この記事は、『銀座東京クリニック』院長の「福田一典」医師が公開されています「『漢方がん治療』を考える」の「353)がん細胞の解糖系を徹底的に阻害する方法」記事の中から、『クエン酸』が癌治療に有効する、という内容を、メキシコの「ハラベ」医師(Dr. Alberto Halabe Bucay)が行ない成果を出している癌の『クエン酸療法』とともにお話してくださっている部分のご紹介です。

世界の先進国では、すでに『クエン酸』を癌治療に使用して末期癌患者を救っている医師がいるのです。
癌の『クエン酸療法』で、末期癌から救われている方もおられるようです。
癌の『クエン酸療法』を知るための貴重な資料の一つとしてご覧になられてみてください m(__)m
私も『クエン酸』が癌治療に有効することを知っている一人です。
安全な自然療法である『クエン酸』を使用した『クエン酸療法』を癌治療の一つとして積極的にご活用されることを、私はお薦めします。当記事にて「福田一典」医師もお話しされている通り、『クエン酸サプリメント』は安価な商品ですから、癌治療の一つとして併用されておいたほうが絶対に得策です。
ただ、だからと言って、この『クエン酸』だけに頼ろうとしてはいけません。
私は何度も繰り返しお話しさせて頂いていますが、癌治療はどれか一本に絞って行なうのではなく、実際に「癌の改善」に有効している自然療法をいろいろと複数組み合わせて行なうことが大事です。
こうして、癌治療に著効を得ている複数の自然療法を多く組み合わせることで『癌の生還率』をより確実に上げていきます。そのほうが絶対に賢明です。
ですから、この『クエン酸』を使用した『クエン酸療法』も、癌治療に実際に有効している貴重な自然療法の一つとして捉えられてください。よろしくお願いします m(__)m
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353)がん細胞の解糖系を徹底的に阻害する方法
【「『漢方がん治療』を考える(福田一典 医師)」より 】
● がん細胞の解糖系を阻害する方法
(中略)
安全性に問題がなく、効果が期待できそうな方法に、『クエン酸』を1日30~45g摂取する、という治療法が報告されています。『クエン酸』は、柑橘類に多く含まれる有機酸です。柑橘類を多く摂取することは、多くのがんの食事療法で採用されています。
柑橘類ががんや心疾患の予防に役立つことは、たぶん正しいと言えます。
ただ、最近の果物は甘味を増やすことが重視されており、大量に摂取すると果糖の摂取過剰が気になります。
そこで、安価に販売されている『粉末の精製したクエン酸(クエン酸サプリメント)』を使って、がんの治療を行ないます。
(以下でご紹介しています『クエン酸サプリメント』はグレードが高くて安心して使用できます:ブログ管理人)
酵素反応では、できた産物が多くなると、その物質がフィードバックで酵素活性を阻害して、反応を止めるメカニズムがあります(フィードバック制御)。解糖系では、3ヵ所(3つの酵素)でフィードバックの調節が行なわれます。
「ヘキソキナーゼ」は「グルコース6リン酸」がアロステリックに阻害し、「ホスホフルクトキナーゼ」は『クエン酸』と ATP で阻害され、ピルビン酸キナーゼは ATP で阻害されます。
『クエン酸』は TCA回路(「クエン酸回路」とも言う )でできる物質で、これが多くできると解糖系の速度を遅くするために、『クエン酸』が解糖系の「ホスホフルクトキナーゼ」を阻害するというメカニズムです。
● メキシコの「ハラベ」医師による、癌の『クエン酸療法』 〔便宜上、勝手に項を追加です〕
メキシコの小児科医の「ハラベ」医師(Dr. Alberto Halabe Bucay)が『クエン酸』の大量投与によるがん治療による著効例を論文で報告しています。今まで80人以上の末期がんの患者さんを『クエン酸』の経口摂取で治療して多くに効果を認めたと言っています。
そのプロトコールは、1日3回、毎食後に10~15gの『クエン酸』を摂取という方法です。
『クエン酸』で胃が刺激になる時は、胃酸の分泌を抑えるオメプラゾール(40mg を1日2回)、胃痛や胃部不快感がある時は、さらに1~2gのスクラルファート(アルサルミン)を服用すると良いと言っています。
