この記事は「絶食療法の科学 Science of Fasting (フランス 2011年製作 日本語版の動画)【断食療法は、癌治療に大きく効果する】」の中の「ブドウ糖」に関する部分を中心に再編集したものです。カテゴリの都合により再アップします。




 私は当ブログサイトで、癌治療に大きく効果する手段(癌を改善し、癌体質を大きく改善させて行く療法)の土台部分として、ずっと次のものを推薦してきました。

 ● 甲田療法の『生玄米粉(もしくは玄米クリーム)+生菜食療法』のような、
   血液浄化・体内機能強化・免疫向上が大きく得られる、強力な食事療法
【食事療法】

 ● 癌が進行し難くなる『1300kcal 以内』の少食療法 【少食療法】
  一日のカロリー摂取が『1500kcal 以上』になると、癌は進行し始めます

 ●『半日断食(午前中は何も食べない)』や『週末一日断食』のような、
   誰にでも安心して安全に実行できる、短期間の断食療法
【断食療法】

 ● 自己免疫を改善して強化できる飲尿療法 【飲尿療法】

 この4つは、私にとっては「癌治療の土台」となるものです。しかも、お金がかからないものです。「癌治療はお金をかけなければならない」などと思っている方がいたとすれば、それは「先進国国民の思い上がり」に過ぎません。末期癌患者で治る気配が無く「もう、あなたの癌は治らない」と医師から告げられ、「じゃァ~、先生、死ぬならば自宅で死にたい・・・」と病院を退院して行った末期癌患者さんで、帰宅したら癌が自然退縮して治ってしまった方がそこそこいるそうです。後日、患者さんが病院に「先生、治っちゃいましたよ」と挨拶に行く方もいるそうです。これは癌医療でも「10万人に1人くらいはいる」と発表していますが、実のところは「500人に1人くらいいる」とも見られています。この数字に差があるのは、癌医療にはプライドがあるので「病院で治らなかった末期癌が、自宅に帰ったら自然と治ってしまった」などとはとても言えないからだそうです。このように「癌の自然退縮」もそこそこ多いことからも、化学療法の力で「癌を殺す」ことが正しい選択なのではない、ということを知ってください。

 癌治療というものは、癌を本気で治す気持ちがあるのならば、初期癌であろうが、末期癌であろうが、上記の4つは必須です。化学療法の力だけで「癌を殺す」ことをすれば、自分の体は「癌に対応できない体」になってしまいます。もし、抗がん剤治療をやっていたとしても、上記の4つを組み合わせていれば、抗がん剤の副作用は軽減される、と言われています。化学療法に上記の4つを組み合わせると、化学療法の副作用を抑えて軽減し、化学療法が効果しやすくなるそうです。飲尿療法はその人口数自体が少ないので「抗がん剤+飲尿療法」のケースはあまり聞きませんが、食事療法、少食療法、断食療法などは、世界の癌実験でも「化学療法の副作用を軽減し、化学療法を効果させる」とよく言われています。

 飲尿療法に限っては、抗がん剤自体が毒ですから、尿にもその抗がん剤の毒が出ていると思います。なので、食事療法で抗がん剤の毒を解毒しながら飲尿療法をやるのが無難だと思います。私は、飲尿療法は「食事療法とセットで行う」のが理想だと思います。現代の普通食(現代食)は化学汚染が激しく、肉食をすれば体内で「ニトロソアミン」という非常に強力な発癌性物質が形成されますから、普通食者の尿はそれ相応に汚染されていると見なすべきで、その汚染されている尿を飲尿すれば「飲尿による二次汚染」が起こるであろうことは想像に難くありません。やはり、飲尿療法の大きな価値を最善に活かす上では、『食事療法+飲尿療法』のセットが安全です。

 でも本当は、化学療法の力で「強引に癌を殺そうとする」のではなく、上記の4つで自分の体を「癌に対応できる体」に作り変えるのが重要なのです。上記の4つは癌体質を改善します。化学療法は癌体質を深めさせます。私はなるべく化学療法ではなく、世界中で実績を残している上記4つのような自然療法で癌を克服して頂きたいと思っています。


 甲田光雄先生は「断食は一筋縄ではいかない。普通の玄米菜食(玄米菜食の火食お料理)で癌を克服するのは無理で、生菜食と断食を組み合わせるしかない」と言われていましたが、私もまったくその通りだと思います。

 普通の玄米菜食だけで癌が自然退縮したり、消失したりする癌患者さんもいますが、それは表面上、「体内から癌が消えただけ」ということが多いです。体の水面下では、癌の巣が脈々と生き続けていることが多いのです。なので、一般的な玄米菜食で癌が改善しても、普通食に戻したら癌がまた復活して再発し、そのまま末期癌まで進み亡くなられてしまった、という症例があります。これは、表面上は「体内から癌が消えた」ように見えて、体の水面下では癌の巣が生き続けていることを意味します。一般的な「玄米菜食の火食」では、その病気を根っこから改善し切るのは難しいです。「玄米菜食の生食」くらいしないと、病気を根っこから改善して行くのは難しいと思います。

