今回、ご紹介させて頂く記事は「奈良県立医科大学・産科婦人科学教室」様と「浜松医科大学・産婦人科学教室」様からです。この2つの記事は同じ内容であり、おそらく、同じ研究機関によるものと思われます。

 最初にご紹介させて頂きます記事は、一般素人向けに作成したものだと思います。
 なので、一般素人でも理解しやすい内容になっています。
 この内容を科学的医学的に難しく解説しているのが、2つ目にご紹介させて頂きます記事です。


 この2つの記事の内容を簡潔にお話ししますと、こうなります。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 ヒト(人間)の「羊水」「尿中」「血中」には『ビクニンBikunin)』という物質が豊富に存在している。
 この『ビクニン』には「癌転移抑制作用(癌の転移を抑制する働き)」と「抗炎症作用(炎症を抑制する働き)」があり、癌治療に有効する。

 『ビクニン』と同じ製薬は、すでに、持田製薬から「ミラクリッド」という医薬が発売されている。
 この持田製薬の「ミラクリッド(ビクニン』と同じ製薬」は「ヒトの尿(人尿)」から精製した医薬である。
 〔  ミラクリッド | 持田製薬株式会社 〕

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


 製薬会社は「人尿」に含まれている有効成分を精製し、様々な医薬を販売しているのは事実です。
 過去から、世界中の製薬会社は無料か捨て値で「人尿」をかき集め、「尿中の様々な有効成分」を精製して医薬をつくり、高額な医薬として販売して巨万の富を築いてきました。
 これは、医薬の専門家(製薬会社)が「尿の価値」を科学的医学的に暴露しているものです。

 当ブログサイトには、これに関連する次の記事があります。

    人尿に含有されている有効成分を抽出して薬を製造している製薬会社の一例


 ここらへんの内容は、次の『尿療法バイブル』に詳しいです。


 私も、私の父母も『飲尿療法』をしています。
 父は元腎臓癌患者ですが、本人の理解の上で、父は「癌の再発予防」として『飲尿療法』をしています。

 この『尿療法バイブル』は本当に素晴らしい名著であり、「医療ビジネスの闇」に関する内容も明記されており、『飲尿療法』を実行する上で必要な知識が非常に豊富で、尿に関する様々な医学論文も多数掲載されています。
 この『尿療法バイブル』は、私の母のお気に入りの一冊です。


 上記の如く、当記事でご紹介させて頂く癌研究報告が伝える、尿中に含まれている『ビクニン』という天然の物質は、癌治療における重要な「癌の転移を抑制する(癌転移抑制)」「炎症を抑制する(抗炎症)」という2つの作用が科学的医学的に確認されたものです。
 『ビクニン』には、癌の転移を抑制し、炎症を抑制する作用があります。
 「癌の炎症が抑制される」ことは「癌を抑制する」ことを意味しますから、この「炎症を抑制する(抗炎症)」という働きは、癌治療においてもとても重要なのです。
 『ビクニン』は「癌の増殖を止める作用」は非常に弱いので、癌の増殖そのものを抑制する能力を期待することはできませんが、しかし『ビクニン』が有する「癌の転移を抑制する(癌転移抑制)」「炎症を抑制する(抗炎症)」という2つの作用は、癌治療における重要な「抗がん作用」ですから、『ビクニン』も「天然の抗がん療法」の一つとして捉えることができるでしょう。

 この『ビクニン』は、人尿に豊富に含まれています。
 これは、人尿が「癌の転移炎症を抑制する」のに役立つことを示唆しています。
 つまり、当記事でご紹介させて頂く2つの記事は、『飲尿療法』が「癌の転移炎症を抑制する」のに役立つことを科学的医学的に打ち明けているのです。

 『飲尿療法』で「炎症が治まる」症例が多く存在していますが、これは人尿中に豊富に含まれている『ビクニン』による「抗炎症作用(炎症を抑制する働き)」の恩恵だったのでしょうね!

 例えば、私の母は『飲尿療法』がお気に入りで、母の尿はハーブティーのよう飲め、非常に清浄な尿をしていますが(これは、母が「生菜食」を継続していることで得ている恩恵でしょう♪)、母は以前、片目が「オオカミの目」のように充血して酷く痛んだ時があり、その時、眼科に行きましたが、母が目薬の件でいろいろと質問した時に眼科の医師が茶を濁す返答をし、そのことで母は眼医者に対して不信を感じるようになり、それっきり眼科には行かなくなりまして、目薬の代用として『尿療法バイブル』に載っていた「尿点眼」を行なうことで、酷い痛みの伴った充血をたった2~3日間でサクッと治したことがありました。
 これは私も実際に確認しましたが(目前に見ましたが)、あれだけ「オオカミの目」のように酷くなっていた目の充血が「尿点眼」を行なうこと2~3日間で元の「白い目(もちろん、角膜は黒のままです)」に戻っていたのには私も驚きました。これ以降、母はますます『尿療法』がお気に入りとなったようです。
 この時なども、おそらく、人尿に豊富に含まれている『ビクニン』による「抗炎症作用(炎症を抑制する働き)」によって、あれだけ酷かった母の目の充血の炎症がたった2~3日間で治まってくれたのかもしれませんね。
 このように、病院の医薬を安易に使用するよりも、『尿療法』のような有効する自然療法を知っていると、無料な上、副作用も無く治せるので非常に便利です。「尿点眼」は『尿療法』の中では非常にポピュラーなものです。



