2013年11月10日に TBS テレビ「夢の扉+」にて『“第4のがん治療法” ~「ワクチン療法」最前線 - 患者一人一人に合わせた免疫療法で、がんと闘う!』が放送されました。この番組では、久留米大学医学部教授「伊東恭悟」先生が開発された『がんペプチドワクチン』が紹介されていました。

 伊東教授の開発された『がんペプチドワクチン』は、抗がん剤療法・放射線療法・手術療法という "癌の三大療法” に替わる「第4の癌治療」と言われているそうです。

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久留米大学医学部 伊東恭悟教授 (久留米大学がんワクチンセンター 初代所長)


  久留米大学医学部免疫・免疫治療学講座伊東恭悟主任教授のご挨拶
  久留米大学病院 先端癌治療研究センター
  久留米大学病院


 ここで、「伊東恭悟」教授の【経歴】を見ますと、

【経歴】
 昭和49年 弘前大学医学部卒業(同第二外科講座入局
 昭和54年 東北大学歯学部口腔細菌学講座助手
 昭和59年 アラバマ大学医学部外科及び免疫学部門研究員
 昭和60年 テキサス大学 M.D.アンダーソン病院及び腫瘍研究所、外科及び免疫学部門、ポストドクトラルフェロー
 昭和62年 同助教授
 平成 2年 同准教授
 平成 4年~ 久留米大学医学部免疫・免疫治療学講座主任教授
 平成10年~平成15年 久留米大学先端癌治療研究センター所長(兼務
 平成13年~平成20年 久留米大学学長特別補佐(兼務
 平成15年~平成19年 21世紀 COE プログラム「先端的な癌治療研究の拠点」拠点リーダー(兼務
 平成21年~ 文部科学省知的クラスター創成事業(グローバル拠点育成型
        「久留米高度先端医療開発クラスター」研究統括

 専門腫瘍免疫学

 と載っています(参照)。

 「個別オーダーメイドの癌ワクチン【高石繁生医学博士の開発した、癌の免疫細胞療法】」にてご紹介させて頂きました九州大学先端医療イノベーションセンター外来医長「高石繁生」先生(先進細胞治療学研究部門 准教授)がアメリカで学ばれていたのと同様に、伊東教授もアメリカの「アラバマ大学」「テキサス大学 M.D.アンダーソン病院及び腫瘍研究所」にて学ばれています。

 「テキサス州立大学 MD アンダーソンがんセンター」の医師たちは癌治療の国際的なリーダーと知られているそうですが、癌の三大療法から代替療法へと移行しているアメリカの癌医療の中で実際に学んでしまうと、やはり、免疫療法を重視するような意識が育つのかもしれませんね。こうした世界の一流の癌医療では、癌の三大療法(抗がん剤放射線手術)など、もうとっくにやっていないのです。


 ではここで、伊東教授が開発された『がんペプチドワクチン』とはどのような治療なのか、久留米大学病院 先端癌治療研究センターの「がんワクチン臨床試験」のページから見てみましょう。



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 ペプチドワクチン療法とは
 【「がんワクチン臨床試験
より 】

 人のからだは元来、病気と戦う力が備わっています。その一つが “免疫” です。免疫とは、自己(自分の身体の細胞)と非自己(身体の外から侵入した異物ウイルス、細菌など)を区別し、非自己を速やかに身体から排除しようとするシステムのことです。“がん細胞” も元々は自分の身体の細胞ですが、勝手気ままに増殖を繰り返すため、免疫は “非自己” と認識し排除しようとします。

  では、「がん」を例に、ペプチドワクチン療法の仕組みについて具体的に説明します。

 人の身体の中で、免疫の中心を担当するのはリンパ球です。このリンパ球のうちの、キラーT細胞(細胞傷害性Tリンパ球、CTL とも呼ばれます)などが中心になって「がん」に抵抗します。このしくみについては既に科学的に解明されています。キラーT細胞ががん細胞の表面の小さな蛋白質のかけらを見つけ、その蛋白質を目印としてがん細胞を攻撃し、その結果、がん細胞を死へと追いやります。この目印となる小さな蛋白質を「抗原」といい、キラーT細胞はこの抗原の中のごく小さな断片を見つけだします。一般に蛋白は、数百~数千個のアミノ酸でできているのですが、キラーT細胞が見つけだすのは8から10個のアミノ酸でできた部分です。このごく小さな断片を「ペプチド」と呼び、私どもはこれまでにキラーT細胞ががん細胞を排除する時の目印となる「ペプチド」を200種類以上見つけだしています。この小さなペプチドは人工的に合成することが可能で、体内に投与すると、ペプチドによって刺激を受けたキラーT細胞が活性化し、さらに増殖してがん細胞を攻撃するようになります。この性質を使って「がん」を排除(退縮)させようとする治療法を「がんワクチン療法」といい、「ペプチド」を薬剤として使用する治療法を「がんペプチドワクチン療法」と呼びます。

