この記事は、『銀座東京クリニック』院長の「福田一典」医師が公開されています「『漢方がん治療』を考える」から「187)がん治療に役立つ食材(11): 梅(梅肉エキス)」記事と「355)解糖系を阻害しながらクエン酸回路(TCA回路)を活性化すると、がん細胞は死滅する?」記事の2つの記事のご紹介です。

 この2つの記事は、『クエン酸』を使用した『クエン酸療法』が癌治療に有効する、という内容です。
 癌治療における『クエン酸療法』の価値を、ぜひ感じ取られてみてください m(__)m

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 最初の「187)がん治療に役立つ食材(11): 梅(梅肉エキス)」記事は、タイトルにあります通り、基本的に「梅肉エキス」の有効性についてお話しされています。
 「梅肉エキス」には、多量の『クエン酸』が含まれており(梅肉エキス」の60%が『クエン酸』を中心とする有機酸です )、その他、ミネラルなどの有効成分が豊富です。
 この記事は「梅肉エキス」を通して『クエン酸』の有効性を知ることができるような内容になっています。
 「福田一典」医師は「漢方医」でもありますから、「梅肉エキス」や『クエン酸』の有効性について分かりやすくまとめてお話ししてくださっています。

 次の「355)解糖系を阻害しながらクエン酸回路(TCA回路)を活性化すると、がん細胞は死滅する?」記事のほうは『クエン酸』の「抗がん効果」に関する内容であり、次の記事に重なります(部分的に重複しています)。

    メキシコの「ハラベ」医師が実績を出している、癌の『クエン酸療法』- 福田一典医師
    【『クエン酸』は 抗がん効果 を有する「天然の抗がん療法」となる可能性が充分ある 】



 この2つの記事をご紹介させて頂きますのは、やはり、『クエン酸』を使用した『クエン酸療法』が癌治療に有効する、ということを知って頂きたいからです。「福田一典」医師は有効成分の摂取面で総合的に見て、『クエン酸』を多量に摂取するのに「梅肉エキス」を利用するのが都合が良いと言われています。この記事を読みますと、それも頷けます。


 「梅肉エキス」は、次のようにいろいろと販売されています。
 商品数が非常に多いので「梅肉エキス 一覧」をご覧になられてみてください。


      

      


 お値段も実に様々ですが、「福田一典」医師は「梅肉エキス」はそんなに値段が高いわけではないから、手作りをするよりも完成品を購入したほうが良いと言われていますが、「梅肉エキス」を私から見ますと、容量から考えれば結構、値段が高いですよね・・。もしかしたら、「福田一典」医師は「抗がん剤として考えたら安い」という意味合いを込めて言われているのかもしれませんけれど・・・。

 この「梅肉エキス」を摂取する第一の目的は、やはり『クエン酸』を多量に摂取することにあるわけです。
 『クエン酸』以外の有機酸は食品や酢からも得られますし、ミネラルなども正食をしていれば得られるものです。つまり、『クエン酸』以外の有機酸やミネラルなどは、食養をしていれば普通に得られるわけですね。

 やはり『クエン酸』を多量に摂取することが癌治療に「抗がん効果」として有効するのですから、ならば、当記事の最後にてご紹介しています『クエン酸サプリメント』を素直に活用すれば良いと思います。
 『クエン酸サプリメント』とはグレードの高い食品用の『クエン酸』を「サプリメント」として使用するものですが、『クエン酸』はグレードの高い食品用のもので「1kg で1000円前後」の値段であり、一袋購入すれば結構長持ちしますので、この『クエン酸サプリメント』を摂取するならば、第一の目的である『クエン酸』を多量に摂取することができますから、食養をしっかりと実践できているのであれば、何も高価な「梅肉エキス」を使用する必要はありませんから、ご自分なりに食養を実践しながら、費用が安く済む『クエン酸サプリメント』を上手に活かしていけば、それで「抗がん効果」を得る目的は充分に達せると思います。

