この記事は、「PET検査の原理」を解説しながら「癌患者にとって、ブドウ糖の摂取が如何に生命を脅かす脅威となってしまうか」についてお話ししています。後半には、なぜ『少食療法』や『断食療法』が癌治療に有効するのか、についてもお話ししています。そして『癌を改善させるための食事療法』の要点についても触れています。
 この記事の内容は、癌患者さんにとって非常に重要なので、「ブドウ糖は「癌の最大のエサ」」カテゴリの記事と照らし合わせながらご覧になって頂きたいと思います。どうぞ、よろしくお願いします m(__)m




ブドウ糖は、キキも驚くほど、癌に “直送便” 届く栄養
  ~ ブドウ糖は、癌が喜ぶ「最高の贈り物」~


 「スタジオジブリ」の名作の中に『魔女の宅急便』という作品があります。
 この作品の主人公は「キキ」という女の子です。
 とにかく、この子は魔女です。隣りの黒猫は「ジジ」です。

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 癌患者さんが決して忘れてはならない、根本的に重大な『癌の常識』とは、

  「癌患者がブドウ糖を摂取すると、摂取したブドウ糖が多く癌細胞に取り込まれている・・・」

 という医学的事実です。

 これはすでに医学的に解明されている紛れもない事実なのです。
 ブドウ糖は「癌の最大のエサ」となるため、癌細胞にブドウ糖を与えれば与えるほど癌を育てて進行させます。
 (ブドウ糖は「癌の最大のエサ」となります。「ブドウ糖は「癌の最大のエサ」」カテゴリの記事を参照されてください

 癌患者にとって「ブドウ糖」とは、癌へと「直送便で届く」栄養なのです。
 まさに「ブドウ糖」は、体内の癌へと直送便で届く『癌の直送便』です。
 癌に取り込まれたブドウ糖は、癌をしっかりと育てて進行させます。
 ブドウ糖は『癌の直送便』、これには『魔女の宅急便』の「キキ」も驚きを隠せないほどです。

 この記事は「癌患者にとって、ブドウ糖の摂取が如何に生命を脅かす脅威となってしまうか」についてお話ししています。
 癌患者がブドウ糖を摂取すると、体内の癌に「ブドウ糖が如何に直送便で届いているか」をお話ししていきます。


 「癌患者がブドウ糖を摂取すると、摂取したブドウ糖が多く癌細胞に取り込まれている」のです。
 それだけ癌を進行させることになります。
 にもかかわらず、世間の癌治療では、この「癌におけるブドウ糖の問題」はほとんど論じられることがありません。
 論じられないどころか、このような重大な癌治療における根本問題が、世間の標準的な癌医療ではほぼ無視されています。
 一体、なぜですか・・・。

 こういう「癌の基本的な部分」を一切無視していながら、それで癌の進行を食い止めるために「抗がん剤」や「放射線」といった危険な『増癌治療』を多くの癌患者さんがやられているわけですが、これが私にはま~ったく理解できないのです。

 日々の食事で癌をコツコツ育てていながら、危険な「抗がん剤」や「放射線」で体をズタボロにして癌を食い止めようとしている・・、この意味不明な標準的な癌医療の行為・・・。
 「やはり、金目当てなのか・・」、そうとしか思えない実情が日本の癌医療には確実にあるのです。
 (現代食は、癌を育てる「癌食」ばかりです。「食事と癌の関係、医療業界が儲かる本当のわけ」を参照されてください

 とにかく、癌患者さんがまず絶対に忘れてはならないこと・・・、それは、癌を体内に抱えている癌患者さんが「ブドウ糖」を摂取すればするほど、それだけ癌に「元気を与えて進行させる力を与えてしまう」ことになる、という医学的事実です。何度も言いますけれど、これは医学的に解明されている事実なのですね。


 今、流行の癌検査に「PET検査」なるものがあります。この記事は「癌患者がブドウ糖を摂取すると、摂取したブドウ糖が多く癌細胞に取り込まれている」という事実についてキチンと知って頂くために、この「PET検査の原理」を通して説明していきます。

 この記事を真面目に読んで頂いたなら、おそらく癌患者さんは「ブドウ糖を摂取するのが怖くなる」でしょう・・・。
 でも、それで良いのです!

 それはなぜかと言いますと、

  「ブドウ糖を摂取するのが怖くなる」「ブドウ糖は癌を育てて進行させる危険性が非常に大きい」

 という事実を理解できたことになるからです。
 癌患者として、まずここに気づくことがとても重要なのです。

 世間の多くの癌患者さんが、癌患者でありながら「癌におけるブドウ糖の問題」に対する認識も意識も無さすぎです。
 癌患者でありながら、日々の食事で健常者(健康者)並みにブドウ糖を摂取して、毎日コツコツと癌をお育てになられているのですから、ご自分の癌が増大・悪化・進行ばかりしていくのは当然至極なる自然現象なわけです。これは別に「癌は無限増殖してしまう~(」のではなく、毎日ご自身が癌を育てる食事ばかりしているから、癌が増大・悪化・進行する一方となっているだけです。これが「癌の仕組み(性質特徴)」であり、「日々、癌を育てる食事ばかりしているから、癌が進行する一方となる」という、癌の「正常な現象」なのですね。ここに、不可思議な点など微塵もありゃしません。これは「生体の原理」であり、自然現象の一環に過ぎないのです。



「PET検査の原理」に見る、癌細胞の『ブドウ糖の代謝量』
  ~ 癌細胞は、ブドウ糖を大量に取り込んで代謝している!
    正常細胞は飢餓に強く、癌細胞は飢餓に弱い ~


 では、「PET検査」とはどういうものなのか、ちょいと要点を簡潔に見ていきましょう。

 PETとは「陽電子放出断層撮影(positron emission tomographyPET)」の略で、放射能を含む薬剤を用いる核医学検査の一種です。放射性薬剤を体内に取り込ませ、放出される放射線を特殊なカメラでとらえて画像化します。現在、PET検査と言えば大半が「ブドウ糖代謝」の指標となる「18F-FDG」という薬を用いた「FDG‐PET検査」です。『腫瘍組織における糖代謝レベルの上昇』を検出することにより癌の場所や大きさなどをより正確に診断できるため、近年、利用されるようになってきました(癌の病巣を細かく調べることができます)。

 癌組織の多くが「ブドウ糖代謝」が活発で、悪性腫瘍の腫瘍細胞内では、嫌気環境のみならず好気環境でも「解糖系に偏ったブドウ糖代謝」が見られます。

 「解糖系(かいとうけいGlycolysis)」とは生体内に存在する「ブドウ糖(グルコース)の代謝経路」で、ブドウ糖をピルビン酸や乳酸などに分解し、細胞のエネルギー源となる「ATP(アデノシン三リン酸エネルギー通貨)」を産生する多段階の化学反応です。ほとんどすべての生物が解糖系を持っています。

 結局、解糖系でブドウ糖を原材料にしてエネルギー源「ATP」を産生するので、

  「ブドウ糖は大事な栄養で、重要なエネルギー源です♪」

 などと、現代栄養学で言われているわけです。
 ところが、この「解糖系のブドウ糖エネルギー源」以外にも、生体には『ケトン体』や『短鎖脂肪酸』といったエネルギー源がちゃんと用意されているのです。ブドウ糖ばかりに頼っているから解糖系オンリーのエネルギー生産になってしまうだけで、ブドウ糖以外に活路を見い出すならば、生体内では自動運転で(自動的に)「ブドウ糖以外のエネルギー源」がキチンと得られるような仕組みになっているのです。

 ここで大事なのが、上述の「悪性腫瘍の腫瘍細胞内は(癌細胞は)、解糖系に偏ったブドウ糖代謝である」という点です。
 つまり、癌細胞は「ブドウ糖を大量に(活発に)代謝している」ということです。

 癌細胞は、正常細胞の何倍もの量のブドウ糖を取り込みます。
 癌が悪化していればいるほど、正常細胞の何倍どころか、何十倍ものブドウ糖が取り込まれているのです。
 癌細胞は、それだけ「多くのブドウ糖という栄養を必要とする」生き物なのです。

 いわゆる、癌細胞とは「多くのブドウ糖を取り込まなければ生きていけない」生命存在だということです。
 正常細胞は「飢餓に非常に強い」生き物なので、少し栄養が滞ってもすぐには死にません。しかし、癌細胞は「飢餓に非常に弱い」生き物なので、ブドウ糖が枯渇した途端に衰退し始めるのです。飢餓に非常に弱い癌細胞は、ブドウ糖が枯渇した途端に生きられなくなってくるのですね。

 癌細胞は上述の「解糖系のブドウ糖エネルギー源」以外の『ケトン体』や『短鎖脂肪酸』といったエネルギー源を上手く活用できません。ほぼブドウ糖一本に頼りきっている生命体です。しかも、大量にブドウ糖を取り込まなければ生きられないため、もう~必死ぶっこいて体内のブドウ糖というブドウ糖を取り込みます。

