この記事は、「
玄米菜食の火食(加熱調理)は、なぜ “癌の食事療法” として不向きなのか?」、また「玄米菜食の生食(生玄米粉食生菜食」を中心とした食事療法短鎖脂肪酸食 )は、なぜ “癌の食事療法” として有益なのか?に関する部分を、次の2つの記事から「短鎖脂肪酸食」カテゴリ用に抜粋したものです

   癌は「飢餓に非常に弱い」生き物ゆえ、『少食療法』や『断食療法』が顕著に効果する!
    【ブドウ糖が癌を育てる:ブドウ糖から『短鎖脂肪酸』へのエネルギー源シフトを!】

   現代の日本人に、マクロビオティックが通用しない理由
    【生菜食療法は「有用細菌」の摂取にもなり、腸内細菌を健全に育てる!:
     マクロビオティックは過ちを正すべき!】


 この記事は、『癌の食事療法とは、ただ単に “玄米菜食であれば何でも良い” とするのは完全に間違っている!』ということを、『癌の特徴』を通してキチンと知って理解して頂くための内容です。
 癌の食事療法において、ここは本当に重要なポイントです。
 玄米菜食で癌を育てて進行させてしまうのか・・、
 玄米菜食で癌を自然抑制しながら『癌体質』を改善し、癌を治していくのか・・、
 (癌体質を改善しなければ、癌は絶対に治りません!
 玄米菜食で「癌が悪化するか」「癌が改善するか」がクッキリと色分けされるほどの大事なのです。
 この内容は癌治療において特に重要な視点なので、食事療法をしている癌患者さんは必ずご理解してください。
 そして「癌を改善するために有効する玄米菜食とは、一体どのような内容なのか?」について、ご自分なりに真剣に見つめてみてください m(__)m


 次の記事は、夏井睦医師の著書「炭水化物が人類を滅ぼす - 糖質制限からみた生命の科学」の中の、不溶性食物繊維の『セルロース』と、その『セルロース』を分解してビタミン・短鎖脂肪酸・アミノ酸などの重要な栄養を産生する『セルロース分解菌』の関係が細かく解説されている資料です。

   炭水化物が人類を滅ぼす - 糖質制限からみた生命の科学 夏井睦医師
    【セルロースを『セルロース分解菌』が分解して栄養を産生し、宿主である人間に提供している!】


 腸内細菌が宿主である人間に多くの栄養を産生して提供してくれていることがよく分かる内容です。人間は食事を通して体外から摂取した栄養よりも、腸内細菌によって産生された(腸内細菌を通して体内で摂取した)栄養のほうを優先して使用します。体外から摂取した栄養は「補助栄養」であるのが真相のようです。
 ですから、食事とは「体外から栄養を摂取する」のが本当の目的ではなく、『腸内に飼っている腸内細菌にエサを与え、その腸内細菌が産生する栄養を得る(摂取する)ために食事を取っている』というのが『食の真相』と言えるでしょう。これはまったく、腸内細菌 “様様” ですね!

 ここは、次の記事を参照されてください。

   大腸菌が「野菜のセルロース」を分解した時にミネラルを作り出す
    【体外から得た栄養よりも、腸内細菌が産生した栄養のほうを、体は優先して使用する:腸内細菌依存】

   人間の体は、体外から来た栄養よりも、体内で生産された栄養を優先的に使用する
    :胃腸が弱い人は、玄米クリームから始めて生玄米粉へ:根菜野菜を摩り下ろせば、酵素は5倍に増える


 この記事のご紹介のあとに、この記事の内容に重なる『マクロビオティックの盲点』に関する話をしています。
 ぜひ、ご一読されてみてください m(__)m

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癌は「飢餓に非常に弱い」生き物ゆえ、
  『少食療法』や『断食療法』が顕著に効果する!
【ブドウ糖が癌を育てる:ブドウ糖から『短鎖脂肪酸』へのエネルギー源シフトを!】



マクロビオティック(玄米菜食のお料理)という食事療法の盲点
  ~ 玄米食をして栄養改善をしながら血液浄化はしていても、
    それが『玄米ご飯』であれば、「ブドウ糖の摂取」の面では何も変わらない ~


 そして、癌の食事療法として「玄米菜食のお料理(玄米菜食の火食)」をしている癌患者さんだって、これはま~ったく同じなのです。「玄米菜食のお料理(玄米菜食の火食)」で癌を改善していこうというのは私にも分かりますが、たいていの食養者は玄米を「玄米ご飯(玄米の火食ブドウ糖の摂取)」で食べているのですから、例え玄米食をしていても、これではもろに「ブドウ糖の摂取」になってしまいます。「ブドウ糖の摂取」の面から見れば、玄米であろうが、白米であろうが、何も変わりないのです。「ブドウ糖の摂取」の面で見れば『玄米ご飯 2合』=『白飯 2合』であり、「ブドウ糖の摂取」の面では本当に何も変わらないのです(あくまで「ブドウ糖の摂取」の面だけを見ればですよ・・・)。
 ですから、癌患者が「玄米ご飯(玄米の火食ブドウ糖の摂取)」を食べれば食べるほど、それだけ「ブドウ糖の摂取」となって、体内にある癌に(この記事でお話ししてきました『癌の性質』に則った)相応の影響が出ていて当然です。癌患者が「ブドウ糖の摂取」をすれば、体内にある癌に影響が出ないわけがないのです。

 これまでにも、癌を治そうとしてマクロビオティックのような「玄米菜食のお料理(玄米菜食の火食)」を一生懸命に食べてはみたものの、癌に負けて亡くなっていった多くの癌患者さんがいました。当然ですが、「玄米ご飯(玄米の火食ブドウ糖の摂取)」と「菜食料理(菜食の火食)」は普通の現代食に比べれば遥かに良いのですが、やはり「ブドウ糖の摂取」の面では何も変わらないわけですから、癌の状態によっては「玄米菜食のお料理(玄米菜食の火食)が癌を育てて進行させる原因となってしまっていた」ということがあったはずです。これは、ここまでお読み頂いた方には想像に難くないはずです。

 済陽高穂医師は、例えばこちらの「ガンを消す食事 完全レシピ166」という著書を「クリック、中身! 検索」で見て頂きたいのですが、


 物の見事に「玄米菜食のお料理(玄米菜食の火食)」ばかりです。
 済陽先生は生野菜ジュースも薦めていますからまだ良いのですが、これは手術をしたあとに食事改善をして癌の再発を地道に防いでいく、というレベルです。体内に癌があっても、癌患者さんによってはこれで「癌が消失した」患者さんもおられるのでしょうけれど、その「済陽式ガン食事療法」の有効率はやはり「64.5%」しかありません。この「有効率 64.5%」という数字が、高い『癌の生還率』だと思われますか・・・?

 いいえ! こんなんじゃ、全然足りません!!

