福地さんへ

 福地さん、お久しぶりです!
 いつもコメントを本当にありがとうございます (^-^

 いつものようにコメントから入らさせて頂きます(こちらです


「管理人さん

 こんにちは、福地です。
 いつも食養の記事を作成していただき、有り難うございます。
 当記事のコメントとしては不適当かもしれませんが、以下、相談させてください。

 今週一週間(8/26~9/1)、「愛康内科医院」に入院しています。
 掛かりつけの医師が欲しかったことと、食養・健康法を学ぶことが目的でしたが、病院食に理解し難いものが出されました。

 まず、医師は私の体重や血液検査結果から、著しい体力低下と貧血が認められると判断されました。
 【血液検査結果の主な異常値】
  1.コリンエステラーゼ: 156(基準値 242~ 495
  2.白血球数 :3300(基準値3900~9800
  3.赤血球数 : 400(基準値 427~ 570
  4.血色素量 :13.0(基準値13.5~17.6
  5.ヘマトクリット値 :37.7(基準値39.8~51.8
 【参考】
  6.血糖   : 70(基準値は 70~ 109
 ※体重(47kg ※身長171cm)と上記1より体力低下を、上記2~5より貧血を指摘。

 この為、現時点での断食は無理で、まず体力をつける必要があるとのこと。
 そこで出された食事は下記のような感じです。
  ○ 基本は玄米菜食だが、殆ど火が通されている
  ○ 動物性食材(卵や魚)を含むことがある
  ○ 甲田療法に比べて量が多い

 治病食としては疑問でしたので、生菜食に変更して欲しいと相談したのですが、
 「生菜食は断食にからめて採用しており、現時点では体力低下を助長する。あなたはこれまで頑張りすぎ。
  まずは体力つけるべき。」
 とのこと。
 癌と食養の視点が希薄だと感じました。
 ただ、確かに体力低下は実感しており、時折、目眩・ふらつきが出ます。

 退院後は甲田療法&週末一日断食を再開するつもりですが、体力低下や貧血は徐々に改善されていくものでしょうか?
 また、上記について何かしらの見解を頂ければ幸いです。※拙文&長文失礼しました。




 福地さん、なんと「愛康内科医院」に入院しているんですね! ちょっと驚きました!
 確かに信頼できる医師を持つことは重要なことだと思います。 それが、食養を理解している医師ならば、尚更ですね。

 読ませて頂きました私の感想としましては、やはり、その先生は医師ですから、患者さんの体力の低下と貧血は心配になるのだと思います。「愛康内科医院」と言えば、西式と甲田療法を採用している病院ですから、今、福地さんが実行されている食養を理解できる先生だと思います。でも、福地さんの血液検査の結果上、まずは体力を向上させるべきだと判断されたのでしょう。

 確かに、その先生が「あなたはこれまで頑張りすぎ」と言われているように、私も福地さんは頑張り過ぎているとは感じていました。以前、福地さんが甲田療法の規定でも量が多いので “豆腐を止める” と言われていましたので、豆腐は大豆たんぱくの摂取に大事ですから、豆腐を止めるくらいならば生玄米粉を減らして、と私はお話しさせて頂きました。ただ「無理をしていないならば」と言葉を添えさせて頂きましたように、福地さんの少食実行に対しては、私も「少し飛ばし過ぎかな・・」とは思っていたのです。そのことに私も少し心配していたのですが、福地さんが8月の癌検査で腫瘍が少し大きくなっていたために「焦る気持ち」で少食を頑張られているのが私にもよく分かりましたし、私は私の意見を伝えることしかできないですから、私の意見をお伝えしたら、あとは福地さんにお任せしていました。でも、やはり、福地さんはかなり「少食街道」を爆走していたのかもしれませんね。

 ただ、私はこれが危険だとは思っていません。なぜならば、甲田療法を実行したり、少食にしたりして、フラフラと貧血気味になるのは、これは誰もが通る道筋なのですね。当然、私も「フラフラ期」は通りました。甲田療法で病気を治した患者さんの記録には、たいていはその話(フラフラ期)が出てきます。

