福地さんへ

 福地さん、いつもコメントをありがとうございます (^-^

 いつものようにコメントから入らさせて頂きますね(こちらです


「管理人さん
 こんにちは、福地です。
 いつもながらの有用なアドバイス、本当に有り難うございます。
 少食によりフラツキが出るのは、未だ「腸麻痺による腸の吸収性が悪い」という状況が改善されていない為とのご指摘、得心いたしました。
 雲水のお話のように、私もしばらくの期間はこのような症状が出ることを覚悟して甲田療法に取り組みます。
 玄米粉の量についても固定せずに体力の状況に応じて適宜調節します。
 また、書籍のご紹介、ありがとうございます。購入を検討したいと思います。

 続けざまで申し訳ありませんが、追加質問させてください。
 9月下旬に手術を受けようと思っています。
 但し、事前のCT検査で腫瘍の縮小等が認められた場合は、甲田療法が功を奏していると判断して、手術をキャンセルするつもりです。
 伺いたいことは、手術後、即刻甲田療法を始めても良いかということです。
 外科の先生は、翌日から食事ができると言っています。
 心配なのは、puripuri さんへの記事でも書かれていましたが、病院食に酷いものが出てこないかということなのです。
 愛康内科医院の先生は、一週間くらい玄米クリームや玄米粥が良い(朝は抜く)とおっしゃられました。
 管理人さんのお父さんの場合は、手術直後の食事はどうされたのでしょうか?

 返信コメントでも結構です。
 記事にしていただくのは、ちょっと気が引けますので。。(^_^;




 福地さん、ゴメンナサイ (>_<)
 また、記事にしてしまいました (T_T)
 気が引けますよね・・・、申し訳ないです・・・(涙)。

 でも、これはですね・・、仕方がないんですよォ~(大涙)。

 コメントですと、文字制限があって「800文字」以内なので、必要なことをお話しようとすると私は長文になってしまいますから、「800文字」では絶対に無理なんです・・・。

 しかも、長文をコメントで投稿しますと、どうしても「分割投稿」しなければなりません。

 たぶん20回くらいに分割して投稿することになるので、世間の20回「分割支払い」ならば経済的にかなり助かりますが、コメントの20回「分割投稿」はかなりキツ~イので、どうしても記事作成してしまうのです・・・(汗)。

 「800文字」という文字数制限を気にしながら書くのは、かなり億劫になります(滝涙)。

 記事作成ですと確か合計で「4万文字」くらいありますので、文字数制限を気にせずに「爆走書き」できます。

 たぶん、みなさん、ご自分のことをあれこれと勝手に記事にされて「気が引けるかな・・」とは私も以前から思ってはいたのですが、上述のような「文字数制限」がある理由と、あとは説明で必要になる「リンク」や「画像」の注入が使えないので、どうしても記事作成してしまうことになっちゃいます。

 なので、ここはちょっと堪えてください m(__)m

 どうしても急を要して必要な時以外は記事にしていませんので、私が記事にしたときは「必要なものがある」と思って頂けたら幸いです(ナイアガラの滝涙)。

 よろしくお願いします m(__)m



 では、早速ですが、今ちょうど、星野先生の新しい記事を作成していたところで、この中に「癌の手術」についての内容があります。

 こちらです 【食事療法と化学療法との併用は?】【手術可能なガンは、まず切ってから食事療法で癌の再発を防止する】【自分がガンになると代替療法に頼る医者】 (星野仁彦 医学博士)


 この中で星野先生が「手術できる癌はまず切り取ってから、食事療法で癌の再発を予防する」と言われています。これは、甲田光雄先生のお弟子さんも同様に言われています。私も「安全に手術できる場合は、癌の手術は構わない」と思っています。

 でも、一般の方は、それまで体内に在った「癌の塊」が無くなってしまうと、それだけで「食養に対して気が抜けてしまう」人もいるのです。体内に癌が在ったほうが、その分、真剣になって食養に勤しめるのですが、体内から癌が無くなってしまうと、何だか食養に対して気が抜けてしまう人もいるようです。

 医師の中にはいまだに「癌の手術をして体内から癌を切り取れば、それだけで “癌は治った” と思い込んでいる」先生がいるくらいなので無理もないですが、「癌は全身病」であり、「癌の正体は、体内に癌を発生させてしまう体質(癌体質)にある」という認識の薄さが原因していると思われます。済陽先生の言われる通り、「癌の手術は癌治療の始まりに過ぎない」という認識をしっかりと持っていないと、癌の手術をしただけで安心してしまって、手術後の食養に気が入らなくなってしまう人もいるのでしょう。特に、うちの父は・・・(涙)。

