生菜食を簡単に説明します。
 本当はもっと細かいのですが、一般の人には「野菜は生で食べる」で充分です。


 生菜食では『根と葉、等量』と言います。
 根とは「根菜類の野菜」、葉とは「葉菜類の野菜」です。

 『根と葉、等量』とは、「根菜類の野菜」と「葉菜類の野菜」の量を『等しくする』ということです。
 つまり、「根菜類の野菜」の量が250gならば、「葉菜類の野菜」の量は250g、といった感じですね。
 生菜食は基本的に、「根」と「葉」を『等しい量』にします。

 また、甲田療法の本格的な『生菜食療法』では使用されませんが、「果実類の野菜」も良いです。
 私は二木謙三博士(文化勲章受章参照1参照2)の「果実野菜は種子食になる。種子を食べることが肝要である」という食養概念が気に入っていますので(果実野菜の種子は玄米と同様に、蒔けば何十倍にも増える力を有する種です)、我が家では果実野菜を好んで食べています。

89132ze8923


葉菜野菜 ・・・・・・ いっぱいありますね。

    ホウレンソウ、小松菜、レタス、サニーレタス、キャベツ、白菜、

    ニラ、セロリ、パセリ、菜の花、チンゲン菜、サラダ菜、大根の葉、カブの葉、

    ブロッコリー(これは美味しいです。茎は硬めですが、生で食べれます。茎も葉も美味しい♪


根菜野菜 ・・・・・・ 生菜食では「大根」「人参」「山芋」「長芋」「カブ」で充分です。

     サツマイモ、ジャガイモなども生食しても問題はありませんが、はっきり言って、恐ろしく不味いです。
      ぜひ調理しましょう。味噌汁なんて、とても美味しいですよね♪


果実野菜 ・・・・・・ 果実のように、種のある野菜ですね。
         ちゃんと、種まで食べましょう!(食べられるはずです♪

    トマト、 キュウリ、 ナス(案外と、水っぽくて美味しい♪)、ピーマン(種ごと食べられて美味しい)、

    オクラ(ネバネバしていて美味しい。とても食べやすいです)、パプリカ(甘みもあって、種まで食べやすい

    かぼちゃ(皮は硬いけれど、中身は柔らかく、若い柿のようにあっさりしていて、甘くて美味しい。
         種は硬いので食べません。食べられる人はどうぞ♪


     ピーマンは、ぜひ種まで食べてください。苦くはありませんから、もったいないです。
      種(種子)を食べることに意義があります。食べやすいはずですよ!
      ナスやトマトのように、種まで食べる感覚です。世間の習慣などに流されることは不要!!



 要は、自分が「生でも食べられそうな」好きな野菜を生のまま、皮をむかずに一口サイズに切るだけで、バリバリとよくよく噛んで噛んで食べるだけのことです。「生サラダ」の感覚ですね♪


 上記で、果実野菜は「本格的な生菜食では使用されません・・」と言いましたが、甲田光雄先生は甲田療法で、果実野菜を一切使用しませんでした。
 なぜかと言いますと、果実野菜は「実の野菜(種子がある野菜)」なので、果実と同様にブドウ糖や果糖の糖質を多く含むものが多いですから、なるべくブドウ糖の摂取を避けるために果実野菜の使用を避けていたのではないかと思います。最近のトマトなどはその典型例で、とにかく甘いです。
 病人は糖の摂取を控えねばなりません。ブドウ糖が病状を進行・亢進させてしまうからです。特に癌患者においては「ブドウ糖が癌をどんどん育ててしまう」ので尚更です。病状を進行させないために「糖の摂取を控える」必要があるのです。甲田療法では「患者に糖の摂取を控えさせる」ために、生菜食療法で果実野菜を使用しなかったのだと思います。
 生菜食の最大の価値は、多量の「ビタミン」「ミネラル」「酵素」を(火食をしないので何の損傷・損失もなく)そのまま摂取できる点にありますから、果実野菜を一切使用しなくても、葉菜野菜と根菜野菜だけあれば、治病食(食事療法)としてはそれで充分なわけです。
 私は個人的に二木謙三博士の『果実の種まで食べれば、立派な種子食(全体食)になる』という点が気に入っています。特別に難病者・重病者でない限りは果実野菜を種ごと食べることで立派な『種子食(全体食)』となるので、果実野菜の生菜食は非常に有効だと思います。当然、持病で糖の摂取を控えなければならない人は、果実野菜は控えましょう。 




 一般的に「生サラダ」というと、通常は「キャベツ、レタス、キュウリ、トマト」くらいのものですから、これではちょいと種類が足りません。

 なので、「生サラダ」と言わずに『生菜食』と呼びます。
 (本当は、中身が正しければ何と呼んでも良いのですが・・・

 まァ・・、「生サラダ」のように、いろいろな野菜を生で食べる感覚ですね!