 この100年間で、一番多かった医学論文は「尿に関する論文」だったと言います。
 2013年には、カナダの「アルバータ大学」が「尿中に含まれる3000以上の代謝物」を発表しています。
 これらの代謝物は、癌をはじめとする様々な治病に役立つ有効成分です。
 ここは、次の記事をご覧ください。

    研究者は、尿中に何を見るか?【 カナダ「アルバータ大学」】


 人類の「尿の医学的利用」は、3000年以上の歴史があると言われています。
 『飲尿療法』は太古から続く「人類最古の自然療法」であり、世界中で癌患者を一番救っている自然療法です。

 癌患者の尿には「癌抗原」が含まれていますので、この「癌抗原」を含む自尿を毎日コツコツと摂取していけば、これが「天然の癌ワクチン」と成り、自身の癌免疫が改善強化されて再建される『自己免疫の改善化』が起こり、体内で発生した癌を抑制駆除してくれる強い癌免疫が身体に形成されます。

 例えば、私の父は右腎臓癌を手術で切除した元癌患者なのですが、『飲尿療法』には上記の『自己免疫の改善化』がありますから、『飲尿療法』は父が「癌の再発予防」を果たすのに大きな助けとなります。もし、万が一、父に(当人が気づかぬうちに)癌が再発していたとしても、『飲尿療法』により常に強い癌免疫を維持していれば、癌が大きくなる前に(まだ非常に小さいうちに)再発癌を抑制駆除してくれるでしょう。つまり、もし、父に癌が再発していても、強い癌免疫が再発癌を小さな単位で抑制駆除してくれるわけです。正常に機能する強力な癌免疫さえあれば、もし癌が再発しても、その再発癌を大きくさせないと思います。

 尿中に含まれている『尿酸』には、悪玉活性酸素の「ヒドロキシルラジカル」を除去する強力な「抗酸化作用」があり、身体の「酸化ストレス」を抑制します。癌とは「身体の酸化酸化体質)」の最終的結末として発生する症状ですから、「身体の酸化酸化体質)」を改善する『尿酸』を含む尿を利用するのは、上記の『自己免疫の改善化』と併せて、立派な癌治療となるのは言わずもがなです。

 詳しくは、次の記事の「冒頭の黄囲み部分」をご覧ください。

    強力な「抗酸化作用」のある『飲尿療法』は万病に効く!【飲尿療法が持つ2つの顔:
     癌を叩いて追い詰めながら、癌免疫を改善して強化する『自宅でIPT療法』のやり方】



 また、これに付随する「理化学研究所」の癌研究報告も参照してみてください。

    癌の死細胞を食べ、癌免疫を活性化する「新マクロファージ」を発見
     - 効率的に癌免疫を誘導する新しい免疫治療への応用に期待
     【「理化学研究所」による癌研究報告 】



 しかも、尿中には「抗がん作用」がある物質『アンチネオプラストン』『H-11』『ベータ・インドール酢酸』『ジレクチン』『3-メチグリオキザール』などが含まれていることが科学的医学的に正式に確認されています。
 「ニカラグア」のガン・センターでは『食事療法』に『尿療法』を併用して癌治療を行なっています。
 日本では「久留米大学」にて、人尿から精製した『アンチネオプラストンA-10』がネズミの癌の増殖を抑制し、癌細胞を壊死(細胞組織が死んでしまうこと)させることを証明しています。

 ここは、次の記事をご覧ください。

    癌患者は、必ず「飲尿療法」をすべし!(3)
     【ゲルソン療法と尿療法の併用の勧め:星野仁彦医学博士】




 以上の内容をご覧になって頂けば、『飲尿療法』が癌治療に有効する大きな可能性があるのは、すでに、科学的医学的に確認証明されている事実であり、『食事療法』を母体として「癌治療に有効することが科学的医学的に証明されている様々な自然療法」と併用して『飲尿療法』を活かし、ご自分の尿(自尿)を活用することは、癌患者の癌を改善治癒に導く大きな力となるのは言わずもがなです。
 この『飲尿療法』を活かすかどうかは、癌患者さんの理解に委ねられます。
 一切無料で手に入るこの『飲尿療法』を活かすかどうか、癌患者さんはぜひご検討ください m(__)m


 また『飲尿療法』には、必ず守るべき「基本ルール」があります。
 『飲尿療法』を “いい加減” に行なっては絶対になりません。
 自己流だけで “いい加減” に行なってしまうと、『飲尿療法』が効果しない場合があります。

 『飲尿療法』を実行するにあたっては、この「黄囲み部分」の最後でご紹介させて頂いています『飲尿療法』関連の著書に触れたり、当ブログサイトの「飲尿療法(尿療法)」カテゴリの記事を必ずよくよく参照して頂いた上で、用法用量をよく守って真剣に実行されてください。特に、次の記事をよくご覧になられてください。