 うちの父なんて、酷かったですからね・・・。

 うちの父が右の腎臓癌を手術したあと、案外とすぐに退院してきて、すぐに四万温泉に1ヵ月間くらい湯治に行ったんですね。その間、私は母といろいろ話をしたんです。

 私が母に「手術をしたあとが肝心で、ここから食養をしなければ、また癌は平気で再発するから、父さんが湯治から帰って来たら食養に勤しまなければダメだよ!」と言ったらば、母は「お父さんはね、体の中から癌が無くなると気が抜けて、たぶん食養なんてやらないでしょうね」と言ったんです。私は「えっ!?」と思ったんですが、湯治から帰って来た父は、母の予見通りで、「今日は玉子丼が食べたいなぁ~」「今日はお雑煮がいいなぁ~」とこんな感じで、食養とは無縁の食生活だったのです。福地さんが「管理人さんのお父さんの場合は、手術直後の食事はどうされたのでしょうか?」と訊いてくださったのですが、恥ずかしながら、うちの父の場合はゲロゲロ最悪でした。私が父に食養の話をしても、父はもともと食養観のまったくない人なので、私の食養の話をうわの空で適当に聞いていました。そばで父の食事を見ていて、玄米は少しは食べていたものの、玉子丼・卵焼き・お雑煮が好きな父は、そんな料理ばっかり食べていたんですね。それで「あぁ~、俺もあと何年生きられるんだろうなぁ~」と言っているんです。この父のあまりの「食養観の無さ」に私は呆れてものも言えなくなっていきました。父に「癌患者にとっての食養の重要性」を何度伝えても、必ず「うわの空モード」になるので、「これでは父さんは、いずれまた癌が再発して死んでしまう・・」と、私はだんだんと焦るようになりました。癌患者には「時間の問題」が確実にあるからです。

 それで、何度言っても分からんチンな父に、とうとう私がブチ切れまして、分からんチンな父に怒鳴りながら食養を指導して、父はようやく「玄米食」「生菜食」「生野菜ジュース」「少食」「週末一日断食」という、最低ラインの『癌体質改善のための食養メニュー』が何とかできるようになっていったのです。そのお蔭で、手術後7年が経っても、癌の再発はありません。癌患者が食養(食事療法少食療法断食療法)を甘く見るのは、大変危険なのですね。


 うちの父方は食養観のある人がほぼいません。母方のほうはまだ良いほうです。
 うちの父も、その母であるお婆ちゃまも、案外と分からんチンなところがあるんですよね。

 ちなみに、父が手術後に退院したあと、すぐに四万温泉に湯治に行ったんですが、その時に、うちのお婆ちゃま(現94歳、当時は87歳くらいです)が「あの子()を湯治に一人で行かせるわけにはいかないよ! あたしが一緒に行って、あたしがあの子()の身の周りの面倒を見てあげるよ!」と言い、お婆ちゃまは父と一緒に四万温泉に行きました。私と母は「やっぱり、親子だね! 婆ちゃんも父さんのことが心配なんだよ♪ あとはサ、婆ちゃんに任せよう♪」と話していましたが、四万温泉に行った1週間後にお婆ちゃまから電話がかかってきました。そして、お婆ちゃまは電話の向こうで、こう言ったのです。

 「ここ(四万温泉)は、本当に何にもないね・・・。
  飽きちゃったから、あたしゃ、もう帰りたいよ!」


 お婆ちゃまはあんなに張り切って四万温泉に行ったのに、なんと・・ 1週間でギブアップしたのです。

 うちの父が湯治に行った四万温泉という場所は、温泉以外、本当に何にもない場所らしいですね。
 まァ~、当たり前ですけど・・・。

 父が宿泊したのは「四万たむら」です。サイトを見ますと良い感じに見えますが、一日5回以上も温泉につかり、それ以外は何もすることがないそうです。父は療養目的で真剣でしたが、お婆ちゃまは飽きちゃったそうです。出される食事が美味しくなかったそうで、近くに「うどん屋さん」が一軒だけあって、それ以外は何にもなく、お昼はいつもその「うどん屋さん」に行ってたらしいんですが、さすがに飽きたそうです。

