根拠のない『高血圧=“塩”犯人説』は嘘!⇒ 年をとったら血圧は高くてもよい!
 【「菜園家族」
より 】

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 高血圧を予防するには、減塩食(リンク)がいいとの見解をよくメディアで流していましたが、それは、一面的な間違った見解。

 塩をきちんと摂取することは “健康を維持するために大切” との見解が吉岡英介氏のサイト(リンク)に書かれていたので、以下に≪抜粋転載≫します。

 「血圧は低い方がよい」という誤解が広まっています。

 しかし、血圧は必要です。

 たとえば、キリンは脳に血液を送るために高い血圧が必要です。
 血圧が下がったら、キリンは死んでしまいます。


年を取ると血圧が上がるのが自然

 人には適正な血圧があります。
 それは年を取るにつれて上昇します。

 人は年を取ると血管が狭くなり、血がドロッとしてきて血液が流れにくくなります。
 すると、脳から “血圧を上げよ” という指令が出て、自律的に血圧が上がって血が流れるようになります。
 これを “自律神経の働き” と言います。
 脳の指令に従って血圧を上げられるのは、その人が健康である証拠です。

 昔は適正血圧は年齢プラス90と言われていました。
 つまり、
  60才 60+90=150 mmHg
  70才 70+90=160 mmHg
  80才 80+90=170 mmHg
 などです。

  しかし、現代日本の血圧専門医はこれを「古い考え」だと切り捨てます。
 患者「血圧は年令+90くらいがいいと聞いたんですが・・・・・・」
 医師「あぁ、昔はそう言ったんですがね、それは古い考えですよ」

 しかし、そんなことはありません。


フラミンガムでの長期大規模調査の結果

 下のグラフは年令による血圧の変化です。
 米国フラミンガム市で戦後すぐの1948年から50年以上にわたって行われた長期調査の結果で、世界的にも有名な大規模調査です。

 年齢別グラフリンク
 (中略)
 「年齢別の血圧分布」は、たとえば神戸市なら神戸市で老若男女の何千人もの血圧を測定して、それを年齢別に並べると得られます。しかし、それは年齢別の分布ではあっても、一人の人の経年変化ではありません。

 フラミンガム調査の大きな特徴は、50年以上わたって2000人以上の同じ人々を調査した結果だということです。つまりこのグラフは、人の血圧は50年の加齢とともにどう変化するか、という経年変化を何千人もの実例で示しています。

このグラフは、人間という生き物の加齢による自然な血圧の変化を明確に示しています。

 血圧の絶対値には民族や生活習慣の差があるのでしょうが、このグラフから、人は年令とともに血圧が上がることがはっきりと分かります。

 85才での平均血圧は160を越えていて、それでみんな生きているのです。これらの人々は老化により血流が悪くなって血圧を上げる必要が生じ、それに体が正しく反応して血圧を上げることが出来て、長生きしてきたのです。

 これが人間の自然で正常な姿なのです。



血圧と塩分は関係がない

塩は重要なミネラル源

 天然の塩は大切なミネラル(微量元素)の源です。人は体内に “海と同じ組成” をもっています。ですから、海の塩は必要な栄養です。岩塩も海が起源ですから同じです。

 塩が不足するとミネラルが足りなくなって健康を害します。これは乳児のアトピーにも言えることで、母乳で育てているお母さんがしっかりと塩分をとることで、赤ちゃんの皮膚が良くなるケースが多々あります。

ただし【JTの塩】は極端に精製されていてナトリウムが99.99%ですから健康によくありません。
  味噌や醤油も天然塩で作ったものを選ぶ知恵が必要です。


減塩しても意味がない

 血圧を下げるために「塩分を控えめに」、と言われていますが、それは間違いです。塩分摂取と血圧との間にはほとんど関係がないことは、とっくの昔に科学的に決着がついています。

 そもそも、ここまで述べてきたように、血圧を無理矢理下げること自体がナンセンスなのですから、塩の摂取量などいちいち気にすることもありません。

ただし、塩分の取りすぎは胃ガンを起こします。昔は冷蔵設備がなく食べ物は “塩漬けにされて” いて、世界中で “胃ガンが多かった” のですが、冷蔵設備の普及で塩分摂取が減り、世界的に胃ガンは減少しました。


体内の塩分濃度は一定

 体内の塩分濃度は約1%で一定です。(正確には0.9%ですブログ管理人
 これが狂うと、イオンで動いている心臓が止まります。
 体内の塩分量は、水分が70%として体重60kg の人は、60kg x0.7x0.01=420gの塩分があります。
 ペットボトル1本分くらいあるわけです。

 減塩を主張する人は、1日に10gまで摂取するのはよいが、12g(現在の日本人の摂取量と言われている)では多すぎると言っています。しかし、体内に420gも塩分があるのに、たった2gの差などいちいち気にするほうがどうかしています。

 塩分を摂り過ぎると、人は自然にノドが乾いて水を飲み、過剰の塩分は尿として排泄されます。
 砂糖や油は体に貯まりますが、塩は体に貯められないのです。


猛暑の夏は梅干しが売り切れ

 塩分不足で熱中症になると言われて、猛暑の夏に梅干しが売り切れたそうです。
 建設現場で働く人やスポーツ選手は塩分が必要です。

 ちょっとジョギングしても塩分は失われます。
 減塩論者は、猛暑の夏でも建設現場でも、「梅干しは良くない」「10g以下にしろ」と言うのでしょうか。

 ふつうに味付けして美味しければ、それでいいのです。
 それ以上の減塩には意味はありません。


ナトリウムとカリウムのバランスが大切

 人の体は、脳も神経も心臓も “電気仕掛け” で動いています。 ですから、“イオンのバランス” が大切です。
 特に「ナトリウム」と「カリウム」のバランスが大切です。
 ナトリウムは “塩” に、カリウムは “野菜” に含まれています。
 ですから、野菜に塩をかけるのは合理的です。
 いい塩梅とはそのことです。

 西欧人は肉を多く食べます。 肉には血があり、血には塩があります。
 日本人は野菜や穀物を食べ、肉食が少ないので、日本食は自然に西欧人よりも塩を多く入れるようになっています。