この記事は、「福田一典医師の『癌の中鎖脂肪ケトン食療法』論考(2)【糖質制限だけだと糖新生による「ブドウ糖の産生」が起こるので、必ずブドウ糖以外のエネルギー源を得ること!】」の中からの抜粋です。

 「癌細胞も、エサ(ブドウ糖)を取り上げられたら生きることができなくなる『生命体』である」ということを、しっかりと認識されて頂きたいと思います。しかも、これは「すべての癌」に共通する医学的な事実です。

 どうか、このことをしっかりと頭に入れておいてください。
 自分の「癌に対する意識」が変わります。


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癌細胞は、ブドウ糖を多く取り込んで消費しないと生きることができない子なんです

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 この記事では、次の内容に終始されています。

   ブドウ糖の摂取量を減らすと、癌の増大速度が遅くなったり、癌を抑制することができた。
    しかも、ブドウ糖の摂取量が少ないほど、癌の抑制効果は高かった。


 まァ~、これは当然だと言えます。

 癌細胞はミトコンドリアの機能が低下して衰退し、ミトコンドリアでエネルギーを産生することができなくなっているため、「解糖系ブドウ糖を原材料にエネルギーを産生する経路)」だけでエネルギーを産生している細胞です。正常細胞のように “ブドウ糖以外のエネルギー源” を利用することができないので、エネルギーの産生を “ブドウ糖一本に頼って” 生きています。それがため、エネルギーの産生効率が悪く、より多くのブドウ糖(正常細胞の数倍から数十倍ものブドウ糖)を取り込んで消費しなければ生きることができなくなっているわけです。
 ですから、癌細胞とは「ブドウ糖に枯渇した途端に生きることができなってしまう」生き物なのですね。
ここは「癌細胞とは、ミトコンドリアが機能せず、エネルギー産生を解糖系だけに頼っている細胞で、エネルギー産生効率が非常に悪く、ブドウ糖をより多く消費せねば生きていけない!」を参照してください

 ブドウ糖は「癌の最大のエサ」であり、癌細胞が生きるためには絶対に必要なエネルギー源です。
 癌細胞にとって、ブドウ糖とは「生存するためには絶対になくてはならない」唯一にして無二なる「生命線」なのです。
 癌細胞がこのブドウ糖を得ることができなくなれば、癌細胞は生きることができなくなります。
 ブドウ糖が無い体内環境では、癌細胞は死滅するしかないのです(ご愁傷様です・・・)。

 ですから、この『癌の特徴』を見れば、ブドウ糖の摂取を減らせば減らすほど、癌細胞が生き難い、もしくは、生きることができない体内環境になるので、癌の増大速度を遅らせることができて当然ですし、癌を抑制することができて当然だと言えるのです。癌細胞が生きるための「唯一のエサ」であるブドウ糖が不足したり欠如すれば、癌細胞が衰退したり死滅していって当然なのです。

 癌細胞も『生き物』ですからね・・。
 そりゃ、人間や動物と同じで、飯(エサ)が食えなけりゃ、衰弱しますし、いずれ死にますよ・・・。

 しかも、例えどのような癌であろうとも、これは一切関係なく、すべての癌に当てはまります。
 初期癌であろうとも、末期癌であろうとも、悪性化した癌であろうとも、進行癌であろうとも・・、
 例え、どのような癌であろうとも、ま~ったく関係なく、これはすべての癌に当てはまることです。

 人間で例えれば、こう言えるでしょう。
 生まれ赤子のような弱い存在であろうとも、K1ファイターのような強い存在であろうとも・・、
 幼児であろうとも、小学生であろうとも、若者であろうとも、大人であろうとも、お年寄りであろうとも・・、
 田中姓であろうとも、佐藤姓であろうとも、気が弱かろうとも、気が強かろうとも・・、
 男であろうとも、女であろうとも、それが一体どこの国の人々であろうとも・・、こればかりは、ま~ったく関係なく、
 飯(栄養)を食わなければ、誰だって(特別な不食者以外は)必ずどこかで絶命することになることでしょう。
 どのような人だって、飯(栄養)を食わなければ(特別な不食者以外は)みな等しく死んでしまうことになるのです・・・。
赤子や幼児は成長期なので栄養不足に特に弱い存在ですから、栄養が不足した途端に死んでしまいます。どちらかと言えば、癌細胞はこれに似ているかもしれません。あまり良い表現ではなくて、ごめんなさい・・・

 みなさんの中には、熱帯魚やペットのワンちゃんを飼っているお宅もあることでしょう。
 ある日を境に、その熱帯魚やペットのワンちゃんにまったく飯(エサ)を与えなくなったら、どうなりますか?
 熱帯魚はある朝、すべての魚が水面に浮いている(つまり、死滅している)日が来るでしょうし、ペットのワンちゃんだってお亡くなりになる日が来るのです。

 これに同じく、癌細胞はあくまで『生き物』ですから、癌細胞にとって「唯一の飯(エサ)」であるブドウ糖が与えられなくなったりでもしたら、癌細胞もお亡くなりになる日が来る・・、それが『生命体』の宿命というものなのです。

 癌細胞も、エサ(ブドウ糖)を取り上げられたら生きることができなくなる『生命体』であることを認識されてください。
 この「生命現象の基本」を決して忘れないでください。
 ここを忘れてしまうと、癌細胞のことが、現代医学(西洋医学)が謳っているような「無条件にやたらと無限増殖しまくり、体を蝕んでいく悪魔細胞・エイリアン細胞」にでも見えてしまうでしょう。
 一見、正当そうに見える「世の “目眩まし”(癌医療界の謳う大嘘)」に惑わされないように、どうかご注意ください。
 ここに迷うと、抗がん剤や放射線で身を滅ぼすことになります・・・。