 うちのお婆ちゃまは戦争を経験していますが、さすがに都会育ちですし、山の中は飽きちゃったみたいで、まさか1週間でギブアップするとは思いませんでした。これには、ボーイスカウトの子供たちもビックリでしょう。
 「あたしゃね・・、本当に帰りたいんだよォ~!」と何度もお婆ちゃまから電話がかかってきましたからね。
 はっきり言って、我が家の「チンプンカンプン・レベル」はかなり高いようです。ホント、苦労します・・・(涙)。


 我が家も最初はこんなんですからね・・、福地さんの思慮の深さには、私はいつも感激しています!
 ですから、父が食養をそこそこ始められるようになったのは、手術後、数ヵ月経ってからだったと思います。
 手術後の食事も、父は病院食を食べまくりでした(汗)。
 大して、お役に立てる話になれず、申し訳ありません。

 ただですね、父はいまだに「湯治」に関してはべた褒めしています。
 昔に手術したヘルニアの手術跡はいまだに痛むようですが、腎臓癌の手術跡は手術後すぐに湯治に行ったために、今もまったく痛まないそうです。後遺症がまったくなくて済んだ、と言っています。なので、父に福地さんの話をした時に、父は「福地さんも、ぜひ湯治に行ったほうが良い! 手術跡がまったく違うよ!」と言っていました。もし手術をしたならば、ぜひ、湯治をご考慮に入れてみてください m(__)m

 福地さんはまだ『甲田療法の生玄米粉と生菜食』+『飲尿療法』を始めたばかりですから、いくら優秀な食養メニューであっても、やはり、おいそれとすぐには結果として出てきませんので、手術をすべきかどうかの判断は決めづらいと思います。もし次の癌検査で腫瘍の大きさが縮小していたならば、私も今の食養メニューの継続によって癌を克服して頂くのが安全だと思います。手術の後遺症が残ることとは無縁になりますからね。



 新しく作成しました「【食事療法と化学療法との併用は?】【手術可能なガンは、まず切ってから食事療法で癌の再発を防止する】【自分がガンになると代替療法に頼る医者】 (星野仁彦 医学博士)」の記事の中の「手術に関する部分」で『悪液質』の話があります。この「悪液質」は末期癌に進んだ時になるものです。食事が喉を通らずに何も食べられなくなり、体力が衰弱している状態、この時に「悪液質」になっているのです。

 ただ、この「悪液質」は “悪” と言っていますが、実は『善』の働きがあるようです。癌を育てる食事ばかりして末期癌まで進んでしまうと、これ以上食事を取るとさらに末期癌が進行してしまうため、体は自然と食欲を無くし、末期癌が進行しないように「何も食べられない」ようにして癌を抑制します。その時に「悪液質」になるのですが、この「悪液質」自体は『癌細胞を抑制する働き』をしているのが確認されているそうです。いわゆる、末期癌で「食欲不振」「悪液質」になるのは、これは本当は悪い症状などではなく、体が必死になって「癌の進行を抑制している姿」なのです。これは “悪” ではなく、『善』の作用ですね。体の「連係保護機能」です。

 福地さんの場合は、ここまで心配する必要はないです。福地さんは末期癌ではありません。ただ、末期癌まで進んでしまう可能性のある「癌の塊」を取り除いておいたほうが、癌の治療上、有利であるのは確かです。いくら優秀な食事療法であっても、当人のやる気次第では継続できなくなったり、内容が低下してしまったりすることもあります。食事療法を厳格に遂行するのは、なかなか精神力が無いと難しいものでもあります。「危険なリスクは少しでも省いておいたほうが良い」、これが星野先生の考え方です。私も賛成します。手術で体内の「癌の塊」を取り除いておけば、手術後における「癌の再発予防」を食養によって全力で実行して「癌体質の改善」を果たせば良いのですね。『甲田療法の生玄米粉と生菜食』+『飲尿療法』ならば、それが充分に可能だと思います。



 ここで、手術後に病院食を出されたらどうすべきか、についてお話ししていきます。

 私も「愛康内科医院」の先生がおっしゃられたように、手術後の傷口をしっかりと改善するためには、「玄米クリーム」と「生野菜ジュース(青汁)」「根菜類のおろし」くらいを少し食べるだけで済ましたほうが良いと思います。

