先日にアップしました「癌の根本治療は、「酸性体質」と「酸化体質」という二大『癌体質』を改善すること!」記事の「「体内の癌が消滅した」「癌の完治」ではない!」の項に、以下の内容を加筆しました。
 私は個人的に大事な内容だと思っています。
 加筆した内容のあとに、「「体内の癌が消滅した」「癌の完治」ではない!」の項の全文があります。
 ぜひ、ご一読されてみてください。よろしくお願いします m(__)m




 癌の根本治療は、「酸性体質」と「酸化体質」という二大『癌体質』を改善すること!
 【重篤に悪化した「酸化体質」の前には、食事療法ですら無意味と化す!】



体内の癌が消滅した」「癌の完治」ではない!

 甲田光雄先生のお弟子さんは「糖質制限食について」記事にて、このようにお話しされています。

   癌による糖質制限食と、膠原病の糖質制限食は、変えたほうがよろしいと思います。
   
糖質制限食を双方の病状を持つ患者さんの場合、
    肉類を食べた時に腐敗臭などの強い臭いがする場合は、毒素が多く排出している証拠ですので、
    肉類を止めて、魚と野菜に切り替えるべきだと考えています。
    魚は、鮭を除いた赤身はできる限り避けて、

    青物(青魚)、白身のほうが酸化し難いので、腐敗し難い傾向があります。

 丹羽耕三医学博士は『魚介食の栄養は正常細胞を養い、肉製品乳製品の栄養は癌細胞を養う』と言われています。
ここは「丹羽靱負(耕三)医学博士が語る、肉製品・乳製品の真実!【肉製品・乳製品の栄養はすべて、癌細胞の栄養になっている】」記事を参照してください

 私は、肉製品乳製品から動物性タンパク質を摂取するよりも、魚介食から動物性タンパク質を摂取するほうを推奨します。
 肉製品乳製品の動物性タンパク質は「発癌」「癌の成長を促進させる」という癌研究報告がありますから、私は、肉製品乳製品は避けたほうが無難だと考えています。アメリカが癌患者を減らすのに肉食(獣肉食)の多食を諫めたのを見ても、私はどうしても癌患者さんが肉製品乳製品に頼るのは危険だと思うのです。

 日本人の肉食は本来、魚介食です。日本人はたった数十年前まで、肉製品乳製品など食べていませんでした。
 日本人はつい数十年前から肉製品乳製品を食べ始めたばかりなので、昔から肉製品乳製品を食べてきた欧米人のようには体の機能がついていかないのです。欧米人は長年の肉製品乳製品の食事の経験がありますので、肉製品乳製品を食べた時に発生する毒素を解毒したり、肉製品乳製品を消化する酵素も備わっています。しかし日本人には、肉製品乳製品の食事から発生する毒素を解毒することに長けていない人も多いですし、肉製品乳製品を消化する酵素がない人もいるのです。
 日本人は昔から魚介食を食べてきましたので、魚介食を食べた時に発生する毒素の無害化、魚介食を消化する酵素などは得意中の得意、お家芸なのです。
 こういう、欧米人と日本人の食の歴史的側面、及び、体の機能面から肉製品乳製品の食事を見た場合、やはり、日本人には肉製品乳製品の食事は弊害があるはずですし、食の歴史的実地から見ても、日本人の多くは魚介食をするのが一番安全で適合すると思います。

 例えば、「長寿世界一は沖縄、その秘密は豚肉食だった ~ 日本SPF豚研究会」とか「コラム「南風」 「肉・卵・チーズ」で健康長寿 - 琉球新報 - 沖縄の新聞」のような広告を見たことはありませんか?
 これは「真っ赤な大嘘」です。これは、豚肉の売り上げを上げたい畜産業界が演じた「大嘘」なのです。
 こちらの「「沖縄県民の長寿の秘訣は豚肉」はウソだった!」や「長寿県沖縄の食 ~ 豚肉が長寿の元は「誤り」~」が本当のことです。
 沖縄では昔から豚肉が食べられていたのは事実ですが、これは何も「沖縄の人が豚肉を常食していた」というわけではなく、本土の日本人が年に2回ほど「ハレの日(正月や夏の祭りなどの特別な日)」に家畜の鶏を屠殺して食べていたように、沖縄の人は年に1~2回ほど「ハレの日」に家畜の豚を屠殺して有り難く頂いていたのです。
 そのような沖縄の人たちだって、沖縄に米軍が来て、米軍の影響から肉食(獣肉食)を多食するようになると、やはり、様々な病気が勃発して現われるようになり、沖縄の長寿が首位から急転落したのです。
参照記事沖縄 長寿崩壊の危機 - NHK クローズアップ現代 - NHKオンライン」「長寿日本一の沖縄が首位から急転落! 沖縄県民を取り巻く食環境の実態