 ただ、当然ながら「梅肉エキス」は昔から日本にある良い食品であるのは言わずもがなですから、自然食品である「梅肉エキス」から『クエン酸』を多量に摂取するのも非常に良い手段です。
 『クエン酸』を多量に摂取する方法として何を選択するのかは、あとは、当人の考え方だと思います。
 『クエン酸』が多く含まれている 酢梅干トマトレモングレープフルーツなどの「天然の食品」を日頃から摂取するように心がけるのが一番大事です。これを補う形で『クエン酸サプリメント』を上手に活用していけば良いと思います。

 癌治療における『クエン酸療法』の「抗がん効果」に得心のいかれる癌患者さんは、ぜひ『クエン酸』を多く摂取する食事とともに、安い費用で済む『クエン酸サプリメント』をご自分なりにご活用されてみてください。
 よろしくお願いします m(__)m

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 187)がん治療に役立つ食材(11): 梅(梅肉エキス)
 【「『漢方がん治療』を考える(福田一典 医師)」
より 】

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【図】
◆◆ 梅の未熟果実(青梅)を摩り下ろし、布巾で絞った汁を弱火で混ぜながら煮詰めるとドロッとなり、黒っぽい水飴のような酸味の強い梅肉エキスができる。この梅肉エキスは様々な健康作用があり、がん治療においても有用な効能を持っている。◆◆



梅は昔から薬として利用されてきた

 梅の木は中国が原産地で、今から1500年ほど前に中国から伝えられたと言われています。
 太古の社会では、梅の実は薬として利用されていました。
 飛鳥時代、中国に派遣された小野妹子が持ち帰ったと言われる鳥梅(うばい)は、青梅をワラか木の根の煙でいぶし焼きにし、天日に干して乾燥させたものです。でき上がるとカラスのように真っ黒になるので、鳥梅とかカラスウメと呼ばれるようになりました。

 鳥梅は現在も漢方薬の薬剤として用いられ、下痢や吐き気止め、解熱、咳止めなどに活用されています。
 東洋医学の原典と言われる『神農本草経』には、鳥梅の効能として「肺の組織を引きしめ、腸の働きを活発にし、胃を元気づけ、虫を殺す」と記されています。



梅肉エキスの抗がん作用

 梅肉エキス(梅肉膏とも言う)はバラ科のウメ(Prunus mume)の未成熟果実を加工したもので、江戸時代から伝わる日本独自の民間薬です。梅の実が若い間は「リンゴ酸」が多いのですが、熟度が増すにしたがって『クエン酸』の量が多くなります。梅肉エキスは、完熟直前に採取した青梅の実で作ります。

 梅肉エキスは、生の青梅を摩り下ろし、布巾で絞った汁を加熱してゆっくりと煮詰めたものです。
 弱火で混ぜながら煮詰めるとドロッとなり、黒っぽい水飴のような酸味の強い梅肉エキスができます。
 梅肉エキスは下痢や食中毒の特効薬として知られ、感冒や咳や咽頭炎などにも用いられます。
 殺菌効果の他に、血液浄化体力増強疲労回復などの効能も知られています。

 このような昔から知られている梅肉エキスの効能は、がん患者さんの病状の改善にも利用できるものが多くあります。
 以下のような効果が期待できます。


(1)梅肉エキスはエネルギー産生に必要な『クエン酸』が豊富

 梅が酸っぱいのは有機酸が豊富だからです。有機酸は果実や野菜にも含まれる酸味成分です。
 有機酸には『クエン酸』「リンゴ酸」「コハク酸」「酢酸」などいろいろありますが、梅にも最も多く含まれる有機酸は『クエン酸』で、次いで「リンゴ酸」です。
 100g中の梅肉エキスの有機酸含有量を見ると、『クエン酸』47.5g、「リンゴ酸」14.2gといった具合です。
  梅の『クエン酸』含有量はレモンやミカンなどと比べると遥かに多く、特に梅肉エキスは約60%が『クエン酸』を中心とする有機酸です。