 「生野菜」は生きています。 ココがとても大事です!

 完全な「生命食」です。「生きた食物」を安心して食べられます。

 野菜はバシャバシャと、水でよ~く洗いましょう。

 なるべく無農薬の野菜が良いのですが、そうも言ってはいられません。
 スーパーで売られている「普通の安全な野菜」であれば大丈夫です。
 「生サラダ」感覚の習慣ですよ♪



 また、玄米を生で食べる『生玄米粉食』もあります。
 「お米を生で食べるのォ~?」と驚かれる人も多いのですが、これは非常に価値があります。
 『生玄米粉食』の価値につきましては「癌治療の玄米菜食における「生玄米粉食の価値」」を参照されてください。

 玄米は硬いです。平安時代の日本人は非常に歯が丈夫だったので、当時の武士は合戦のときにはお米(玄米)を炊いている暇なんてありませんから、生の玄米を袋に入れて腰にぶる下げて、合戦中でも腹が減ると生の玄米を袋から取り出して、そのままバリバリと食べては腹を満たしていた、という記述が残っています。
平安時代の米食は、玄米を精白して白米にせずに、玄米のままで食べていました。当時はまだ精白技術がなかったためです。でも、だからこそ精白食品の害を身に受けることなく、体の健全性を保つことができていたのです。
 何でもかんでも、やたらと技術が向上すれば良いというわけではなく、技術が向上したがために余計な方向へと進み、それが根本原因となって病理が生まれる、ということがあることを忘れてはならないと思います


 さすがに現代人にはこんな業はできませんから、玄米を粉に挽いて『生玄米粉』にしてから食べるのです。

 この『生玄米粉』に、自然海水塩やゴマ塩を混ぜたりして味を付けて食べると、風味があってとても美味しく食べられます。黒砂糖を混ぜて食べると、まるで「和菓子」のような感じがして、これもまた美味しいのです。ただ、癌患者さんはブドウ糖の摂取は控えたほうが良いので、黒砂糖入り生玄米粉は避けましょう。

 『生玄米粉』はこうして工夫すれば美味しく食べられますから、ご自分の食べやすい食べ方をいろいろと模索してください。
 『生玄米粉』も、よくよく噛んで食べましょう♪

 「生玄米」を粉にするには「万能こなひき ニューよめっこさん」が良いです。
 我が家も「万能こなひき ニューよめっこさん」で粉に挽いています。
 (ミルサーにつきましては「甲田療法の「生玄米粉食」必須アイテム『ミルサー』について」を参照してください


z23872xbyex323xx
「万能こなひき ニューよめっこさん」で生玄米粉を作ったところ

A89_Z2
サラサラの生玄米粉



 『生玄米粉』で大事なのは、必ず食べる「直前」に、食べる分だけ粉に挽いて食べることが大切です。
 ですから、「つくりおき」は絶対に止めましょう。

 「つくりおき」は便利ですが、時間が経つと酸化します。
 玄米を粉に挽くと当然、玄米は死にますので、製粉直後から腐敗が始まります。

 製粉直後はまだ生きた玄米の生命が宿っていますが、時間が経つと当然、生きた玄米の「生命力」は消えてしまって、完全に死んだ食物へと化しますから「死物食」になってしまいます。

 せっかく「生命食」ができるのにもったいないです。
 優秀な『生玄米粉食』で、生きた玄米の「生命」までそのままに食べられるのです。
 「つくりおき」は、やはり「死物食」になってしまいます。
 必ず食べる直前に玄米を粉に挽き、「生命食」として食べましょう♪

 もちろん、生菜食の「つくりおき」も同様です! なるべく「つくりおき」は避けましょう! 楽ですけどね・・・。


 これは、今では意外と世間でも知る人が増えてきました。甲田光雄先生のお蔭でしょう。
 女性には「お肌に良い♪」「美容に良い♪」「ダイエットに最適♪」という理由で始められた人も多いようですね。