    飲尿療法は、必ず「起床してから一番最初に出る尿」を飲用すること
     【 飲尿療法を効果させるために守るべき、飲尿療法の『基本的ルール』】


    強力な「抗酸化作用」のある『飲尿療法』は万病に効く!【飲尿療法が持つ2つの顔:
     癌を叩いて追い詰めながら、癌免疫を改善して強化する『自宅でIPT療法』のやり方】



 そして、『飲尿療法』のポイントは「飲尿量」をできるだけ多く設定することです。
 「飲尿量」と「改善率」は比例しています。つまり、「飲尿量」が多ければ多いほど「改善率」が高まるのです。
 癌患者さんは一日「2リットル」以上の「飲尿量」が必要だそうです。
 それに、一日に出る尿をすべて(全尿)摂取すると「改善率」が飛躍的に高まります。
 これは『飲尿療法』の世界では常識となっています。

 これにつきましては、少し考えれば、すぐに理解できるというものです。
 結局、単純に言いますと、「飲尿量」を多くすれば、上記の有効成分をそれだけ「より多く摂取できる」わけですから、「飲尿量」が多ければ多いほど「改善率」が高まるのは自然の成り行きだと言えるでしょう。そうですよね!

 癌患者さんの中には、癌の悪化進行を阻止できなくなり、最後の頼みの綱として『飲尿療法』に手を出しても、用法用量を正しく行なわなかった(用法用量が間違えており、効果させるのに不足する範囲だった)ために、『飲尿療法』が正しく効果せずに亡くなられた癌患者さんも実際におられます。
 そういう癌患者さんを見てみますと、だいたい「飲尿量」が少なすぎて、一日「50~100ml」程度くらいしか摂取していないのです。これでは「飲尿量」があまりにも少なすぎです。これは『飲尿療法』に効果が無いというのではなく、『飲尿療法』の守るべき用法用量を正しく行なわなかったことによる失敗です‥。
 まして、癌が悪化進行しているほど「飲尿量」は必ず多く設定しなければなりません。
 『飲尿療法』における「飲尿量」の設定は極めて重要なので(効果するか否かを決めます)、『飲尿療法』を実行している方は、この「飲尿量」について真面目に考慮されてください m(__)m


 ここで一つ、大事なことを確認させて頂きます。

 私は「癌治療に有効する自然療法」として『飲尿療法』を強く推奨しています。
 しかし、『飲尿療法』だけで行なう癌治療は、私は推奨していません。
 癌治療における『飲尿療法』は、必ず『食事療法』を母体に置き、他に「癌治療に有効することが科学的医学的に証明されている様々な自然療法」を複合的に併用して組み合わせて行なう中での「一つの手段」として用います。

 今の癌は昔の癌とは異なり、活性酸素の大量発生によって身体の「酸化ストレス」が異常に高まることで「身体の酸化酸化体質)」が重篤になって、活性酸素により遺伝子が傷付いて暴走している「本物の癌」が多いです。
 これは「大酸化社会」になってしまった現代の日本に暮らす今の日本人の宿命かもしれません‥。
 今の「本物の癌」は、昔のように『食事療法』だけとか『飲尿療法』だけとか、たった一つの癌治療を行なうだけでは治らなくなってきています。
 この今の「本物の癌」を改善治癒するためには、『食事療法』を母体に置いたその上で「癌治療に有効することが科学的医学的に証明されている様々な自然療法」を複合的に併用して行なう必要があるのです。
 特に、重篤な「身体の酸化酸化体質)」になっている癌患者さんは、「身体の酸化酸化体質)」を急速に改善する『水素療法』や『電子治療』などの「抗酸化治療」「酸化還元治療」が大きく効果します。
 こうして「有効する自然療法の癌治療」を様々に併用して組み合せて行なうことにより、計画的に「癌の生還率」を上げていくのです。これは癌患者が「自力で」行なう作業(自力で行なう癌治療)であり、これを『自己療法』と言います。癌治療においては、この『自己療法』の有無が命運を左右するのです。

 『食事療法』には、癌細胞の最大のエサが「ブドウ糖」である以上、糖質制限食(ケトン食)は必須として用いたほうが良いです。糖質を無制限に摂取するのと、癌の増殖悪性化転移を抑制できる範囲まで糖質を制限するのとでは、当然、雲泥の差が生まれます。体内に癌を抱える癌患者が糖質を無制限に摂取することは、不要に癌を育てて進行させてしまう自殺行為であるとお知りください。
 ゆえに、言わずもがな、癌患者であるならば、糖質制限食(ケトン食)を必ず実行しておきましょう!
 糖質制限食(ケトン食)の有無も、癌患者の命運を分ける重大事です!


