この記事は「糖質制限食」の危険性を伝えるものです。
 糖質制限は正しく行なえば安全で身体に良い食事法ですが、世間では「糖質を断っても、肉を喰ってれば良い!」と思い込んで、糖質を断つ代わりに、焼肉とんかつからあげフライばかり食い漁り、酒を飲み・・、こういった乱暴な食事をした人たちが身体を壊しています。
 糖質制限を行なう場合には、曖昧な我流で行なってはいけません。危険性もあります。

 次の記事も「糖質制限食」の危険性を伝えているものですが、糖質制限によって身体を壊している人たちは、世間で巻き起こっている「糖質制限ダイエット」ブームに安易な気持ちで乗り、「糖質制限食」について正式に学ばず、上述のような “いい加減な糖質制限” を行なってしまった人たちです。

   専門家が警告! 大ブームの「食事は炭水化物抜き」が一番危ない!
    糖質制限ダイエットで「寝たきり」が続出中!
    【炭水化物の主食を抜き、安易に獣肉食に走って良いの?】



 「糖質制限食」は単なるダイエットではなく、正式な食事療法です。アメリカでも研究が進められています。
 「糖質制限食」というのは、ただ単に「糖質を断ち、肉ばかり喰っていれば、それで良い!」などというものではないのです。これでは食事療法とはまったく言えず、「糖質を断った普通食」に過ぎませんから、いろいろな問題が発生して然るべきでしょう。「糖質制限食」もまた、食養の概念が必要なのです。

 「糖質制限食」に興味のある方は、当記事のような内容も認識されておいてください。
 よろしくお願いします m(__)m
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 肉を好きなだけ食べて痩せる「糖質制限ダイエット」で死亡率上昇
 【「NEWS ポストセブン」
より 】


 ダイエット効果があると一大ブームを巻き起こしたのが「糖質制限食」だ。
 「炭水化物を食べなかったら、1ヵ月で8kg 痩せた!」
 「肉と野菜をお腹いっぱい食べているのに、服のサイズが13号から9号になった!」
 と、ダイエット成功者からは歓喜の声が上がっている。

 しかし、この食事制限には大きなリスクがあった。


 「愛し野内科クリニック」の「岡本卓」院長は、そのリスクを次のように話す。

  『2008年、「アメリカ国立衛生研究所」が発表した試験結果があります。
   1万人を対象にしたその試験によると、厳格な糖質コントロールを行って血糖値を下げたグループは、
   標準レベルの血糖コントロールを行ったグループに比べて21%も死亡率が高かったのです。

   日本では、2013年に発表された「聖路加国際病院」内科医の「能登洋」先生による研究があります。
   約27万人のデータを分析した結果、糖質制限で糖質を1日の総摂取エネルギーの30%以下にした場合、
   60~70%にした場合に比べて死亡率が31%上がることが分かりました。』



 糖質制限によるリスクはそれだけではない。
 糖質だけを制限することができないことにより、病気になる可能性があるという。

  『糖質制限では炭水化物を控えるよう指南していますが、炭水化物を含む食べ物には糖質だけでなく、
   食物繊維やミネラル、カルシウムなど体に必須の栄養素が含まれます。
   炭水化物を食べなくなることで、それらの摂取量が不足する。

   また、炭水化物以外なら何を食べてもいいので、お腹を満たすために自然と肉を食べる量が増えます。
   ハーバード大学の「デコニング」博士らが4万人超を20年間追跡調査した結果、
   高動物性たんぱく質の食事をすると糖尿病の危険性が高くなるという論文を発表しています。』
岡本院長


 また、『その健康法では「早死に」する!』(扶桑社刊)著者で「高須クリニック」院長の「高須克弥」さんは、
 低糖質により精神状態が不安定になると指摘する。


  『オーストラリアの研究チームによる報告が興味深い。
   24~64歳の肥満の人106人を2つのグループに分け、
   体重や精神状態の変化を1年間にわたって追跡したものです。
   片方は「肉乳製品など、たんぱく質や脂質を中心に摂取し、炭水化物を控える」グループ。
   もう片方は「炭水化物を多く食べる」グループです。
   食事以外は同じ減量プログラムを受けた結果、体重減少はどちらのグループも平均13.7kg。
   しかし、精神状態については、炭水化物を控えたグループに気分の落ち込みや不安が見られたというのです。』



   女性セブン 2015年1月815日号