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《図の解説》
 樹状細胞(抗原提示細胞Dendritic CellDC)に、体内に投与した癌抗原「ペプチド(ペプチドワクチン)」を細胞傷害性T細胞(キラーT細胞Cytotoxic T LymphocytesCTL)へ提示させれば強力な「抗腫瘍免疫反応」を誘導でき、細胞傷害性T細胞(キラーT細胞CTL)が癌細胞を強力に攻撃するので癌の抑制に貢献する、という事です(ブログ管理人



 C型慢性肝炎においても、C型肝炎ウイルスを体内から排除しようと免疫システムが働きます。しかし、この免疫システムに逆らってC型肝炎ウイルスは様々な方法で体内に居残ろうとします。そのせめぎ合いの結果、ウイルスが体内から排除されずに肝細胞の中に残った状態が慢性肝炎です。ウイルスを排除する際に大きな役割を果たしているのが、がんの場合と同様、キラーT細胞です。ですから、C型慢性肝炎の患者様でも、ペプチドを投与し、キラーT細胞を活性化することでウイルス排除に近づく可能性が考えられます。

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 ペプチドワクチン療法の期待される効果
 【「がんワクチン臨床試験
より 】

 これまでの臨床試験の結果、前立腺癌、脳腫瘍、子宮頚癌、大腸癌などで「がん」が元の大きさの半分以下に縮小した症例を複数経験しました。このことにより、ペプチドワクチン単独でも効果が出ることが証明されましたが、その確率は高いものではありませんでした。しかし一方で、手術や抗がん剤による化学療法、放射線療法などの治療を受けられたのち、これらの治療効果がなくなった患者様に対して行った試験では、ペプチドワクチン投与により、長い期間「がん」の進行が抑えられ、より長い生存期間を得られた症例もしばしば見られました。これらの経験から、当ペプチドワクチン療法は他の治療法と異なり、副作用が少なく、がんを小さくしないまでも質の高い余命を提供できる可能性があると考えられます。

  また、C型慢性肝炎の試験では、血液中のウイルス量が半減したり、血清 AST/ALT 値(GOT/GPT値)が30%以上改善する症例もしばしば認められました。また、後治療として IFN(インターフェロン)とペプチドワクチンを併用した患者様のうち、数例でウイルスが体内から完全に排除された症例も認められました。



 ペプチドワクチン療法の予期される副作用(有害事象)
 【「がんワクチン臨床試験
より 】

 ペプチドワクチン療法による副作用としては、ワクチンを注射した部位の腫れ、発赤、かゆみなどが主にみられています。免疫力が高まるとワクチンを注入した部位でも免疫反応が強くなり、このような副作用が出ます。ワクチン療法を長期間継続し、何回も投与を受けている方では投与部位に硬いしこりができることも多いです。他に、発熱や風邪様症状、だるさ、炎症症状(喘息の増悪など)が起こることがあります。これらも免疫反応が強くなった結果おこる全身症状と考えられます。また、下痢、癌の周囲でおこる炎症、それに伴う痛みや出血、その他、自己免疫疾患が誘発される可能性なども否定できません。また、どのような薬であっても、投与された薬に対するアレルギー反応やショックが起こる可能性は常にあります。私どもはこれまでの経験にもとづき十分な観察を行ない、もしこれらが発生した場合も早期に対応できるように努めています。試験によっては、ペプチドワクチンと他の薬剤との併用療法を計画・実施しているものもあります。これらの試験ではペプチドワクチンによる副作用の他、併用する薬剤による副作用や、思わぬ有害なことがおきることも考えられるため、これらにも備えるようにしています。


