私は「食事療法」「少食療法」「断食療法」「飲尿療法」を癌治療の重要な “4柱” として考えていますが、それは、食事療法・少食療法・断食療法・飲尿療法をそれぞれ単品で行なっただけでは「果たせない内容」が出て来るからです。

 『食事療法・少食療法・断食療法・飲尿療法をそれぞれ単品で行なっただけでは「果たせない内容」が出て来る』とは一体どういう事でしょうか。これは癌治療の上でも非常に重要な事なので、癌患者さんにはぜひご理解して頂きたいです。



「食事療法」だけでは、解毒力排泄力治癒力整腸作用が大きく発露しない。
 「食事療法」に「少食療法」や「断食療法」を組み合わせる事によって、
 「食事療法」だけでは果たせない 解毒力排泄力治癒力整腸作用の働きを、
  体に強く発現させる事ができる。


 癌患者さんには共通して「血液が汚れており、体内に多量の毒素が蓄積している」という特徴があります。この多量の毒素が「癌になる大きな要因」になっています。癌を改善して行くためには、必ず「解毒して血液浄化を果たす」事が重要です。

 「食事療法」は、血液浄化・微量栄養素(ビタミンミネラル)や酵素の大量摂取・腸内細菌育成などを果たすためには絶対に必須の療法です。しかし、食事療法だけ(食べているだけ食べる方向性だけ)では「解毒力」「排泄力」「治癒力」を体に強力に発露させる事はできず、腸内を改善するための「整腸作用」を大きく発現させる事もできません。

 そこで重要になって来るのが、「少食療法」「断食療法」といった『食べない方向性』なのです。「少食療法」「断食療法」という『食べない方向性』を取り入れた時にのみ、食事療法だけではどうしても得られない「解毒力」「排泄力」「治癒力」「整腸作用」が体に強く発現して来ます。少食・断食(食べない方向性)によって、体の持つ「解毒力」「排泄力」「治癒力」「整腸作用」を大きく促進させる事ができるのです(空腹時に腸内でモチリンなどのホルモンが分泌され、整腸作用が促進されます。免疫の70%は腸で作られているので、整腸が重要なのは言わずもがなです)。

 ですから、「食事療法」をベースに置いたその上で「少食療法」「断食療法」を組み合わせる事によって、「食事療法」(食べる方向性)で血液浄化・栄養摂取を全うし、「少食療法」「断食療法」(食べない方向性)で解毒力・排泄力・治癒力・整腸作用などを体に強力に発露させ、この両者(「食べる方向性血液浄化栄養摂取」「食べない方向性解毒力排泄力治癒力整腸作用などの促進増強」の陰陽の働き )を同時進行で果たし得て行く事ができるわけです。ここまでしないと、体質を大きく改善するのは難しいのです。

 甲田光雄医学博士は癌の食事療法について「癌は一筋縄ではいかない。玄米ご飯と菜食で癌を克服するのは無理で、生菜食と断食を組み合せるしかない」と言われています。甲田療法では、食事療法に少食や断食の力を組み合わせて活かす事を重視していますが、それは、人体には上述のような仕組みがあるからなのです。
ここのところは「本当の医学【甲田療法の真髄、西式の生食療法、自然に順じたシンプルさ、日月神示、ラマナ・マハルシ、赤塚不二夫、バカボンのパパ、海藻の生食】感想の部分)」や「夢をかなえる「そうじ力」【舛田光洋さんの「そうじ力」に重ね見る、陰陽の食養力】下方にあります)」を参照されてください



もし癌免疫に「癌細胞を認識できず、癌細胞を攻撃しなくなっている」などの異常があれば、
 「食事療法」「少食療法」「断食療法」だけでは 癌免疫を改善する事はできない。
  この場合、癌免疫を元から改善する事ができる「飲尿療法」が重要となる。


 癌患者さんの免疫能力がただ単に低下しているだけならば、「食事療法」「少食療法」「断食療法」だけでも「癌に対応する免疫能力(癌免疫)」を高めて行く事は可能です。ところが、もし癌患者さんの免疫に「癌細胞を敵と認識できず、癌細胞を攻撃する事を忘れてしまっている」などの異常(免疫異常)があったとすれば、「癌に対応する免疫能力(癌免疫)」を「食事療法」「少食療法」「断食療法」だけで改善する事はできません。

 ここで重要な役割を果たしてくれるのが「飲尿療法」です。癌患者さんの尿には『癌抗原』が含まれていますから、その自尿(自分の尿)を飲尿して『癌抗原』を体内に入れる事で「抗体を正しく作り直す事ができる」ので、癌患者さんの「癌に対応する免疫能力(癌免疫)」を改善して高めて行く事ができるのです。
ここは「飲尿療法は、必ず「起床してから一番最初に出る尿」を飲用すること」などを参照してください