 なお、抗がん剤治療を行なっている癌患者さんは、尿に「抗がん剤の毒」が排泄されています。
 「抗がん剤の毒」が出ている尿など摂取すれば、大きな二次被害が出ます。
 ですから、抗がん剤治療を行なっている癌患者さんは『飲尿療法』は禁止です。
 『飲尿療法』はあくまで医療ですから、医療としての安全性をしっかりと守りましょう!
 これは、必ず守ってください。よろしくお願いします m(__)m



 上述しました通り、今の癌は昔の癌と違い、『食事療法』だけとか『飲尿療法』だけといった「一つの療法」だけでは治らなくなってきている「本物の癌」が増えています。この「本物の癌」とは、多量に発生した活性酸素により遺伝子が傷付けられて悪性度が非常に高くなっている、暴走した癌です。特に、遺伝子が傷付いている進行癌などは非常に危険だそうです。このような「本物の癌」は『食事療法』や『飲尿療法』だけでは抑えようも治しようもなくなってきているのです。
 今の癌はこの「本物の癌」が増えてきていますから、昔と同じように『食事療法』や『飲尿療法』だけですべての癌が治ると思ってしまうのは「単なる思い込み」であり、非常に恐ろしい無知であり、『食事療法』や『飲尿療法』だけ行なう癌治療は大変危険な行為です。癌患者さんはこの重要なる認識を深く持たれてください m(__)m

 通常療法はここを上手く突いて「食事療法はインチキだ!」とか平気で言っていますが、今では多くの医学博士医師の先生方が「癌治療において、食事療法は必須である!」と叫ぶようになってきているのは事実であり、また、三大療法(抗がん剤放射線手術)だけで癌治療を行なったり、『食事療法』を抜いて癌治療を行なうと、治せる癌を「治せなくしてしまう」のが癌の実際なのです。

 癌治療とはあくまで『食事療法』を母体に置いて「身体を治癒して蘇生するための基礎力」を養成し、その上で、当ブログサイトでご紹介させて頂いています「癌治療に有効することが科学的医学的に証明されている様々な自然療法」を複合的に併用して行なう必要があるのです。『飲尿療法』もその一つです。

 癌の正体は『癌体質』です。
 三大療法(抗がん剤放射線手術)だけで癌治療を行なうと『癌体質』が悪化して癌が治らなくなります。
 この『癌体質』を改善することができるのは『食事療法』を母体とする自然療法だけなのです。
 だから、今では多くの医学博士医師の先生方が訴えるようになってきていますが、癌治療を通常療法の三大療法(抗がん剤放射線手術)だけで行なってはならないのです。「癌を治す」ための癌治療とは、必ず『食事療法』を母体とした自然療法を中心に置かなければならないのです。

 この事実に対して、世の多くの大人たちがいまだに無知であり、この無知が癌患者の生命を簡単に奪っていく足枷となっているのです。無知は恐ろしい不幸を招きます。

 『医療の真実』『癌の真実』に対して、まだ多くの大人たちが「眠ったまま」なのです。
 世間には今も、目が覚めているようで「眠ったまま」生きている人たちがあまりにも多いです‥。
 「眠ったまま」生きているだけの「ロボット人間」が、あまりにも‥、あまりにも多すぎる…。
 この人類の時節に入ってしてなお、いまだ『真実』という認識も『真実』への意識もない人たち、また『真実』を何も知らない人たちは、ご自分が「眠ったまま」生きている「ロボット人間」であることを悟られてください。

 世の癌患者が救われるためには、世の癌患者全員がこの「眠り」から「目を覚ます」しかないのです。
 次の記事にて「崎谷博征」医学博士がお伝えしてくださっているように、通常療法には一般市民が気づかない‥、癌利権が企む「恐ろしい罠」が事実あるのです。知っている人にとっては、これはもはや常識です。

    医療ビジネスの闇 ~ “病気産生” による経済支配の実態  崎谷博征 医学博士

 もし、これが理解できなければ、それは「世間の常識(という名の非常識)」に呑み込まれて踊らされている証拠です。ここに「気づく」ことが「目を覚ます」ということです。この『真実』に到達すれば、ご自分の意識が今まで「眠っていた」ことに気づかれるでしょう。早く、この「無明」の境地から飛び出してください m(__)m

 日本も早く、この事実に「気づける」大人たちが増え、多くの大人たちが『真実』に帰着して意識を向けて学び、この無益なる無知無明の「眠り」から「目を覚ませる」日本人が激増してくれることを願っています。
 そして、通常療法の三大療法(抗がん剤放射線手術)だけで行なうような、一見、正当そうに見えるだけの、癌を治さぬ恐ろしき「癌医療ゴッコ」から多くの癌患者の意識が解放され、癌を本当に治すことのできる癌治療を「自力で」見出して邁進できる癌患者さんが増えてくださることを願っています。

 日本では今も癌患者が年々激増の一途をたどっているため、特に『医療の真実』『癌の真実』に対する「目覚め」が急務であることは言うまでもありません。日本の大人たち全員が「目覚め」なければ、日本の癌医療は変われないのです。当ブログサイトが『医療の真実』『癌の真実』に対する「目覚め」の大きな一助となって頂けることを切に願っています m(__)m



 『飲尿療法』に興味のある方々は、以下のような『尿療法』の名著に触れて、ぜひ学ばれてみてください。

 『飲尿療法』には通常療法の「抗がん剤」のような副作用は一切無いものの、人によっては一時的に「好転反応」が強く出る場合があります。「好転反応」とは、身体の排毒(体内に蓄積している毒を排泄する反応)が促進されて「毒が動いた時」に起こる「頭痛」や「だるさ」や「湿疹」などの症状です。これは、排毒が済めば治まります。