 ペプチドワクチン療法にかかる費用について
 【「がんワクチン臨床試験
より 】

 現在、一部のがん種を除き、自由診療による臨床試験を行っています。
 自由診療に係る費用は全額患者様の自己負担となりますことをご了承ください。

私が『“第4のがん治療法” ~「ワクチン療法」最前線 - 患者一人一人に合わせた免疫療法で、がんと闘う』で視た時は、1クールにかかる費用は「70万円」でした。

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有り難い事に、画像がありました
(探してみるものですね♪  探せぇぃ! さらば求まらん~! by イエス・キリスト




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 以上ですが、この『がんペプチドワクチン』を思いっきり簡単に説明しますと、

「その癌患者さんの癌に適合する癌抗原『ペプチド』を投与すると、この『ペプチド』によって刺激を受けたキラーT細胞が活性化して増殖し、癌細胞を強力に攻撃するようになります。『ペプチド』の投与によって癌免疫が高まるので、癌を抑制する事ができます。」

 と言う事ができるでしょう。

 その副作用としては「ワクチンを注射した部位の腫れ、発赤、痒み」などがあるようですが、これは抗がん剤や放射線の副作用と比べれば、比較にならないほど無難な範囲です。抗がん剤や放射線などは免疫を低下させ、「二次発癌」を引き起こす原因にもなります。「注射した部位の腫れ、発赤、痒み」などは可愛い副作用と言えるでしょう。

 この『がんペプチドワクチン』は「第4の癌治療」どころか、標準的な癌医療の主流になってくれれば、多くの癌患者を救える癌医療と成り得るのではないでしょうか。


 ただ、みなさんも「ピクンッ!」と反応された事でしょうけれど、この『がんペプチドワクチン』はあまりにも高額です。
 1クールで「70万円」という素晴らしいお値段がします。

 まァ~、この『がんペプチドワクチン』は保険適応にはなりませんから、自由診療として費用を全額自己負担しなければならない、という理由はあるのでしょうけれど、それにしても「1クールで70万円」という値段設定は高額すぎる感があります。

 10クールやったとしたら、何と「700万円」にもなりますよ!
 はっきり言って、これは「ベンツ Eクラス」が買えてしまう金額です・・・(汗)。

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ベンツ E250 アバンギャルド ¥6,550,000



 「ベンツ」と「癌医療」を一緒にするな!とでも思いますか?
 確かにそうかもしれませんが、しかし、素になって考えてみれば、
 「このワクチン療法は、ベンツが買えちゃうくらいお金がかかるかも・・・(涙)」
 と言えてしまうのです。

 もし、この『がんペプチドワクチン』が保険適応になれば、単純に考えても3割負担ですから「1クールで21万円」という事になります。う~ん・・、やっぱり高い! こんなに高額では、誰もが受けられる癌治療にはなりません。

 それが如何に「安全で価値のある癌治療」であったとしても、こんなにも高額になってしまうと “受けられない癌患者さんが多く出て来てしまう” のですから、本気で癌患者を救おうと考えているならば、こんなに高額な値段設定はちょっと考え直したほうが良いと思うのですが・・(涙)。

 こういう高額な値段を見てしまうと、丸山ワクチンの値段がほとんど「捨て値」に見えてきます・・・。
 丸山ワクチンは1日おきに皮下に注射しますが、40日分(20アンプル)を1連の治療期間とし、この費用が9000円(税抜き)で、これに処置料、注射器などの値段が自費でかかるそうです(参照)。『がんペプチドワクチン』と比べますと、かなりリーズナブル(安価)ですね・・・。

 それに、この『がんペプチドワクチン』は「1クールの治療で70万円」もかかってしまいますが、1クールの治療で足りるとでも思いますか? 残念ながら、私はそうは思いません。実際には何クールも行う必要があるでしょうから、やはり「ベンツ Eクラス」くらいの金額がかかる事を想定したほうが良いと思います。


 本当は、免疫というものは「食事療法」「少食療法」「断食療法」「飲尿療法」などの安全な自然療法を行う事で、自力で高めて行くべきものです。こうして自然療法によって高められた免疫能力こそは本物です。これら自然療法を継続して行く限り、免疫の低下は起こらないでしょう。

