今年、2014年に、「南カリフォルニア大学」の研究グループによる『動物性タンパク質は、癌の成長・増殖を促進させる』という研究報告が、アメリカの医学学術誌「
Cell Metabolism」に掲載されました。

 その研究報告は、

    動物性タンパク質は、体内の『インスリン様成長因子(IGF-1』の分泌を促進させ、
     この『インスリン様成長因子(IGF-1』が、癌の成長増殖を促進させる。

 という内容であり、『インスリン様成長因子(IGF-1』レベル(インスリン様成長因子の量)の増加と共に「腫瘍の発生リスク」も増加している、というものです。


 私はこの記事を見ても、何ら驚くことはありません。
 すでに世界中の癌研究にて、科学者たちによる『肉製品乳製品は、発癌リスクを上げる』『肉製品乳製品は、癌を育てて増殖させる』という報告が、科学的データと統計を伴って発表されているのです。

 この「南カリフォルニア大学」の研究グループによる研究報告は『癌と肉製品乳製品の関係』を新たな方向から説明し、『肉製品乳製品は発癌リスクを上げ、癌を育てて増殖させる』という事実を後押しするものに過ぎないのです(当然、研究者の Longo さんには深く感謝しています!)。


 こういった本当に価値ある癌研究報告というのは、いつも外国の先進国から発表されていますね。
 日本の癌研究でも『肉製品乳製品は発癌リスクを上げ、癌を育てて増殖させる』という研究報告がありますが、これは一般人(日本国民)には絶対に公表されません。

 もし、こんな大事な内容を、医学界が日本国民に正式に公表したら、畜産業界と乳業界に多大なる迷惑がかかってしまいますし(肉製品乳製品が売れなくなります)、経済的にも食品業界に大損害を与えてしまうことになりますし、癌患者が減ってしまうため、製薬業界も、癌医療界も、お客さん(癌患者)が減ってしまうと “癌医療ビジネスの売り上げ(年間15~20兆円)が激減してしまう” ので、世の拝金主義者たちは本当に困ってしまうわけです。

 これが、「お金さえあれば、他がどうなろうと構いはしないサ・・」という、「カネゴンお札や硬貨を主食とし、常に食べ続けていないと死んでしまう怪獣)」ばりに、金金音頭に浮かれ続けている “日本社会の正体” です。
 これって、言い過ぎだと思いますか・・?
 日本は何事も “経済を中心とした思考” しかできなくなっている民族に堕落してしまったかのようです・・・。



 この記事のような、『癌と食事の関係』を伝えてくれている癌研究報告の内容を大事に受け止めて、日々の食事を選択するための羅針盤にして行きましょう!

 癌患者さんは必ず「肉製品乳製品は、癌細胞を育てて、癌の増殖に加担してしまうので、絶対に口にしないほうが良い」です。また「糖質(ブドウ糖)」も、肉製品乳製品と同じく癌細胞を育てて増殖させてしまいますから、「糖質(ブドウ糖)」の摂取を制限したり(糖質制限)、止めたり(断糖)すれば、それだけ癌を自然抑制して行くことができるのは言わずもがなです。

肉製品乳製品が癌細胞を育てて増殖させる』につきましては「肉食・乳製品の真実(肉製品、牛乳・乳製品は癌を進行させる食品)」カテゴリを参照してください。
 『糖質(ブドウ糖)が癌細胞を育てて増殖させる』につきましては「ブドウ糖は「癌の最大のエサ」(ブドウ糖は癌を増大・進行させる)」カテゴリや「果物は多糖体に近いので、ダイレクトに「癌の餌」になる」カテゴリを参照してください。
 また『癌と摂取カロリーの関係』につきましては「1100~1300kcal 以下の食事にすると、癌は成長し難くなる」カテゴリを参照してください


 このような『食事のコントロール癌の悪化を自然抑制できる食事療法)』によって『癌の自然抑制』を真面目に実行して行くか否かで、癌が悪化して行くのか・・、癌の進行が止まるのか・・、癌が自然退縮して行くのか・・、この先の「ご自分の癌の進行方向」が大きく左右されて行くのです。