 私も、私の父母も、水便(肛門から水がシャーシャー出てくる症状で、これは身体が「天然の腸内洗浄」を行なう「水様便」です。「浄化反応」ですから苦痛なことは一切無く、腸内が洗浄される非常に心地が良いものですよ♪)くらいで済みました。これは、私や父母が「生菜食」や「週末一日断食・半日断食」などの自然療法の実行により、先に体内浄化(血液浄化腸内浄化)を果たしていたため、『飲尿療法』の「初期反応」として起こる「好転反応」が軽度で済んでいたのかもしれません。

 以下の『尿療法』の文献には、こうした「好転反応」の内容や対処法も詳しく載っていますので、これらの知見についても大変勉強になりますから、『飲尿療法』を始めようとされる方は、ご自分なりに『尿療法』の文献に触れて学ばれてみてください。

 また、当ブログサイトの「飲尿療法(尿療法)」カテゴリの記事も充分にご活用されてください。
 「飲尿療法(尿療法)」カテゴリにある記事には、以下の『尿療法』の文献にも出てこない内容が多数あります。
 私も真面目に作成しましたので、ぜひ、これらの記事を活かして頂きたいです。
 よろしくお願いします m(__)m



   尿療法の名著


           尿療法バイブル ~ あなた自身がつくりだす究極の良薬

           黄金の泉 ― 尿療法大全

           生命(いのち)の水 ~ 奇跡の尿療法

           アマロリ ~ フランス版 尿療法のすすめ

           尿療法 ~ 驚くべきこの効果

           尿療法で救われた私

           いざとなったら尿を飲め ~ 尿療法入門


.





 ビクニンは副作用のない「がん転移抑制剤」です
 【「奈良県立医科大学産科婦人科学教室」
より 】


 ビクニンに関する薬剤情報

  (1)ビクニンは「がん転移を抑制する薬剤」です。
  (2)がんの増殖を止める作用は非常に弱いので、従来の抗がん剤ではありません。
  (3)抗がん剤のような副作用はありません。
  (4)持田製薬から「ミラクリッド」として発売されているものと同じです(ミラクリッド | 持田製薬株式会社)。
  (5)「ミラクリッド」には「がん転移抑制」としての保険適応はありません。
  (6)使用法は、抗がん剤(タキサン製剤とプラチナ製剤)を3週間毎に点滴するときに、
     「ミラクリッド」を1日30万単位を連日7日間注射し、
     これを抗がん剤投与と同じく3週間毎に注射します。保険適応はありません。
  (7)初回治療で進行卵巣がん(III 及び IV期)の場合に「抗がん剤治療」と「ビクニン治療」を併用すると、
     予後改善に寄与する可能性があります。I期や II期の比較的早期の患者に使用した経験はありません。
  (8)再発などで腫瘍が存在するときに、がんを治療するための薬ではありません。

 以上、ご理解の上、以下の解説をお読みください。


 ビクニンは、ヒト羊水から発見した副作用のない、新しいタイプの「がん転移抑制薬」です

  (1)ヒトの羊水、尿中、及び、血中には「ビクニン」という物質が存在します。
  (2)ビクニンは「炎症を抑える働き」があります。
  (3)ビクニンは「がん転移を抑える作用」があります。
  (4)ビクニンは、持田製薬から発売されている「ミラクリッド」と同じ薬です(ミラクリッド | 持田製薬株式会社)。
  (5)ミラクリッドは「ヒトの尿」から精製した薬です。
  (6)毎日、30万単位以上注射することにより、卵巣がんの予後を改善しました。
  (7)ミラクリッドには副作用が認められませんでした。



開発の経緯

 ビクニンは尿由来のトリプシン・インヒビター(トリプシンという消化酵素を中和する物質のことインヒビターというのは「抑制するもの」という意味です)としての働きを持つ蛋白質です。
 以前はウリナリー・トリプシン・インヒビター(urinary trypsin inhibitorUTIウリナスタチン)といわれていました。
 この薬は、持田製薬から発売されている「ミラクリッド(商品名)」と同じものです(ミラクリッド | 持田製薬株式会社)。
 ミラクリッドは現在、急性膵炎や急性循環不全の治療薬として保険適応があります。
 しかし、残念ながら現時点では、ミラクリッドはがん転移抑制剤や炎症を抑える薬としては保険適応がありません。

 我々の長年の研究により、羊水尿中のビクニンには、がん細胞の浸潤転移を阻止する(制御する)能力のあることを見出しています。
 図1に「ボイデンチャンバー」というがんが浸潤する様子を、顕微鏡で見る特殊な器具を用いて観察した結果を示します。
 これを見ると、ビクニンを添加したときに、浸潤したがん細胞の数が減っているのがわかります。
 黒く染まった粒々がそれぞれのがん細胞を示します。
 黒く染まった細胞が少ないということは、ビクニンによって、がん細胞の浸潤が止まったことを示しているのです。

menu17fig1[1]



ビクニンの「がん転移抑制効果」


 次に、マウスを用いた動物実験でビクニンの効果を確認しました。
 まず、肺がんの細胞(ルイス肺がん細胞3LLというがん細胞)をマウスの皮下に移植し4週間後に観察しました。
 この実験では、3LLというがん細胞は2週間後にはすでに肺へ小さな転移を起こすことが分かっています。
 ですから、2週間経過してから手術をしてもすでに 肺に転移しているため、手術だけでは助からないのです。