 しっかりと食べてしまうと、傷口の修復が進みません。確か父の場合、手術前と手術後は病院でも絶食だったと思います。手術で傷を作るわけですから、傷の修復を体が遂行するためには、本当は何も食べないほうが良いのです。でも、そういうわけにもいきませんから、手術後は少しの間は、消化に良い「玄米クリーム」と、胃腸に負担をかけない吸収性抜群の「生野菜ジュース」くらいで済ませれば、体は必要限の栄養摂取を行い、あとは傷口の修復に全力を注ぐことができます。手術後にあまりにたくさん食べますと、体は消化吸収に力を注いでしまい、傷口の修復に力を注げません。食べた時点で、体は真っ先に消化吸収に全力を注いでしまうからです。「吸収は排泄を阻害する」と同時に、「吸収は治癒を阻害する」というところもあるのですね。ですから、怪我をした動物はその場で食を断つのです。何も食べなくなります。傷口をしっかりと早く治すには、何も食べないほうが良いことを本能で知っているからです。


 福地さんが病院食を気にされているのは、私にもよく分かります。

 「川崎市立 川崎病院」では「食養科」があって、その「食養科」で指導されている食養メニューは以下の食事です。

xmas2d4c5
doyonoushi345cc
dinner-bc2d34
dinner-ad1x34de
breakfast-b2cx4rd
breakfast-a2x2s342d4


 お分かりのように、これは「食養」ではありません。これは「普通食」と言います。

 しかも、これはほとんど「ペンション」レベルです。

 「明日の朝食は、和食と洋食、どちらにしますか?」
 「えぇ~っと、じゃぁ~、和食で・・」

 のレベルですね・・・(汗)。「味付けのり」がついていれば、完全に「ペンションの食事メニュー」です。
 病院食も大して変りないでしょう。残念ながら、こんなもんでしょうね。

 福地さんは甲田療法まで知ってしまいましたから、これはおよそ食養ではないことがお分かりだと思いますが、病院のプロたちがこういう食事を食養を思い込んでいるのですから、どうすることもできません。

 では、手術後にこういった食事が出てきたら、一体どうすれば良いのか?

 食べてください♪

 「えっ・・?」と思われましたか?

 でも、福地さんならば大丈夫です。

 入院するといっても数週間程度でしょうし、手術後にはもう体内に「癌は無い」ので、多少、普通食を食べたとしても大丈夫です。退院したら、また甲田療法の『生玄米粉+生菜食療法』をすれば、全然、大丈夫です。

 私が「病院食(という普通食)は食べてはいけない」というのは、「末期癌」で入院している癌患者さんです。末期癌患者さんは、少しでもこういった普通食を食べたり、ブドウ糖点滴をされたりすると、末期癌がさらに進行してしまうので、本当に危険になります。

 星野先生も末期癌で入院していた時、星野先生は奥さんが自宅で作ってきてくれた「ゲルソン療法の食事」を食べて、病院食はもったいないので奥さんが食べていたそうです。これも、星野先生が末期癌だったので、その必要がありました。星野先生も病院食なんて、一切口にもしなかったんですね。

 でも、福地さんの場合は末期癌ではないので、入院している間の数週間くらい病院食を口にしても全然問題はないでしょう。退院し次第、また『生玄米粉+生菜食療法』に邁進すれば、癌体質を改善して行けます。

 「週末一日断食」は、手術後に様子を見て、また始められて頂ければ良いです。

 とにかく、末期癌患者さんだけは気を抜かずに用心せねばなりません。ほんの少しでもブドウ糖の摂取をしたり、普通食の摂取をしたり、肉製品・乳製品の摂取をしたりすると、それだけで癌をどんどん育てることになってしまうので、末期癌患者さんは食事に気を抜いてはならないのですね。絶対に命取りになります。

 でも、福地さんの場合には末期癌ではないですし、手術後には体内にもう「癌の塊」が無いですから、ギチギチにならなくても大丈夫だと思いますよ。うちの父だって、そうでした。福地さんはそれほどギチギチにならなくて大丈夫でしょうから、退院後に安んじて食養を始められてください。

 ただ、病院食を食べずに、個人的に「玄米クリーム」「生野菜ジュース」などを食せるならば、やはり、それが一番良いのは言わずもがなです。でも、それが難しいならば、福地さんなら病院食を食べられても構わないと思います。危険ではありませんから。