 この「有効率 64.5%」という数字・・、これはつまり、半分強の癌患者さんは「癌を改善・克服している」けれども、半分弱の癌患者さんは「まったく助かっていない」という数字なのです。

 この済陽式ガン食事療法の『癌の生還率』がなぜ低いのかと言いますと、この記事でお話ししてきましたように、「玄米菜食のお料理(玄米菜食の火食)で摂取するブドウ糖が『癌の生還率』を大きく下げている原因になっている」はずです。この記事を真面目にご覧になって頂いていれば、火を見るよりも明らかだと思います。

 玄米ご飯(玄米の火食)は確実に「ブドウ糖の摂取」になってしまいますから、この食事で癌に立ち向かうためには、よほど少食に抑えて食べていかないといけないと思います。私も玄米ご飯は大好きですけれども、玄米ご飯(玄米の火食)は、特に癌が悪化している癌患者さんがすべき食事療法ではないと思います。

 確かに玄米ご飯(玄米の火食)も菜食料理(菜食の火食)も『栄養改善食』であり、『浄化食』にもなりますから、少しずつ血液浄化を成して血液を綺麗にしてくれることでしょう。しかし、癌が悪化している癌患者さんほど、より多くのブドウ糖が癌に取り込まれているのですから、この玄米ご飯(玄米の火食)や菜食料理(菜食の火食)から摂取するブドウ糖がまったく悪さをしないだなんて言える保証が一体どこにあるのか、お伺いしたいです。


 もうひとつ、例え話をします。

 末期癌患者さんが「玄米菜食が良い!」とだけ聞いて、必死になって「玄米菜食のお料理(玄米菜食の火食)」を食べ始めたとします。世間一般の方々は、たいていは「良い食べ物をたくさん食べれば良い!」と思い込んでいますから、それで一生懸命になって玄米ご飯(玄米の火食)を一日に2合も3合もたらふく食べてしまう方もおられることでしょう・・。
 しかも、「肉食はしない! 菜食であれば良い!」とだけ思って、「癌を進行させる最悪の促進剤」となってしまう肉製品・乳製品を食べなくても、この記事でお話ししてきました重大な「癌におけるブドウ糖の問題」のことなど何も知らずに「白砂糖を止めて、黒砂糖にすりゃぁ~良いんだろう!」と勘違いされて、「菜食だけだから、甘くしないと味がつまんねぇ~なぁ~」とか言いながら黒砂糖を大匙を使ってドシドシ使われた日にゃ・・、もう~~たまりません! 当然ですが、黒砂糖も思いっきり「ブドウ糖の摂取」になってしまうのですから、これで良いわけがないのです・・・。
 いくら肉製品・乳製品は食べなくても、玄米ご飯(玄米の火食)でたらふくブドウ糖を摂取する・・、しかも黒砂糖などの調味料からもたっぷりとブドウ糖を摂取してしまう・・・、こんな「玄米菜食のお料理(玄米菜食の火食)」をされたりでもしたら、この末期癌患者さんは確実に癌で亡くなることでしょう・・。「玄米菜食であれば良い!」というわけでは決してないのです。もっと細かく、もっと深く見つめていかなければなりません・・・。

 癌の食事療法における「玄米菜食であれば良い!」とする盲信は、絶対に訂正しなければなりません。
 上述のような勘違いをされている食養家や食養者も、実際に過去、数多くいたはずです(今も多くおられるでしょう)。
 癌の食事療法で一番肝心な「癌におけるブドウ糖の問題」についての知識と認識が一切無かったために、今までどれほど多くの癌患者がこうした「間違った玄米菜食」が原因して癌で亡くなっていったことかしれないのです・・・。




現代の日本人に、マクロビオティックが通用しない理由
  【生菜食療法は「有用細菌」の摂取にもなり、腸内細菌を健全に育てる!:
   マクロビオティックは過ちを正すべき!】 .



 現代の日本人に、マクロビオティックが通用しない理由
 ~ 生菜食療法は「有用細菌」の摂取にもなり、腸内細菌を健全に育てる ~

 このような『腸内細菌が栄養を産生して宿主(人間)に提供している』という内容に触れる度に、生体にとって、腸内細菌が “如何に重要な存在であるか” を思い知ります。

 考えてみれば、現代の日本人は、現代食のような「腸内細菌を乱してダメにする食事」ばかりし、日本社会や現代医療・化学医薬による化学汚染を身に受けることで「腸内細菌の破壊」を受け、腸内細菌の健全性・正常性を失い、腸内細菌に異常が出ているために、食べているのに栄養失調になる・・、粗食を始めた途端に体が衰弱して弱ってしまう・・、というような現象が起きているのでしょう。

 マクロビオティックのような「玄米菜食の火食(玄米菜食のお料理)」は、腸内細菌の健全性・正常性がしっかりと保持されていた “昔の日本人” にこそ通用した食事法です。現代の日本人のように、“腸内細菌が乱れ、破壊を受け、その数も種類も減少している” ような人では、もはや通用しない食事療法なのです。だからこそ、マクロビオティックは今までに、問題を数々引き起こしているのです。

 現在、世間でもようやく “火食(加熱調理)をすると、ビタミンや酵素が破壊されて「ビタミン・酵素不足になる」” と広く認識されるようになってきましたが、実は、日本は昔から「煮込み文化」と言って、何でもかんでも “鉄鍋でサッと煮込んで” から食べていましたので、昔の日本人に「生食」の感覚はほとんどありませんでした。
漬物や納豆などの発酵食品は、現代と同じように生食だったでしょう

 つまり、昔の日本人の食生活は、マクロビオティックのような粗食メニューだったのです。昔の日本人はその粗食メニューで余計な病気などせずに、ちゃんと強健に生きていたのです。昔の日本人は、マクロビオティックのような粗食メニューであっても、全然大丈夫でした。

 その理由は、昔の日本人の腸内細菌が健全で、まったく正常であったからです。
 食事からビタミンや酵素をあまり摂取できなくても、腸内細菌が粗食によって健全・正常に育まれ維持されていたので、その健全で正常な腸内細菌が “宿主である人間が生きるのに必要な栄養” を産生して提供してくれていたので、食事で必須栄養素が欠如していたとしても、昔の日本人はマクロビオティックのような粗食で充分に体を養うことができたのです。

 ここは大事なので、もう一度まとめます。

 昔の日本人がマクロビオティックのような粗食メニューでも体を養えたのは、『昔の日本人が腸内細菌の数も種類も豊富で、腸内細菌の健全性・正常性を完全に保持していたため、腸内細菌が “宿主である人間が生きるのに必要な栄養” を産生して提供してくれていた』ので、粗食の食事に例え必須栄養素が欠如している面があったとしても、腸内細菌が産生して提供してくれる栄養を摂取することで、栄養失調にもならずに、ちゃんと無病息災に生きることができていたというわけです。


 これが真実であることは、現在進行の発展途上国の人々を見れば分かります。

南米の山奥に暮らすある民族は、ジャガイモを主食にして、副食には野菜を少々食べるだけ・・。
南米の長寿地域では、主食にトウモロコシ(全粒)で作ったナン(パンのようなもの)を食べ、副食は野菜や発酵食品を少々食べているだけ・・。
北欧の長寿地域は、玄麦を粉に挽いて(全粒粉で)作ったパンを主食にし、副食は野菜や発酵食品だけ・・。
フンザという長寿地域では、玄麦で作った(全粒粉の)うどんや野菜だけで長寿を保っている・・。
極めつけは、アマゾンの奥地に暮らすある民族は、大木の幹の中身(白い部分)をかき出して水に浸けることで澱粉を沈殿させ、水の底に沈殿した澱粉を採取して保存し、その澱粉を焼いてナンにして食べる主食と、副食は “巨大カブトムシの幼虫” を生で食べるだけ・・、食事はこの2種類のみ・・・。