 がん細胞をマウスに移植したときに、これと同時に7日間、少量(0.5mg/日)のビクニンを マウスの腹腔内に注射すると、明らかに肺転移の数が抑制されました。
 ところが、皮下に3LLを移植し7日間放置してからその後に、前と同じ量0.5mg/日のビクニンを マウスの腹腔内に注射しても、肺転移は抑制されませんでした。
 つまり、ビクニンはがんを移植したあと、できるだけ早く使用しないと肺転移を制御することができないのかもしれません。

 そこで、早期がんモデルとして、皮下に3LLを移植して7日目に手術により皮下移植巣を完全に切除した実験系を作りました。手術だけでもほとんど肺転移は抑えられましたが、ビクニンを併用することによりもっとよく(有意に)肺転移は阻止することができました。
 同時に、抗がん剤である「エトポシド」を注射すると、ほとんどすべてのマウスは肺転移を認めず治癒しました。

 次に、進行がんモデルとして、皮下にがん細胞を移植して14日目に手術により皮下移植巣を完全に切除した実験モデルを作成しました。この時点では、先に述べたようにがんはすでに肺に転移しているので、手術のみではほとんど肺転移数は抑制されませんでした。
 しかし、これにビクニンを 併用することにより有意に肺転移数は抑制されました。
 同時に、抗がん剤である「エトポシド」を注射すると肺転移数は極端に少なくなり、長期生存するマウスも認められました。
 しかし、ビクニン自身には抗がん剤のような強力な抗腫瘍活性、即ち、腫瘍を縮小させる作用は認められませんでした。
 あくまでも「がん転移を阻止する作用」が主体です。

 さらに別な実験で、HRA というヒト卵巣がん細胞をヌードマウス(特殊なネズミ)の腹腔内に注射すると、注射してから9~10日目にがん性腹膜炎(お腹の中にがんがいっぱいできて、腹水が貯まる病気)を併発して死亡してします。
 この動物実験モデルを用いて、ビクニンの効果を再確認しました。
 HRA はビクニン遺伝子を持っていないので、このがん細胞にビクニン遺伝子を導入することにより、がん細胞の性格がどのように変化するのか実験しました。
 ビクニンとは無関係なコントロールの遺伝子を導入した HRA と、ビクニン遺伝子を導入した HRA細胞を同様に腹腔内に投与すると、 コントロールマウスは9~10日目にがん性腹膜炎を併発して死亡しましたが、ビクニン遺伝子を導入した HRA細胞を移植したマウスは4~5日遅れてがん性腹膜炎を起こしました。
 しかし、このままだといずれ死亡してしまいます。
 移植後9日目に比較すると、ビクニン遺伝子を導入したマウスには血性の腹水が認められず、がんが腹膜に広がることも、ほとんどみられませんでした。横隔膜下へのがん転移部を見ると明らかに異なり、ビクニン遺伝子を導入した場合には、明らかにがん転移が減りました(図2)。

menu17fig2[1]



ビクニンの「がん転移抑制効果」

 がん転移が止まっても、抗がん剤のように副作用が強くては困ります。
 しかし、ビクニンは抗がん剤とは全く異なり、すべてのマウスにおいて、ビクニンを注射しても何も副作用は観察されませんでした。
 横隔膜下への卵巣がんの広がりを顕微鏡で観察した結果を図3に示します。
 矢印で示した黒い転々ががん細胞です。
 ビクニンを使わないと左図のように、がん細胞はどんどん広がっていきます。
 しかし、ビクニン遺伝子を導入した がん細胞の浸潤は右に示すように、コントロール(左図)と比較して非常に軽いことがわかります。つまり、ビクニンは「がん細胞の浸潤を阻止している」ことが今回の顕微鏡写真からわかりました。

menu17fig3[1]



ビクニンは、ヒトの進行卵巣がんにも転移を止める効果がある

 以上の実験的結果を踏まえて、ヒト卵巣がん患者において、通常の治療を受けた時にさらにビクニンを使用した患者さんと、ビクニンを使用しない患者さんにおいて、ビクニンを使った患者さんのほうが生存期間が長くなるかどうか検討しました(図4)。

 患者さんは主にIII期の進行卵巣がん患者で、治療は卵巣がん根治手術後に通常の抗がん剤療法を6コース行ないました。
 ビクニン30~90万単位を抗がん剤と共に連続7日間点滴静注すると、ビクニンを使用しない患者さんより有意に生存期間が延長しました。
 今後は、より悪性度の高い膵がん、肺がん、大腸がん等についても、医師主導型の臨床治験を行なっていきたいと考えております。

 現時点では、残念ながらビクニンは毎日患者に注射しなければなりません。
 ビクニンの効果を増強させる工夫をしたり、内服できる低分子薬の開発を行ない 患者のコンプライアンスを高める努力をしております。
 このように「がん転移抑制剤」の改良を行なうことにより、長期投与可能な薬剤の設計試作を行なっていきたい と考えております。