 ところが、多くの癌患者さんは自然療法(食事療法少食療法断食療法飲尿療法など)を一切何もせず、免疫療法だけを受けられる人が多いでしょうから、この『がんペプチドワクチン』を受けている時には癌免疫が活性化して高まり、癌の抑制ができるでしょうけれど、この『がんペプチドワクチン』を受けるのを止めた途端に、また少しずつ免疫が低下してしまう(元の木阿弥になる)はずだと思います。

 ここについて、私は「個別オーダーメイドの癌ワクチン【高石繁生医学博士の開発した、癌の免疫細胞療法】」にて、このようにお話ししました。



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 私はこの『癌の免疫療法』に対しては、三大療法(抗がん剤放射線手術)に比べれば遥かに素晴らしい癌医療だと思います。この『癌の免疫療法』は三大療法(抗がん剤放射線手術)に比べれば大変素晴らしいとは思うのですが、やはりここにも欠陥点があります。その欠陥とは何かと言いますと、当ブログサイトで何度も言っています「食事療法」「少食療法」「断食療法」「飲尿療法」などの自然療法が一切抜けているという点です。

 重ねて言いますと、「食事療法」「少食療法」「断食療法」「飲尿療法」などの自然療法は、この『癌の免疫療法』で得られる『癌免疫の改善と強化』がお金をかけずにできるのです。

 今では、食事によって免疫が低下したり高められたりすることがよく知られるようになりましたね(参照)。
 次のように、世間でも「免疫を高める食品」がよく知られています。

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 特に、甲田療法の『生菜食療法』をしますと、インターフェロンが一万から二万という数になる事が京都の「パスツール研究所」の検査で分かっています。
インターフェロンとは、病原体(特にウイルス)や腫瘍細胞などの異物の侵入に反応して細胞が分泌する蛋白質の事で、ウイルス増殖の阻止や細胞増殖の抑制、免疫系および炎症の調節などの働きをするサイトカインの一種です。健康者のインターフェロンは5000~8000単位で、癌患者は1000単位ほどしかありませんが、生菜食者にはインターフェロンが10000~12000の方がいます。生菜食はインターフェロンを高めてくれます

 また、少食や断食が免疫を高める事は、すでに医学的にも理解されています。少食や断食により内臓が休まり、腸内環境が整うと、免疫力の担い手である血液中の白血球などが活性化し、普段食べ物の消化に使われているエネルギーが免疫系と組織再生のプロセスに回るので、免疫力が向上し、弱った細胞も正常に生まれ変わります。
 そして、飲尿療法は「癌ワクチン」として『自己免疫の改善化』の役割を果たし、免疫を高めてくれます。
 (少食療法」カテゴリや「断食療法」カテゴリ、そして「飲尿療法」カテゴリの記事を参照してください

 その他にも、免疫を高めるのに有効な方法には「体温を上げる」「運動をする」「鼻呼吸をする」などいろいろとありますね(免疫を担うマクロファージは体温が上がると活性化します参照)。


 癌患者さんには共通して「免疫が極度に低下している」という点が挙げられますので、癌患者であるならば「免疫を改善して高める」という視点を忘れてはならないのは言わずもがなです。この「免疫」の問題を無視したら、癌を治す事などできようはずがありません。癌患者の免疫を改善して高めるためには、この『癌の免疫療法』を活かすのもひとつの手であろうとは思いますが、しかしながら、この『癌の免疫療法』をやる前に、やはり、まずは上述の「食事療法」「少食療法」「断食療法」「飲尿療法」などの自然療法を『真っ先に実行する』事が大切です。これら自然療法の実行によって、正常な免疫を高く維持する事ができる「体の土台」を、『自分の体にしっかりと作り上げる』事ができます。あくまで、ここが “癌治療の母体” であり、癌体質を改善するためには最重要条件なのです。この「体の土台」を得たその上で、より確実に癌から生還するための手段として、この『癌の免疫療法』を併用して行えば良い思います。より確実に「癌に対応する免疫の改善と強化」が果たせる事でしょう。