 ちなみに、丹羽耕三医学博士は『肉製品乳製品の栄養は癌細胞の栄養となるが、魚介食の栄養は正常細胞の栄養となる』と言われています。
ここは「丹羽靱負(耕三)医学博士が語る、肉製品・乳製品の真実!」記事を参照してください

 肉食と言っても、『魚介食』ならば「正常細胞の栄養」となり、癌細胞を育てることは無いようです。
 ぜひ、白身魚を中心に魚介食をされてください。ここは「魚食は、コエンザイムQ10が豊富な「鰯(いわし)」がベスト!」記事など参照されてみてください m(__)m


 癌患者さんがまず真っ先に成すべきことは、「体内の癌を育てて増殖させてしまう食物」を止めて行くことです。
 『食事のコントロール』をもってして『癌の自然抑制』を成し得て行かなければ、癌が育って増殖していく一方になるのです・・。食事は毎日のことですから、「癌を育てる食事」を毎日して行くのと、「癌を自然抑制する食事」を毎日して行くのと、その差は歴然、やがて命運を分ける結果が現われて来ることになるでしょう。

 癌治療はまず、“これ以上、癌が悪化しないようにする” ための『食事のコントロール癌の悪化を自然抑制できる食事療法)』を真っ先に身に付けて、これを “癌治療の土台” に置くべきです。
 『食事のコントロール』によって これ以上、癌が悪化しないで済む体” を体得したその上で、癌治療に有効する自然療法をいろいろと併用して組み合わせて行うべきだと思います。


 どうか、『癌が悪化しないで済む食事の在り方』を学ばれて、これを真っ先に身に付けられてください。
 同時に、『癌体質を改善する(癌が改善する)食事の在り方』を会得されて、これも身に付けられてください。

 癌の食事療法は、『癌が悪化しないで済む食事』と『癌体質を改善する(癌が改善する)食事』の両方(両道)が満たされている(融合されている)食事療法でなければなりません。
 『癌が悪化しないで済む食事』と『癌体質が改善する(癌が改善する)食事』とが正しく組み合わされている食事療法でなければ、その食事療法は不完全です。この不完全さが、癌の生還率を下げてしまう原因となるのです。


 世界中の癌研究報告によって明らかとなって来ている『食事の如何によって、体内の癌の進行状況が左右される』という事実をしっかりとつかんで頂き、ご自分の癌治療に活かされて頂きたいと願います。
 よろしくお願いします m(__)m


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 タバコと同じくらい健康に良くない6つの生活習慣
 【「人民網 ー 日本語版」
より 】 (2014年04月22日13:44


 3.肉を食べ過ぎる

 「動物性蛋白質」は、ガン細胞の分裂を促すインスリン様成長因子(IGF-1を促進させる。

 米医学学術誌「Cell Metabolism」に掲載された「南カリフォルニア大学」のある研究結果によると、
 中年時に大量の「動物性蛋白質」を摂取したグループは、
 後にガンで死亡する比率が同年齢の4倍に達することが明らかになった。
 それに対し、65歳以上の人にはなんら悪い影響が見られなかった。

 専門家は、豆類などの「植物性蛋白質」を、一部の「動物性蛋白質」の代わりとして摂取すべきと忠告する。
 中年層は、毎日体重に基づいた蛋白質(体重0.9キログラムに対し、0.8グラム)を補充するべきだという。




 動物性タンパク質の取り過ぎはガンを誘発する可能性有り、
 ただし高齢者では積極的に摂取すべき ー Cell Metabolism

 【「Technity - 知的好奇心を刺激する、科学・テクノロジー専門媒体」
より 】 (2014年3月5日 20:02


 「南カリフォルニア大学」の研究グループは、このたび、
 「動物性タンパク質」を必要以上に摂取することはガンや早死を引き起こす原因となり得るものの、
 一定の年齢以上の高齢者では、逆に健康に良い効果が得られる可能性があるとする研究結果を発表しました。
 この成果は、科学誌「Cell Metabolism」に掲載されています。

