせがおかしくなってしまうのです。このつながりに気づけば、足首の長短腓骨筋のずれを治せば、顎関節症が治るという発想が浮かびます。
 このことは、学会で発表しても当初は賛同を得られるどころか、罵詈雑言を浴びせられることもありました。当時、顎関節症は嚙み合わせの異常で発症するというのが常識とされており、私の説は異論だらけでした。しかし、少しずつですが理解者が現れ、マスコミなどにも評価されるようになってきたのです。
 その後、1995年、「第5回 日本顎頭蓋機能学会学術大会研究発表」において、手術をしても治癒しなかった顎関節症の患者さんが、私の治療により完治した様子や、そのほか、足首に関連した顎関節の治療ビデオを流しました。
 百聞は一見にしかず、です。ビデオの効果は抜群で、それ以降、その学会では、私の治療法に異論を唱える歯科医はひとりもいなくなり、何人もの先生が教えを請いに来てくださいました。その数日後、当時、顎関節症の権威と言われる教授が「顎関節症は全身を診て治療する総合医療が必要」とTVで言い出したのを見て喜んだ次第です。
 私はこれまで数多くの顎関節症の患者さんを治してきました。多分、世界で一番多く完治させてきたと自負しています。それは既存の治療法にとらわれず、体全体を診て、原因を追究できた結果だと思っています。顎関節症だからといって、単純に嚙み合わせが原因だと考えず、治せなかったら他に原因があるはずだともっと大きな視野で、患者さんの体を診ることが大切だと思うのです。


こわれた足首は補強工事が必要だ

 形あるものは必ず壊れます。道路やトンネルなどもそうです。長年、放っておけば亀裂などが生じ、思わぬ大惨事を招きかねません。そのために、古くなったものほど補修や補強工事が必要になってきます。
 足首も、過去に捻挫経験がある人はもちろん、そうでない人も「補強」しておくにこしたことはありません。
 とくに気をつけてほしいのが、ハイヒールです。女性は男性に比べて筋肉が少ないうえ、あんなにかかとの高い靴を履いていれば、筋肉が慢性疲労を起こし、凝り固まってしまう可能性が大です。そのコリや歪みが膝や腰、ひいては偏頭痛や顎にも表れかねません。鉄道にたとえれば「足首発、全身行きのトラブル電車」ということにでもなるでしょうか。
 少し専門的になりますが、私の調べたところによると捻挫は、長短腓骨筋  梨状筋  背筋  後頭直筋  側頭筋  咬筋と痛みを出すケースもあるようです。坐骨神経痛、梨状筋症候群、後頭部頭痛、片頭痛、顎関節症が一度に治るケースもあります。お心当たりの方は足首を補強してください。
 そこで、足首を少しでもいたわるためにも、女性はなるべくハイヒールを履く機会を減らしてください。スポーツシューズを、とまでは言いませんが、なるべく履きやすくて、安定感のある靴にしましょう。靴下でおすすめなのが、5本指靴下です。足指がそれぞれ独立しているので、ふつうの靴下と比較して足の安定感が増します。土台である足がしっかりしてくれば、体全体も安定してくるはずです。
 足首のもみほぐしも効果的です。私が行う足首の治療ではかなりの刺激を与えます。自分で足首をもむ場合は、気持ちいいという箇所はほんの少し強めに刺激するといいでしょう。強めに刺激することで、筋肉のコリがほぐれ、柔軟性が増し、血行などもよくなってきます。


足の裏は「最高の名医」

 足首に関連して、足裏についても言及します。東洋医学では足裏が重視されており、街中にも足裏マッサージ店などが少なくありません。これほど普及し、市民権を得ているにもかかわらず、西洋医学が見向きもしないのはどういうことでしょうか。私には、西洋医学のドクターが東洋医学を軽視しているとしか思えないのです。
 でも、実際は、足裏をもみほぐしたら、体調がよくなったという人は数え切れないほどいます。足裏は全身の反射区だといわれています。つまり、足裏をもみほぐすということは、全身をもみほぐすということなのです。なぜ、足裏が全身の反射区になっているのか、詳しいことはわかりません。おそらく、東洋医学でいう経絡(気の通り道)が足裏を通じて全身につながっているからでしょう。たかが足裏、されど足裏です。足裏をもみほぐせば、軽い不快症状なら十分治る可能性が大です。