 これは「我も! 我も!」どころではなく、「お前! そのブドウ糖、俺によこせッ~!!」ってなもんですよ。
 癌細胞も、生きぬくために「エネルギー源となるブドウ糖を取り込むのに必死」なんですね・・・。
 それがどの程度のものなのかは、次のイメージを見ればよく分かるはずです。

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左が「癌細胞」で、右が「正常細胞」です(小さい団子の様なものが「ブドウ糖」です
癌細胞がブドウ糖を大量に取り込んでいるのは、そうしないと生きることができないからです
しかし、癌細胞は本当に「悪そうな奴」ですね・・、こりゃぁ~、どう見ても悪魔かエイリアンです
でも、癌細胞という奴は、果たしてそんなに「悪い奴」なのだろうか・・・?
人類の気づきのために「悪役を演じている」だけではないのか・・・・・・


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癌細胞は、正常細胞の「何倍ものブドウ糖」を取り入れなければ生きられません
悪化した癌細胞であれば、それこそ「何十倍ものブドウ糖」を取り入れることを必要とします



 PET検査は、この癌細胞の特徴を上手く利用しています。
 「癌細胞は正常細胞に比べて活発なため、何倍から何十倍ものブドウ糖を取り込む」という癌の性質を利用して、ブドウ糖に近い成分(FDG)を体内に注射し、しばらくしてから全身をPETで撮影すると、ブドウ糖(FDG)が多く集まるところが分かり、癌を正確に発見する手がかりとなります。体内でたくさんブドウ糖を取り込んでいる細胞を探し出し、癌を発見するのです(大量にブドウ糖を取り込んでいる細胞癌細胞)。

 PET検査で使用される検査薬(FDG)は、ブドウ糖(グルコース)に “目印” となる「ポジトロン核種(陽電子放出核種)」を合成した薬剤で、正式名称は「18F-FDG(フルオロデオキシグルコース)」と言います。性質はブドウ糖とほぼ同じです。

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 ポジトロン核種は周りの電子と反応して放射線( γ 線ガンマ線)に変わる特徴があり、この γ 線の出る場所と量が、ブドウ糖を消費する細胞の “目印” となります。

 検査薬(FDG)を注射で投与後、数十分~1時間ほど静かに横になっている間にFDGが血流に乗って全身に運ばれ、体中の細胞がブドウ糖としてFDGを取り込みます。癌細胞は正常細胞よりも多くのブドウ糖を取り込みますので、FDGが集中します。また、悪性度が高い癌ほどブドウ糖(FDG)を多く取り込みます。

 こうして、解析されたPET画像から、体のどこにFDGが多く集まっているかが分かり、癌が疑われる場所、悪性の度合いなどが推測できるのです。このように、「癌細胞に目印を付ける」というのがPET検査の特徴です。
詳しくは「PET検査とは? 基礎知識&治療説明」を参照してください

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【PET検査の要点】

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【PET画像】

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【PET検査の流れ】

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【PET検査は、全身を一度に検査できる】

 このPET検査は、全身を一度に検査できます。
 他の癌検査では、なかなかできない芸当のようです。
 ただ、PET検査は「癌の場所」によっては得意不得意(発見しやすい、発見し難い)があるそうです。

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【PET検査にかかる費用】

 それで、肝心のPET検査にかかる費用ですが、当然、次のように高額設定です。

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 これはなぜかと言いますと、PET検査で使用される1人1回分の検査薬(FDG)は4万6800円(参照)もするのと、PET-CT装置のマッシ~ンが超高級品(東芝スキャナ Aquiduo PCA-7000B17億2200万円から)だからでしょうね(参照)。

 どのようなマッシ~ンなのか、ちょっと参考に見てみましょう。

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さすが・・、17億円以上するだけありそうですね・・・



 とにかく病院は、PET-CT装置の元値の時点で、エラク高額費用がかかっているんですね・・。
 これじゃァ~、PET検査の費用が高額設定にされても仕方がないです・・・。



癌は、ブドウ糖を大量に取り込んで増大していく
  ~ 癌患者が健常者並みにブドウ糖を摂取するのは、癌が増大するのを許す行為

 とりあえず、PET検査について大急ぎで見てきましたが、私がこのPET検査で癌患者さんにご理解して頂きたいのは、「PET検査は良いですよ♪」ということではなく、PET検査から見えてくる次の『癌の性質』のポイント部分です。

  癌細胞は正常細胞に比べて活発なため、何倍から何十倍ものブドウ糖を取り込みます。
  検査薬(FDG)を注射で投与後、数十分~1時間ほど静かに横になっている間に、
   FDGが血流に乗って全身に運ばれ、体中の細胞がブドウ糖としてFDGを取り込みます。
   癌細胞は正常細胞よりも多くのブドウ糖を取り込みますので、FDGが集中します。
   また、悪性度が高い癌ほどブドウ糖(FDG)を多く取り込みます。


 みなさん、この意味が分かりますか・・・?

 ここでのポイントは、「検査薬(FDG)を注射で投与後、数十分~1時間ほど静かに横になっている間に、FDGが血流に乗って全身に運ばれ、体中の細胞がブドウ糖としてFDGを取り込みます」という部分と、「悪性度が高い癌ほどブドウ糖(FDG)を多く取り込みます」という部分です。

 つまり、この「PET検査の原理」で真剣になって読み取らなければならない『癌の性質』は、癌患者さんが食事からブドウ糖を大量に(健常者並みに)摂取すると、たった数十分~1時間という短時間で、体内にある癌細胞という癌細胞に、まんべんなく「ブドウ糖が大量に行き届いている」という実地的事実です。


 もう一度言いますが、これは「実地の医療現場を通して現われている事実」なのです。
 これが事実であればこそ、この高額な検査費用のかかるPET検査というものが成り立っているのです。
 もし、これが嘘だというのなら、このPET検査自体が成立しません。PET検査も大嘘になります。
 でも、このPET検査は嘘でも大嘘でも何でもなく、『癌の姿』をありままに映し出してくれているだけなのです。

 その『癌の姿』とは、こうです。
 (ちょっと、語りかけるシリーズでいこうと思います


 「癌患者が食事からブドウ糖を摂取すればするほど、体内にある癌細胞のすべてに、
  癌の大好物であるブドウ糖が、短時間のうちに大量に行き届いているんだよ・・。
  多くのブドウ糖が癌細胞に取り込まれている・・。ブドウ糖は『癌に直送便で届く』ものなんだよ・・。

  癌が喜ぶ最大の栄養であるこのブドウ糖を、毎日の食事でた~っぷりと癌に与えてしまっているんだから、
  癌の進行が食い止められなくて、そりゃ当然じゃないか・・。
  ブドウ糖を摂取すればするほど、癌はそれだけ元気付いて育ち行き、癌はどんどん悪化して、
  さらにさらに進行していくことになるんだからね・・。

  癌がまるで無限増殖するかのように見えるのは、癌の最大のエサとなる大好物のブドウ糖を、
  毎日の食事でた~っぷりと摂取して体を養っているのと同時に、癌もし~っかりと育てて養っているからだよ・・。
  これじゃぁ~、癌が育って進行していって至極当然じゃないか・・。

  癌が最高に喜んで生き生きと元気付いてしまう大好物のブドウ糖を、食事で毎日たらふく摂取して、
  癌にも毎日た~っぷりと大量のブドウ糖を与えてしまっているのだから、癌の進行が止まるわけがないよ・・。
  癌が無限増殖してどんどん悪化し、増大するばかりのように見えるのは、癌が悪魔やエイリアンだからじゃない・・。
  毎日毎日、自分が食事で癌の進行に加担することばかり積み重ねているから、癌が酷くなる一方なんだよ・・。
  ここに不可思議なことなど何もない・・。これが癌の『天然自然の原理』というものだ・・。
  そう・・、これは『癌も人間の子供と同じ』ということだよ・・。『飯を食えば大きく育つ』、ただそれだけの話だよ・・。

  人間も癌も共に生き物・・、大なり小なりの違いに過ぎないんだよ・・。
  人間も癌も同じで、栄養を摂らなければ生きていけない・・。栄養を断たれたら生きていけないんだ・・。
  癌に栄養を与えているうちは、元気に生き続けるに決まっているじゃないか・・。
  癌がどんどん育って増大し、進行していくに決まっているだろう・・。
  どうして、ここに気づけないのか・・。この単純な『生命の営み』の原点に・・・。」



 私はこの「PET検査の原理」を知った時、以上のようなことを脳裏で感じました。

 私の周りでも、癌患者さんが病院に入院してから食事が取れないとすぐに「ブドウ糖入りの栄養点滴」をされて、その数ヵ月後に亡くなってしまうという方が何人かいました。「ブドウ糖入りの栄養点滴をたらふく投与されると、癌患者はその数ヵ月後に死ぬ・・」、この原因は「ブドウ糖の摂取にある」と、私ははっきりと感じます。その死因は「ブドウ糖の摂取によって、癌がますます進行してしまったから」に相違ないはずです・・・。


 私は以前、「ブドウ糖を摂取すれば、癌を育てて進行させる原因になることを忘れてはならない!」にて、この「癌患者におけるブドウ糖の問題」について、ここまでお話ししてきました「PET検査」の事例を挙げながら、次のようにお話させて頂いたことがあります。