実際、試してみましたが、水かジュースに飲めるレベルに薄めて飲むと、酸っぱいけれど、服用すること自体は困難ではありません。ダイエットや健康増進の目的で『クエン酸』を数十g程度摂取している人は結構いることがネットでみると分ります。「クエン酸水」の作り方のサイトもあります。
(これは、以下でご紹介していますような「純自然製品」の『オブラート』で『クエン酸サプリメント』を包んで飲めば大丈夫です。通常の胃の持ち主であれば、別に問題はありません:ブログ管理人)
「ハラベ」医師ががんの『クエン酸療法』の論文を紹介しているビデオが You Tube で出ています。
以下のサイトをご参照ください。
『粉末のクエン酸(クエン酸サプリメント)』は1kg が1000円以下で購入できる(とっても安い)ので、試してみる価値はありそうです。
(『クエン酸サプリメント』は必ず食用の「グレードが高いもの」を使用してください。当然ですが、間違っても洗濯・掃除用の安価なものは絶対に避けてください:ブログ管理人 )
『クエン酸』は細胞質で「アセチルCoA」に変換して「脂肪酸」合成に利用されます(「343話」参照 )。
しかし、「グルコース(ブドウ糖)の取込み」と「解糖系」を確実を抑制すれば、「脂肪酸合成酵素」の活性は抑制できるので、『クエン酸』の大量摂取ががんを抑制する(抗がん効果がある)可能性は充分にあります。
「糖質制限」あるいは「ケトン食」を行ないながら、「シリマリン」「2-デオキシグルコース」「メトホルミン」『クエン酸』などを併用すると、解糖系を効率的に阻害できるかもしれません。
前回(352話) 紹介した『がん細胞に酸化ストレスを高める方法』を併用すると、さらに「抗腫瘍効果(抗がん効果)」が高まるように思います。
健康になりたければ糖質をやめなさい!- 糖質を減らせば、病気も肥満も遠ざかる
ブドウ糖を絶てば、がん細胞は死滅する!- 今あるがんが消えていく『中鎖脂肪ケトン食』
がんに効く食事 がんを悪くする食事
(※ 以下は「『糖化現象』がなぜ悪いのか ~ 予防法まで【『糖化現象』によって身体が酸化する!:『乳酸』を溜め込まないようにするには『クエン酸』を摂取すると良い!】」記事からの引用で、『クエン酸』に関する内容です。我が家では、以下でご紹介していますグレードの高い『クエン酸』を『クエン酸サプリメント』として使用しています:ブログ管理人 )
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『クエン酸』について
今、『クエン酸』を利用している人が増えてきていますね。
この『クエン酸』を利用すれば、『乳酸』を溜め込まないで済みます。
もし、この『クエン酸』を利用する場合は、食品として使用できるグレードの高いものをお選びください。
我が家が使用している『クエン酸』は次の商品です。
これは、うちがいつも取っている自然食品の『太陽食品(太陽食品 楽天市場)』さんで取り扱っているので、我が家はこの『クエン酸』を使用しています。
私は最初、『重曹水』と同じ感覚で、この『クエン酸』を大きめのガラスコップ(450ml)に「小匙 山盛り2杯」入れて飲みましたら、まァ~、ビックリするくらいの “酸っぱさ” で、とても飲めませんでした。単に “酸っぱい” のレベルを超えたものがありました・・・(涙)
『クエン酸水』を飲む時の注意点は、『クエン酸水』が歯に付くと「歯が溶ける」と言われています。
あれだけ強烈であれば、歯が溶けて当然です。
一気に歯が溶けるわけではありませんが、継続して飲んでいるうちに『クエン酸水』が何度も歯に付くと、次第に歯が溶けていくのでしょう。これは要注意です!
『クエン酸水』を飲む時のポイントは、『クエン酸水』が歯に触れない(付着しない・付かない)ように飲むことです。
それで、一番良い方法は『ストロー』を使うと良いです。
『ストロー』で飲めば『クエン酸水』が歯に触れない(付着しない・付かない)で飲むことができます。
もしくは、次のような純自然製品の『オブラート』で『クエン酸』を包んで飲めば、『クエン酸』が歯に触れることは絶対にないでしょう。
『クエン酸』を利用する場合は、以上の点に注意されてくださいね。
よろしくお願いします m(__)m