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 タンパク質は、炭水化物や脂肪と並ぶ三大栄養素の一つであり、人間が生きていく上で必須となるものです。
 最近では、日本でも炭水化物の量を減らしてタンパク質を豊富に摂取する、
 いわゆる “低炭水化物ダイエット” が流行しており、
 他の2つに比べて「太りにくい栄養素」として積極的な摂取を推奨している書籍などもあります。

 一方で、そうした食事法は健康に重大な悪影響を与える可能性が以前から指摘されており、
 危険性を換気する声もあります。
 しかしながら、そうしたタンパク質の過剰摂取と死に至る疾病リスクとの関連性は、
 これまで明確には示されていませんでした。


 今回、Longo 氏らは50歳以上の成人サンプル6318人を、タンパク質の摂取量に応じて3つのグループに分類。
 すなわち、1日の摂取カロリーの20パーセント以上をタンパク質から摂っている「高タンパク」、
 タンパク質の摂取カロリーが10~19パーセントを占めている「中タンパク」、
 そして、10パーセント以下の「低タンパク」のグループです。

 これら3つのグループについて、ガンの発症率や調査期間中の死亡率の違いを比較したところ、
 50歳から65歳までの「高タンパク」のグループでは、全体の死亡率が75パーセント上昇しており、
 ガンによる死亡リスクも他のグループに比べて4倍多くなっていたとのこと。
 また、「中タンパク」と「低タンパク」を比べた場合でも、ガンで死亡する割合は3倍多くなり、
 一方で「中タンパク」から「低タンパク」に映った場合では死亡率が21パーセント減少したとしています。

 研究グループによると、このような摂取量の増加に伴なう発がん、及び、死亡率のリスク上昇は、
 豆類などの「植物性タンパク質」や「炭水化物」「脂肪分」といった他の栄養素では確認されず、
 つまるところ「動物性タンパク質」の摂取が影響しているものと考えられるとしています。

 しかし一方で、66歳以上の層においては、「中タンパク」や「高タンパク」のグループに属する人は、
 「低タンパク」のグループよりもガンを始めとする病気にかかりにくい傾向がみられたとのこと。
 これは、なぜでしょうか?

 論文では、こうした年齢によって相反する傾向が見られる理由として、
 成長ホルモンなどが関係する内分泌系との関連を挙げています。

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研究の Graphycal Abstract(Cell Metabolism より



 人間の体内で、組織の発達を制御している重要物質の一つに、
 『インスリン様成長因子(IGF-1というものがあります。
 これは、成長ホルモンの刺激にともなって肝臓から分泌される物質で、
 筋肉や骨、内臓、神経など人体の多くの器官で細胞が成長するために必要不可欠なものとなっています。

 しかし、近年の研究により、
 「インスリン様成長因子(IGF-1)には、ガン細胞の成長も促進させる可能性がある
 ことが明らかになってきています。

 このインスリン様成長因子(IGF-1、若い時には体内で豊富に作られているのですが、
 65歳を過ぎたあたりから分泌量が急激に減少してゆき、筋肉の衰えなどを誘発することが知られています。

 このことから研究グループは、
 「動物性タンパク質」の摂取と、それに伴うインスリン様成長因子(IGF-1の分泌促進との均衡が、
 ガンの発生や死亡率の増加に影響している、という仮説を立て、マウスを使ったモデル実験を行いました。

 その結果、生後12週間(人間での中年期に相当)までにタンパク質(動物性タンパク質)を積極投与したマウスほど、
 『インスリン様成長因子(IGF-1レベルと腫瘍の発生リスクがともに増加していることが確認され、
 また、24週間以上の高齢マウスでタンパク質(動物性タンパク質)の投与を制限した場合でも、
 同様の傾向が現れたとしています。

 冒頭で触れたような低炭水化物ダイエットについては、
 個人的な経験でも確かに体重が減少しやすくなるといった感覚はあったのですが、
 そうした偏った栄養摂取が引き起こす健康リスクについても意識する必要があると、改めて感じた研究でした。
 何事も、極端なのはダメだということですね・・・。