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 まず、ご理解頂きたいのは、ブドウ糖を摂取すれば、思いっきり癌細胞に栄養が届き、癌を育ててしまうという事実です。前回、「PET検査」のお話を少ししました。こちらを参照してみて頂きたいのですが、PET検査の原理は「癌細胞は、正常な細胞に比べて活動が活発なため、3~8倍のブドウ糖を取り込むという特徴があります。PET検査は、その特徴を利用してたくさんブドウ糖を取り込んでいる細胞を探し、癌を発見します」というもので、このPET検査の原理は「癌患者がブドウ糖を摂取すれば、ブドウ糖は癌細胞に集中して行ってしまい、それだけ癌を進行させる」ということを自供しています。正常細胞の “3~8倍” ものブドウ糖が癌細胞に取り込まれてしまうのですね。

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左の「見るからに悪そうな奴」が癌細胞で、右が正常細胞です(小さい団子の様なものが「ブドウ糖」です)



 癌患者がブドウ糖を摂取することは、「ブドウ糖という栄養が正常細胞よりも癌細胞に思いっきり行ってしまい、それだけ癌が進行する」ことを意味しています。これは医学的に正式に理解されている内容です。しかし、癌専門医はこの重大なる事実を癌医療で何も言いません。「ブドウ糖を摂取すると “癌が進行して大きくなってしまう” ので、ブドウ糖の摂取を極力抑えてください。そうしなければ、癌は進行する一方となり、どんどん大きくなっていきますよ!」と癌患者に食事指導してあげることは “癌を抑制する上で非常に重要” なはずなのに、日本の癌医療ではこの重要な食事指導が一切成されていないのです。ブドウ糖の摂取を抑えるか止めるかするだけで、“癌の進行を抑制できる” ことは火を見るよりも明らかなのにです。

 PET検査では「FDG」という「疑似ブドウ糖」を注射して、注射後、数十分~1時間ほど静かに横になっている間に、FDGが血流に乗って全身に運ばれ、癌細胞にこの「疑似ブドウ糖」が多く取り込まれます。そうして「PET-CT」で見ますと、次のように癌の位置と勢力が一目で分かるのです。

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 ここで重要なのは、「注射後、数十分~1時間ほど」という短時間で、ブドウ糖がこんなにも癌細胞に行ってしまっているという事実です。これはそれだけ “癌を育ててしまう” ことを意味しますから、ブドウ糖を摂取すれば癌を進行させてしまうのが明らかに分かります。

 しかも、こちらでは「悪性度が高いものほど、疑似ブドウ糖(=FDG)を多く取り込みます」と解説されているところからも、今受けている点滴に含まれるブドウ糖がいくら少量であっても、御身内の方は末期の末期癌なのですから、その末期癌にブドウ糖が思いっきり取り込まれているのではないかとの推察はできるはずです。



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 以上ですが、お分かり頂けますように、癌患者への「ブドウ糖入りの栄養点滴」につきましては、私は非常にシビアに考えています。癌患者を「最短距離で死なせる」と思っています。それは、私が見てきた実地を見れば明らかです。

 癌患者が「ブドウ糖を健常者(健康者)並みに摂取する」こと、まさにそれは「癌が増大・進行するのを許す」行為であり、同時に「自分の寿命を削減する」ことを意味するのです。

 世の癌患者さんが毎日の食事でブドウ糖を摂取すればするほど、望まなくとも「癌は増大・進行していく」のです。
 この事実に早く気づいて頂きたいと願います。

 だってですよ・・、この重大事に気づかなければ、毎日の食事から得ているブドウ糖によって「癌は否応なしに増大・進行していかざるを得ない」のですから、ここも改善せずに、それでいくら「抗がん剤」や「放射線」などしようとも、癌の増大・進行を抑制することなどできるわけがないのです。根本的に間違えています。

 癌患者のみなさん・・、お願いですから、この重要な「癌におけるブドウ糖の問題」の視点に早く気づいてください・・・。



毎日の食事で癌を育てていながら、どうして癌を抑制できるのだろうか・・・
  ~ 毎日の食事で癌を育てて「癌が増大して進行するお手伝い」をしていながら、
    それと同時に「抗がん剤」や「放射線」で癌の進行を食い止めようとしている愚行 ~


 ですから私は、癌患者さんが食事で「ブドウ糖を当たり前顔で摂取している」のが不思議でなりません。
 世間に現われている「癌の実地」と照らし合わせてみても、私にはこれが『癌で死に行く道』にしか見えないからです。

 なぜ、世間の癌患者さんは、毎日、食事からブドウ糖を平気な顔して摂取しているのか・・、または、摂取できるのか・・・。

 この答えは簡単です。
 世の多くの癌患者さんが「癌患者にとって、ブドウ糖が如何に危険な存在であるか」を何も知らないからです。
 この「癌におけるブドウ糖の問題」を何も知らないからこそできる行為です。
 まァ~、医者がこういう大事なことを何も言ってくれないですからね・・、癌患者さんが知らなくて当然かもしれません・・・。
 やはり、これも『無知の罪』と言えるでしょう。無知によって、不幸が生まれるのです・・・。

 私ならば、体内に癌があるのというに「ブドウ糖を摂取する」なんてことは、まず怖くてできないでしょう・・・。

 これは当たり前です。
 食事からブドウ糖を摂取すればするほど、同時に癌も育ててしまうのが、癌の原理上、よく分かるからです。

  「毎日、食事で癌を育てて進行させていながら、同時に癌の進行を食い止める・・・」

 果たして、こんなことができるのでしょうか・・・。

 私は「腸内細菌による宿主のエネルギー恒常性維持機構の解明」にて、この「毎日、食事で癌を育てて進行させていながら、同時に癌の進行を食い止める」行為につきまして、このように表現しました。



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 世間の癌治療においても、この「ブドウ糖の摂取」の問題についてはあまり叫ばれていません。
 では、癌患者における「ブドウ糖の摂取」は危険ではないとでも言うのでしょうか?

 否! 断じて、否!!!

 癌細胞こそが「ブドウ糖を最大のエサとする生き物」なのですから、癌治療にこそ森美智代先生のように『生菜食療法(生菜食生玄米粉食)』の実行で「ブドウ糖の摂取」を極力断ち、ブドウ糖に替わる『短鎖脂肪酸』エネルギー源で体を養い、こうして「癌の最大のエサ」となる「ブドウ糖の摂取」を安全に避けることで「ブドウ糖の摂取癌の進行」の危険性から己を回避させることができるわけです。

 世の癌患者さんの癌がなぜ進行してしまうのか・・、これは当然、日々の食事で「癌が進行する条件(ブドウ糖の摂取肉製品や乳製品の摂取など)」を体内の癌にせっせと与えて「癌細胞を元気付けているから」です。一生懸命に癌治療をしていても、これで「癌よ・・、進行しないでおくれ・・・」と願ったところが、まったくお話になりません。
ブドウ糖は「癌の最大のエサ」となります。「ブドウ糖は「癌の最大のエサ」」カテゴリの記事を参照されてください。
 また、肉製品・乳製品は「癌を進行させる最悪の促進剤」となります。これにつきましては「肉食・乳製品の真実」カテゴリの記事の中でも、特に「「チャイナ・スタディ」が明かす、肉食の真実!」や「丹羽靱負(耕三)医学博士が語る、肉製品・乳製品の真実!」を参照されてみてください


 これは、例えて言えば、火災の消火活動を行っている時に、火災に向かって放水しているのと同時に、火災の中に大量に油を撒いているような行為とまったく同じです。火災の中に大量に油を撒きながら「火災を消火してくれ~ッ!」と願っているようなものです。物理的にあり得ないことです。
ここでは「火災」「放水による消火活動癌治療」「火災の中に大量に油を撒く食事で癌を育てて進行させる」と置き換えて感じてみてください

 癌が悪化していればいるほど、より多くのブドウ糖が癌細胞に取り込まれているのが医学的にもう分かっているのですから、特に癌が悪化している癌患者さんであればあるほど、この「ブドウ糖の摂取」については特別に注意を払わなければならない大事なのです。



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 上述の、

 「これは、例えて言えば、火災の消火活動を行っている時に、火災に向かって放水しているのと同時に、
  火災の中に大量に油を撒いているような行為とまったく同じです。
  火災の中に大量に油を撒きながら『火災を消火してくれ~ッ!』と願っているようなものです。
  物理的にあり得ないことです。」


 の如くです。

 もう一度、よく考えてください・・。

 世の多くの癌患者さんが、癌の進行を食い止めるために大金を払って「抗がん剤」やら「放射線」やらの危険な『増癌治療』をしているのに、それと同時に、毎日の食事で癌を育てて進行させることばかりしているんですよ。

「毎日、食事からブドウ糖を無頓着に摂取して、毎日、コツコツと癌を育てて進行させている・・。
 それと同時に、大金を払って『抗がん剤』や『放射線』にすがりつき、何とか癌の進行を食い止めようとしている・・・。」