 以上は、私が実際にNHKの放送で視た内容です。
 「ある民族」と書いていますのは、ちょっと “民族名” までは覚えていないからです(すみません・・)。
 これらの人々は、なぜこのような(玄米菜食が豪華に見えてくるくらいの)「粗食にもならない貧しい食事」で、病気ひとつせずに無病息災に暮らせる(生きることができる)のでしょうか・・・。

 その答えが『腸内細菌による、宿主への栄養産生提供』なのです。
 これらの民族は大自然の中で暮らし、日常茶飯事、自然の中で様々な細菌たち(抗原)に触れながら暮らしていることで腸内細菌が強力に育まれており、腸内細菌の健全性・正常性が完全に保持されているため、例え食事面で栄養に欠けているところがあったとしても、その健全で正常で強力なる腸内細菌がその民族の人々が生きるのに “必要な栄養” を産生して提供してくれているので、これらの地域の人々は栄養失調など起こすことなく、無病息災に当たり前顔して生きることができているわけです。やはり、人間と腸内細菌は『共生者』なのですね。
これらの民族は共通して「良質な水を飲んでいる」という点も挙げられます


 今までも、これらの民族を栄養学者が調査したことがありましたが、経口摂取している栄養がことごとく欠如しているのに、なぜこれらの民族に病人がひとりもおらず、みな揃って無病息災に生きることができているのかが、ま~ったく解からなかったのです。栄養学者たちは、ホント、お手上げ状態でした・・・。

 ところが、近年に入ってから人類の学問に『腸内細菌学』が現われ、人間と腸内細菌との関係が明らかになっていきました。それにつれて、これらの民族が “経口摂取する栄養に欠けていながら、どうして無病息災に生きることができているのか” が、医学的にだんだんと理解されるようになったのです。

 これを理解するには、ちょっと、人類の歴史的側面を見なければなりません。
 これには「長い人類の歴史的事情」が関与しています。

 人類史はずっと「飢餓との戦い」でした。現在の日本人のように、人類の中で毎日三食も安定して食べられる民族が現われたのは、長い人類史上では、ここ最近の出来事なのです。長い長い人類史の、そのほとんどが飢餓や飢えとの戦いの連続であったために、人類は「飢えている時間」のほうが遥かに長かったのですね。
 それゆえ、食事で栄養を摂取することは日常的にそれほど期待できなかったので、体は『“腸内細菌の産生してくれる栄養” に頼る生命機構を身に付けた』といわけです。これを『腸内細菌依存』と言います。

 現代の日本人のように一日三食の食事を満足に食べられるようになったからと言って、この生命機構は何も変わらず引き続き続行中ですから、現代の人間の体も、人類が過去の「飢餓との戦い」の実地から身に付けたこの生命機構の通りに働きます。
 つまり人間の体は、まずは『
腸内細菌が産生してくれた栄養』を優先的に使用し、食事から摂取した栄養(体外から摂取した栄養)は「補助栄養」として使用するのです。“腸内細菌が産生してくれた栄養” が主役であって、“経口摂取した栄養” はあくまで「補助的な栄養」なのです。


 人間の体は、食事を通して経口的に「体外から摂取した栄養」よりも、腸内細菌によって産生された(腸内細菌を通して体内で摂取した)栄養のほうを優先して使用します。経口的に「体外から摂取した栄養」が主役で使用されるのではない・・、これが「栄養摂取の真相」です。食事で栄養を経口摂取する “真の目的” は、「人間の栄養にするため」というよりも、『腸内細菌にエサを与えて健全に育てることで、人間が生きるのに必要となる栄養を、腸内細菌に産生提供してもらうため』というのが、「食事の第一目的」と言えるでしょう。

 体は、腸内細菌に産生してもらった栄養のほうが使用しやすいのです。
 なぜならば、大昔からそうしてきたからです。
 (上述のように、昔は飢餓が多く、食物が少なかったため、体は腸内細菌からの栄養提供に大きく依存していたためです

 体は『腸内細菌が産生してくれた栄養』のほうを使用することに慣れているのです。
 しかも、食事で摂取した栄養はそのままでは使用できないので、たぶん体も骨が折れるのでしょうね(笑)。
 体は使用しやすい栄養のほうを使います。

 これが『真の栄養学』です。
 日本の栄養学は「食うこと(摂取すること)」しか言えていませんが、これは『腸内細菌学』が欠如した学問だからです。
 日本の栄養学はいまだ、中途半端な学問を卒業できていないのです。
 早く『腸内細菌学』を取り入れた食学へと進化して頂きたいと願っています。


 つまり、『真の栄養学』における「栄養摂取の真相」には、

  食物  経口摂取  腸内細菌のエサとなる  腸内細菌が人間が生きるのに必要な栄養を産生  人間の栄養となる
  (食事から摂取した栄養(体外から摂取した栄養)は「補助栄養」として使用される

 という流れがあるのです。

 食事とは「体外から栄養を摂取する」のが本当の目的ではなく、『腸内に飼っている腸内細菌にエサを与え、その腸内細菌が産生してくれる栄養を得る(摂取する)ために食事を取っている』というのが『食の真相』と言えるでしょう。
 食事を通して “経口摂取した栄養” が体内で使用されるのは「補助栄養」に過ぎず、栄養摂取の主役はあくまで “腸内細菌が産生してくれた栄養” なのです。これは、日本の栄養学がまだ正式に発表できないでいる内容です。

 ここのところは、次の記事を参照されてみてください。

   大腸菌が「野菜のセルロース」を分解した時にミネラルを作り出す
   【体外から得た栄養よりも、腸内細菌が産生した栄養のほうを、体は優先して使用する:腸内細菌依存】

   人間の体は、体外から来た栄養よりも、体内で生産された栄養を優先的に使用する
    :胃腸が弱い人は、玄米クリームから始めて生玄米粉へ:根菜野菜を摩り下ろせば、酵素は5倍に増える



 このように、腸内細菌の健全性・正常性を完全に保持していた昔の日本人や、現在進行の発展途上国の民族は、以上のような理由から、例え栄養面に欠けた粗食メニューであっても、その粗食で充分に体を養えたのです。
 上述の民族と同様、昔の日本人も大自然の中で暮らし、自然と共に生きていましたから、日常茶飯事、自然の中で様々な細菌たち(抗原)と触れ合うことで腸内細菌が強力に育まれ、現代の日本のような「社会の化学汚染」がまったくなく、しかも食事が粗食だったので、昔の日本人の腸内細菌は完全に健全性・正常性が保持されていたのです。


 ところが・・、です。
 これは、現代の日本人には通用しません・・・。

 上述のように、腸内細菌が乱れ、破壊を受け、その数も種類も減少している現代の日本人が、いきなりマクロビオティックのような粗食をしたら問題が起こる人も多いでしょう。腸内細菌に問題があると、腸内細菌が産生して提供してくれるビタミン・酵素の摂取に不足が出てしまうので、もし、そういう人がマクロビオティックのような「火食(加熱調理)に傾倒している食事(ビタミン・酵素に欠如している食事)」ばかりしてしまうと、もろにビタミン・酵素に不足が出てしまい、体がだんだん衰弱していってしまう人も多いのです。腸内細菌に問題があるために、腸内細菌からの栄養提供面に不足が出ているからです。