 例えば、「イヌイット(エスキモー)は昔から肉食(獣肉食)ばかりしているが、癌をはじめとする病気にはなっていない」ということで、「肉(獣肉)を食べても癌にはならない! 肉食(獣肉食)はどんどんすべきだ! 肉(獣肉)を食べて糖質制限だァ~!」とお謡いなされている医学博士や医師、治療家の先生もおられますが、これがまったくの大問題なのです。
 イヌイットは、確かにクジラアザラシ魚などの肉食(獣肉食)だけをして生きてきました。それは、氷の世界に覆われた地域に暮らしている北極圏の民族には、植物食などまったくできなかったからです。
 イヌイットは確かに肉食(獣肉食)だけをして無病息災に暮らしていたことは、アメリカの調査団が現地で確かめていることですから事実です。しかし、これは「原始イヌイット」であって、「原始イヌイット」から枝分かれして近代化したイヌイットではありません。
 「原始イヌイット」は大昔からクジラアザラシ魚などの肉食(獣肉食)だけをして生きていますが、「原始イヌイット」がしている肉食(獣肉食)は、ほとんどすべて「生食」です。「原始イヌイット」は狩猟で獲れたクジラアザラシ魚などをほとんどすべて「生で」食べています。魚を獲ると倉庫や穴倉に放置して発酵させ、その発酵した魚を「生で」食べています。これは「発酵食品」になっています。私は実際に TV で視ましたが、アザラシの脂肪も「生で」食べていました。
 (ただ、私が昔、TV で視た中では、クジラの「皮の部分」は狩猟直後にその場で「煮込んで」食べていました
 このように、「原始イヌイット」は獲れ立ての新鮮な肉(獣肉)を「生食」しているからこそ、癌をはじめとする病気を一切起こさないのです。
 ところが、この「原始イヌイット」から枝分かれして近代化したイヌイットは、肉(獣肉)を「火食加熱調理)」で食べるようになりました。この、肉(獣肉)を「火食加熱調理)」で食べるイヌイットには、病気が確認されたそうです。
 これらは、アメリカの調査団が現地で調べて報告していることであり、アメリカの「酵素栄養学」では有名な話です。
 ましてや、イヌイットの肉食(獣肉食)というものは、獲れた獲物の全体すべてを食べている「全体食」です。
 日本人のような一部の肉(獣肉)だけを食べている「切り身食(部分食)」ではないのです。
 このイヌイットの肉食(獣肉食)の実情(内訳中身)を知ってか知らないでか分かりませんが、「イヌイットは昔から肉食(獣肉食)ばかりしているが、癌をはじめとする病気にはなっていない」という部分だけを見て、「日本人だって、肉(獣肉)を食べても、癌や病気にはならない」と錯覚を起こすのは本当にどうかしています。
 これは、例えて言えば、「インディアンはタバコを吸っていたが、特に病気を起こしてはいなかった。だから、人間がタバコを吸っても、病気の原因にはならない」と言うのとまったく同じことです。実際にそういう人もいましたが、これは本当に茶番です。
 インディアンに喫煙習慣があったのは事実ですが、インディアンは “宗教上の儀式” で「無添加のタバコ」を主に儀式の時に吸っていたのであって、日本人の喫煙者のように「化学添加物てんこ盛りで薬漬けされたタバコ」を毎日、何十本も吸っているわけではないのですから、「インディアンの喫煙」と「日本人の喫煙」をまったく同一視するなんて、ほとんど「狂気の沙汰」です。これは、完全な「盲(メクラ)様」です。
 イヌイットが肉食(獣肉食)ばかりして無病息災に生きていたのは事実ですが、それは上述しました「原始イヌイット」の話であって、獣の体の一部の肉(獣肉)だけを食べる「切り身食(部分食)」の「火食加熱調理)」しかしていない日本人には適合しないことです。
 この「原始イヌイット」の肉食(獣肉食)の内容(生肉食)の事実を無視して、「イヌイットは昔から肉食(獣肉食)ばかりしているが、癌をはじめとする病気にはなっていない! 肉(獣肉)を食べても癌にはならない! 肉食(獣肉食)はどんどんすべきだ! 肉(獣肉)を食べて糖質制限だァ~!」と「だけ」都合よくお謡いなされている医学博士や医師、治療家の先生には注意されたほうが良いでしょう。
 日本人が「肉(獣肉)を多く食べる糖質制限食」をすると、後年、何らかの問題を引き起こす可能性があると私は考えます。ですから、「肉(獣肉)を多く食べる糖質制限食」を実行されておられる癌患者さんは、もう一度、よくよく真剣に考えられたほうが良いと思います。

 欧米では、肉製品乳製品の食事よりも、植物食による食事療法が多いです。
 ましてや、欧米では昔から「肉食(獣肉食)を諫め、植物食を推奨する古典」も多く存在するのです。
 それは、欧米人は今まで肉製品乳製品を食べてきた経験が長いために、肉製品乳製品から起こる健康上の弊害に早くから気づいていたからです(中には「動物愛護」的な要素の傾向もあったとは考えられますが・・・)。
 ところが日本人は、肉製品乳製品の食事をたった数十年前に始めたばかりですから、肉製品乳製品の害に対して、経験的に無知なのです。
 肉食(獣肉食)を今の医学的な知識だけで判断するのではいけません。問題を起こす原因となるでしょう。
 肉食(獣肉食)は、過去の人類の食の歴史、食の文献、及び、食の実地的事実を考慮して判断せねばならないのです。
 「「食事は炭水化物抜き」が一番危ない 糖質制限ダイエット ~ 現代ビジネス Kodansha」記事を読まれてみてください。

 以上、私は総合的にトータルで考えて、癌患者さんがすべき肉食(動物性タンパク質の摂取)は、肉製品乳製品ではなく、魚介食であるべきだと思います。



  「体内の癌が消滅した」「癌の完治」ではない!」の項の全文は、
    「獣肉を多く食べる糖質制限食は、本当に正しいのか?」記事を参照してください。