 果たして、これを「愚行」と感じない方がいるのでしょうか・・。
 私には、これは「恐ろしき愚行」にしか見えないのです・・・。



マクロビオティック(玄米菜食のお料理)という食事療法の盲点
  ~ 玄米食をして栄養改善をしながら血液浄化はしていても、
    それが『玄米ご飯』であれば、「ブドウ糖の摂取」の面では何も変わらない ~


 そして、癌の食事療法として「玄米菜食のお料理(玄米菜食の火食)」をしている癌患者さんだって、これはま~ったく同じなのです。「玄米菜食のお料理(玄米菜食の火食)」で癌を改善していこうというのは私にも分かりますが、たいていの食養者は玄米を「玄米ご飯(玄米の火食ブドウ糖の摂取)」で食べているのですから、例え玄米食をしていても、これではもろに「ブドウ糖の摂取」になってしまいます。「ブドウ糖の摂取」の面から見れば、玄米であろうが、白米であろうが、何も変わりないのです。「ブドウ糖の摂取」の面で見れば『玄米ご飯 2合』=『白飯 2合』であり、「ブドウ糖の摂取」の面では本当に何も変わらないのです(あくまで「ブドウ糖の摂取」の面だけを見ればですよ・・・)。
 ですから、癌患者が「玄米ご飯(玄米の火食ブドウ糖の摂取)」を食べれば食べるほど、それだけ「ブドウ糖の摂取」となって、体内にある癌に(この記事でお話ししてきました『癌の性質』に則った)相応の影響が出ていて当然です。癌患者が「ブドウ糖の摂取」をすれば、体内にある癌に影響が出ないわけがないのです。

 これまでにも、癌を治そうとしてマクロビオティックのような「玄米菜食のお料理(玄米菜食の火食)」を一生懸命に食べてはみたものの、癌に負けて亡くなっていった多くの癌患者さんがいました。当然ですが、「玄米ご飯(玄米の火食ブドウ糖の摂取)」と「菜食料理(菜食の火食)」は普通の現代食に比べれば遥かに良いのですが、やはり「ブドウ糖の摂取」の面では何も変わらないわけですから、癌の状態によっては「玄米菜食のお料理(玄米菜食の火食)が癌を育てて進行させる原因となってしまっていた」ということがあったはずです。これは、ここまでお読み頂いた方には想像に難くないはずです。

 済陽高穂医師は、例えばこちらの「ガンを消す食事 完全レシピ166」という著書を「クリック、中身! 検索」で見て頂きたいのですが、


 物の見事に「玄米菜食のお料理(玄米菜食の火食)」ばかりです。
 済陽先生は生野菜ジュースも薦めていますからまだ良いのですが、これは手術をしたあとに食事改善をして癌の再発を地道に防いでいく、というレベルです。体内に癌があっても、癌患者さんによってはこれで「癌が消失した」患者さんもおられるのでしょうけれど、その「済陽式ガン食事療法」の有効率はやはり「64.5%」しかありません。この「有効率 64.5%」という数字が、高い『癌の生還率』だと思われますか・・・?

 いいえ! こんなんじゃ、全然足りません!!

 この「有効率 64.5%」という数字・・、これはつまり、半分強の癌患者さんは「癌を改善・克服している」けれども、半分弱の癌患者さんは「まったく助かっていない」という数字なのです。

 この済陽式ガン食事療法の『癌の生還率』がなぜ低いのかと言いますと、この記事でお話ししてきましたように、「玄米菜食のお料理(玄米菜食の火食)で摂取するブドウ糖が『癌の生還率』を大きく下げている原因になっている」はずです。この記事を真面目にご覧になって頂いていれば、火を見るよりも明らかだと思います。

 玄米ご飯(玄米の火食)は確実に「ブドウ糖の摂取」になってしまいますから、この食事で癌に立ち向かうためには、よほど少食に抑えて食べていかないといけないと思います。私も玄米ご飯は大好きですけれども、玄米ご飯(玄米の火食)は、特に癌が悪化している癌患者さんがすべき食事療法ではないと思います。

 確かに玄米ご飯(玄米の火食)も菜食料理(菜食の火食)も『栄養改善食』であり、『浄化食』にもなりますから、少しずつ血液浄化を成して血液を綺麗にしてくれることでしょう。しかし、癌が悪化している癌患者さんほど、より多くのブドウ糖が癌に取り込まれているのですから、この玄米ご飯(玄米の火食)や菜食料理(菜食の火食)から摂取するブドウ糖がまったく悪さをしないだなんて言える保証が一体どこにあるのか、お伺いしたいです。


 もうひとつ、例え話をします。

 末期癌患者さんが「玄米菜食が良い!」とだけ聞いて、必死になって「玄米菜食のお料理(玄米菜食の火食)」を食べ始めたとします。世間一般の方々は、たいていは「良い食べ物をたくさん食べれば良い!」と思い込んでいますから、それで一生懸命になって玄米ご飯(玄米の火食)を一日に2合も3合もたらふく食べてしまう方もおられることでしょう・・。
 しかも、「肉食はしない! 菜食であれば良い!」とだけ思って、「癌を進行させる最悪の促進剤」となってしまう肉製品・乳製品を食べなくても、この記事でお話ししてきました重大な「癌におけるブドウ糖の問題」のことなど何も知らずに「白砂糖を止めて、黒砂糖にすりゃぁ~良いんだろう!」と勘違いされて、「菜食だけだから、甘くしないと味がつまんねぇ~なぁ~」とか言いながら黒砂糖を大匙を使ってドシドシ使われた日にゃ・・、もう~~たまりません! 当然ですが、黒砂糖も思いっきり「ブドウ糖の摂取」になってしまうのですから、これで良いわけがないのです・・・。
 いくら肉製品・乳製品は食べなくても、玄米ご飯(玄米の火食)でたらふくブドウ糖を摂取する・・、しかも黒砂糖などの調味料からもたっぷりとブドウ糖を摂取してしまう・・・、こんな「玄米菜食のお料理(玄米菜食の火食)」をされたりでもしたら、この末期癌患者さんは確実に癌で亡くなることでしょう・・。「玄米菜食であれば良い!」というわけでは決してないのです。もっと細かく、もっと深く見つめていかなければなりません・・・。

 癌の食事療法における「玄米菜食であれば良い!」とする盲信は、絶対に訂正しなければなりません。
 上述のような勘違いをされている食養家や食養者も、実際に過去、数多くいたはずです(今も多くおられるでしょう)。
 癌の食事療法で一番肝心な「癌におけるブドウ糖の問題」についての知識と認識が一切無かったために、今までどれほど多くの癌患者がこうした「間違った玄米菜食」が原因して癌で亡くなっていったことかしれないのです・・・。



癌は『食べる方向性』だけ食べているだけでは治らない
  ~「癌細胞は、飢餓に非常に弱い」という癌の性質がある!
    これを上手に活かした『少食』と『断食』が、癌治療に著効を得るのは至極当然! ~


 上述の済陽式ガン食事療法の「有効率 64.5%」という数字は、そんなに高い『癌の生還率』ではないと思います。
 この数字の限界の原因は、「玄米菜食のお料理(玄米菜食の火食)」のうちの、やはり「玄米ご飯(玄米の火食)」による「ブドウ糖の摂取」が大きく尾を引いているのだと思います。
そりゃそうですよ・・。玄米菜食をしながら「ブドウ糖の摂取」をしているわけですから、同時進行で癌が育ってしまって当然です。これじゃ、玄米菜食による『栄養改善』や『血液浄化』なんて、木端微塵に打ち砕かれてしまうことでしょう・・・
 その他に考えられますことは、甲田療法のように「少食」や「断食」という手段、それに「生菜食」という強力な手段を本格的に採用していない、という点にあるのだと思います。

 まずもって、癌は『食べているだけ(食べる方向性)』では治りません。
 「玄米菜食のお料理(玄米菜食の火食)」を食べていただけの癌患者さんが、今までに、一体どれほど多く癌で亡くなっていったことかしれません・・・。


 癌の食事療法というものは、ただ単に「玄米菜食のお料理(玄米菜食の火食)」を食べていれば良いというものではなく、「少食」や「断食」といった『食べない方向性少食力断食力)』の力を真剣に活かさなくてはなりません。
 ここまでしないと、癌はなかなか治せないものなのです。こういう「癌の知識と常識」が早く世に根付くことが大事です。
 「少食」や「断食」という『食べない方向性』の時にのみ体に発露する力が、癌を改善させる大きな力となるのです。

 『少食療法』や『断食療法』が癌治療に有効する理由は『免疫を高める』などの理由も大きいのですが、実はそれ以前に、もっともっと単純な原理があるのです。
 それは何かと言いますと、たぶん拍子抜けするほど思いっきり単純な原理なのですが、『少食療法』や『断食療法』が癌治療に有効する理由は『癌が生きるために必要な栄養が癌に届かなくなるため、癌は衰退せざるを得なくなる』からです。
 この記事の最初のほうでお話ししましたように、正常細胞は「飢餓に非常に強い」生き物なので、少し栄養が滞ってもすぐには死にませんが、癌細胞は「飢餓に非常に弱い」生き物なので、ブドウ糖が枯渇した途端に衰退し始めます。飢餓に非常に弱い癌細胞は、ブドウ糖が枯渇した途端に生きられなくなるのです。