 なぜ、少食にすると必ず「フラフラ期」を通らねばならないのかと言いますと、少食にしたばかりの頃はまだ宿便が排泄されていないので「腸麻痺による腸の吸収性が悪い」ために、少食にすると貧血状態になるのです。

 これが少食を進めて行きますと、やがて宿便が排泄されて、その宿便の排泄後には腸麻痺が治るので「腸機能が戻り、腸の吸収性が向上する」ため、少食でもよく栄養吸収できるようになって、貧血が起こらなくなっていくのです。
少食者の腸は、たとえ少い食事量であっても栄養を「根こそぎ栄養吸収」するようになるため、少ない食事量であっても栄養が足りるようになります。普通食を一日三食も食べている人は必ず宿便が溜まっているため、腸麻痺による栄養吸収の不足によって、しっかりと食べているのに栄養状態が悪い人もいるのです
 このように、栄養吸収とは「腸の栄養吸収能力」まで見る必要があります。腸の栄養吸収能力が低い人は、いくら食べても栄養が不足して、栄養吸収できなかった分は体内に余剰物質として蓄積します。この余剰物質は少食や断食をしない限り消失せず、患いの元となります。腸の栄養吸収能力が高い人は、たとえ少ない食事量であっても根こそぎ栄養吸収できるので、少食でも栄養が足りるのです。宿便が排泄されて「優れた腸機能」になると、この「フラフラ期」は卒業できます


 何度かお話ししていますが、私が生菜食を始めた2~3年間は「生の植物しか食わない!」と意地張って決めていましたので、最初に来た「北極冷え」が改善したあとは、ずっと時折「フラフラ~フラフラ~」としていました。それに加えて、短期間の断食を何度も繰り返し行ったことで、だんだんと「変な便」が出て来るようになりました。いわゆる、「宿便」が排泄されるようになったのです。「変な便」というよりも、変な「うんこ」達ですね。この変な「うんこ」御一行様(宿便)が排泄されるようになって以来、それまであった「フラフラ感」は無くなっていたと思います。「フラフラ期」の卒業です。この「フラフラ期」は、少食実行者が必ず通る道筋です。私の知っている少食成功者も、絶対にこの「フラフラ期」を通っています。

 この「フラフラ期」は、断食と同様なところがあるのです。たとえば、初めて断食をした方ですと難しいかもしれませんが、そこそこ断食に慣れた方が7日間くらいの水断食をすれば、たいていは本断食に入った最初の3~4日間は「強烈な空腹感」「フラフラ感」「倦怠感」が現われて、それが2日目、3日目とだんだん強く現われてきます。それがマックスまで出たあとに、(人によって異なりますが)だいたい4日目か5日目くらいになると、それまで強く出ていた「強烈な空腹感」「フラフラ感」「倦怠感」は無くなり、空腹感が消え、体が軽くなり、フラフラもせず、体がスッキリとして充実してくる瞬間があるのです。

 これは「エネルギー源の変換」が成された瞬間なのです。断食に入るまでは「ブドウ糖をエネルギー源にしていた」わけですが、食事を取らなくなったことで、そのブドウ糖の摂取が途絶え、体は「ブドウ糖が無いゾォ~! ブドウ糖をくれぇ~!」と騒ぎ出すのですね。そうすると、体はブドウ糖を求めるあまり「強烈な空腹感」「フラフラ感」「倦怠感」を発現させてくるのです。しかし、4日目や5日目になると、ここで体は「ブドウ糖の摂取」を諦めるわけです。「ブドウ糖はもう入って来ない・・・」と悟るのですね(笑)。すると、体は「ブドウ糖」というエネルギー源を “諦めて”、「ケトン体」という別のエネルギー源へと「鞍替え(変換)」するのです。この時の “体の諦め” の合図が『空腹感が消え、体が軽くなり、フラフラもせず、体がスッキリとして充実してくる瞬間』の現われなのですね。