 実は、火食(加熱調理)をすると破壊されてしまうのは、ビタミンや酵素だけではありません。
 生きた玄米や野菜の表面には『有用細菌』が付着しており、これを生で食べると、ビタミン・ミネラル・酵素などの栄養素の摂取と共に「有用細菌の摂取」にもなるのです。すると、その「有用細菌の摂取」が健康上、有益な「腸内細菌の健全な分布」を形成させることにつながります。

 それは、ここでご紹介させて頂きました夏井医師の本文中にも、「細菌は食物を介して次々と入ってきて、一部は確実に大腸に到達している」と書いてありましたね。

 次をご覧ください。

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 右上の「子供が(母親の)ウンチを食べて、お腹に “セルロース分解菌” を定着させる」とあります。
 自然界の草食動物は、子供が母親の糞を食べることで、親から腸内細菌を受け継ぐのです。母親の糞の中にはまだ生きた腸内細菌が含まれていますから、それを経口摂取することによって、自分の腸内に定着させるわけです。特に有名なのは象ですね。自然界の草食動物は今もこれを継続して、健全な腸内細菌が “親から子へと受け継がれていく” のです。
母親の糞には腸内細菌の他、栄養が豊富に含まれていますので、子供は栄養摂取のためにも母親の糞を食べるのですね

 つまり、これは夏井医師が言われていたこと、そのままに、『経口摂取した細菌は、自分の腸内細菌として定着させることができる』というシステムがあるわけです。もし病原菌であれば怖いのですが、それが『有用細菌』であれば健全で強力な「腸内細菌の分布」を形成させることができるで、これは非常に有り難いことなのです。
逆に、腸内細菌に不足が出るほうが怖いです。腸内細菌が破壊されると、人間は難病に進んでいくそうですから・・・

 ただ、これには「食べたものに有用細菌が付着している」という条件と共に、「有用細菌を生きたままの状態で摂取する必要があり、そのためには生食でなければならない」という条件が必要です。加工食品を食べても「有用細菌の摂取」にはならず、また、火食(加熱調理)をすれば “殺菌してしまう” ため、「有用細菌の摂取」にはなり得ません。

 ですから、腸内細菌を育む一助として『有用細菌』を摂取するためには、“「天然の生の食品」を『生食』する” という条件が絶対に必要なのです。ここに、『生菜食療法』が “腸内細菌を正しく育成できる” という理由があるのです。
 『生菜食』は、生玄米や生野菜の表面に付着している『有用細菌』まで摂取しますから、『生菜食』を通して『有用細菌』を摂取することで、腸内細菌を育むことができるわけです(これは、発酵食の遥か上を行くような感じですね!)。

 アメリカの動物園は、昔は動物園の動物に「加熱したエサ」ばかり与え、それで多くの動物が人間と同じような病気に罹って死んでいったそうです。しかし、動物に「生のエサ」を与えるようになってから動物が病気に罹らなくなり、動物たちは本来の寿命を迎えることができるようになったそうです。
 この実地を見ればお分かりのように、自然界の動物であっても、火食(加熱調理)ばかりしていると病気が発生してしまうのです。生食にすると、病気が消えていったのですね。

 これは何も動物に限ったことではなく、人間も同様に『生菜食』をすれば大きな効果が得られるのです。
 『生菜食』を通して、生きたビタミン・ミネラル・『有用細菌』を充分に摂取することで腸内細菌が育まれ、「免疫能力」や「代謝能力」が高まり、これらのすべてが治病の上で重要となるのです。逆に言えば、もしこれらが無ければ、治病は難しいと言えるのです。



 ここで、なぜ、現代の日本人に “マクロビオティックが通用しなくなっている” のかを考えてみましょう。

 マクロビオティックのような「玄米菜食の火食(玄米菜食のお料理)」ですと、火食(加熱調理)によってビタミンや酵素が破壊を受けるばかりでなく、同時に、(上述しましたように)生玄米や生野菜の表面に付着している『有用細菌』までが完全に殺菌されて死滅してしまうのです。腸内細菌が健全・正常・バリバリ絶好調♪であった昔の日本人ならばそれでも大丈夫でしたが、腸内細菌に問題が出ている現代の日本人では、これでは『腸内細菌の正常化』が起こりません。

 上述のように、現代の日本人は腸内細菌に問題がある・・、だから腸内細菌からの栄養提供に不足が出ている・・、それでいて、火食(加熱調理)の食事ばかりするから、食事からのビタミン・酵素・『有用細菌』の摂取にも不足してしまう・・・。
 よもや、この体の状態でですね・・、理論に傾倒し過ぎた “間違いのかなり多い” マクロビオティックを盲信して、玄米ご飯と牛蒡のきんぴら程度の粗食しか食べなかったら、そりゃ、いろいろと問題が出てきて当然ですよ!

 はっきり言って、マクロビオティックは、現代の日本人では通用しません!

 現代の日本人は、腸内細菌の数も種類も減少の一途をたどり、腸内細菌に問題が出ている人が多いです。
 これは化学物質・化学化合物が含まれている食品を多く摂取することになる現代食(しかも、肉食編重)を食べているという理由が大きな原因となっていますが、もっと大きな理由としては、自然医学から離れ、化学療法に傾倒した現代医療から受ける「人体への化学汚染の被害」が挙げられます。化学医薬や点滴に含まれる化学物質・化学化合物によっても、腸内細菌が破壊を受けることがあるのです。

 中でも、現代医療が多用する、あの「抗生物質」です。
 この抗生物質はというのはかなりの “曲者” で、便利だからと言って平気で使用していると、確実に腸内細菌を破壊します。

 ウィキペディア(抗生物質)には、このように載っています。

「抗生物質は病原性を示していない細菌にも作用するため、多量に使用すると体内の常在菌のバランスを崩してしまう場合がある。それにより、常在菌が極端に減少すると・・・」

 また、こちらの「免疫の専門サイト」(リンク)には、このように載っています。

「風邪を引いて病院に行くと、必ずと言っていいほど抗生物質を処方されます。
 実は、この抗生物質の乱用が免疫力を弱めているのです。
 抗生物質は『魔法の弾丸』とも呼ばれ、体内の細菌を皆殺しにしてしまうほど強い力を持った薬です。
 体内に侵入してきた有害細菌に対しては有効ですが、同時にビフィズス菌など体にとって有益な善玉菌まで殺してしまうため、結果的に人が本来持っている免疫力まで弱めてしまうことになるのです。」


 これは要するに、抗生物質を使用すると「悪い細菌だけでなく、腸内細菌や口腔内細菌などの体内に常在する細菌(常在菌)まで皆殺しにしてしまう」ということです。抗生物質を散々乱用してきた現代の日本人の多くの人々の腸内細菌に問題が数多く発生していて当然と言えるでしょう。現代の日本社会は、腸内細菌を破壊する要因で溢れ返っているのです。これじゃ、病人が増えるわけですよ!