 『クエン酸』は、私たちが食べたものをエネルギーに変えるのを手助けする働きがあります。そのエネルギー産生の一連の流れを「クエン酸サイクル」と呼びます。「クエン酸サイクル」は別名、「TCAサイクル」「クレブス・サイクル」とも呼ばれていて、これを発見したのはイギリスの「クレブス」博士は、1953年に「クエン酸サイクル理論」でノーベル賞を授与されています。

 この「クエン酸サイクル」は複雑な生化学反応ですが、このサイクル(回路)が回らないと、細胞はエネルギー切れになってしまいます。『クエン酸』はこの「クエン酸サイクル」を活性化してエネルギーを効率良く産生する働きを持っています。
 また一方、がん細胞はこの「クエン酸サイクルTCA回路)」の働きが悪くなっていて、がん細胞の「クエン酸サイクル」を活性化すると、がん細胞が死にやすくなることが知られています。
 したがって、梅エキスによってがん細胞と正常細胞の「クエン酸サイクル」を活性化することは、体を元気にしてがん細胞を死滅させる効果が期待できます (第168話」「第175話」参照 )。


(2)『クエン酸』などの有機酸はミネラルの吸収を良くする

 体の「免疫力」や「抗酸化力」や「再生能力」などは、亜鉛やカルシウムやセレンのような必須ミネラルが不足していると満足に行なうことができません。ミネラルは細胞の分裂や酵素反応に必須であるため、ミネラルが不足すると体の治癒力が低下することになるのです。
 「免疫力」と密接に関連するミネラルに亜鉛があります。亜鉛は300種類もの酵素の働きに必要で、細胞の成長と分裂に重要なカギを握っているため、亜鉛が不足すると免疫細胞の産生と働きが上手くいかなくなります。
 ミネラルは体に備わった「抗酸化酵素」の働きを高めるために重要な働きをしています。スーパーオキシドを過酸化水素に変えるスーパーオキシドディスムターゼ(SOD)の活性には、マンガン亜鉛が必要です。過酸化水素を水と酸素に分解するカタラーゼには鉄が、グルタチオン・ペルオキシダーゼにはセレン(セレニウム)が必要です。

 体の傷を治す力(創傷治癒力)、細胞の働きの大本である遺伝子の異常を絶えず監視している DNA修復システム、組織の欠損を補う再生能力が全ての細胞組織臓器に備わっており、この自己修復再生システムの働きによって、体の構成成分を一定にしかも正常な状態に保全することが可能になります。このような自己修復がスムーズに行われるためには、必須ミネラルの働きが重要です。細胞内外の酵素反応の多くに必須ミネラルが関わっているからです。さらに、体の恒常性を維持する上で必要な神経やホルモンの働きにも、ミネラルは重要な役割を担っています。

 『クエン酸』などの有機酸は「必須ミネラルの吸収を高める作用」があります。多くのミネラルは単独では腸からの吸収が悪いのですが、有機酸と結合すると小腸からの吸収が良くなるからです。また、梅肉エキス自体がミネラルが豊富です。つまり、梅肉エキスに含まれるミネラルと、その吸収を良くする『クエン酸』などの有機酸の相乗効果によって、体の「抵抗力」や「治癒力」を高める効果を発揮するのです。


(3)梅肉はアルカリ性食品

 ミネラル類には、「酸性」を示すミネラルと、「アルカリ性」のミネラルがあります。どの食品が「酸性食品」で、どの食品が「アルカリ性食品」なのかは、食品を燃焼させて灰にしたあとに残ったミネラルによって判別できます。灰に「酸性」のものが多ければ「酸性食品」、「アルカリ性」のものが多ければ「アルカリ性食品」というわけです。
 梅肉エキスに含まれるミネラルはリンを除いて、圧倒的に「アルカリ性」のミネラルのほうが多いのが特徴です。大変酸っぱい梅肉エキスは「酸性食品」のように思われますが、実は強力な「アルカリ性食品」なのです。