 しかし、病院食の中でたぶん出て来るであろうものが「牛乳」です。上の写真の中には、思いっきり「毎日骨太」牛乳が入っています。こういう市販の牛乳は危ないので、マーガリンとかもそうですが、こういうのは病院側に事前に伝えてメニューから外して頂くか、残すかすれば良いと思います。

 おそらく、肉料理も出るでしょうね。魚食ならばまだ構いませんが、獣肉食ならば避けたいところです。しかし、獣肉食が出されても、これも食べちゃってください♪

 「えぇ~~~っ!?」と思われるでしょうけれど、福地さんの場合は末期癌ではないので、数週間の入院ならば、その間に多少の肉食をしたとしても大丈夫です。私ならば、自分の目の前に出された肉料理はすべて食べます。

 自分の目の前に肉料理が出された時点で、その動物はもう屠殺されて殺されています。特殊なナイフで喉をかっ切られて、喉から血しぶきを上げながら悲鳴の中で死んでいくのです。そうして殺された動物の肉が、目の前に出てきます。この肉をあえて残したり、避けたりするのは「無慈悲な行為」だと私は思います。その肉を感謝して食べてあげることで、その動物の(殺された無念の)想いは昇華されますから、「命をありがとう・・」という気持ちでその肉を食べてあげてください。

 私も、そうしています。私は普段は生菜食ですけれども、誰かに食事をご馳走になり、すでに自分の目の前に肉料理が出てきてしまったら、そういう時には「感謝」でその肉を頂きます。これも「ご縁」です。年に数回程度はありますね。

 ただ、これも末期癌患者さんならば「肉製品や乳製品は何が何でも食べてはいけませんよ、命取りになります」とお伝えしますが、福地さんならば末期癌ではないですから、数週間の入院中の多少の肉食くらいは大丈夫です。どうか、ご縁あって自分の目の前に出された「動物の生命()」は、問題の無い範囲ならば、どうぞ受け取ってあげてください。食とは「相手(食物)の生命を自分が受け継ぐもの」です。


 問題があるのは「牛乳」ですね。牛乳は癌患者にとっては「癌の進行を促進させてしまう」ものですけれど、牛乳は健康者にとっても問題があるものです。これは今や、食養では常識です。特に「市販の牛乳」は問題大ありです。新谷医師なんて、市販の牛乳に関してはこっぴどく言っています。この意見に私も賛成です。

 この「市販の牛乳」は、なるべく飲まれないほうが良いと思います。上の写真のように「毎日骨太」のような牛乳はいろいろなものが混ぜられてもいます。避けたほうが無難です。まァ~、数週間くらいの入院ならば、少しくらい牛乳を飲んでも命取りになることはないでしょうから、とにかく、退院後の食養に勤しんで頂ければ、まったく大丈夫です。


 そして、入院中もぜひ「飲尿療法」は継続されてください。尿には治癒作用もあるそうです。入院中であっても、病院に内緒で「隠れ飲尿」してほしいと思います。

 たぶん、入院する時に「マイコップ」を持って行かれるでしょうから、その「マイコップ」を懐に隠し持ってトイレに行き、大のほう(うんこ用)に入って飲尿すれば良いと思います。飲尿療法は継続が要なので、私ならばそうします。たぶん、誰にもバレないですよ、きっと。

 もし、医師や看護婦さんにバレてしまったら、「飲尿療法されているんですか!? 私も聞いた事ありますぅ~、頑張ってくださぁ~い♪」とか言っていても、陰で「ションベン野郎」と囁かれる可能性大ですから(飲尿療法に対する世間の認識なんて、所詮そんなもんです:涙)、なるべく黙ってやったほうが良いと思います。案外、病院って雑把なところがありますからね・・、職人気質もありますし・・・。

 病院でのことは、あとは福地さんの要領にかかってきますので、上手く乗り切ってください! お願いします。



 最後に、食養のことをお話ししますね。

 食養を探求していきますと、必ず「世間とは真逆の方向」に答えを見出すことになります。世間での玄米菜食はそのほとんどが「玄米菜食のお料理(玄米菜食の火食)」です。しかし、何度もお話ししていますように、火食では効力が弱いのです。

 「植物の生食」などと言うと、世間では白い目で見られることもありますが、でも世間では、今では「生野菜ジュース」に関しては理解されていますよね。「生野菜ジュース」って何かと言いますと、生野菜から固形の植物繊維を省いた液体です。生菜食から固形の食物繊維を分離させたものですね。なので、私は「生野菜ジュース」のことを『液体状態の生菜食』と言います。物理的に、その通りであるはずです。

 しかし世間では、「生菜食」の理解はまだまだ少ないです。でも、「生野菜ジュース」の理解は進んでいます。

 この差って何だと思いますか?