 病人は腸内細菌に異常があり、ビタミン・ミネラル・酵素に不足しているという共通点があります。
 この体の状態で、マクロビオティックのような「玄米菜食の火食(玄米菜食のお料理)」でいくら病気を治そうとしたって、マクロビオティックは火食(加熱調理)ばかりでビタミン・酵素が欠けてしまっている食事ですから、昔の日本人のように腸内細菌が健全で正常であればいざ知れず、腸内細菌に問題が出ている現代の日本人ならば、一体どうなるでしょうか・・・?
 もうお分かりのように、 腸内細菌からの栄養提供が不足している中で、このようなマクロビオティックの食事をいくら摂取しても、ビタミン・酵素の不足は満足には補えないのです。

 ですから、腸内細菌に問題が発生している現代の日本人なればこそ、ビタミン・ミネラル・酵素を大量に摂取できる『生菜食療法』が一番有効します。生食ゆえに “火食の害が何もない”『生菜食』からは、生きたままのビタミン・酵素をそのまま摂取できるのです。当然、『生菜食』は『有用細菌』の摂取にもなりますから、問題が出ている腸内細菌を手入れすることもできるでしょう。現代の日本人にこそ、『生菜食』は大きく効果するのです。

 この超有効する『生菜食(植物の生食)』を “生野菜は体を冷やすからダメ~ッ!” という理由だけで軽く排除してしまっているマクロビオティックは、この時点ですでに問題大有りです。

 マクロビオティックは『生菜食(植物の生食)』を完全に否定し、火食(加熱調理)に傾倒する食事しかしない・・・、
 ここに、マクロビオティックの “根本的な問題点” があるわけです。

 ましてや、火食(加熱調理)の食事や陽性食品を摂取すれば、まるで陰性体質が陽性化して「陽性体質になれてしまう~♪」かのように勘違いしている・・、こんな食事療法では本当にお手上げなのです。


 確かに『生菜食(植物の生食)』は一時的には体を冷やしますが、その後はかえって『陰性体質を陽性体質へと転じさせる』力があるのです。

 陰性体質を陽性化して陽性体質に転じたければ、陽性食品ではなく、正しい陰性食品を摂取しなければいけません。
 その正しい陰性食品というのが、マクロビオティックが甘く見ている生野菜食、つまり『生菜食(植物の生食)』なのです。

 このことにつきましては、以前「なぜ食養生を始めると体重が減るのか、生玄米粉、ミルサー、冷え性、尊い妄想を活かして生命を守る、他・・・」にて、このようにお話させて頂いたことがあります。


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
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 この「体重減少の現象」の良い典型例が、私の母です。母はず~っと持病の「冷え症」がありまして、「夏に骨が痛くなる」ほどの冷えの持ち主でした。病院に通っても、陽性食品で体を温めても、何をしても母の冷え症は良くならず、悪化の一途でした。断言しますが、冷え症は陽性食品では絶対に治りません。陽性食品を摂取した時だけ一時的に体は温まりますが、その後、冷えは悪化していくだけです。

 世間には冷え症の方が非常に多いですけれども、冷え症の方が陽性食品をいくら摂取しても「冷え性が一向に良くならない」のは、「陽性食品では冷え症を治せない」からなのです。陽性食品は「摂取した時だけ体を温め、その後は、逆に体を冷やす作用がある」ので、冷え症の方が陽性食品ばかり摂取していると、冷え症はかえってどんどん酷くなっていくのですね。

 数年前、母は持病の冷え症が急速に悪化して、顔色が恐ろしく悪くなり、父が心配して昭和医大病院(超どデカイ病院です)の漢方科に連れていって、そこで漢方治療を始めました。しかし、漢方療法を始めた途端に、母の体調はさらに悪化して、体はだるく、舌は痺れ、もはやどうにもならなくなりました。その時、私が母に甲田療法の生菜食のことを話しましたら、母は真剣に「お母さん、生菜食、やるぅぅ~!!!」とお言いになられまして、私は慌てて母の食事を指導しました。

 最初、母は「生玄米粉+生菜食」を中心とした食事をしましたが、確か2~3ヵ月後くらいに「お母さん、(ブリッジタイプの)入歯に玄米の粉が入り込んでしまって、痛くて食べられないのよ・・」と言ってきたので、私は「じゃぁ~、玄米クリームにしよう♪」と伝えて、そこから母は「玄米クリーム+生菜食」を中心にした食生活に入りました。母は生菜食をしっかりと食べ続けていきました。
他には、豆腐、黒胡麻、ジャコ、卵などですが、ほとんど生菜食が中心です。今では玄米クリームよりか、浸水させた発芽玄米を生でポリポリ食べています

 それから1年間ほどで、母は長年の持病であった恐ろしいほどの冷え症がだいたい改善してしまったのです。今では、多少、腿が冷えるくらいだと言っていました。長年、病院に通っても、いくら陽性食品を食べて体を温めても良くならなかった母の酷い冷え症は、医学の冷え症の常識から外れた「生野菜食(生菜食)」で大きく改善してしまったのです。

 「陰極まって、陽に転ずいんきわまって、ようにてんず)」という東洋医学の言葉があります。『陰が極まれば、体の力が発露してきて、逆に陽に転じてしまう』という意味ですが、私の母が長年の酷い冷え症を治せたのは、この仕組みを正しく活かしたからでした。

 冷え症の方は陰性体質に偏り過ぎて「体が冷えてばかりいる状態」になっているのですが、ここで陽性食品を摂取しても、一時的に体が温まるだけで、その後はますます体が冷えていきます。これは、『この世の現象には、真逆の働きがある』という真理があるからです。

 陽性食品を摂取すると「体が一時的に温まる」のは、体に「冷やすきっかけ」を与えているのです。陽性食品を摂取して体が強制的に温まってくると、体は「体の温度が上がってしまった。サァ~、体を冷やせぇ~!」という本能が働いて、陽性方向とは真逆の「体を冷やす」作用に走るわけです。

 逆に、陰性食品を摂取して体が強制的に冷やされてくると、その「体が冷えてきた」ことに反応して、体は「体が冷えてきたぞォ~。サァ~、体を温めろォ~!」という本能が働いて、陰性方向とは真逆の「体を温める」力が体の内奥から発露してくるわけなのです。

 こういう体の力を『盛り返し力』と言います。ただ、この体の力が正しく働くのは「天然の食品」に限られます。食べ物は「天然の食品」と「人工の食品(精白食品加工食品)」がありますが、冷え症を改善して治してくれる「正しい陰性食品」とは、あくまで「生野菜」などの「天然の陰性食品」に限られます。白米や白パン、豆腐などの「人工の陰性食品」では、「陽性化の力」はまったく発現しません。「天然の陰性食品」の摂取がきっかけとなり、体に備わっている『盛り返し力』が働いて、体の「陽性化の力」が発露することで、冷え性の陰性体質が「陽性体質へと変化する(改善される)」のです。