 人間が健康であるためには、常に血液を「弱アルカリ性」に保っておく必要があります。血液が「酸性」に傾くと、イライラや神経過敏の兆候が見られるようになり、「抵抗力」や「治癒力」も低下してきます。
 主食である米をはじめ、酒白砂糖牛豚肉鶏肉バターなど、カロリーがあり、毎日たくさん食べている食品のほとんどが「酸性食品」だからです。したがって、強力な「アルカリ性食品」の酸っぱい梅干や梅肉エキスをはじめ、野菜や海藻類などの「アルカリ性食品」をしっかり摂ることは、食生活のバランスを保つ上で、たいへん大切です。

 さらに、梅肉エキスに含まれる『クエン酸』は「クエン酸サイクル」を活性化することによって『乳酸』の生成を抑えてくれるため、体が「酸性」に傾くのを防ぐ作用もあります。
 つまり、梅肉エキスは「アルカリ性食品」の王様と言っても過言ではありません。


(4)解毒機能を高める

 梅は昔から『三毒を絶つ』と言われています。「三毒」とは『食べ物の毒』『血の毒』『水の毒』です。
 先人は、鳥梅や梅干などを用いた結果、その『三毒を断つ』という効用を実感していたのです。
 これは、梅肉エキスに含まれる有機酸などの成分による「抗菌作用」や、肝機能を高めることによって肝臓の「解毒作用」を助ける作用、血液や体液が「酸性」に傾くのを防ぐ作用などを意味していると思われます。

 また『クエン酸』は、栄養素を完全に燃焼させてエネルギーに替え、不要なものは炭酸ガスと水に分解して体外に排出してくれる動きがあり、さらに、梅肉エキスに豊富に含まれている有機酸が腸を刺激し、蠕動運動を活発にし、排便をスムーズにすることも体の「解毒機能」を高めることになります。

 抗がん剤による治療中や治療後では、死滅したがん細胞や正常細胞によって死細胞や老廃物が蓄積します。また、抗がん剤が完全に代謝されて排泄されるまでは抗がん剤の毒作用がしばらく残ります。このような体内に増えた毒性物質や老廃物の分解と排泄を促進し、血液を綺麗な状態にするために、「血液浄化cleansing)」や「解毒detoxification)」を促進する梅エキスは有用です。


(5)食欲を高める

 食欲増進剤としても、梅は効果的な働きを持っています。
 梅に豊富に含まれる『クエン酸』は爽やかな酸味ですから、食欲の無い時きでも、食を進める手助けをしてくれます。
 酸味が味覚中枢を刺激して、唾液の分泌を促進します。
 唾液の分泌が良くなれば、当然、胃液の分泌も良くなる、という具合に、プラスの連鎖反応を起こします。


(6)がん細胞を殺す作用のある「トリテルペノイド」を多く含む

 梅肉エキスに多く含まれる天然「トリテルペノイド」は「がん細胞を殺す作用」があり、抗がん作用が期待されています。
 実際に、犬や人間の腫瘍に効果があった症例が報告されています。


(7)感染症を予防する

 梅肉エキスは、風邪などの感染を予防するとともに、その強力な殺菌作用が食あたりを防ぎます。
 また、腸炎ビブリオ菌やサルモネラ菌といった食中毒菌だけでなく、コレラ菌チフス菌赤痢菌などの増殖もストップさせます。


(8)ピロリ菌に体して強力な殺菌効果を発揮する

 ピロリ菌は胃や十二指腸の潰瘍を引き起こす菌です。胃がんや胆道感染症などにも関係があります。
 このピロリ菌の殺菌に、梅肉エキスが強力な効果を発揮することが報告されています。梅肉エキスの溶解濃度が0.15%以上ならピロリ菌の発育を阻止し、通常の服用濃度に当たる0.9%液だと5分以内に98~99%のピロリ菌を殺すということです。梅肉エキス溶液に含まれている主成分の『クエン酸』が効果を発揮すると考えられています。
 この濃度0.9%液というのは、1gの梅肉エキスをぬるま湯110ml に溶かした濃度に当たります。