 私的には、もし「食事療法」「少食療法」「断食療法」「飲尿療法」などの自然療法を一切しないで、この『癌の免疫療法』だけを行ったとしても、この『癌の免疫療法』を行った時は免疫が高まるでしょうけれど、『癌の免疫療法』を止めた時点で、また少しずつ、元の「免疫の弱く低い体」に戻って行くはずだと思います。つまり、元の木阿弥になるはずです。
 なぜならば、癌患者さんのもともとの「免疫の弱く低い体」自体を「食事療法」「少食療法」「断食療法」「飲尿療法」などの自然療法で改善しておかなければ、元(免疫の弱く低い体)が正されていないのですから、『癌の免疫療法』を受けた時だけは免疫が高まったとしても、『癌の免疫療法』を止めてしまえば、また元の木阿弥(免疫の弱く低い体)に戻ってしまって当然だと思います。「食事療法」「少食療法」「断食療法」「飲尿療法」などの自然療法をせずに高い免疫を維持するには、この『癌の免疫療法』を一生受け続けなければならないと思うのです。この『癌の免疫療法』を受けている間だけは高い免疫を維持できるという事ですね。結局、いずれにしても、「食事療法」「少食療法」「断食療法」「飲尿療法」などの自然療法で「高い免疫能力を作り出す土台を、自分の体に獲得しておかなければならない」という事です。



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 お読み頂ければお分かりになって頂けると思いますが、この『がんペプチドワクチン』がいくら安全で効果すると言っても、自然療法(食事療法少食療法断食療法飲尿療法など)を一切何もしないで『がんペプチドワクチン』だけに頼ろうとする癌患者さんは、凡そ、一生かけて定期的に『がんペプチドワクチン』を受け続けなければ、癌を抑制し続ける事はまずできないでしょう。

 この『がんペプチドワクチン』は「受けた時にだけ癌免疫を活性化して高める」事はできても、癌患者の体の “免疫の根本” までは改善する事はできない、と見るべきです。なぜならば、免疫が低下してしまう根本原因は “食事などの生活習慣” にあるわけですから、その生活習慣を何も正さなければ、免疫の根本が正されようはずがないのは明らかです。こうした “免疫を低下させてしまう生活習慣” については、今や世間でもよく知られるようになって来ましたね。

 ですから、この『がんペプチドワクチン』は、あくまで「お薬(処方した時にだけ、一時的に効く)」である事を忘れてはなりません。『本物の癌免疫』を得たいのであれば、自然療法(食事療法少食療法断食療法飲尿療法など)の実行によって「自力で免疫を高めて行くしかない」という事を絶対に忘れないでください。

 つまり、『がんペプチドワクチン』だけに頼る癌患者さんは、1クールの治療(70万円)で済むわけがないのです。
 必ず何クールも受ける事となり、気づけば何百万円もの費用がかかる事になるでしょう・・。
 そう思いませんか・・・?

 自然療法(食事療法少食療法断食療法飲尿療法など)の実行をまったく伴わないような癌医療など、それが抗がん剤であれ、放射線であれ、免疫療法であれ、何であれ・・、必ず「体の表面に現われた症状を誤魔化す」だけにとどまってしまい、体の根本的な体質までは何も改善できない、と知るべきです。
つまり、癌体質は何も改善されないのですから、根本的な癌の改善につながろうはずがありません・・・

 こういう視点については、ぜひ「伊東恭悟」教授に正式に癌患者さんにご指導して頂きたいものです。


 私は、この『がんペプチドワクチン』だけでは “絶対に足りない” と思います。
 せめて、最低限、自然療法(食事療法少食療法断食療法飲尿療法など)の実行によって「自力で免疫を高めて行く」事を土台に置かなければ、本当に一生かけて『がんペプチドワクチン』漬けにされてしまう事になるでしょう。



 ここで、『がんペプチドワクチン』の仕組みのほうに戻ります。

 その仕組みは、

「その癌患者さんの癌に適合する癌抗原『ペプチド』を投与すると、この『ペプチド』によって刺激を受けたキラーT細胞が活性化して増殖し、癌細胞を強力に攻撃するようになります。『ペプチド』の投与によって癌免疫が高まるので、癌を抑制する事ができます。」

 という事でした。

 「その癌患者さんの癌に適合する癌抗原『ペプチド』を投与すると・・・」とありますように、『がんペプチドワクチン』は、多くの癌抗原『ペプチド』の中から「伊東教授がその癌患者さんに適合するものを何種類か組み合わせて」使用する事で初めて効果を発揮するものです。もしも、その組み合わせがその癌患者さんに適合しなければ、適合する組み合わせになるまで試さなければならないのです。
TV番組では、多種類ある『がんペプチドワクチン』の中から、癌患者さんの癌に適合するように組み合わせて(確か3~4種類ほど)使用する、と言っていました