 少食にしたばかりの頃に「フラフラ感」が出るというのは、まだ宿便を排泄していないため、宿便  腸麻痺による「腸の吸収能力が低い」という理由もありますが、それと同時に、少食にしたことで、それまで当たり前に摂取されていたブドウ糖が全然足りなくなってきて、体が「ブドウ糖」から「ケトン体」にエネルギー源を変えて行く過程を経ている時に「フラフラ感」が出て来る、この「移行期」の現われでもあるのです。「ブドウ糖が全然足りない」ということは、そのブドウ糖が足りなくなった分、それを補うエネルギー源として体は「ケトン体」を利用するようになるわけですが、そのエネルギー源の移行を成し得る「移行期」が完了されるまでは、今の福地さんのように「目眩」「ふらつき」が出てきます。宿便を排泄して腸麻痺が治れば栄養吸収能力が上がるので、「根こそぎ栄養吸収」ができるようになって、さらに体は「少食型」になっていくでしょう。

 この「ブドウ糖 エネルギー源」「ケトン体 エネルギー源」にすれば、ブドウ糖を摂取することで増殖する癌細胞にブドウ糖を与えなくなるため、癌を追い込んでいくことができるわけです。これを推奨しているのが、「puripuri さんへ(8月29日)」にてお話ししました福田一典医師です。福田一典医師は「ケトン体」をエネルギー源にするための「中鎖脂肪ケトン食」を勧めています。

 福田一典医師は、“癌の最大のエサとなるブドウ糖の摂取を抑制し、ケトン体をエネルギー源にすれば、それだけで癌の増殖を大きく抑制でき、癌を追い詰めていくことができる” と、「ブドウ糖ではなく、ケトン体をエネルギー源にする」ことを推奨されています。これは、私から見ても「癌の特徴をよく理解した」非常に理に叶っている食事法です。この「ケトン体エネルギー源」は、すでに医学では理解されています。


 少食については、以前「(2)haruchan さんへ(7月24日)」にて、このようにお話しさせて頂きました。



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 「③ 1300キロカロリーの食事は、今の生活スタイルですと、少なくはないでしょうか?」ですが、これは今から始めねばなりません。今、ご主人様がスポーツジムに通う元気のあるうちから、食事療法と併用して「少食療法」に勤しまなければならないのです。

 病歴が長かったり、体力が残っていない患者さんですと、体が少食についていけず危険になります。
 少食型の優れた体に移行していくのにも、相応の体力と精神力が必要です。
 体を少食型に鍛え上げてしまえば、それ以降はその優れた体質が続いていきますから、体力のあるうちに少食型の優れた体に移行させておいたほうが得策です。体力が無くなった頃に少食の実践はもはや危険ですから、スポーツジムに通える元気のある今から、少食鍛錬をなさってください。これは「少食トレーニング」です。

 まず、少食に対して絶対に必要な認識は、「少食は体を強化し、優れた体質に鍛え上げる行為である」ということです。日本の長寿村や世界の長寿郷では、絶対に粗食の「少食」をしています。これは少食にしたかったわけではなくて、その地域に食べ物がそんなにないために「少食にせざるを得ない」から少食になっているのですが、かえってそれで「無病息災を得ている」わけです。その長寿地域では、癌患者なんてひとりもいません。

 日本においてのその典型例が「禅寺」です。
 つまり、禅僧たちの日々食する『禅食精進料理)』です。

 禅僧は一日1400kcal ほどの少食です。それで「無病息災」なんですね。しかも、肉食は一切無しです♪

 永平寺という禅寺に修行に入った若い雲水(修行者)たちは、最初は食事量が少なすぎて、常にフラフラしていると言います。しかも、雲水はやることがたくさんありますから、日が昇る前に起きて、雑用で体を思いっきり動かすわけです。

 最初は少食すぎて常にフラフラしていたのが、3~4ヵ月も過ぎますと、かえって体が軽くなり、疲れ知らずになっていき、逆に体力がついてしまうそうです。TV の特集でやっていました。

 これは、甲田光雄先生の少食の著書に詳しく載っていますが、少食者になりますと必ずこの雲水のようになってしまうのです。体が優れて「省エネタイプ」になってしまうので、疲れ知らずになるのです。睡眠時間も、う~んと短縮されて、5~6時間も寝れば充分です。中には、3~4時間の睡眠で充分と言う少食者もいます。