 これは、世間という生き物は「普段、耳にしたことがあるかないか」で判断しているからです。ただ、それだけの話です。世間の人々はその物事の真相になど興味はなく、普段、耳から入ってくる情報だけで大方の人々は生きています。普段、耳から入ってこない情報は疑いやすいのです。でも、世間に当たり前に出回っている情報など権力の意思が入っているので、嘘が多いです。今の時代、本物ほど世間には出られない体質があります。


 生菜食という食事法は、今では欧米で「最高のローフード」として理解されています。
 アメリカ人では、生菜食を好んでいるベジタリアンが多いです。
 多くの日本人は、それを知らないだけです。

 そして、「生玄米粉」のように『全粒穀物を生食する』に関しても、日本人は白い目で見る人が多いでしょう。
 しかし、これも食養を探求すると、ここに行きついてしまうのです。

 インドの食養学では、穀類・豆類を浸水させて発芽させ、それをドロドロにしてからすぐに食べる食事法があります。これは、ヨガの修行者「ヨーギ」の食事です。インドでは、穀物の生食なんて当たり前の食事法なんですね。インド食養学では、「穀物の生食」は完全なる『浄化食』『浄性食』と理解されています。

 これで、有名な話があります。

 「中村天風」という人をご存知ですか? 超有名人ですから、たぶんご存知かもしれませんね。

img_1124613_25624973_0
tempux34x23xr
中村天風


 中村天風は、重度の肺結核を発症し、当時、死病であった肺結核を治すために、肺結核の治し方を世界中探し回りました。中村天風は医学博士を取得していたそうで、肺結核を治すために栄養学を手本とした食事療法をしていたそうです。その内容は、毎日大量に肉・卵を食い、一日何リットルもの牛乳を飲んでいたのです。この当時は動物性タンパク質を神聖視していた頃ですから無理もありません。ところが、こんな食事療法をやっていたら、必ず病気は悪化してしまいます。中村天風もどんどん肺結核が悪化していきました。

 自分の肺結核はもはや治らないことを観念した中村天風は、日本に帰って死のうと思い、船で帰国する途中に、インドの聖者カリアッパ師と出会い、インドの山奥にこもってヨガの修行をすることになりました。ところが、そのインドの山奥に行くと、そこで食べられていた食事は「雑穀の稗を浸水させたものを主食として生食する」「野菜」「果物」だけだったのです。ヨーギ(ヨガ修行者)はこのような食べ物しか食べず、それで無病息災でした。当時の栄養学を学んでいた中村天風は「ここでは植物食しかしないのか・・、肉食をしなかったら生きていけない・・、これでは死んでしまう・・・」と思ったそうです。しかし、肉食を止め、植物食だけにしてから、かえって体は健やかになり、回復していきました。そして、カリアッパ師に「心の在り方」「想念・意識の使い方」を学ぶうちに、とうとう死病であった肺結核が治ってしまい、そして無事、日本に帰国しました。その後は天風会を通して、世に教えを説いたのです。

 中村天風を知る人はよく「中村天風は意識の力で病気を治した」と言われる方が多いですが、私は「ヨーギがしているような “植物の生食の力” が土台になっている」と思っています。もし中村天風が栄養学の言う通りの「肉・卵の多食」「乳製品の多食」をしたままであれば、如何に意識をコントロールできるようになっても、重度の肺結核は治らなかったと思います。インド食養学の言う「全粒穀物・豆類を浸水させて発芽させたものを生で食べる」「肉は一切食べず、野菜や果物を食べる」を実践していればこそだったと思います。

 こういうヨガの修行食にも近いのが、甲田療法の『生玄米粉+生菜食療法』です。
 甲田療法は「植物の生食」を重視しているからこそ、大きな食力が起こるのです。


 たとえば、済陽高穂先生の食事療法『済陽式食事療法』は、実践した癌患者の60%以上が改善あるいは治癒しています。しかし、「ガンが消える、ガンを予防す 済陽式食事ノート」を見れば分かりますが、生野菜ジュースは採用しているものの、他はほぼ「玄米菜食のお料理(玄米菜食の火食)」なのです。

