自然療法9:医学1の比率が良いと思う提案
 【「膠原病、難病、癌は寛解する病気です。究極の体質改善法」(甲田光雄先生のお弟子さん)より 】



 参考文献です。


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 怪我をしても、風邪を引いても、時間が経てば自然に治る。
 これは、私たちが持っている生命の力、自然治癒力が成せるものです。

 私たちはもともと病気になっても、自分自身で治していこうとする力を持っているのです。
 しかし、それを無視して、たんに物理的に治そうとするばかりでは、そこに歪みが生じます。
 私たちが持っている自然治癒力をできるだけ高めていくことができれば、
 進行した癌や原因不明の難病も治る可能性があるのではないでしょうか。

 事実、余命を医師に宣言された患者が奇跡的に生還した例は数えきれないほどあります。
 これらはすべて「自然治癒の力」によるものだと言えるでしょう。


 西洋医学は、戦争戦地で役に立つ外科的な医学として急速に発展しました。
 そして、対症療法逆症療法であり、投薬と手術を治療の主な方法とする侵害的な医療です。

 したがって、救命救急処置などの分野では他を寄せ付けない長所がありますが、
 逆に、原因のはっきりしない慢性疾患などは不得手です。
 医薬品の副作用や医療過誤の際の重篤度が高いという重大な短所があることも認識しなければなりません。


 体が病気から回復するのに「10の力」が必要とすると本来、
 自然治癒力は「」、医療と薬は「」の比率であるべきです。

 近代医療では医療と薬が主役で、自然治癒力は脇役だという考えを持ってきました。
 しかしながら、医療行為が原因で生ずる疾患を「医原病」と呼びますが、
 アメリカでは何と、死亡や負傷の原因の第一位が「医原病」となっており、
 毎年25万人以上の方が医原病で亡くなっています。
 このため、現代医学から自然治癒力を高める代替医療への関心が高まり、移行が始まっています。


 代替医療というのは、現代の西洋医学以外の医学や医療の総称です。
 この中には、東洋医学(漢方鍼灸気功など)全般、食養生、アーユルべーダ、
 アロマテラピー、カイロプラティック、波動医学、色彩療法、各種サプリメント、
 呼吸法、太極拳などの他、医療療法としてはまだ認知されていない様々な療法も入っています。

 自然治癒力がスムーズに働くためには、体内の恒常性の維持(ホメオスタシス)の働きが大切で、
 ホメオスタシスは神経免疫内分泌(ホルモン)の相互作用によって維持されています。
 ホメオスタシスの働きは体のあらゆるところで見られますが、
 もっとも分かりやすく身近なものは、ストレスに関係している自律神経のはたらきでしょう。
 自律神経というのは、脳から体内の各臓器にはりめぐらされ、私たちの意思とは無関係に働いている神経のことです。
 食事を取ると意識しなくても胃や腸が働くのも、寝ていても心臓が鼓動するのも、
 この自律神経が働いているからです。
 自律神経には交感神経と副交感神経の2系統があり、ホメオスタシスを維持しています。


 交感神経は心臓の拍動を速め、血圧を上げ、筋肉を収縮させるなどの働きをします。
 どういう時に働くかというと、ストレスが加わった時です。
 人前で話をしないといけない時に緊張したり、不安を感じて心臓がドキドキしたり、冷や汗をかいたりしますが、
 これは交感神経が働いているために起こるものです。
 ここで言うストレスは心の問題だけではなく、激しく体を動かした時や、
 怪我や手術などで身体的にショックを受けることもストレスになります。

 副交感神経は、その反対に心臓の拍動を遅くしたり、血圧を下げたり、
 筋肉を弛緩させて体を休息リラックスの状態にもっていくように働きます。
 常に極端な体の状態にならないように、交感神経と副交感神経は相互に上手く働き合って、
 どちらかが優位になっても、体を元の状態に戻しています。


 自律神経の乱れは白血球のリンパ球と顆粒球のバランスにも影響し、
 免疫力を低下させ、病気を引き起こすということも分かってきました。
 交感神経優位の時は細菌などの微生物が体に入りやすくなり、
 アドレナリンを出して、その受容体を持つ顆粒球を増やします。
 しかし、増え過ぎた顆粒球は活性酸素を放出して正常な細胞もどんどん酸化させ、
 炎症・破壊をして病気を引き起こします。
 顆粒球が増加してリンパ球が減少するため、小さなサイズの敵に対しての処理能力が落ちて免疫力が低下します。
 交感神経優位の場合は、胃十二指腸潰瘍など炎症系の病気がひどい時は、
 膠原病などの自己免疫疾患、癌になる恐れがあります。