 「少食」や「断食」をして癌に栄養が届かなくなり、癌が生きるのに必要な栄養が滞った途端に、癌は「飢餓に非常に弱い」ために、癌はその飢餓状態に負けて衰退し始めます。正常細胞は飢餓に強くできていますが、癌細胞は飢餓に非常に弱いので、栄養が滞った途端に衰退せざるを得なくなって当然なのです。「断食」によって癌が『自然退縮癌が自然に消失する現象)』する事例が多くあるのは、このためです。


 私は「断食の「医療的価値」を知るための図書【「腹六分目の少食にすると、動物が癌で死なない体になった」という癌研究報告 】」にて、このようにお話ししました。



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 ここのところ、癌医療に関して一流専門家の先生方の、断食を「医療扱い」して書いてくださっている新著が出版されていますので、上記の鶴見隆史医師の新著とともに、もう一度ご報告させて頂きます。


         断食でがんは治る  鶴見隆史医師

         3日食べなきゃ、7割治る! 船瀬俊介さん

         「断食」が健康のための最高の方法だ! 石原結實博士


 この3人の先生が今、『断食医療』に関する内容に関する新著を出してくださっているのは、世間が断食を医療として見る認識がだいぶ追い付いてきたからかもしれません。出版社は「絶対に売れるゾ!」と判断しなければ本は出版しませんので、今の「断食を医療として理解できる」という世間のニーズに合わせて、この著名な先生の断食の新著が相次いで出版されたのかもしれませんね。もしそうだとしたら、本当に有り難いです!

 少食や断食が癌治療に有効するのは、すでに癌研究報告で正式に報告されています。
 動物実験で「腹六分目の状態だと病気を治す力が非常に高くなり、腹六分目は癌や感染症で死亡した動物は皆無だった」という癌研究報告は、物凄い真実を打ち明けています。

 これ、どういう意味だか分かりますか?

 これは「腹六分目の少食にすると、動物が癌で死なない体になりましたよ!」ということを言っているのです。
 人間の体も動物ですから同様に当てはまりますし、断食で癌が治った患者さんは多くいましたが、それは、少食や断食といった『食べない方向性』に進めて行くと癌で死ななくなるという仕組みが動物の体の中にあったからです。それが、今では癌研究報告で正式に発表されているわけですから、凄い時代になりました。


 甲田光雄博士は、このように言われていました。

 「癌は一筋縄ではいかない。玄米ご飯と菜食で癌を克服するのは無理で、生菜食と断食を組み合せるしかない。」

 甲田光雄先生がここで言わんとされていたのは、

「癌というものはマクロビオティックのような “玄米菜食のお料理(玄米菜食の火食)” が如き食事療法では助からない人もいる。玄米菜食のお料理で癌を治すのは無理である。
 癌から生還するのに必要な食事療法は『生菜食の力』を活かすことであり(ビタミンミネラル酵素の大量摂取による「代謝の賦活」や「血液浄化」など)、『少食の力』や『断食の力』まで組み合わせないと、癌を克服するのは難しい。」


 ということなのです。

 今や、少食や断食が癌の改善に大きく有効するのが癌研究報告によって正式に発表されていますが、甲田光雄先生が長年の数々の臨床から導き出された上記の意見はやはり真実であったのです。

 甲田光雄先生のお弟子さんは「癌による食事で一番生還率が高いのは『飢え』でした」と語られています。
 甲田光雄先生のもとで修行している時に、実際にいろいろな癌患者さんの臨床を見てきたそうです。
 その中で、癌の生還率が一番高かったのは「飢えた癌患者さん」だったそうです。
 つまり、「自分に飢えの状態を与えた人」ということです。
 これは、「少食や断食に真剣に努めることができた人」「食べなかった人」ですね。
 食べる時には『癌治療に適する食事』を少食で食べ、あとは極力何も食べないで、自分の体を意図的に「飢える方向」へと持って行った人、「飢えの状態」をなるべく長く持ち得た人、そういう癌患者さんが癌から生還しているケースが多いのです。
 この貴重な臨床の姿はゆめゆめ甘く見てはならないことであり、癌から生還するための『重要な答え』が含まれています。

 要は、「飢えとけ!」ってことです。「肉体を飢えさせよ!」ということなのです。
 私の言う「食べない方向性をしっかりと持ち得てください少食や断食を活かしましょう!)」ということなんです。

 そう言えば、食物があまりない発展途上国には飢えた人々がまだまだ多いのですが、そういう「飢えのある国々」には、癌をはじめとした様々な現代病はほとんど存在していないのです。こういうところを見ても、実地的な『癌の答え』が潜んでいるように思います。
 やはり、欧米型の現代食・過食・飽食は癌をつくり、癌を悪化させるのでしょうし、発展途上国の人々がしているような伝統的な粗食・少食・飢えは癌を防ぎ、癌を改善させるのだと思います。
 日本も昔、まだ日本人が伝統的な和食の少食を時代に強いられていた頃、当時の日本は「飢えが適宜にあった時代」でしたが、日本もこういう時代には、まだ癌がほとんど存在していませんでした。
 こうした世の実地を率直に見つめるならば、「飢えは癌を防ぎ、癌を改善させる」という点に帰結できるはずだと思います。そして、これこそが、実地が教える『癌のありのままの答え』であると、私には思えるのです。


 上記の著書の3人の先生は、断食を医療として活かそうとしている著名な先生です。
 私の中では「少食や断食は、絶対重視するほどの重要な癌治療メニュー」ですが、こうした「断食の医療的価値」を説いてくださっている先生方の図書に触れてみるのは、断食をより正しく理解し、断食を信頼するための良い手段となり得るでしょう。



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 自分の体を『飢え』の状態に置くということは、同時に「体内の癌をも飢えさせる」ということです。
 もうお分かりのように、癌は「飢餓に非常に弱い」生き物なので『飢えた状態に非常に弱い』わけです。
 これでは、癌はたまらず衰退していくことになるでしょう。

 甲田光雄先生が言われていたこと、甲田光雄先生のお弟子さんが言われていたこと、そして「鶴見隆史」医師が「断食でがんは治る」という本で訴えてくださっていることは、何の不可思議なことなど微塵もなく、このような「癌は飢えに非常に弱い」という『癌の性質』を癌治療に上手に活かしているだけなのです。

 「玄米菜食のお料理(玄米菜食の火食)」を毎日ガッツリと食べて癌で亡くなっていった癌患者さんは非常に多いです。
 しかし、「断食」で癌が改善して、癌から生還した癌患者さんだって多いのです。
 世の中には、玄米菜食をしないで癌を治された癌患者さんもたくさんいます。その最たるものが「断食」なのです。

 末期癌で病院に入院した癌患者さんが、病院で抗がん剤などの治療を受け、もう食事も食べられずに弱り果てていく中で、「どうせ死ぬならば・・、先生・・、自宅で死にたい・・・」と願い出て退院され、自宅に戻って何も食べないままでいたら、何と癌が自然退縮して治ってしまい、後日、病院へ「先生、何だか知らないけれど、癌が治っちゃいましたよ♪」と挨拶に来る癌患者さんも中にはそこそこいるそうです。
 これは現代医学も「10万人に1人はいる」と認めており、癌の専門家の間では「500人に1人はいるのではないか・・」と言われています。この数字に違いがあるのは、病院の面子(メンツ)があるので、どうやら「数字を誤魔化している」ところがあるようです・・・。

 そりゃそうですよね!
 病院の最新癌医療を受けた癌患者がですよ・・、病院の癌医療では癌がまったく治らずに、そのまま退院して自宅で何もしないで横になっていたら癌が治っちゃった、なんていうのは「病院の威信に傷が付く」という事情があるのです。まァ~、病院にもいろいろと事情があるのでしょうけれども、ここでまず大事なのは、この「数字の違い」という点よりも、「現代医学も確かにこれ(何も食べられず、何もしないでいたら、癌が勝手に治っちゃった)を認めている」という事実です。
 「どうせ死ぬなら自宅で死にたい・・」と願い出て退院し、何も食べられないから素直に何も食べず、腹をくくって死ぬのをじっと待っていたら、何と癌が治ってしまった・・・、これは「おいおい、ホントかよ・・」と思われる方もおられるでしょうが、これは紛れもなく本当のことです。それはここまでお読み頂いた方には、もうお分かり頂けると思います。

 この仕組みを言えば、末期癌で何も食べられないので、死期を悟って素直に「何も食べないでいた」ので、少食を越えて一気に『断食状態』に入ったのが功を得たのです。つまり、癌患者さんの体が『飢餓状態』に入ったために「飢餓に非常に弱い癌」は一気に衰退へと追い込まれていき、同時に『断食力』が体に発露したことで自然治癒力が高まって、短期間のうちに癌が一気に自然退縮に向かっていったのです。癌は自然退縮して消失し、気づけば体が健やかになっており、癌が治っていた、というわけです。その後、お世話になった医師にお礼の挨拶をしに笑顔で病院に行ったのですね。
医者は驚いたでしょうね。しかも、たぶんお礼の品まで貰っているはずです・・。おそらく、文明堂のカステラとかを・・・