(9)肝機能を改善する

 ウイルス性慢性肝炎や脂肪肝などによる肝機能障害に対して、梅エキスによる改善効果が報告されています。
 梅の有効成分が最も効率よく摂れるのが梅肉エキスです。
 ちょうど今頃が青梅の出荷の最盛期です。スーパーなどでよく見かけます。
 梅肉エキスを自分で作ってみるのも良いかもしれません。作り方はネットで検索すれば見つかります。
 ただ、結構、手間と時間がかかります。梅肉エキスは比較的安価で販売されていますので、市販のものを購入するほうが楽かもしれません。販売している店はネットで検索すれば簡単に見つかります。




 355)解糖系を阻害しながらクエン酸回路(TCA回路)を活性化すると、
     がん細胞は死滅する?

 【「『漢方がん治療』を考える(福田一典 医師)」
より 】

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【図】
◆◆クエン酸回路TCA回路)」の産物である『クエン酸』は解糖系の「ホスホフルクトキナーゼ」をフィードバック阻害する作用がある。したがって、食事や飲料として多量の『クエン酸』を摂取すると「ホスホフルクトキナーゼ」活性の阻害によって解糖系を抑制できる。「2−デオキシグルコース2-DG)」は「ヘキソキナーゼ」を阻害するので、この2つ(クエン酸』の大量摂取と「2-DG」の摂取 )の組合せは解糖系を効果的に阻害できる。
 「ジクロロ酢酸ナトリウム」は「ピルビン酸脱水素酵素」の活性を阻害する「ピルビン酸脱水素酵素キナーゼ」を阻害する作用によって「ピルビン酸脱水素酵素」の活性を高める。その結果、ミトコンドリアでの酸化的リン酸化が亢進して活性酸素の産生が増え、酸化ストレスの増大によって、がん細胞が死滅することが報告されている。がん細胞の代謝の特徴である「解糖系の亢進」と「ミトコンドリアでの酸化的リン酸化の抑制」の2点が阻止されると、がん細胞にとって都合が悪い状況になる。
◆◆

  (中略

クエン酸』は「ホスホフルクトキナーゼ」をフィードバック阻害する

 『クエン酸』については「353話」で解説しています(当ブログサイトの記事)。
 『クエン酸は柑橘類に多く含まれる有機酸で、体内では TCA回路(クエン酸回路」とも言う )でできる物質です。

 これが多くできると解糖系の速度を遅くするために、『クエン酸』が解糖系の「ホスホフルクトキナーゼ」をフィードバック阻害します。つまり、『クエン酸』を多く摂取すると解糖系の活性が抑制されます

 メキシコの小児科医の「ハラベ」医師(Dr. Alberto Halabe Bucay)が『クエン酸』の大量投与によるがん治療による著効例を論文で報告しています。今まで80人以上の末期がんの患者さんを『クエン酸』の経口摂取で治療して多くに効果を認めたと言っています。

 そのプロトコールは、1日3回、毎食後に10~15g の『クエン酸』を摂取する(1日30~45gという方法です。
 『クエン酸』で胃が刺激になるときは、胃酸の分泌を抑えるオメプラゾール(40mg を1日2回)、胃痛や胃部不快感がある時は、さらに1~2gのスクラルファート(アルサルミン)を服用すると良いと言っています。

 他にも『クエン酸』による解糖系阻害によるがん治療の可能性を解説した論文はいくつかあります。
 以下のような論文があります。


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Effect of citrate on malignant pleural mesothelioma cells:a synergistic effect with cisplatin.
 (悪性胸膜中皮腫に対するクエン酸の効果:シスプラチンとの相乗効果
 〔Anticancer Res. 29(4):1249-54.2009年

 抗がん剤抵抗性のヒト中皮腫細胞株を使った培養細胞レベルでの実験で、『クエン酸』を添加するとアポトーシスが誘導されること、抗がん剤のシスプラチンの効果を高めることが報告されています。
 そのメカニズムとして、解糖系の「フルクトキナーゼ」の活性を阻害することによって ATP の産生が減少することを挙げています。


Citrate induces apoptotic cell death:a promising way to treat gastric carcinoma?
 (クエン酸はアポトーシスによる細胞死を誘導する:胃がん治療への可能性?
 〔Anticancer Res. 31(3):797-805.2011年