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  (中略


うつ病、パニック障害は「股関節」をもめ! ―― 薬よりも体の歪みを正すべし

抗うつ薬の市場は1000億円以上

 いまや、うつ病は社会現象になってきました。患者数は増加の一途をたどり、一方で治ったという患者さんの声はほとんど聞きません。つまり、いまの日本の医学では、一度うつ病になったら、生涯、薬をのみ続けなければいけないのです。
 日本経済新聞によれば、2011年の抗うつ薬市場は前年と比較し、11.9%増の1225億円に上り、2017年には1500億円の市場規模になるというではありませんか。
 実は、抗うつ薬の多くは麻薬並みに依存性の強いものです。一時的には回復の兆しが見えますが、それも長続きせず、再び薬に頼るようになります。そのうち薬剤耐性によって薬が効かなくなり、どんどん強い薬になる。そして、その強い薬も効かなくなるという、まさに悪循環なのです。
 また、うつ病というと最悪の場合、自殺にいたるケースが心配されます。驚いたことに自殺者の7割が精神科を受診しているというのです。これは全国自死遺族連絡会の調べによってわかりました。しかも、その多くは抗うつ薬をのんでいました。精神科受診でかえって自殺のリスクを高めていると思うのは私だけでしょうか?
 昨年、年間自殺者数は久しぶりに3万人を割りましたが、数字には表れていない自殺者がいることを考えると、うつ病を取り巻く処々の問題の解決の兆しはまだ見えていないといえます。


私も苦しんだパニック障害

 うつ病と並んで、治癒が難しいとされているのが、パニック障害です。パニック障害とは、突然、動悸やめまい、発汗、心拍数の増加といった症状が出る病気で、脳の神経伝達物質が誤動作を起こし、必要以上に恐怖心や不安感を感じることなどが原因として挙げられていますが、詳しくは解明されていません。
 パニック障害はうつ病を併発しやすく、そうなると治療も厄介になるといわれています。じつは、私も28歳から35歳までの約8年間、パニック障害に悩んだ経験があります。それは本当に辛かった。無気力、イライラ、不安、息苦しさ、激しい動悸やめまい、多量の発汗などとともに絶望感に襲われ、心は暗黒の広い荒野を漂っているようで、頭のなかはいつもどしゃ降りの雨でした。
 最悪なときは、些細な音でも心臓を張り裂けんばかりのすごい動悸が襲ってきました。椅子から立ち上がると、いつもめまいに襲われ、俗にいう起立性失調症が起き、何かにつかまらなければ数メートルも歩けませんでした。車から自分の診療所の入り口までに行くのもひと苦労だったのです。
 しかし、残念ながら現代医学では治すことができませんでした。ですから、私は他人を頼ってはいけないと一大決心をし、自分で治すことにしたのです。
 学生時代にこれほど勉強していればと思うくらい、さまざまな勉強をしました。でも、現代医学で治せなかったのだから、基礎知識は現代医学を活用するものの、学問的には斜めの方向から見たほうが解決への道が開けると思いました。
 そして、一見、パニック障害とは関係がなさそうな、筋肉の反射や脳脊髄液(脳の機能を正常に保ち、すべての身体機能、精神機能にかかわっている)の循環作用を勉強していくうちに、静脈孔などを開く方向に嚙み合わせのベクトルを掛けることに気付きました。
頚静脈孔という穴は、上顎の奥歯の近くにあり、頚静脈や副交換神経である迷走神経が走っています。その穴が嚙み合わせの異常、歯ぎしりやタッピングなどで、狭窄が起こることによって静脈が圧迫されたり、迷走神経が軽い障害を受けたりすることにより、痙攣、呼吸障害唾液分泌障害心臓の不整脈胃腸の機能障害などさまざまな症状が出てきます。ほとんどの場合はレントゲン、CTやMRIに写るような変化ではなく、原因不明だと言われます。そして思い悩み、いつしか精神的にやられ、うつ病やパニック障害になってしまうことが多いのです。その他の原因としては、脳脊髄液循環異常の場合が多いと思います。
 当時の私は、まず、自分の気になるところ、凝っているところ、痛いところを探し、もみほぐすことにし、股関節を痛めていたので、最初に股関節から攻めることにしました。
 そしてあるとき、股関節のトリガーポイント(筋肉や筋膜に生じるコリ)があるのを見つけ、それをもみにもみました。痛いの、なんのって、ものすごく痛かったのですがめげずにもみました。来る日も来る日も痛みに耐えてもみました。
 毎日もんで1年が過ぎたころ、ある日、プチッと音がしました。トリガーポイントがつぶれた瞬間に視界が一瞬で晴れたのです。そのとき、パニック障害が治ったと確信し、実際にそのとおりでした。
いま考えると、私の場合は股関節がパニック障害の根本原因でした。現実は股関節付近の筋肉が凝り、それが尾骨運動を抑制し、脳脊髄液の循環を妨げていたことが大きな要因だったと考えられます。つまり、人間の体は連動しており、脳脊髄液循環が正常になり、パニック障害が治ったのだと思います。
 私は完治したとき、専門の先生方は一生懸命だとは思うものの、現代医学は何をしているのだという怒りを覚えたのも事実です。
 簡単にいいますと、うつ病やパニック障害は、 静脈孔、破裂孔の狭窄による脳内浮腫や迷走神経圧迫による副交感神経異常、 脳脊髄液循環異常に大別され、静脈孔、破裂孔の狭窄は歯科の先生が、脳脊髄液循環異常は整形の先生が治すもの。つまり、精神科医に頼る疾患ではないのです。