 癌におけるこの『断食力』の仕組みを上手く治療に活かしていたのが「加藤清」氏です。加藤清氏は有名な『粉ミルク断食』を開発し、それで多くの末期癌患者を救っていました。しかし、加藤清氏はこれを煙たがった権力による工作で不当逮捕され、そのすぐあとに亡くなられています。世の権力によって潰されてしまったのです。
 同じようなケースで潰されてしまったのが「今村光一」氏です(今村光一氏につきましては「ガンで助かる二つのタイプの人たちがいる。それは、医者から見放された人。医者を見放した人。【ジャーナリスト・今村光一】」を参照されてください)。今村光一氏は「マクガバン・レポート」「OTA レポート」「ゲルソン療法」などを翻訳して日本に紹介され、「日本の癌医療は間違っている」という事実を日本人に教えてくださった大功労者の一人ですが、今村光一氏も意味不明な理由で不当逮捕されて、釈放された直後に亡くなられています・・・。
 また、欧米社会で横綱級の食事療法『ゲルソン療法』を開発し、多くの末期癌患者を救っていた「マックス・ゲルソン」博士は、波に乗っていた絶頂期に暗殺されています(毒殺です)。
 世の権力というものは、いつの時代も「邪魔者は消せ!」なのです・・・。
 世には「無念のうちに消されていった本物たち」がたくさんいたことを、どうか忘れないであげてください・・・。

 この『粉ミルク断食』は、栄養がバランスよく配合されている「粉ミルク」だけを適宜摂取し、必要最低限の栄養だけを摂りながら安全に断食することで、癌が栄養的に『枯渇状態飢餓状態)』になって衰退していき、同時に体に発露した『断食力』によって癌を追い込んでいき、そのまま癌を自然退縮させていく、というものです。
 この『粉ミルク断食』は、「癌は飢餓(飢え)に非常に弱い」という『癌の性質』を上手く活かしています。
 非常によく考えられている療法だと思います。

 加藤清氏の著書には、今手に入るものでは次のものがあります。


           ガン療法 - ガンとの共存と自然治癒への道

           ガン革命 - 末期ガン患者社会復帰100人の記録

           ガンとの共存 - 末期ガン患者が社会復帰するまで


 このように、玄米菜食などしていなくても癌から生還した癌患者さんが、世にたくさんいることを忘れないでください。
 ただ単に「玄米菜食をしていれば、癌は治る!」などという “盲信(ほとんど妄想)” だけは、早く卒業せねばなりません。
 癌の食事療法の「玄米菜食のお料理(玄米菜食の火食)」や「玄米ご飯(玄米の火食ブドウ糖の摂取)」で失敗して、無念のうちに散っていかれた(癌で亡くなっていった)多くの癌患者がいたことを決して忘れてはいけません。癌の食事療法とは、もっと細かく、もっと深く考えていかなければならないのです。ただ「玄米菜食!」と言うだけでは全然足らないのです。

 でも、だからと言って、やはり『食べる方向性』の食事内容はとても重要です。

 では、「一体、何を食べたら良いのか・・」と言いますと、やはり「玄米菜食」です!
 玄米菜食を中心とした食事を取るべきです。



癌を治すための食事療法の要点
  ~ 癌を育てて進行させてしまう「ブドウ糖」エネルギー源から、
    正常細胞だけを育てる『短鎖脂肪酸』へと、エネルギー源をシフトするのが得策!
    より確実に「癌から生還できる」道筋を選択して! ~


 私は散々「玄米菜食を否定している」かのように書いていたと感じられた方もおられるかも知れません。
 しかし、私は玄米菜食を否定したのではなくて、「ブドウ糖(癌の最大のエサ)を摂取する食事」を否定したのです。
 やはり、玄米菜食は正しい『正食』です。
 では、「一体、どういう玄米菜食が良いのか?」ということになるのですが、要は「ブドウ糖の摂取は体内の癌を育てて進行させてしまう危険性がある」のですから、「極力、ブドウ糖の摂取にならない玄米菜食であれば良い」という答えに帰着できるわけです。この記事で、私が一番言いたかったのは “ここ” なのです。

 つまり、

 「ブドウ糖を摂取すると癌を育てて進行させてしまう危険性があるのならば、
  ここは素直に考えて、極力、ブドウ糖の摂取にならない玄米菜食をしていけば、
  それだけ癌を育てて進行させてしまう心配もなくなり、悪化した癌でも安全に改善していけるだろう。
  ブドウ糖の摂取を食事から極力なくしていけば、それは癌細胞にとって『栄養枯渇状態(飢餓状態)』に等しいので、
  癌は自然と衰退していき、癌を自然退縮に追い込んでいけるはずだ。」

 ということなのです。


 もう一度、これをよく見てください。

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 「癌細胞は糖(主にブドウ糖)を食べて仲間を増やす」、これは「癌細胞はブドウ糖を食べて増大していく、進行していく」ということです。それが分かっているならば、「食事からブドウ糖を極力排除してしまえば、それだけ癌を増大・進行できない環境下に置くことができる」と言えるわけです。そうすれば、癌は衰退せざるを得なくなるでしょう。癌を自然退縮へと導けるはずです。

 これをご理解して頂くために、ここまでお話ししてきました。
 長文になってしまって、ごめんなさい・・・。


 ところが、中にはこう思われる方もおられることでしょう。

 「ちょっと待て・・、玄米菜食って炭水化物だろう・・・。
  炭水化物って、糖質だろう・・・。
  じゃぁ~、ブドウ糖の摂取になっちまうじゃないか!!!」


 これは、半分「正しい」です。
 しかし、実は、もう半分は「正しくはない」のです。
 これを少し説明します。


 炭水化物とは【糖質】【食物繊維】の総称で、次のように分類されています。

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 【糖質】には「糖類(単糖類二糖類)」と「その他の糖質(三糖類以上)」とがありますが、この「その他の糖質(三糖類以上)」に該当するものに「デンプン」があります。『天然のままの結晶性デンプン』を「β(ベータ)デンプン」と言いますが、これは消化され難い「難消化性デンプン(レジスタントスターチresistant starch)」で、ヒトの消化酵素では消化されません。この「β(ベータ)デンプン」は消化されずに(つまり、ブドウ糖まで分解されずに)そのまま小腸を通り抜けて大腸へと届き、大腸の腸内細菌に発酵分解されて『短鎖脂肪酸』が生成されます。「β(ベータ)デンプン」で摂取すれば、ブドウ糖の摂取にはならずに『短鎖脂肪酸』の摂取となるのです。

 「β(ベータ)デンプン」は加熱するとアルファ化して「α(アルファ)デンプン(デンプン中の糖鎖間の水素結合が破壊され、糖鎖が自由になった状態のデンプン)」となり、この「α(アルファ)デンプン」はヒトの消化酵素で消化されて「ブドウ糖」まで分解されますので、「α(アルファ)デンプン」の摂取は「ブドウ糖」の摂取となります。

 もう一度、これを『玄米食』で言います。
 生米は「β(ベータ)デンプン」ですから、『生玄米(生玄米粉)』を食べると「β(ベータ)デンプン」の摂取となりますが、「β(ベータ)デンプン」はヒトの消化酵素では消化されずに、そのまま小腸を通り抜けて大腸へと届き、大腸の腸内細菌が発酵分解することで『短鎖脂肪酸』が生成されて「生体のエネルギー源」となりますので、『生玄米(生玄米粉)』の摂取は『短鎖脂肪酸』の摂取となります。
 生米の「β(ベータ)デンプン」は加熱するとアルファ化して「α(アルファ)デンプン」となります。ですから、生玄米を煮沸して加熱調理した『玄米ご飯』を食べると「α(アルファ)デンプン」の摂取となります。「α(アルファ)デンプン」はヒトの消化酵素で消化されて「ブドウ糖」まで分解されますから、『玄米ご飯』の摂取は「ブドウ糖」の摂取となります。

 つまり、

   生玄米食(生玄米粉食玄米の生食
    β(ベータ)デンプン  消化されずに大腸へ GO!  腸内細菌が発酵分解 短鎖脂肪酸』が生成
    短鎖脂肪酸』の摂取となる 【短鎖脂肪酸の摂取】

   玄米ご飯食(玄米の火食
    β(ベータ)デンプン 加熱調理でアルファ化 α(アルファ)デンプン 消化されて「ブドウ糖」まで分解
    「ブドウ糖」の摂取となる 【ブドウ糖の摂取】

 というように、同じ炭水化物のデンプンであっても、生食するか、火食するかによって、まったく異なる「摂取内容」となるのです。


 つまり、炭水化物の食事を取ると「ブドウ糖の摂取になってしまう」というのは、玄米菜食を『火食』で食べた時の話です。炭水化物を『生食』で食べれば、ほとんど「ブドウ糖の摂取」にはならずに、『短鎖脂肪酸』として摂取できます。炭水化物を『生食』で食べることで、ブドウ糖よりも遥かに優れている『短鎖脂肪酸』をエネルギー源にすることができるのです。