 ここに「陰極まって、陽に転ず」の仕組みがあります。私の母が長年、陽性食品をいくら摂取しようとも冷え症が酷くなるばかりであったのは、陽性食品を摂取すると「陽性とは真逆の冷却作用」が働いたので、かえって陰性体質が深まってしまっていたからです。母の酷い冷え症を改善してくれたのは「生菜食」という、マクロビ奥様に「あんたなんか、大っ嫌いよ!」扱いされている陰性食品の王者「生野菜食」だったのですが、母は生野菜(生菜食)を毎日大量に摂取したことで、体が正しく陰性に傾き、そこで母の体がようやく「体が冷えているぞ! 体を温めろォ~!」という反応が現われて、少しずつ少しずつ、母の陰性体質が陽性化してきたのです。それで、母の酷い冷え症が改善してきたというわけです。これは、母の体が生野菜食(生菜食)によって「陰が極まった」ことで、体の「陽性化の力」が発露して、「陽に転ず陰性体質から陽性体質に変わる)」になったのですね。

 世間では、西洋医学でも、東洋医学でも、医師は「陰極まって、陽に転ず」と言いながら、冷え症の方に平気な顔して陽性食品を薦めていますが、これは何のこっちゃわけ分かっていない証拠なのです。この意味が分かっていた医師は、私の知る限り、甲田光雄医学博士だけです。甲田光雄先生は「冷え症は生野菜で治る」という本を執筆しています。


 このことは、私が生菜食者になったことがきっかけで分かったことでした。私は7年ほど前に「生の植物しかくわねぇ~ぞォ~!」というちっちゃな意気地で生菜食者になりましたが、最初の1ヵ月間は体の恐ろしい冷えに襲われました。これを私は「北極冷え」と言ったりしましたが、その恐ろしい冷えを堪えているうちに、生菜食を始めてから1ヵ月半以降は、それまでの北極冷えは嘘のように治まり、今度はかえって寒さに強い体質になってしまいました。この経験から、私は母の冷え症を治すには「生菜食」が一番効くに違いないと思っていたのです。母は冷え症が最大に酷くなった時点でようやく「生菜食」に手を出して、長年の酷い冷え症を克服したのでした。


 なぜ福地さんにこの話をさせて頂いたのかと言いますと、『この世の現象には、真逆の働きがある』という真理を何か感じて頂きたかったからです。世間で言われていることと、真相は「まったく真逆である」ことがたくさんあるのです。
 「少食減食)」も、また然り・・。体力が失われてしまうように思えて、逆に体力が付いていきます。ただ、あまりに極端ですといけませんけれども、適宜な「少食減食)」は体力を向上させてしまうものなんですね。

 それで、母はずっと「玄米クリーム(一日玄米3~5勺分)+生菜食(中皿大盛り程度)」を中心とした食生活を継続してきたのですが、今度は激痩せしてきたのです。母は隠れ肥満で、身長が158cm くらい、体重が当時58kg ありまして、下腹がそこそこ出ていました。これは宿便がある証拠です。

 母はこの食事療法を継続するにつれて、徐々に徐々に痩せていきました。一番痩せた時点で、母の体重は34kg ほどになっており、父はかなり心配していました。私は「良し良~し♪」と思いました。

 この「痩せる」現象は、甲田療法を真面目にやっていると、必ず通る現象なんですね。これは危険ではなくて、体質改善のためには「大事な現象」なのです。体が痩せきった時に、腸内の根深い宿便がようやく出てきます。この宿便が出てしまうと、その後に腸麻痺が治り、腸機能が整って元に戻り、腸の吸収率が優れてきます。そうすると、食事量は相変わらず少ないのに、今度はかえって太り始めるのです。母は34kg ほどまで痩せたあと宿便を出して、その後は同じ(上述の)食事内容で少しずつ太り始め、44kg ほどに落ち着きました。女性で身長が158cm ならば、体重は44kg であればちょうど良いと思います。母は今もスレンダー(slender)です。

 母がよく言っていたのは、「痩せはするけれど、体調がどんどん軽くなっていくし、凄く健やかな気分だった・・」ということと、太り始めた時に「(痩せていった時と)同じ食事しか食べていないのに、どんどん太っていったのが不思議だった・・」ということでした。これは甲田療法の特徴です。甲田療法は必ず痩せていきますが、痩せるほどに体調は好転して健やかになり、上述のように痩せきったところで根深い宿便が排泄され、腸機能が回復して腸の吸収率が良くなるため、今度は少ない食事量でも根こそぎ栄養吸収してしまうので太っていくわけです。そして、その頃には長年の持病がいくつも治ってしまっているのです。「生菜食の力」と「少食の力」のコラボレーションですね! こういう現象を「甲田カーブ」と言ったりします。甲田カーブは好転反応などでもよく見られる現象です。

 母のように、甲田療法を正しく実践して正しく痩せていけば、かえって心身は健やかになり、悪い体質が改善し、最後は適正体重に落ち着くのです。私が「良し良~し♪」と思ったのは、甲田療法実践者の順調な流れを母の姿に見たからでした。ただ、気は抜きませんでしたよ。食養は気を抜いてはいけませんからね♪



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 私の母が『生菜食』を始める “きっかけ” となったのは、恐ろしいほどの冷え症が悪化して、もはやどうにもならなくなった時でした。そこまで行って、母はようやく『生菜食(植物の生食)』に手を出すことができたのです。

 母の酷い冷え症は病院に通ってもまったく改善せず、いくら陽性食品を摂取しようとも体が温まるのは “陽性食品を摂取した時のみ” の話で、その後はかえって冷え症が悪化していったのです。

 母が「真夏に体が冷えきって骨が痛くなる」ほどの酷い冷え症を克服できたのは、陽性食品の摂取ではなく、上述のように、天然の “正しい陰性食品” である『生菜食(植物の生食)』を摂取したからでした。母は『生菜食(植物の生食)』の実行によって、長年の酷い冷え症を克服できたのですね。


 陰性体質者は、体の陽性力が弱っています。
 ここで、陽性食品をいくら摂取しても『使わざるは退化す』の言葉の如く、さらに陰性体質が酷くなるばかりなのです。
 天然の “正しい陰性食品” である『生菜食(植物の生食)』を摂取すると、体が正しく冷えることで『自己の生命』が正しく反応して『盛り返し力』が働き、そこでようやく「体質の陽性化」が発動します(発露してきます)。

 陽性食品ばかり摂取していると、体は自分の力で体を温める必要がなくなりますから、体は当然「体を温める努力」をしなくなり、体の陽性力はますます衰えていきます。

 人間の体の機能は「使うことによって向上する」わけですから、『使わざるは退化す』の言葉の如くに「使わなくなった機能はどんどん衰えていく」のです。
 歩かなくなれば歩けなくなり、走らなくなれば走れなくなり、筋力トレーニングをしなくなれば筋力が低下していくばかりになるのです。使わなければ、機能は向上しないのですね。使わなくなった時点で、機能は確実に低下していくのです。

 陽性食品を摂取して体をいくら温めようとも、体が温まるのはあくまで “陽性食品による作用” であって、体が「自分の力で温まろうとした」のではありません。“陽性食品の力” によって体が勝手に温まってしまうのですから、体は「自ら温まろうとする努力」をしなくても済んでしまうので、それがため、体はますます「自分の力で体を温める」ことをしなくなります。陽性食品が勝手に体を温めてくれるのですから、その必要性が無くなってしまうのです。