 少食にすることで体に現われてくる症状には、疲れ知らずになる、頭脳明晰になって頭が聡明になる、睡眠時間が短縮される、精神性が高まる、精神力がつく、体調が良くなる、放射能に強くなる、などなど、いろいろあるんです。

 少食者になれば分かりますが、明らかに体は優れてしまいます。
 ここに、治療効果があるのです。

 「少食になると体が衰弱してしまう」という栄養学の見立ては、単なる「無知」に過ぎません。
 少食の効能に関しましては甲田光雄先生の著書に詳しく載っていますので、よろしければ、気に入ったものを一冊入手されて読まれてみてください。甲田光雄先生の著書には、外れは一冊もありません。どれも非常に面白いですし、奥深いです♪

 少食を始めた当初はフラフラしてしまい、そこそこ大変かもしれませんが、これは体が反応して鍛え上げられている姿なので、ここはどうしても乗り越えなければならない過程です。

 たとえば、体力をつけるために毎朝マラソンをし始めたとしますよね。
 久しぶりに運動する方ならば、おそらく最初は、ゼェゼェ、ハァハァ、ヒ~コラバヒンするはずです。
 最初は、かなりしんどくなると思います。
 でも、頑張って継続しているうちに、楽に走れるようになってくるのです。
 これは、体が優れてくるために、走れるようになってしまうのですね。

 たとえば、筋力トレーニングをし始めて、最初は3kg のダンベルが持ち上がらない方であっても、継続していけば、そのうち5kg、10kg のダンベルが持ち上がるようになるでしょう。筋力がついて、体が優れてくるからです。

 少食も、まったく同様なんです。

 少食をし始めた当初は、フラフラしてしんどくなったとしても、その過程で体はどんどん少食型(省エネタイプ)になって優れていきますから、そのうち、同じ少ない食事量であっても、お腹も満足ですし、かえって体力がついてしまうのです。体が優れてくるからですね。

 これはまさに、禅寺の若い雲水の通りなんですね!
 『少食は体内トレーニングである』とご理解してください (^-^

 もし、これらの仕組みを知らないで、少食に対して危険だと言う人がいたならば、それは、ランニングや筋力トレーニングを危険だと言うのと同じことになります。少食はあくまで「体内トレーニング」です。ランニングや筋力トレーニングが「体のためになる」ように、少食も「体のためになる」のです。
 当然ですが、ランニングや筋力トレーニングを無理にやりすぎれば危険であるのと同様に、少食も無理をすれば危険ですから、そこは同様の目線で見てください。少食はゆるやかに進めていきましょう!


 通常は、1800kcal くらいから始めて、1500kcal へと進み、中には1000kcal とか、800kcal、500kcal になってしまう方もいます。少食は無理なく進めていくべきです。最初からあまりに過激な少食にしますと、その反動でかえって過食になってしまう方が少なくないので、少食はゆるやかに進めていくべきだと思います。もし、haruchan さんが少食にするならば、このような進め方で大丈夫です♪

 しかし、ご主人様はすでに癌が多くあり、肺癌に加え、脳、骨にも癌がありますので、一気に1300kcal に進まれたほうが良いのではないかと思います。癌には「時間の問題」があるからです。
 しかも、スポーツジムに通える体力があるのですから、その体力を少食につぎ込むくらいの気持ちを持って、今から努力して少食者になっていったほうが得策だと思います。

 甲田光雄先生の少食の著書をどれか一冊でも読みますと分かりますが、少食で得られる体内改革は目を見張るものがあります。これらは少食者にならなければ、絶対に得られないことです。薬などではあり得ない領域なんですね。少食者になれば、体内に大改革が起こります! ぜひ、甲田光雄先生の少食関連の著書を読まれてみてください m(__)m

 さすがに、いきなり1000kcal とか、800kcal とか、500kcal とかでは私も心配しますが、1300kcal ほどならば禅寺の雲水と同様に「あぁ~、チキショウ~、腹減ったなァ~、もう~」ですむでしょうから、少食後に得られる価値を考慮しても、少食はやるべき価値のほうが遥かに上です。

 一応、順を追って、最初の1週間目は1800kcal ほどにしてみて、2~3週間目は1500kcal、およそ1ヵ月かけて1300kcal に慣らしていっても良いかもしれません。