 今日では、炭水化物は総称として「糖質」や「糖」と呼ばれることが多くなってきていますから、世間では「炭水化物」=「糖の摂取」と思い込んでいる方が非常に多いのですが、同じ炭水化物に分類されてはいても、炭水化物のうちのデンプンは、生食するか、火食するかによって、『短鎖脂肪酸』の摂取になったり、「ブドウ糖」の摂取になったりと、その摂取の内容がまったく異なってくるわけです。このように、「炭水化物はすべて、糖の摂取になる」と思うのは間違いなのですね。
詳しくは「癌治療の玄米菜食における「生玄米粉食の価値」」を参照してください

 癌細胞はこの『短鎖脂肪酸』を上手く活用できないので、エネルギー源をブドウ糖から『短鎖脂肪酸』へとシフトすれば、癌細胞を育てずに済みます。『短鎖脂肪酸』は正常細胞だけを育てますので、癌細胞だけを栄養的に『枯渇状態飢餓状態)』へと自然に追い込むことができるのです。癌を衰退させ、自然退縮へと持ち込むことができるでしょう。


 炭水化物を『生食』で食べる・・、これはつまり、私が当ブログサイトでお話ししています甲田療法の『生菜食療法』です。
 『生玄米食(生玄米粉食)』を主食にし、副食は『生菜食』を中心に食べていく、という食事療法です。

 当然、肉製品・乳製品は「癌を進行させる最悪の促進剤」となるのが癌研究報告で発表されていますから、肉製品・乳製品は絶対に食べません。体内に癌がある癌患者さんは、そのほうが絶対に得策です!
肉製品・乳製品は「癌を進行させる最悪の促進剤」となります。これにつきましては「肉食・乳製品の真実」カテゴリの記事の中でも、特に「「チャイナ・スタディ」が明かす、肉食の真実!」「丹羽靱負(耕三)医学博士が語る、肉製品・乳製品の真実!」を参照されてみてください

 こうして、体内の癌を一番大きく育てて進行させてしまう御三家「ブドウ糖」「肉製品」「乳製品」を食事から排除すれば、これは当たり前ですが、それだけ確実に癌を自然抑制できます。癌細胞が生きるのに必要な栄養源を削いでしまうのですから、癌細胞は生きられなくなっていって当然です。

 癌細胞は正常細胞に比べて「大量の栄養」を必要とし、また「飢餓にはめっぽう弱い」ため、栄養が枯渇した途端に衰退していかざるを得なくなります。しかし、正常細胞は「飢餓に強い」ので簡単には死にません。このようにして、正常細胞は生きることができるけれども、癌細胞は死滅していかざるを得ない体内環境を意図的に作り上げていくのです。

 そのためには、“癌を育てて進行させてしまう最悪御三家” である「ブドウ糖」「肉製品」「乳製品」を食事から絶対に断つ必要があります。「ブドウ糖」はすべて断つのは難しいですが、炭水化物を『生食』で食べる『生玄米食(生玄米粉食)』+『生菜食』を中心に食べていけば、癌細胞が生きることができないほど「ブドウ糖の摂取を抑制できる」ので大丈夫です。
 食事からブドウ糖というエネルギー源を無くしても、その代わりに、特に『生玄米食(生玄米粉食)』から『短鎖脂肪酸』をたっぷりと摂取しますから安心です。「生玄米粉」の食事はやってみれば分かりますが、玄米ご飯(玄米の火食)よりも遥かに優れた食事です。まず、体が丈夫になります。これも『短鎖脂肪酸』の恩恵です。『生玄米食(生玄米粉食)』は玄米食になりますから、当然、『栄養改善食』『浄化食』になります。

 また、『生玄米食(生玄米粉食)』や『生菜食』では胃腸に負担がかかるという癌患者さんは、『玄米クリーム』や『生野菜ジュース』から始めてみてください。『玄米クリーム』とは、「生玄米粉」を「水」と一緒に4~5分間程度煮込んだ「玄米の重湯」のことで、火食ではありますが、たった4~5分間程度の加熱しかしていないため、生玄米の「β(ベータ)デンプン」がアルファ化しきっていませんので、ブドウ糖の摂取が抑えられています。『玄米クリーム』は胃腸を癒す薬になりますから、『玄米クリーム』から始めて胃腸を整えたあとで『生玄米食(生玄米粉食)』を始めると良いでしょう。

 『生菜食』や『生野菜ジュース』は大量のビタミン・ミネラル・酵素を摂取することができますので、代謝機能が賦活されて『代謝能力が高まる』という恩恵が得られます。
 そして、『生菜食』や『生野菜ジュース』を摂取すれば、「『生野菜』と『インターフェロン』の嬉しい関係【生菜食をするとインターフェロンが増えて、体の免疫能力が強化される】」にあります通り、インターフェロンが増えて『免疫能力を改善・強化できる』という恩恵もありますので、なおのことグッドです!

 癌患者さんは、基本的に『代謝能力』も『免疫能力』が極度に低下していますので、ここを無視していると癌を治すことなどとてもできませんから、これは本当に好都合なのです。こうして炭水化物を『生食』で食べる努力をしていけば、癌を治すのに必要な物理条件がすべてバランスよく揃ってくるのがお分かり頂けると思います。


 私は個人的に、体内に癌がある癌患者さんや、末期癌のような癌が悪化している癌患者さんには、以上のような『生玄米食(生玄米粉食)』+『生菜食』を中心とした食事によって、癌を育てて進行させる原因となる「ブドウ糖」エネルギー源から、正常細胞だけを育てて癌細胞は育てない『短鎖脂肪酸』エネルギー源へとシフトして乗り換え、食事から「癌を進行させる最悪の促進剤」となる肉製品・乳製品を一切排除して、極力、癌を自然に死滅へと追い込んでいける環境を自力で作り上げ、それと同時に、同時進行で体の『代謝能力』や『免疫能力』を改善・強化しながら、まずは「体内の癌を消失させる」道筋を目指して力強く歩んで頂きたいと願います。

 そして、『癌から生還する』道筋をより一層引き上げるために、以上のことに加えて、私はぜひ、安全な「短期間の断食」である『半日断食(午前中は何も食べない)』と『週末一日断食』を組み合わせて行なって頂きたいと思います。この『断食力』を組み合わせて活かすことで、より一層、体は「癌の改善」へと進んでいくことでしょう。

 こうして「癌が生きることが困難な体内環境」を最大限に作り上げ、同時に「体が根本から改善していくことのできる環境」をも作り出し、この2つの環境によって癌を大きく改善していきます。これをやっていけば、いずれ宿便も排泄されることでしょう。宿便の排泄も、癌を治す上ではとても大事なことです。


 『生玄米食(生玄米粉食)』や『生菜食』につきましては、当ブログサイトの次のカテゴリを参照してください。

    甲田療法の食事療法(甲田光雄 博士)カテゴリ
    生玄米粉食(生玄米食)カテゴリ
    生菜食療法(ローフード)カテゴリ

 しかし、できる限り、サイドバーにある甲田光雄先生の自著から直接学ばれて頂きたいです。
 甲田療法は、学んでいて一切損はありません。損はないどころか、非常に有益な情報ばかりです。
 甲田療法には「癌治療に必要な要素」がすべて含まれていますので、癌治療には本当に打って付け(最適)の療法です。
 みなさんも、ぜひ学ばれてみてください m(__)m


 『生玄米食(生玄米粉食)』につきましては、主に次の記事を参照してください。

    生玄米粉食(生玄米食)カテゴリ

   癌治療の玄米菜食における「生玄米粉食の価値」
   癌に対抗するべく免疫力を上げるには、積極的に「生玄米粉」を食べたほうが良い
   生玄米粉食は癌治療に有効!【玄米を生で食べれば「ブドウ糖」の摂取にはならずに、
    ブドウ糖よりも優秀な『短鎖脂肪酸』をエネルギー源にすることができる!】



 また『短鎖脂肪酸は生体の重要なエネルギー源になる』ということにつきましては、次のカテゴリを参照してください。

    短鎖脂肪酸(ブドウ糖よりも優れたエネルギー源)カテゴリ

 このカテゴリにある記事はすべて、『短鎖脂肪酸は生体の重要なエネルギー源になる』という事実について知って頂きたいと思い、作成した記事ばかりです。カテゴリ内の記事を下から順番に(投稿順に)読んで頂ければ、分かりやすいと思います。

 次の記事を上から順番に読まれてみてください。

  「短鎖脂肪酸」と食物繊維との関係
   【短鎖脂肪酸は生玄米粉のベータデンプンの他に、生菜食で摂取する水溶性食物繊維からも得られる!】

   食物繊維について【食物繊維の重要性:食物繊維の働き:
    水溶性食物繊維を腸内細菌が発酵分解することで『短鎖脂肪酸』が生成され、生体のエネルギー源となる】

   食物繊維とは? 短鎖脂肪酸とは?【食物繊維や『短鎖脂肪酸』の簡潔な解説記事です】
   食物繊維の熱量(エネルギー)について【食物繊維がエネルギーになるメカニズム:
   『短鎖脂肪酸』が体内に吸収されて代謝され、エネルギーを産生するという解説】