自分でもできる「股関節もみ」

 私のパニック障害は股関節のコリが原因でした。同じように、体の一部にコリがあると、それが結果的に脳脊髄液の循環を阻害し、パニック障害だけでなく、うつ病を発症することがあります。体のどこにトリガーポイントがあるか、自分自身でそれを調べることが大事ですが、意外と多いのが、私の場合もそうであったように股関節です。昔と比べて日常的に歩くことが少なくなったため、股関節の機能が低下し、痛めやすくなっています。それに猫背をはじめ姿勢の悪さなどが加わり、いつのまにか股関節が悪くなってしまうのです。
 股関節のほか、膝関節を痛める人も多く、それもうつ病やパニック障害の原因になっていることがあります。要は、体はすべてつながっていて、どこかにコリが生じると、それが脳脊髄液の循環を狂わせ、うつ病やパニック障害を起こしてしまうのです。ほんとうのことをいえば、私がじかにコリをほぐし、こうした心の病を改善させてあげたいのですが、時間がありません。そこで、誰でもできる、コリのほぐし方を紹介します。ただ、即効性を求めてはいけません。私の場合も1年かかりました。症状が重いほど時間はかかります。しかし、副作用もなければ、費用もなし。試して絶対に損はないので、ぜひトライしてみてください。

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低体温がうつ病の原因になる安保教授より

 わが国では、年間約3万人の人が自殺によって亡くなっています。病苦とうつ病が原因の大多数を占めており、働きざかりの30代、40代の男性の自殺者が突出していることが特徴的です。
 その一方で、抗うつ薬の市場が拡大しているのは皮肉なことです。うつと自殺は切っても切れない関係にあります。
 うつ病の原因としては、セロトニンやノルアドレナリンなど脳内の神経伝達物質の不足が挙げられます。これらの脳内物質は、意欲や活力などを伝達する働きがあるため、不足すると憂うつ感を招くといわれています。
 私は、この憂うつ感の原因は低体温にあると考え、治療の柱は体を温めることだと考えています。知り合いのうつ病の治療家も「うつ病の人は、例外なく極端に体が冷えている」と言っていました。
 体が冷えると、心も活力を失います。
 このしくみは、ミトコンドリア(細胞内でエネルギーを生成する器官)の働きで説明することができます。
 脳神経細胞にはミトコンドリアが多く、日夜働いています。しかし、低体温になるとミトコンドリアの活動が鈍り、心の活力が失われていくのです。うつ病を根本から治すには、低体温の改善も必要になってくると思います。