 60%以上の癌患者の癌が改善したり治癒したりしたと言っても、40%弱の癌患者には改善効果が見受けられなかったり、もしくは死亡したりしているのです。これでは、食事療法としては弱いです。玄米菜食であっても、お料理しているから「食事療法が弱くなる」のです。私は、これでは納得しません。私が認めることができる最高の食事療法は、世界的にも理解されているローフードに重なり、伝統的なインド食養学にも重なり、アメリカの食事ガイドラインにも重なり、自然界の実地にも重なる、甲田療法の『生玄米粉+生菜食療法』、これはいまだに変わりません。

 この甲田療法の『生玄米粉+生菜食療法』に『飲尿療法』を併用すれば、それは大きな食養力が発揮されることになるでしょう。私は今でも、『生玄米粉+生菜食療法』+『飲尿療法』が食養の基本として最高峰だと思っています。


 もし手術をするならば、あとは地道に食養を継続されて癌体質を改善すれば良いので、末期癌患者さんのように急ぐ必要はありません。なので、もし「生玄米粉」がきつく感じれば、玄米クリームや玄米飯でも良いと思います(もちろん、生玄米粉が一番良いです)。そして、生菜食は副食に絶対に多食して頂き、生野菜ジュースも活かして頂くこと、豆腐、自然海水塩の摂取、もし肉食したければ「白身の魚の切れ身」や「小魚」で充分です。肉製品や乳製品は控えたほうが良いと思います。少食を守って、週末一日断食を安全に重ねてください。手術で体内から癌を取り除いたあとは末期癌患者さんのようにギチギチになって食養をする必要はないので、しっかりと癌体質を改善して行ける食養メニューであるならば緩和しても良いと思います。
癌体質を改善して行くための食養メニューの最低ラインは、私の父と同様に、「玄米飯(もしくは玄米クリーム)の主食」「副食に生菜食の多食」「生野菜ジュースも活かす」を基本とした植物食中心の「少食(一日二食)」、肉食をするならば「白身の魚の切れ身」や「小魚」を中心、獣肉食ならば「牛肉」は避けて「豚肉」「鶏肉」を週1~2回までに抑える(肉食はあくまで少量です)、「牛乳」は出来る限り避け、「乳製品」は控えるか避ける、「半日断食(午前中は何も食べない)」や「週末一日断食」を活かす、これを単純に守っただけで絶対に違います

 体内に癌が在る場合、一日1300kcal 以内の食事であれば癌の進行は抑制され、一日1500kcal 以上の食事をすると癌は進行してしまうそうです。ですから、手術後に癌体質を改善するための食事は「一日1300~1500kcal」の範囲内の食事にしたほうが無難です。

 上記の「一日1300kcal 以内の食事であれば癌の進行は抑制され、一日1500kcal 以上の食事をすると癌は進行してしまう」から、何が見えてくると思いますか? これは、人間の食事量は「一日1500kcal 以内にせよ」という天啓だと私には感じられます。世界の発展途上国では今も食事が貧しく、その国の伝統食を「一日1500kcal 以内」で食べていると思います。こういう食事をしている発展途上国では、先進国のように癌患者はいませんし、現代病もありません。この「人間の食事量は、一日1500kcal 以内にせよ」というのは、「人間の健全な食事量は、一日1500kcal 以内である」という、癌を通して天与的に教示されている「食の真理」だと私は思っています。

 飲尿療法は、併用したほうが絶対に無難です。 ぜひ、飲尿療法は継続されてください。

 もし手術をしないで、食養だけで癌の消失を目指されるならば、今の食養メニューを守らなければなりません。
 今の『生玄米粉+生菜食療法』+『飲尿療法』を母体としてください。

 やはり、体内に癌が在るのと無いのとでは、食養の実行加減も大きく違ってきます。
 ましてや、末期癌患者さんならば、食事療法をいい加減にやってしまったり、癌を育ててしまうような食事(ブドウ糖の摂取高カロリーの食事肉製品や乳製品の摂取など)をしたら命取りです。

 もし福地さんが手術をしないのであれば、必ず今の『生玄米粉+生菜食療法』+『飲尿療法』を遂行されてくださいね!
 そして、「週末一日断食」も継続されてください!

 福地さん、どうぞ、よろしくお願いします m(__)m