  『短鎖脂肪酸』について【短鎖脂肪酸の要点の雰囲気を、ざっと知って頂くために】
   脂肪酸受容体 GPR41 によるエネルギー調節機構の解明【京都大学の『短鎖脂肪酸』に関わる研究】
   腸内細菌による宿主のエネルギー恒常性維持機構の解明
    ~ 短鎖脂肪酸受容体 GPR43 活性化は、脂肪の蓄積を抑制し肥満を防ぐ ~
   【京都大学の『短鎖脂肪酸』関連の研究】


 これらの記事を作成しましたのは、世間にはやたらと「人間のエネルギーとして成立するのはブドウ糖だけぇ~!」的な洗脳がまだまだ強烈にありますので、生体には「ブドウ糖」の他にも『短鎖脂肪酸』や『ケトン体』という「優秀なエネルギー源」がちゃんとあることを知って頂きたかったためです。当然、『短鎖脂肪酸』に的を絞っています。



癌の食事療法のまとめ
  ~ この「癌の食事療法」によって、癌が自然退縮して消失したあとは、
    玄米菜食のお料理へと緩和し、楽しく食養を続けながら、癌の再発を予防していく
 ~


 最後にもう一度、癌の食事療法についてまとめます。

 『生玄米食(生玄米粉食)』や『玄米クリーム』を主食とし、副食には『生菜食』『生野菜ジュース』を中心とした食事で、「癌を進行させる最悪の促進剤」である肉製品・乳製品は一切排した食事です。

 あとは、大豆たんぱく質の宝庫である(甲田療法で長年採用されていた)『豆腐』や『黒胡麻』と、もし肉っ気が欲しい時には(甲田療法でも患者さんによって処方されていた)『白身の魚(脂肪の少ない天然の白身魚)』や『小魚』を食事メニューに添えれば良いでしょう(『豆腐』の大豆たんぱく質は吸収されやすいので良いです )。

 また、『自然海水塩』を一日8~10gほど摂取すれば良いと思います(甲田療法では「焼き塩」です)。
 癌治療に「無塩食」や「減塩」を訴える先生もおりますが、私はこれは間違っていると思います。
 塩が悪いのではなく、精製塩(塩化ナトリウム99.5%以上)という薬物が悪いのです。
 もし、『自然海水塩』の摂取で癌になるというのなら、昔から日本人は『自然海水塩』をしっかりと使ってきたのですから、日本人は昔から癌患者だらけであったはずです。しかし実際には、日本人がまだ『自然海水塩』をしっかりと摂取していた昔の時代には、癌はほとんど存在していなかったのです。この日本の歴史的事実(実地)から見ても、『自然海水塩』を癌の原因に挙げるというのは、どう考えても不自然です。
 日本人は昔から『自然海水塩』を使用していたのですが、それが1972年(昭和47年)に塩田法(古来からの塩田を廃止し、電気の力で効率よく海水を濃縮するイオン交換膜方式に転換した塩業整備事業)が施工されて、日本での『自然海水塩』の販売が制限され、塩化ナトリウム99.5%以上の精製塩が広く行き渡るようになりました。1997年(平成9年)に塩田法は廃止されたものの、今なお、ほとんどの日本人がまだ精製塩を使用しています。これが問題なのです。
 何も「塩の摂取が癌の原因となる」というのではなく、この精製塩(塩化ナトリウム99.5%以上)という薬物の日常的な摂取が日本人の心身を蝕み続けており、癌化を促す大きな原因になっていると私は思います。
 私は、癌患者さんが『自然海水塩』を適宜摂取するのは、体液の『塩分濃度』を正常に保つのにも、生体に必要な『電解質』という物質を体内で正常に生産するのにも、体を丈夫にする上でも、非常に重要なことだと思っています。


 『生玄米食(生玄米粉食)』『玄米クリーム』+『生菜食』『生野菜ジュース』+『主食以外の糖分摂取の抑制』+『肉製品・乳製品の排除』、これを実行しただけでも、

  癌の最大のエサとなる「ブドウ糖」の摂取を最大限に自然抑制できる  癌の増大・進行を自然抑制できる
  その他、癌を育てて進行させてしまう食事を排除しているので、癌の増大・進行をさらに自然抑制できる
  癌を治すために必須の『代謝能力』の改善と強化ができる
  癌を治すために必須の『免疫能力』の改善と強化ができる

 が得られていきます。
 ここまで癌を改善させる物理条件を体に揃えているならば、短期間で最大限に癌を追い込むことができるでしょう。


 ちょっと、しつこくなりますが、もう一回まとめますと、

 癌の最大のエサ」となってしまう「ブドウ糖の摂取」を止めて、
  『生玄米食(生玄米粉食)』『玄米クリーム』や『生菜食』『生野菜ジュース』によって、
  『短鎖脂肪酸』エネルギー源を大量に得る。
 癌を進行させてしまう最悪の促進剤」となってしまう肉製品・乳製品の摂取を止める。
 『生菜食』『生野菜ジュース』から得る大量のビタミン・ミネラル・酵素が代謝機能を賦活して、
  『代謝能力』が改善・強化される。
 『生菜食』『生野菜ジュース』によって、体のインターフェロンが増えることで『免疫能力』が高まる。

 ここまでやれば、癌を最大限に自然抑制でき、同時に、体質や代謝能力・免疫能力が嫌でも改善・強化されていきます。
 当然ですが、血液浄化も押し進められます。腸内細菌も正しく育成できます。

 こうした食事で癌を最大限に自然退縮へと追い込んでいき、癌が自然退縮して消失したあとは、玄米菜食を中心とした食事へと緩和していき、地道に楽しく食養を継続していく、という道筋で良いと思います。『玄米クリーム』を続けていくのも良い手ですし、『生菜食』や『生野菜ジュース』を適宜続けていくのも大事なことです。
 また、できる限り『半日断食(午前中は何も食べない)』や『週末一日断食』も継続して頂きたいと思います。



癌の食事療法は、癌患者を必ず「2つのタイプ」に分けて考えること!
  ~ 癌の食事療法とは、癌患者をすべて同じに考えてはいけない ~

 体内に癌がある癌患者さんと、手術をして体内に癌が無い癌患者さんとでは、同じに考えては絶対にダメです。
 私が癌の食事療法を見る時には、必ず次の2つのタイプに大別して考えます。

 (A)体内に癌がたくさんある癌患者さん。
    癌が悪性化している癌患者さん。
    末期癌の癌患者さん。
    【体内に癌がたくさんある癌患者さん】

 (B)初期癌の癌患者さん。
    癌の手術をして体内にもう癌が無い癌患者さん(癌の再発予防をすれば良い癌患者さん)。
    【体内に癌が少しある癌患者さん。または、癌の手術をして体内にまったく癌が無い癌患者さん】

 (A)の癌患者さんと(B)の癌患者さんとでは、食養の内容が完全に分かれます。
 ここをしっかりと理解しないと、食養の事故が起きます。癌患者を殺してしまう場合だってあるのです。
 もし、この視点がまったく欠如している食養家や食養者は、この時点でアウトです。
 癌患者を食養で殺してしまう可能性が出てくるからです。
 それは、この記事をお読み頂けたなら、もうお分かり頂けると思います。

 (B)の癌患者さんならば、「玄米菜食のお料理(玄米菜食の火食)」の少食を守って地道に栄養改善と血液浄化を果たしていけば、癌を(癌体質を)改善していける患者さんも確かにいますが、(A)の癌患者さんではそれが叶わない患者さんも多くいるのです。(A)の癌患者さんはここでお話しさせて頂きましたところまで考えないと、癌を治すのは難しいのです。

 癌の食事療法というものは、せめてここでお話しさせて頂いた視点を持ち合わせていなければなりません。
 すべての癌患者を同じ目線で見たのでは、適切な癌の自然療法にはなり得ないのです。



癌を治すためには、「ブドウ糖の摂取」を絶対に甘く見ないこと!
  ~ ブドウ糖に頼るのを止めて、癌の増大を許さない食生活を! ~

 まずもって、体内に癌がある癌患者さんが忘れてはならない『癌の常識』とは、

  「癌患者がブドウ糖を摂取すると、摂取したブドウ糖が多く癌細胞に取り込まれている・・・」

 という医学的事実です。

 癌が悪化していればいるほど、末期癌であればあるほど、摂取したそのブドウ糖たちは全身の癌細胞にガンガン取り込まれているのです。それはそれだけ「癌が増大して進行していく力」を全身の癌細胞たちに与えていることを意味します。

 癌患者にとって「ブドウ糖」とは、体内の癌へと「直送便で届く」栄養であり、まさに『癌の直送便』です。
 ブドウ糖は、『魔女の宅急便』の「キキ」も驚くほどの『癌の直送便』なのです。
 黒猫の「ジジ」なんて、飛んで逃げていくほどです。
 このことを忘れそうになった時は、ここでお話ししました「PET検査の原理」を思い出してみましょう。
 体内に癌がある癌患者さんは、この「癌におけるブドウ糖の問題」を絶対に甘く見ないでくださいね!
 よろしくお願いします m(__)m


 ついでに、こちらは実写版「黒猫のジジ」です。

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実写版「黒猫のジジ」ですが、なかなかキュートですね!