 現代社会に暮らしていますと、様々な化学汚染や、抗生物質などの化学医薬の乱用によって、もはや一体どの癌患者さんの体に腸内細菌や免疫の異常が出ているかなど分からない状態ですから、私はより無難な線を取って、『自己免疫の改善化(癌免疫の改善と強化)』を果たしてくれる「飲尿療法」を癌治療に組み合わせるべきであると思っています。



癌を改善する可能性のある療法は「複合して組み合わせる」事で、
  自然療法のそれぞれの欠陥点を補い合い、相乗効果を成す事ができる。


 癌治療において求むべき事は、より確実に癌体質を改善し得て、より確実に癌から生還できる道筋を自ら作って行く事です。以上の理由から、最低限必要とされる『癌体質の改善』を万遍なく得るためには、私は「食事療法」「少食療法」「断食療法」「飲尿療法」を組み合わせて “癌治療の4柱” として位置づける事が必要であると考えています。これらを組み合わせる事によって、それぞれの欠陥点を互いに補い合い、より完全な癌治療を目指して行くのです。「有効な療法はいろいろと併用して組み合わせる」という事の大切さを、癌患者の皆さんはぜひ活かされてください。

 癌治療に有効する自然療法は他にもいろいろとあるはずですから、ご自分の納得される療法をいろいろと組み合わせて行けば良いと思います。自然療法ならばいろいろと組み合わせて実行しても、さほど大きな問題は起こらないはずだと思います。「いろいろと組み合わせて実行しても、化学医薬のような問題は起こらない・・(化学医薬の場合は、併用すると問題を起こす薬が多いですね)」、それが『自然療法の強み』なのです。
ただ、自然療法と言えども、組み合わせる時には「本当に問題がないか」を真剣に考慮されてください。自然療法はそのすべてが「自己責任で行うべき自己療法」です

 以上のように、食事療法・少食療法・断食療法・飲尿療法をそれぞれ単品で行うと「果たせない内容」が出て来てしまうのを、「食事療法」「少食療法」「断食療法」「飲尿療法」の4つを組み合わせて行う事で『相乗効果』を成し、それぞれの不足点を『補い合う』効果が得られます。ゆえに、私はこの4つの自然療法を、癌治療の重要な “4柱” として考えています。



癌を改善する道は、遠くにあるのではなく、自分のすぐ近くにある。
  そして、それは決して難しいものではなく、やすき(易き)ものである。
  ここに、癌治療の土台となる「自己療法」の本領がある。


 私が好きな古典的名言に、次の言葉があります。

    道 近きにあり、 人 これを遠きに求む。
    事 やすきにあり、 人 これを難しきに求むる。

 私はこの名言を、このように訳します。

  道 近くにあり、人 これを遠きに求む。
   価値ある手段は「自分のごく近く」にあるのに、
   人は遠く(
大学病院)の「良さげに見えるもの」ばかり求めてしまう・・・。

 ● 事 やすきにあり、人 これを難しきに求むる。
   価値ある実行というものは「簡単なもの」の中にあるのに、
   人は「難しげに映るもの(最新医療)」に心流され求めてしまう・・・。



 本来、医療の基本とは、家庭でできる『自己療法』にあると、私は心得ています。
 誰でも家庭でできる『自己療法』こそが、上記の名言の中の「近くにある、やすき(易き)医療」です。
 この『自己療法』は、遠くにある難しい医療(大学病院の最新医療)を求める前に実行すべきものです。

 「食事療法」「少食療法」「断食療法」「飲尿療法」である自然療法を駆使した『自己療法』という医療は、自分の身近にありすぎて、また、その内容が簡単すぎて、多くの人がその価値を見抜けません。遠くにある難しい医療(大学病院の最新医療)のほうが、何だか素晴らしい医療に映ってしまうのですね・・・。

 しかし、その良さげに見えてしまう『大学病院の最新医療』には、自然療法にはない「副作用」や「医原病」が潜んでいるものです。ましてや、実際にどんなに良質な『大学病院の最新医療』があろうとも、『自己療法』を伴わなければ、その最新医療の本領さえ発揮されないと私は思います。自分の体の「根本(体質)」を大きく改善して行く事ができるのは、あくまで『自己療法』にあるからです。『自己療法』を基本に置かなければ、大学病院の医療さえ活かしきれないものです。

 多くの患者さんが『自己療法』が一切抜けてしまっているから、何十年と病院に通えども、病気がまったく治って行かないのです。私の父母が何十年と病院に通っても決して治らなかった持病が改善して行ったのは、食養(食事療法少食療法断食療法)を実践してからでした。私はその父母の姿を目の前で見て来て、『自己療法』の大切さを思い知りました。

 癌医療においても、『自己療法』という「食事療法」「少食療法」「断食療法」「飲尿療法」の自然療法を基本に置き、これを “癌治療の土台” にすべきです。この土台があればこそ、癌体質を改善して行けます。癌体質の改善を果たし得る事こそが、癌の改善につながって行くのです。

 癌治療においても、この『自己療法』という「近くにある、やすき(易き)医療」を大事に活かして頂きたいと思います。