 近い将来、がんと共存しながら QOL(生活の質)を高める新しい作用機序の薬剤(分子標的治療薬)が登場する可能性があります。
 ビクニンに関連した物質を探索中に「大豆」に含まれる「Kunitz Trypsin Inhibitor(KTI)」にも、ビクニンと同様に「がん浸潤転移を抑制する作用」を確認しました。 この点については、後日お話させて頂きます。

menu17fig4[1]





 ビクニン治療について
 【「浜松医科大学産婦人科学教室」
より 】


 ビクニン(BikuninUTIUrinary Trypsin Inhibitor
 臨床応用可能な「癌転移抑制物質」


  (中略

 3.ビクニン

(1)ビクニンの生理活性

 それでは、ビクニン自身の生理活性は何であろうか?
 ビクニンは、トリプシン、プラスミン、好中球エラスターゼに対するプロテアーゼインヒビターであることは既知の事実である。

 前述したように、ビクニンは「ヒト羊水」や「尿中」に豊富に存在している。
 羊水のビクニンは胎児尿由来であると考えられる。
 稀な先天奇形ではあるが、先天的に胎児腎臓が欠損したポッター症候群という疾患がある。胎児腎臓がないため、羊水の産生が充分得られず、胎児は妊娠中期に早産してしまう。先ほどの排卵現象と同様に陣痛発来および早産は生理的および病的炎症反応によって起こる。したがって、ビクニンには「これらの過剰な炎症反応を抑制する作用がある」ことが推定される。
 事実、切迫早産(まさに早産しやすい状態を言う)妊婦に経膣的にビクニンを投与することにより、早産を回避することができるようになった。これは現在、ビクニン膣坐薬として臨床応用されている。つまり、ポッター症候群では羊水中にビクニンが存在しないため、生理的・病的炎症反応を抑制できず、陣痛が発来していまい早産に至ってしまうというわけである。

 さらに、我々の長年の研究により「羊水」「尿中」のビクニンが「癌細胞の浸潤転移を抑制する能力がある」ことを見出している。図3にボイデンチャンバーを用いた in vitro における癌浸潤を評価する系で観察するとビクニン添加したときに、癌細胞の浸潤が抑制されるのがわかる。

z3[1]


 次に、ビクニン分子のどの部位が癌浸潤抑制活性を持つのか検討した。
 以下の4分子 ITI、ビクニン、脱糖鎖ビクニン(コンドロイチン4-硫酸除去ビクニン)および HI-8(プロテアーゼインヒビター活性を有するC末端のクニッツドメイン)の活性を比較した(図4)。
 トリプシン抑制活性に代表されるプロテアーゼインヒビター活性抑制は4分子すべてにおいて同様に認められた。
 一方、in vitro 浸潤抑制能はビクニンにのみ認められ、他の3分子にはその活性は非常に弱い。
 したがって、癌浸潤抑制活性はプロテアーゼインヒビター活性抑制作用とは異なることが示された。

z4[1]


 それぞれの分子を125I で標識して癌細胞に添加するとビクニンが最もよく結合し、次に脱糖鎖ビクニンが弱く結合した。
 しかし、ITI や HI-8には癌細胞への結合能は認められなかった。
 ビクニン親和性カラムを作成し、これに結合する物質を癌細胞から抽出したところ、分子量40kDaと45kDaの2つの物質が得られた。このうち40kDaの物質は HA に結合しているリンク蛋白質(Link ProteinCrtl1)とアミノ酸が一致した。リンク蛋白質にはビクニンの N末端のクニッツドメインが特異的に結合した(図2)。
 また、45kDaの物質のアミノ酸配列および分子構造は未同定であるが、この物質にはビクニン分子のうちコンドロイチン4-硫酸が特異的に結合することが判明している(図2のビクニン受容体)。

z2[1]


 したがって、癌細胞には分子量40kDaと45kDaのビクニン結合蛋白質およびビクニン受容体が存在し、ビクニンはコンドロイチン4-硫酸と N末端のクニッツドメインを介して癌細胞表面に結合することが想定される(図5)。

z5[1]


 つまり、癌細胞表面でビクニン―ビクニン受容体― LP の3量体がけ異性されることになる。この3量体はさらに LP が HA に結合することによりビクニン受容体が CD44に近づきやすくなり、ビクニン受容体― CD44複合体が形成されることになる。この結果、growth factors 等の刺激に対して CD44のダイマー形成が阻止されるため、CD44を介するシグナル伝達が止まることになる。しかし、この実験は細胞外マトリックスを豊富に産生する軟骨由来の癌細胞を用いた実験であり、普遍性については今後検討する必要がある。最近、我々はヒト卵巣癌細胞において、これと同じ現象でビクニンが transforming growth factor-beta (TGF-b) receptor のカップリング阻止を起こすことを見出した。現在までにビクニンによりダイマー形成が抑制されてシグナル伝達が阻止されるのは CD44と TGF-beta receptor だけである。

 ビクニンが癌細胞に結合するとどのような現象が観察されるかというと、まず、細胞内カルシウム流入が止まり、おそらく、その結果として、MAP kinase(MEK, ERK)のリン酸化が抑制され(図6)、細胞の種類によっては PI3K の活性化も抑制され、Akt のリン酸化が抑制された。

z6[1]