 「ブドウ糖の摂取」は癌を大きく進行させてしまいますから(参照)、癌治療において「ブドウ糖の摂取を抑制する」のは非常に重要なことです。この動画の後半部分でも言われています。癌患者がブドウ糖を摂取するのは、それだけ癌を進行させることを意味します。「癌を進行させたくなければ、ブドウ糖の摂取を抑制すること」、これは癌治療の基本です。

 癌だけでなく、あらゆる病気においても「ブドウ糖の摂取は病気を進行させる」のです。現代医学や栄養学では「ブドウ糖はエネルギー源」としか言われていませんが、「ブドウ糖を摂取すると病気を進行させてしまう」という、世間では認識の薄いこの「ブドウ糖の盲点」をぜひ知っておいてください。少食や断食が治病に効果するのは、ブドウ糖の摂取を抑制した時に「解毒」や「治癒力の増強」などが発露するからです。このブドウ糖というのはかなり曲者なので、日常的に「ブドウ糖の摂取を抑制する」食事をしていたほうが賢明です。「ブドウ糖」=「エネルギー源」は事実ですが、「ブドウ糖」=「癌や様々な病気を進行させて行く」という事実もありますので、病気のある方は「ブドウ糖の摂取を抑制する」ことを意識されたほうが良いです。癌や様々な病気を改善するのはブドウ糖ではなく、ビタミン・ミネラルという微量栄養素と酵素の大量摂取が体を癒し、病気を改善させて行きます。

 甲田療法の『生玄米粉+生菜食療法』は、病気を進行させてしまう「ブドウ糖の摂取」を抑制し、病気を改善させる「ビタミン・ミネラル・酵素の大量摂取」が得られる食事療法になっています。『生食の力』もあります。腸内環境を改善して腸内細菌を育み、腸内をきれいにし、血液浄化を果たして免疫を向上させます(免疫の70%は腸で作られています。腸内をきれいに浄化すれば、免疫も向上します)。宿便を排泄すれば、腸麻痺が改善されて「腸の栄養吸収能力」が向上し、少食でも充分に栄養吸収して生きれる体質になります。甲田療法の『生玄米粉+生菜食療法』は、治病食として実に理に叶った食事療法です。

 そして『生玄米粉+生菜食療法』は、生玄米粉を主食としているのでブドウ糖の摂取にはならずに「短鎖脂肪酸」をエネルギーにできますから、ブドウ糖の摂取を大きく抑制しながら、ブドウ糖よりも質の高いエネルギー源を確保できます(参照)。そして、ビタミン・ミネラル・酵素を大量に摂取できます。『生玄米粉+生菜食療法』の規定での一日の摂取量は「生玄米粉1合ほど」「生菜食(根と葉、等量で)1000g」「豆腐1丁」「黒胡麻」「自然海水塩」などですが、これが案外と食べごたえがあるのです。こんなに食べているのに「ブドウ糖の摂取・カロリーの面では、しっかりと少食になっている」わけです。しっかりと「食べている」、それと同時に「(ブドウ糖の摂取・カロリーの面で)少食にしている」が得られるのですね。
もし「生玄米粉」がどうしても苦手な人は、妥協策として “玄米クリーム” にされてください。玄米クリームもブドウ糖の摂取を抑えることができます。ブドウ糖の摂取を完全に抑え込みたい人は「生玄米粉」が一番良いです。「生玄米粉」は『生食の力』も得られます

 この『生玄米粉+生菜食療法』に加えて「断食療法」を組み合わせれば、非常に大きな効果を発揮します。「断食療法」は長期間の断食ですと個人ではできないので、私は誰にでも安全にできる『半日断食(午前中は何も食べない)』や『週末一日断食』という短期間の断食をたんたんと積み重ねることをお薦めします。これはやがて、大きな効果が得られます。

 私は当ブログサイトの中で、何度も「食べる方向性だけでは病気は治らない。少食や断食のような “食べない方向性” を組み合わせないと、解毒力・治癒力は大きく発露しない」と言ってきました。少食は「断食に近い状態」ですから、少食によって「断食に近い効果」を安全に得ることができます。断食は、もろに食べない状態です。少食や断食という「食べない方向性」を組み合わせた時にのみ発露する「体の力」があります。少食や断食といった「ブドウ糖を摂取を抑制している時、または、ブドウ糖を摂取していない時に、体の様々な力が強く発露してくる」のです。こういった「人体の仕組み」を活かすことは、治病の上で非常に重要なのです。