 例えて言えば、これは単純なんです。

 寒さに弱い人が「厚着をしたら」寒さに強くなりますか?
 とんでもない・・、余計に寒がりになっていくはずです。
 この場合はどうすれば良いのかと言いますと、みなさんもご存知なように『薄着をすれば良い』のです。
 薄着をすれば冷感刺激によって皮膚が鍛えられて丈夫になりますので、寒さに強くなっていくのです。
 ここは「目には目を、歯には歯を」で、寒がりには寒さを与えないと、寒さに強くなれないのですね。

 同様に、陰性体質には陰性食品を与えないと『盛り返し力』が働かないですから、体の陽性化など起こるはずもなく、いくら陽性食品に頼ったとしても、いつまで経っても陽性体質にはなれないわけです。

 昔から東洋医学では『陰極まって、陽に転ず』と言われてきました。
 これは上述のように『陰が極まれば、体の力が発露してきて、逆に陽に転じてしまう』という意味ですが、世の多くの先生方がこの言葉の意味を正しく理解されていません。

 『陰を極める』、そうすれば体の『盛り返し力』が働いて「体質の陽性化」が引き起こされるわけです。
 しかし、どうしてなのか、多くの先生方が「冷え症は陽性食品で~♪」となってしまうのです。
 陽性食品の摂取で『陰が極まる』とでも思っているのでしょうか・・・? (かなり疑問です・・・

 当たり前ですが、『陰を極める』ためには「陰性食品を摂取しなければならない」に決まっています。
 当然、陰性食品と言っても、そこは “正しい陰性食品” でなければならず、その “正しい陰性食品” というのは、白米だとか豆腐などの “人工的な陰性食品” ではなく、天然の “正しい陰性食品” である『生菜食(植物の生食)』のことです。

 天然の “正しい陰性食品” である『生菜食(植物の生食)』を摂取するからこそ、体が正しく『陰が極まる』ことによって、先人が伝え残してくれた『陰極まって、陽に転ず』の言葉の如くに「体質の陽性化」が引き起こされるのです。
 こういう単純なことすら(なぜか)理解できていない先生方が、残念ながら、世には非常に多いのです。


 マクロビオティックは天然自然を見失った “間違いの多い薄っぺらな食理論” ですから、長年「陰性食品を食べていると体が冷えてしまって、どんどん陰性体質になってしまう」というような爆弾発言を散々繰り返してきましたが、ここでお話しさせて頂きました視点を持てばお分かりのように、これでは完全にアウトなのです。

 これまた単純に自然界を見つめれば、すぐそこに『正当な答え』があるのです。

 自然界の草食動物は、マクロビオティックが甘く見ている『生菜食(植物の生食)』ばかりしていますが、では、その自然界の草食動物は体温が「下がりっぱなし」なのでしょうか・・? そんなに体温が低くなってしまうのでしょうか・・・?

 人間と自然界の草食動物の “肉体の生命機構” はほとんど同じです。
 違うのは「ほんのわずか」だけ・・・。
 もし、マクロビオティックの「陰性食品を食べていると体が冷えてしまって、どんどん陰性体質になってしまう」が正しいのであれば、自然界の草食動物の体温は非常に低くなっているはずです。

 しかし、実際はどうでしょう。
 次の図をご覧ください。

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 草食動物の平均体温は、次の通りです。

   41.5度
   39.0度
    やぎ39.0度
   39.0度
    うさぎ39.5度
   38.5度
   37.7度

    ヒト(人間36.0~37.0度くらい

 まァ~、何と、火食(加熱調理)ばかりしている人間(ヒト)の体温が一番低いんですね!
 『生菜食(植物の生食)』ばかりしている草食動物のみなさんは、人間(ヒト)よりも確実に体温が高いのです。

 なぜですかァ~?

 上述の通り、人間と草食動物の “肉体の生命機構” はほとんど同じです。違うのは「ほんのわずか」に過ぎません。
 もし、マクロビオティックが自信満々で言っている、この「陰性食品を食べていると体が冷えてしまって、どんどん陰性体質になってしまう」が正しい理論であるならば、太古の昔から、ず~っと『生菜食(植物の生食)』を継続している草食動物は、みなさん物の見事に体温が低くなっていて当然です。しかし、実際には「人間(ヒト)よりも体温が高い」のです。

 これはですね・・、上述しました通り、草食動物はその食性から日常的に『生菜食(植物の生食)』という “正しい陰性食品” ばかり食べているので、常に体の『盛り返し力』がガンガン働いていますから、体の陽性力が高く保たれ、高い体温を維持することができるのです。なので、人間(ヒト)よりも体温が高いわけです。

 おそらくですが、私の見解では、火食(加熱調理)をまだしていなかった太古の人類、つまり、自然界の動物と同様に生食をしていた頃の人類の体温は、今よりも高かったはずだと私は見ています。生食は体質を強くしますけれども、火食(加熱調理)は様々な弊害(火食の害)があり、体質が確実に弱くなります。人類が生食を止め、火食(加熱調理)するようになってから、長年かけて人類の体質が弱まっていき、その現われとして「体温の低下」が引き起こり、人類の体温は現在の体温まで下がってしまったのではないかと推測されるのです。これは、実際に『生菜食(植物の生食)』をやっていますと、実地的によく分かる感覚です。


 とにかく、マクロビオティックの「陰性食品を食べていると体が冷えてしまって、どんどん陰性体質になってしまう」という理論は正しくありません。天然自然に現われているこの実地を見ればあからさまです。ここを否定する人はどうかしています。

 甲田光雄先生がおっしゃられるように、『生菜食療法』は冷え症を治してしまうほど、体に陽性力を与えるのです。
 これこそ、天然自然に順ずる「本当の理論」です。

 いまだにマクロビオティックを盲信されている方は、自然界に現われてもいない理論などは、所詮「机上の空論」に過ぎないことを知ってください。早く目を覚ましましょう!

 ここは、詳しくは次の記事を参照されてください。

   甲田療法とマクロビオティックから見つめる「癌治療のための玄米菜食」
   冷え症は生野菜で治る
   なぜ食養生を始めると体重が減るのか、生玄米粉、ミルサー、冷え性、尊い妄想を活かして生命を守る、他・・・
   生で食べれば病気にならない
   【生食から見つめる食の摂理(食理)、バイオフォトン、ローフード、生菜食についての補足、他・・・】



 食物には、確かに「陽性食品」と「陰性食品」という性質があります。
 しかし、ここだけにとらわれてしまうと、本当の『食の陰陽理論』からは離れてしまうのです。
 私は “マクロビオティックの哲学における陰陽理論” を、一度、捨て去ってしまうことをお薦めします。
 はっきり言って、これは有害です。



 マクロビオティックは英語で「macrobiotic」と書きますが、これには次のような意味があります。

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 まず断言しますが、マクロビオティックの中にこれらは一切ありません。
 マクロビオティックは「幼稚な視点」で生野菜食を完全に否定し、食事のすべてを火食(加熱調理)一辺倒で固め、食物からまったく「生命を無くさせてしまった」天地自然に逸脱した食事法です。

 食物は生き物ですから、食物の中には生命が宿っています。
 しかし、その「食物の生命」は “生食をした時のみ” 完全に含まれているのです。
 医学的に言えば、『生菜食(植物の生食)』ならば、ビタミンも、酵素も、そして『有用細菌』も、生きたまま、ありのまま含まれているのです。