 でも、癌の具合によっては、なるべく早く1300kcal にはしたほうが良いと思われます。
 一日の摂取カロリーを1300kcal 以内に制限すれば、癌は栄養面から増えることが困難な栄養状態となるので大きくなり難くなります。こうした自然な方法を活かして、化学療法(抗がん剤放射線)よりも遥かに安全に「癌の進行を抑制できる」のです。(一日の摂取カロリーを1300kcal 以内に制限すれば、癌は大きくなり難くなる」を参照してください

 アメリカの大学教授が、次のような「癌と絶食(断食)」の実験をしています。
 (」を参照してください


 「断食」はがんを弱体化させる、米マウス研究  【「AFPBB Newsより 】


 【2月9日 AFP】がんを患っているマウスに絶食させたところ、腫瘍が弱体化し、化学療法の効果も上がったとする研究結果が、8日の米医学誌「Science Translational Medicine」に掲載された。

 人間でも同様の結果が表れるかどうかは分からず、安全性も不明だが、がん治療の効果を高める研究に、有望な新しい道が開けるかもしれないと研究者らは期待している。

 論文を発表した米・南カリフォルニア大(University of Southern California)のバルター・ロンゴ(Valter Longo)教授(老人学・生物科学)らは2008年に、絶食は正常細胞を化学療法から守るとした研究成果を発表している。ただし、対象は1種類のがんと1種類の化学療法薬に限定されていた。

 同教授のチームは今回、絶食によってがん細胞が脆弱になることを示すため、がんの種類を乳がん、悪性黒色腫(メラノーマ)、神経膠腫(グリオーマ)、ヒト神経芽細胞腫に広げてマウスで実験した。

 その結果、すべてのがんで、絶食と化学療法を組み合わせた場合は、化学療法だけの場合よりも生存率が高く、腫瘍の成長が遅く、さらに(または)腫瘍の転移の程度が低かった。

 2010年には、乳がん、尿路がん、卵巣がんなどの患者10人を対象にした研究で、化学療法の前2日間と後1日間に絶食した場合、化学療法の副作用が少なかったとする自己申告データが報告されている。

 ロンゴ氏は「がん細胞を打ち負かす方法は、がん細胞を狙い撃つ薬を開発することではなく、正常細胞だけが直ちに順応できる絶食などで極端な環境を作り、がん細胞を混乱させるということなのかもしれない」と述べた。

 (c) AFP



 これを簡単にまとめますと、「断食が癌治療にメチャクチャ効きますよ」という内容がアメリカの大学教授によって正式に発表されたのです。

 しかし、これは日本では案外と知られていたことです。
 『ミルク断食』で癌患者を治していた先生が有名ですね。
 甲田光雄先生は「癌は一筋縄ではいかない。玄米ご飯+菜食で克服は無理で、生菜食と断食を組み合せるしかない」と言われており、断食療法を活かされていました。

 「癌と少食」の実験では、『動物実験で、腹6分目は癌や感染症で死亡した動物は皆無だった』という研究報告があります。
 とにかく、こういった自然な方法をフル活用して、積極的に癌に対処していきましょう!
 (動物実験で、腹6分目は、癌や感染症で死亡した動物は皆無だった」を参照してください

 抗がん剤や放射線と比べれば、断食や少食は確実に『生還方向』です。



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 この中で「永平寺の若い雲水(修行者)」の話をしていますが、この若い雲水の姿は、少食を始めた当初に起こる「フラフラ期」を知るための良いサンプルになります。若い雲水たちは永平寺に入るまでは普通食を一日2000kcal 以上は普通に食べていたのが、永平寺に入った途端に、一日1200~1400kcal という少食の生活に入ります。しかも、肉料理が一切ない精進料理(完全な玄米菜食)です。最初の3~4ヵ月間は常にフラフラしていますが、4ヵ月も過ぎる頃から不思議とフラフラしなくなり、かえって体が充実してきて疲れ知らずになると言います(TV でやっていました)。この理由は、先に述べましたように、ブドウ糖から「ケトン体」をエネルギー源にする体に移行することによって得られた「高度な体質」のお蔭なのです。「ケトン体 エネルギー源」は「ブドウ糖 エネルギー源」よりも遥かに優れているのです。