 前の論文と同じ研究グループからの報告です。
 2種類の胃がん細胞株を用いた実験で、『クエン酸』が胃がん細胞に「アポトーシス細胞死)」を誘導することを報告しています。


Understanding the central role of citrate in the metabolism of cancer cells.
 (がん細胞の代謝におけるクエン酸の中心的役割の理解
 〔Biochim Biophys Acta. 1825(1):111-6. 2012年

 同じ研究グループからの総説です。
 『クエン酸』を多く摂取すると、がん治療に役立つことを解説しています。


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 このように、『クエン酸』は解糖系の「フルクトキナーゼ」をフィードバック阻害するので、ATP産生を抑制することになります。

 一方で、「脂肪酸」合成系の「アセチルCoAカルボキシラーゼ」は、前駆体の『クエン酸』により活性化されます(ポジティブフィードバック)。したがって、『クエン酸』を多く摂取すると「脂肪酸」の合成が促進されます。
 がん治療においては、細胞分裂の材料をつくらせないという観点からは、がん細胞における「脂肪酸」合成を阻害するほうが良いのですが、「脂肪酸」を合成するには ATP が必要なため、解糖系を阻害した条件であれば「アセチルCoAカルボキシラーゼ」の活性化は問題ないと言えます。


  (以下、割愛します




      健康になりたければ糖質をやめなさい!- 糖質を減らせば、病気も肥満も遠ざかる

      ブドウ糖を絶てば、がん細胞は死滅する!- 今あるがんが消えていく『中鎖脂肪ケトン食』

      がんに効く食事 がんを悪くする食事




以下は「『糖化現象』がなぜ悪いのか ~ 予防法まで【『糖化現象』によって身体が酸化する!:『乳酸』を溜め込まないようにするには『クエン酸』を摂取すると良い!】」記事からの引用で、『クエン酸』に関する内容です。我が家では、以下でご紹介していますグレードの高い『クエン酸』を『クエン酸サプリメント』として使用していますブログ管理人


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 クエン酸』について

 今、『クエン酸』を利用している人が増えてきていますね。
 この『クエン酸』を利用すれば、『乳酸』を溜め込まないで済みます。
 もし、この『クエン酸』を利用する場合は、食品として使用できるグレードの高いものをお選びください。


 我が家が使用している『クエン酸』は次の商品です。




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商品の中央には『クエン酸回路TCA回路)』の図があります
思いっきり「ATP」って書いてありますね!



 これは、うちがいつも取っている自然食品の『太陽食品太陽食品 楽天市場)』さんで取り扱っているので、我が家はこの『クエン酸』を使用しています。


 私は最初、『重曹水』と同じ感覚で、この『クエン酸』を大きめのガラスコップ(450ml)に「小匙 山盛り2杯」入れて飲みましたら、まァ~、ビックリするくらいの “酸っぱさ” で、とても飲めませんでした。単に “酸っぱい” のレベルを超えたものがありました・・・(涙)

 『クエン酸水』を飲む時の注意点は、『クエン酸水』が歯に付くと「歯が溶ける」と言われています。
 あれだけ強烈であれば、歯が溶けて当然です。
 一気に歯が溶けるわけではありませんが、継続して飲んでいるうちに『クエン酸水』が何度も歯に付くと、次第に歯が溶けていくのでしょう。これは要注意です!


 『クエン酸水』を飲む時のポイントは、『クエン酸水』が歯に触れない(付着しない付かない)ように飲むことです。
 それで、一番良い方法は『ストロー』を使うと良いです。
 『ストロー』で飲めば『クエン酸水』が歯に触れない(付着しない付かない)で飲むことができます。

 もしくは、次のような純自然製品の『オブラート』で『クエン酸』を包んで飲めば、『クエン酸』が歯に触れることは絶対にないでしょう。

    



 『クエン酸』を利用する場合は、以上の点に注意されてくださいね。
 よろしくお願いします m(__)m