 副交感神経優位の時は消化の過程で体に不都合な物質を処理するため、
 アセチルコリンを出して、その受容体を持つリンパ球を増やします。
 リンパ球が増加し顆粒球が減少するため、顆粒球が本来、処理するべき敵、
 つまり、本来、敵とは見なさないものにまでリンパ球が過剰に反応して、
 喘息やアトピー性皮膚炎、花粉症といったアレルギー反応を引き起こします。
 自律神経は人によって様々なリズムがあり、外部環境によっても変わりますが、
 免疫学から見ると病気との関連性も分かってきました。
 自律神経のバランスを整えることは健康維持に大きく影響しています。


 癌の発生率が高くなるのは40代から、いわゆる、仕事でも生活面でもストレスが強くかかりやすい世代です。
 病気を発症する大きな原因はストレスであり、一番、見過ごされているのもストレスです。


 ストレスを抱えている人の交感神経の緊張が続き、顆粒球が増え、リンパ球が減ることによって引き起こされます。
 特に癌の場合はリンパ球の減り方が極端であり、免疫力の低下によって引き起こされる病気の中でも、
 免疫制御の極限で発症している病気ということが言えます。
 しかし、健康な人でも1日に100万個の癌細胞が生まれていると言われています。
 100万個というと多く聞こえますが、人間の細胞60兆個の0.000016%、
 アポトーシスで細胞死する細胞約3000億個から見ても、0.003%に過ぎません。


 免疫力さえ正しく作用していれば癌は発症しませんし、強い免疫力を持っていれば癌は怖い病気ではないのです。
 癌の初期はリンパ球が健康な人と比べても極端に少ないというものでもありません。
 通常健康な人のリンパ球の比率は35%ほど、一方、癌の初期では30%を少し切る程度です。
 この程度あれば、人間の体は十分、癌と闘うことができます。

 ところが、この段階で抗がん剤治療などをすればリンパ球は一気に減少し、
 癌の進行を促すことにもなりかねません。
 この世代の人に「これまでの生活習慣を180度改善してください」と言っても、なかなか決断が難しく、
 場合によっては、仕事を辞めなくてはならないかもしれません。
 また、体力的にもさほど衰えていない時期であれば、
 医師からは確実に手術抗がん剤放射線といった三大治療を勧められるでしょう。
 例え、手術をするにしても最低限の手術にとどめ、
 そこから先の治癒については、免疫療法に任せることが最良の選択です。


 私たちはもともと自然治癒力という素晴らしい力を持っているのですが、
 秩序の乱れが激し過ぎて回復させるパワーが不足したりと、その力が及ばないことがあります。
 その時は、病気として表に現れてきます。

 例えば、DNA が傷付くと、自然治癒力で修復できると言っても、
 次から次に傷付いているのでは修復作業は浮いて追いつきません。
 その結果、癌細胞が発生してしまうこともあるでしょう。
 このような時、現代西洋医学では物理的な力を使って治療をしてきたわけですが、
 一方では、自然治癒力を高めて病気を克服することも考えられます。
 自然治癒力を高めていくことを基本とし、薬や手術などを補助的に使うことが本来の治療ではないでしょうか。


 現代医学では克服できなかった、癌、糖尿病、高血圧、リウマチ、アレルギー、アトピー性皮膚炎、喘息、
 痛風、腰痛、神経痛、うつ病、アルツハイマーなどの難病も年々増加しています。
 その要因として、生活が便利になった反面、食品添加物、大気汚染物質、
 昔にはなかったその他の有害物質が私たちの周りにはたくさんあり、それらが毎日、体内に入ってきています。
 そうした現代の生活によって、自然治癒力は弱まってきていることが挙げられます。


 現代生活は、体内にしても、自然環境にしても、歪みが生じやすくなっています。
 できるだけ、自然で調和の取れた状態に修正していくことで自然治癒力を高めていくべきでしょう。



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