 そして、「ブドウ糖 エネルギー源」よりも優れている他のエネルギー源が、『生玄米粉』の食事で得られる「短鎖脂肪酸」というエネルギー源です。ブドウ糖よりも遥かに上です。体質も強くなります。



 「愛康内科医院」の先生が「基本は玄米菜食だが、殆ど火が通されている」「動物性食材(卵や魚)を含むことがある」「甲田療法に比べて量が多い」という食事を福地さんにお出ししているのは、明らかに “福地さんに体力をつけさせる” ためだと思います。あと、“体温を上げる” ためもあるかもしれません。甲田光雄先生も、体が冷えると訴える少食療法の患者さんには「白身の魚の切り身」を食事メニューに入れていました。冬場などにそうしたそうですね。体の冷えがなくなれば、食事メニューから「白身の魚の切り身」は外したと思います。

 また、その先生が「生菜食は断食にからめて採用しており」と言われるのも分かる気がします。生菜食は断食に近い状態になりますから、体力が低下していたり、衰弱している患者さんですとできないこともあります。「まずは体力をつけてから」という判断になるでしょう。

 西勝造先生が提唱された生菜食は「生食療法」と言って、通常は「生玄米粉」は使用せず、生野菜ばかりの食事療法でした。そのため、かなりキツイ食事療法であり、期間限定のものでした。数週間とか数ヵ月間の期間限定です。

 しかし、この「生食療法」に「生玄米粉」を取り入れることによって、「生食療法」を誰でもず~っと継続して行くことができるように改良したのが、甲田療法の『生玄米粉+生菜食療法』なのですね。「生玄米粉」を使用しない「生食療法」だと体力の消耗が激しいのですが、「生玄米粉」を組み合わせた『生玄米粉+生菜食療法』ですと体力の消耗は回避できます。


 そこでですね、私も福地さんの食養をもう一度振り返りまして、今、このように考えています。

 福地さん、もう一度、甲田療法の規定に戻ってみましょう。
 つまり、「生玄米粉」を70g×2食に戻してみましょう。

 もしフラフラ感が強く出て来たならば、もっと「生玄米粉」を増やしても構いません。
 たとえば、80g×2食という感じです。
 「生玄米粉」は「ブドウ糖」の摂取にはならず、「短鎖脂肪酸」の摂取になるので、癌を育てずに「体力を保つ」ことができます。ご自分の体力の様子を伺いながら「生玄米粉の量」を調節されてみてください。

 そして、体力を維持しながら「週末一日断食」も安全に遂行されてください。


 まず、甲田療法の規定の『生玄米粉+生菜食療法』ならば、癌を育てる「ブドウ糖の摂取」がよく抑制されていますし、「生食の力」がありますし、癌を増殖させる「肉製品・乳製品の摂取」はまったくありませんし、どう考えても1300kcal 以上の摂取カロリーにはなりません。『生玄米粉+生菜食療法』は「癌の増殖・進行を極めて抑制し得る」食事内容になっています。それと同時に、血液浄化、免疫の向上などが得られ、癌体質の改善を大きく進めて行ける食事療法です。

 そして、福地さんは「飲尿療法」まで実行できています。この『甲田療法+飲尿療法』であれば、医学的に理論上、癌の進行などあり得ない計算になります。これは、世界中の癌研究報告で正式に発表されている「食事と癌」の理論です(少食と断食も含みます)。つまらぬ理論では決してありません。

 福地さんが焦る気持ちは分かりますが、ぜひ、無難なる選択をして頂きたいと思います。

 もし、本当に「ちょっと食事量が多いな・・」と感じたならば、その時は「生玄米粉の量」の加減で調節して頂きたいと思います。でも、決して決して無理はしてはいけませんよ。上述の食事内容であれば、「食事のコントロール」による癌対策は最大限しっかりとできています。福地さんは「飲尿療法」という頼もしい味方も獲得しています。どうか、この提案をご考慮してみて頂きたいと思います m(__)m