 でも一番には、生菜食としての概念から、「体に良い」「自己の生命に良い」という観点を重視してもらえたらナァ~と思っています。鶏の実験で実際にあった話ですが、昔は通常、鶏のエサは生の玄米を与えていましたが、その玄米を白米に変えた途端、鶏が脚気を引き起こしてバタバタと死に始めたのです。もう一度、再び玄米に戻すと、鶏は元気を取り戻したのです。この実験は、食養学の父と呼ばれている「村井弦斎」が行ったもので、記録として残っています。

 村井弦斎が一番注目した食事法も「生食」でした。
 ただ、村井弦斎の生食は「植物食」「動物食」の混合です。
 村井弦斎は63歳ほどで亡くなっていますが、やはり「動物食」の生食は衛生面や新鮮さなどで無理があると思います。
 生食はあくまで『植物の生食』が一番です。
 お刺身は生食ですが、完全に「部分食」です。部分食は欠けているものばかりですから良くありません。
 部分食ばかりしていると、体の中にも欠けた面が現われてくるでしょう。私は部分食は薦められません。
 食物はその全体を食べて完全食となります。これを『一物全体食』と言います。
 生食の「全体食」をするには、やはり「野菜」や「玄米」が一番です。

murai-gensai-3
村井弦斎

murai-gensai-kui-douraku
村井弦斎は「食道楽」の作者です

murai-kakke-niwatori
実験で、エサを玄米から白米にされてしまい、脚気となってしまった鶏の妙子(タエコ)さん。
「ちょ~っと・・、ホント勘弁してよォ・・・」と嘆いてます。本当にお気の毒です・・・。



 特に癌患者さんにおかれましては、「生玄米粉食は、癌を育ててしまうブドウ糖の摂取にはならないし、ブドウ糖よりも質の高い短鎖脂肪酸をエネルギー源にできるし、これは癌治療には好都合だ!」という視点を持たれて頂きたいです。
 この「癌治療における生玄米粉食の価値」につきましては、「癌治療の玄米菜食における「生玄米粉食の価値」」をぜひ参照されてください。


 でもですね、西勝造先生や甲田光雄先生の残してくださった『生玄米粉食』をご自分の美容と健康のために活かしている・・、そのような女性は本当に素晴らしいです♪
 世間には「美容に良いから」という理由で、サプリメントや加工食品や医薬品に安易に走って頼る人が本当に多いというのに、ちゃんと「自然の食品である玄米」を求めらている時点で、その女性は「食養の視点」がある人なのでしょう!
 本当に素晴らしいと思います!
 ぜひ、その食養観をご自分の子供を育てる時の「食育」にも活かされてください。
 必ずや、我が子のためとなるでしょう。

 美容がきっかけとなって、食養の真似事ができるのですから、これはもう最高です!
 病苦がないのなら、興味を持って真似事ができれば良いのです。
 その食事法の元が正しいのならば、真似事でも充分に効果します!
 興味を持ったら「真似事から入れば良い」のですね (^-^

 「学ぶ」とは「真似る(まねる)」から来ています。
 まねる(真似る まなる  まなぶ(学ぶ)、です。
 良いことはガンガン真似て、どんどん我が身に吸収していきましょう!

 これら食養は、たいしてお金もかかりません。必要最低限の金額で済みます。
 それで、美容にもなり、健康にもなり、スレンダーにもなり、美しくもなれば、もう言うことありませんからね!
 自分の子供からも「ママ、綺麗だね!」だなんて言われて、「そう~、あと100回お言い!」と、まァ~ こうです。
 「オモチャ買ってくれたら、言ってあげるよ」と、まァ~ 子供はこういう反撃に出ます。
 「あたしだって、ダイヤモンド欲しいんだからね!」と、まァ~ つい本音が出るわけです。
 そして、それを横耳で聞いていたご主人は、強引に用事を作ってその場を退散です。
 「オモチャとダイヤモンドだって・・、こいつはいけねぇ~。こういう時には、何とかしてでも強引に用事を作らなきゃ・・」と、まァ~ せっかくの休日なのに、ご主人も家の中で休むこともできません。本当にお悔やみ申し上げます m(__)m
 まァ~、とりあえず・・、こういうご家庭は幸せなものですよね♪

 要は、その理由はどうであれ、一番大事で肝要なことは「実行ができている」ことなのですね!
 まずは「実行から」です!   ★☆★☆★ 真似て楽しく、食養実践 ★☆★☆★


 ぜひ、ご自分が納得できる気に入った食養を、真似事であっても充分良いので、まずは実行してみましょう!
 必ず効果するでしょうから (^-^