 この「癌患者当人に適合する癌抗原」というのがポイントです。

 癌患者さんの癌はひとりひとり異なる特徴があり、癌患者さんの癌抗原もひとりひとり異なります。
 その癌患者さんに適合する癌抗原を投与しないと、『癌ワクチン』として正しく効果しないのです。


 ここで、思い出して頂きたいのが『飲尿療法』による「自家製の癌ワクチン」効果です。
 詳しくは「癌の死細胞を食べ、癌免疫を活性化する「新マクロファージ」を発見 - 効率的に癌免疫を誘導する新しい免疫治療への応用に期待【「理化学研究所」による癌研究報告 】」をご覧頂きたいのですが、癌患者さんの『起床してから一番最初に出る尿』には『癌抗原』が僅かながら含まれています。癌患者さんの尿に含まれる『癌抗原』は、その癌患者さんの “自分オリジナルの『癌抗原』” です(つまり、自分に一番適合する『癌抗原』ですね)。
 この「癌患者さん自身の尿」を毎日コツコツ飲尿して体内に取り入れて行けば、『癌ワクチン』としての効果(癌免疫を活性化して高める)が毎日無料で安全に得られて行くわけです。

 ただ、癌患者さんの『起床してから一番最初に出る尿』には “自分オリジナルの『癌抗原』” が含まれてはいるものの、その量は僅かなので、飲尿療法を実践されている癌患者さんは、せめて『起床してから一番最初に出る尿』は “すべて” 飲んでおいたほうが良いです。100ml とか 200ml という少量ではなくて、朝起きてから(起床してから)最初に出る尿は “すべて” 飲んでおいたほうがより確実に『癌抗原』を摂取できるでしょう。

 『起床してから一番最初に出る尿』以外の尿(起きている状態で作られた尿)からは、抗原はほとんど検出されません。
 『癌抗原』が含まれている尿は、ほとんど『起床してから一番最初に出る尿』のみである事を忘れないでください。
 なお、癌患者さんに必要とされる一日の飲尿量は「2リットル」以上です。

 また、飲尿療法を始めた最初の時期は好転反応が出るとは思いますが、好転反応は大事な『解毒反応』なのでこれは頑張って乗り越えて頂いて、より確実と言える道筋を選択して行ってください!


 ここでご紹介させて頂きました『がんペプチドワクチン』は、伊東教授の目利きによる癌抗原『ペプチド』の組み合わせに頼らざるを得ませんが、もし『飲尿療法』さえできたならば、癌患者さんであれば誰でも『起床してから一番最初に出る尿』に “自分オリジナルの『癌抗原』” が含まれていますから、伊東教授の目利きに頼る必要なく、ましてや「1クールで70万円」という高額費用がかかる事もなく、完全に無料で、安全で副作用のない “自分オリジナルの『癌ワクチン』療法” が毎日簡単に自宅でできるわけです(好転反応は必ずあります)。

 癌患者さんの『起床してから一番最初に出る尿』には “自分オリジナルの『癌抗原』” が含まれていますから、飲尿によってこの『癌抗原』さえ摂取するならば、『がんペプチドワクチン』と同様に優れたワクチン療法となるでしょう。

 重複しますが、尿に出る『癌抗原』自体の量は僅かなので、毎朝『起床してから一番最初に出る尿』は必ず “すべて” 飲尿して頂いて、その他、日中に出る尿もなるべく多く飲尿したほうが良いです。癌患者さんは、『起床してから一番最初に出る尿』を含めて、一日「2リットル」以上の飲尿量が必要です。ここの点は「飲尿療法は、必ず「起床してから一番最初に出る尿」を飲用すること」を参照されてください。


 では、この続きは「飲尿療法が「癌治療に有効する」という科学的エビデンスは、もうすでに揃っている!【2つの『癌の免疫療法』から、飲尿療法が癌治療に有効する原理を紐解く】」にてお話しします。

 その前に、必ず「癌の死細胞を食べ、癌免疫を活性化する「新マクロファージ」を発見 - 効率的に癌免疫を誘導する新しい免疫治療への応用に期待【「理化学研究所」による癌研究報告 】」もご一読して頂いてからご覧になって頂きたいと思います。 よろしくお願いします m(__)m