 まァ~、私も福地さんと同じ「行け! 行け! ゴーゴー!」タイプなので・・・(汗)、
 私ならば、たぶん強行敢行するとは思います・・・(大汗)。

 だいたいですよ、私の曾祖父母、祖父母は、戦前戦後の食うものが無い時代を、一日炒り大豆を一握りしか食べられず、配給があっても10人家族に「さつま芋」一本とかで、その「さつま芋」をそのまま食べたらすぐに無くなってしまうので、その「さつま芋」をスライスして天日干しで乾燥させて粉にし、その「さつま芋粉」のお茶を飲んでいたそうです。空襲を受けて何とか生き残って、他にはほとんど食うものが無く、要り大豆とか「さつま芋粉」のお茶という「粗食にもならないような貧食」で、戦前戦後の何年間も生命をつないだと言います(現在94歳の祖母曰く)。我が家の身内では、その「劣悪な食事情」の中で亡くなる人はひとりもいなかったのです。それどころか、みんな80歳代、90歳代まで大して病気もせず丈夫で長生きしています。この「長寿の現われ」は、戦前戦後の貧しい食事情の中で強制少食を経験したことによって、かえって体質が強化されていたためでもあると思います。このように、少食は体質を強化し、体を「長寿型」に育ててくれるのです。

 そういう戦前戦後の話を祖母からたくさん聞いている私は、少食のことを危険だとか何だとかグダグダと言う人がいた時に、よくこう思ったことがあります。

「甲田療法の少食といったって、生食と言えども、玄米を食ってるだろう、野菜だってこんなにたくさん食ってるだろう、豆腐も食ってるし・・・、婆ちゃんの戦前戦後の食事情の話に比べたら上等過ぎるじゃァ~ないか!
 戦前戦後のあんな恐ろしいくらいに粗末な食事情で誰も死ななかったんだ!
 この甲田療法の食事内容が危険であるわけがない!
 玄米、生野菜、豆腐・・・、こんだけ食ってて、まさか死ぬわきゃないだろう!」


 重度の重病で体力の衰弱が激しい患者さんならば、これは慎重にならなければ危険ですが、ちょっとやそっと多少フラフラするからと言って、すでに医学において上述のような「少食における医学的見解」が発表されていながら、少食のことを「危険! 危険!」としか言わない人がいたとしたら、私はこのようなことを感じてしまうんですね・・・。


 とにかくですね、以前から言っています通り、福地さんは化学療法をしていませんし、“甲田療法の『生玄米粉+生菜食』& 飲尿療法” まで実行できているのですから、「癌から生還する道」に一番近い場所にいるのです。これは決して盲信などではなく、しっかりと「癌と食事の関係」を理論上で計算して実行しているのですね。

 どうか焦らずに、今、福地さんが得られている “食養の道” を地道に遂行されて頂きたいです!

 手術は安全ならば私は構わないと思いますが、できるならば、今、福地さんが実行されている『食事療法+飲尿療法』で、癌を自然消滅させたいですね。アメリカという先進国の癌医療では、この「癌への食事療法からのアプローチ」は当たり前になっています。そういう図書も、多数翻訳されて出版されていますよね。「ゲルソン療法」は、その大親分みたいなものです(欧米では、ゲルソン療法は “横綱級” らしいです)。

 2013年の6月に、米国対がん協会による「「がん」になってからの食事と運動 - 米国対がん協会の最新ガイドライン」という図書が新しく出版されていたみたいです。昨日、発見しました。こういうところからも、アメリカの癌医療における「食事と癌の関係」の常識を垣間見ることができますね。日本も早く、ここまで行ってほしいです!

                  


 あと、せっかくお金を払って「愛康内科医院」に明日まで入院しているのですから、「愛康内科医院」の医師の先生は西式や甲田療法をよくご存知なはずですから、先生といろいろな “食養の話” をされてみてください。お金を払って入院しているのですから、たぶん、そのくらいのことはしてくれるのではないかと思います。西式や甲田療法を実践している方ならば、医師と患者の枠を越えた「仲間意識」がありますからね!


 福地さん、どうぞ焦られずに、『生玄米粉+生菜食』& 飲尿療法 を地道に邁進されてください!

 福地さん、いつも本当にありがとうございます (^-^