 しかし、マクロビオティックのような「玄米菜食の火食(玄米菜食のお料理)」ですと、これらはすべて破壊されて殺されています。この食物の中には、もはや生命はありません。単なる「抜け殻」と化しています。

 今では『酵素栄養学』が発展し、植物を生食することで(生菜食ローフード)、生の食物から「食物酵素」を摂取することの有効性が常識化しつつある中で(アメリカの医学では『酵素栄養学』は常識です)、そんな医学的見解は一切無視して、あの「桜沢如一」という人が勝手に作り上げてしまった食養理論の間違いにいまだ気づけず、世間に犠牲者を出し続けているマクロビオティックを、私はまったく理解できません。

 マクロビオティックはこれらの間違いを、いまだに何も改善しようとしていないのです。
 私には、マクロビオティック関係者には「よっぽど人材がいないのかもなァ~」としか思えないのです。

 マクロビオティックの大家である「久司道夫」氏は、厳格にマクロビオティックを実践してきた結果、結腸癌を発症し、癌の手術を受けられています。久司氏と共に長年マクロビオティックを厳格に実践してきたご夫人は、すでに癌で亡くなられているのです。マクロビオティックの大家が揃って癌になるくらいですから、マクロビオティックの食事療法では癌患者を救えなくて当然なのです。

 私はこのマクロビオティックの失態について、責める気持ちは一切ありません。
 マクロビオティックは長年、世間に、世界中に、食養生を必死に伝えてきてくれましたから、逆に私は感謝しています。

 しかし、マクロビオティックの過ちや間違いを訂正し、正しい食養理論へと大改革をせねばなりません。
 このマクロビオティックの過ちや間違いをいつまでも訂正せず、この過失を延々と継続していたら、その過ちや間違いに起因した「病んだ結果」しか生まれてきません。今後も、マクロビオティックを盲信した犠牲者が増えるだけです。

 マクロビオティック関係者が、早くマクロビオティックの過ちと盲点に気づかれて、もはや常識となりつつある『植物の生食(生菜食ローフード)』を活かした正しい食事療法へと生まれ変わってほしいと願います。


 最近も、このマクロビオティックの「間違った食事療法」の犠牲となってしまった有名な癌患者さんがいました。
 みなさんもご存じの超有名人「スティーブ・ジョブズ」です。

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スティーブ・ジョブズ


 スティーブ・ジョブズは2003年に膵臓癌と診断されました。治療可能な癌でしたが、家族や周囲からすぐに手術を受けるように忠告されたのですが彼はこれを頑なに拒否して、マクロビオティック(絶対菜食)の食事療法と民間療法などを用いて、癌の完治を図ろうとしました。医学的な治療は遅れ、それが原因して9ヵ月後の検査では癌が大きくなっていることが分かり、この時、彼は相当後悔したと言います。

 2003年の8月に癌の摘出手術を受けましたが、2010年11月以降、体調が悪化し、2011年に入ってから癌が再発しました。最新の癌治療を受けたものの、癌の進行を食い止めることはできず、癌は骨などの全身に転移して、手の施しようのない状況になりました。

 2011年10月5日、膵臓癌の転移による呼吸停止により、スティーブ・ジョブズはご夫人や親族に看取られながら、パロアルトの自宅で死去されました。56歳という若さでした。

 早期治療を行えば完治可能なタイプの膵臓癌でしたが、マクロビオティックを用いて治そうとした結果、適切な治療を受けずに癌を放置し、結果として命を落とした、と言われています。また「マクロビオティックでは癌は治らなかった」「結果的に、9ヵ月という時間を空費した」とも言われています。

 スティーブ・ジョブズが食事療法を選択したということ、その選択は間違っていません。
 今や、日本を含めた世界中の癌研究報告で「癌と食事の関係」が続々と打ち明けられています。
 食事療法を『癌治療の母体』に置くというのは、欧米の先進国ではもはや常識です。

 では、スティーブ・ジョブズは何を間違えてしまったのか・・・?
 それは「食事療法の中身」です。

 癌の食事療法と一口に言いましても、食事療法とは本当に千差万別で、世の中には様々な食事療法があるのです。
 「癌と食事の関係」が科学的に医学的に明らかとなっている今、一番重要なのは「一体、どの食事療法を選択するのか?」ということです。

 「食事療法の中身」を悟れず、適切な癌の食事療法を選択できずに、スティーブ・ジョブズが選択ミスを犯してしまった食事療法、それがマクロビオティックなのです。

 マクロビオティックのような「玄米菜食の火食(玄米菜食のお料理)」では、玄米菜食をしながら癌を育てます。
 現代食で癌を育てるのか・・、マクロビオティックのような「玄米菜食の火食(玄米菜食のお料理)」で癌を育てるのか・・・、ただ、それだけの違いです。現代食も、マクロビオティックのような「玄米菜食の火食(玄米菜食のお料理)」も、どちらも共に “癌を育ててしまう食事” です。

 ここは非常に重要です。
 ですから、私は「PET検査に見る「ブドウ糖」は、キキも驚く『癌の直送便』!【癌を治すためには、ブドウ糖から『短鎖脂肪酸』へとエネルギー源をシフトすべし! 癌の食事療法の要点】」にて、癌治療に必要な「食事療法の中身」の要点をお話しさせて頂きました。癌患者さんには、私がこの記事にぶち込んだ “大事な意味” を理解できるまで読み込まれてほしいというのが、私の率直なる願いです。

 私はこれに付随する資料として、福田一典医師が提唱されておられる「癌の『中鎖脂肪ケトン食療法』」をご紹介させて頂きました。これは「中鎖脂肪ケトン食療法(福田一典 医師)」カテゴリと共に参照されてみてください。この内容をご覧になるだけでも、非常に勉強になるはずです。



 私はマクロビオティックを責める気持ちは一切ありませんが、しかし、マクロビオティック関係者にもそろそろ真面な人材が現われて、マクロビオティックの間違いと盲点を反省して大改革を成し、早く正しい食事法へと躍進して頂きたいと願っております。私のような若僧が生意気かもしれませんが、この記事をご覧になって頂いただけでも、私のこの願いはご理解して頂けるはずだと信じています。

 マクロビオティックはあまりにも有名になり過ぎてしまい、多くの方がそのネームのデカさだけで盲信しています。
 マクロビオティックを信じ込んでしまう方は、ほとんどの方が自分の頭で考えることをしないようです。
 自分の頭で考え、しっかりと食養を見つめていくならば、この記事に書いてある内容くらいは理解できないといけません。

 特に食養を指導している先生方にもなれば、この内容は必須と思われてください。
 この内容も知らないで、食養の指導者はまず務まりません。
 知らぬ間に過ちを犯していることでしょう・・(過ちを犯している自分にすら気づけずに・・・)。

 これは何も、若僧が生意気を言いたいわけでは決してなくて、これ以上、もう犠牲者を出してほしくないだけなのです。
 今までに一体どれほどの癌患者さんが、このマクロビオティックをはじめとする「玄米菜食の火食(玄米菜食のお料理)」で癌治療に失敗されて癌で亡くなられていかれたかしれないのです。

 もう、間違った食事療法で犠牲者を出してはならない・・、私はそう思うばかりです・・・。