 ビクニンは MAP kinase や Akt のリン酸化を直接阻害しないため、これらのカスケードの上流を抑制してシグナル伝達を阻止していることが推定された。そこで、ビクニンを添加した癌細胞とビクニン遺伝子を導入した癌細胞を用いてこれらの癌細胞にどのような変化が起こっているのか cDNAマイクロアレイを用いて検討した。その結果、予想以上の多くの遺伝子(30~40個)が変化していることが判明した。代表的な候補遺伝子としてウロキナーゼウロキナーゼ受容体マトリプターゼPAPP-A (pregnancy-associated plasma protein-A) PI3K p85.などがビクニンの下流に存在していた。これらはいずれも過去に癌細胞の浸潤転移に関連した遺伝子群であった。現在、これらの遺伝子のアンチセンスを導入し、ビクニン作用を模倣することができるかどうか確認しているところである。

 ビクニン添加によるウロキナーゼmRNA および蛋白質の産生抑制効果を図7に示した。
 ビクニン1mM により、その作用が発揮されるのがわかる。

z7[1]


 以上をまとめると、ビクニンの生理活性として、

   プロテアーゼインヒビターとしての作用
   CD44や TGF-beta receptor のダイマー形成阻止によるシグナル伝達抑制
   カルシウム流入抑制による MAPK, PI3K の活性化抑制
   ビクニン関連遺伝子の発現抑制

 があり、いずれも、癌転移にとっては「抑制的に作用する」ことが推定されている。


(2)ビクニンによる癌転移抑制:動物モデル

 ビクニンがマウスを用いた癌転移を in vivo 実験系で抑制することができるかどうか検討した。
 まず、マウス肺癌細胞であるルイス肺癌細胞3LL を皮下に移植し4週間後に犠牲死させる動物モデルを用いた。
 この系では2週間後には肺への微小転移をすでに起こすことが分かっている。

 皮下に3LL を移植すると同時に7日間、0.5mg/日のビクニンをマウス腹腔内に投与すると有意に肺転移を抑制された。しかし、皮下に3LL を移植し、7日間放置してから、その後7日間、0.5mgのビクニンをマウス腹腔内に投与しても肺転移は抑制されなかった。
 したがって、ビクニンは癌を移植すると同時に早期に使用しないと肺転移を制御することができなかった。

 そこで、早期癌モデルとして皮下に3LL を移植して7日目に手術により皮下移植巣を完全に切除した系を作成した。
 手術のみでもほとんど肺転移は抑制されたが、ビクニンを併用することにより有意に肺転移は抑制された。
 同時に抗癌剤であるエトポシドを使用すると、ほとんどすべてのマウスは肺転移を認めず治癒した。

 次に、進行癌モデルとして皮下に3LL を移植して14日目に手術により皮下移植巣を完全に切除した実験モデルを作成した。手術のみではほとんど肺転移は抑制されなかったが、ビクニンを併用することにより有意に肺転移は抑制された。
 同時に抗癌剤であるエトポシドを使用すると肺転移数は極端に少なくなり生存するマウスも認めた。
 しかし、ビクニン自身には抗腫瘍活性、即ち腫瘍を縮小させる作用は認められなかった。

 2番目の実験として、ヒト卵巣癌細胞 HRA をヌードマウスに腹腔内投与すると、9~10日目に癌性腹膜炎を併発して死亡する動物実験モデルを用いた。HRA はビクニン遺伝子を持っていないので、この癌細胞にビクニン遺伝子を導入することにより、癌細胞の性格がどのように変化するのか検討した。
 コントロールベクターを導入した HRA とビクニン遺伝子を導入した HRA細胞を同様に腹腔内に投与すると、コントロールマウスは9~10日目に癌性腹膜炎を併発して死亡したが、ビクニン遺伝子を導入した HRA細胞を移植したマウスは4~5日遅れて癌性腹膜炎を併発した。
 移植後9日目に比較すると、ビクニン遺伝子を導入した場合には血性腹水が認められず、腹膜播種もほとんどみられなかった。横隔膜下への癌転移部の組織をみると、ビクニン遺伝子を導入した細胞には、横隔膜の筋層への浸潤が観察されなかった(図8)。

z8[1]


 いずれのマウスにおいても、ビクニン投与による副作用は観察されなかった。
 横隔膜下への卵巣癌播種を H&E 染色した結果を図9に示す。
 ビクニン遺伝子導入癌細胞の浸潤はコントロールと比較して非常に軽微であった。

z9[1]



(3)ビクニンによる癌転移抑制卵巣癌患者

 以上の実験的結果を踏まえて、ヒト卵巣癌患者において通常治療時にビクニンを使用した群と未使用群における生存期間への影響を検討した(図10)。対象は主に III期の上皮性卵巣癌患者で、治療は卵巣癌根治手術後に CAP(Cyclophosphamide, adriamycin, cisplatin)療法か TJ(Paclitaxel, carboplatin)療法を6コース行なった。

 ビクニン併用群はビクニン30~90万単位を抗癌剤と共に連続7日間点滴静注したところ、ビクニン使用群で有意に overall survival が延長した。
 今後は、より悪性度の高い膵癌、肺癌、大腸癌等についても臨床治験を行なって生きたいと考えている。

z10[1]



  (中略