【はじめに】

 肉食については一度、きちんとまとめてこの場に置いておきたかったので、世界的な名著「チャイ・ナスタディ」を通して「肉食とは、一体どういうものなのか?」についてお話ししてみます。
 癌患者であるのに、いまだに肉を頬張りながら「癌を治そう」としている方がおられたならば、「肉食によって、癌にどのような影響を及ぼしているのか?」について正しく知る必要があります。【肉食の真実】を知ったならば、「自分が世間の常識(
という名の非常識)に流されて、一体どれほどの無知に陥っていたことか・・」を思い知ることになります。ここで一度、そのことを思い知られてください。思い知ったほうが得策です。思い知らなければ、人間は悟ることもできなければ、習慣も変えられません。

 平気で「肉食を薦める」医師たち・・。
 当たり前顔して、肉食を「健康食だ」とお謳いなされている管理栄養士たち・・・。

 一見、正当そうに見える学問や専門家たちに、日本国民がどれほど毒されているか・・、これを悟られてください。
 これは何も、市井の若僧(
私です)がクソ生意気なことを言っているのではありません。
 これは、本当に単なる事実なのです。

 この記事を通して、肉食、特に「獣肉食」に対する正しい知識と認識が備わって頂けることを切に願います。
 癌患者さんにおいては、これは必須ですよ! もし、癌を治したいのであるならば・・・・・・。

 (ブログ管理人)




 20世紀のアメリカでは、「癌と食事」に関する様々な啓示が成されました。

 1930年代の前半、ゲルソン療法の開発者「マックス・ゲルソン」博士は、栄養療法によって自然治癒力を引き出すことで、結核・心臓病・腎臓病・癌までも治癒させていました。食事療法による自然治癒療法で多くの末期癌患者の命を助け続けました。1946年、アメリカ上院のガン問題調査委員会は、ゲルソン博士の驚愕の治療実績に驚き、マックス・ゲルソン博士の食事療法の効果を認めています。

 1977年、マクガバン上院議員を委員長とする「アメリカ上院栄養問題特別委員会」は膨大な報告書(マクガバン・レポート)」を発表しました(アメリカ上院は世界最高の権威と権限を持つ調査機関です)。200億円をかけ、世界中を過去150年前まで遡り、3000名を超える医療関係者の証人喚問など審議調査した数千ページの報告書の結論として重要な結論が出されました。

 その中で、特に重要な結論は、

ガン、心臓病、脳卒中や精神的問題さえも食事の欧米化が原因になって起こる 『食源病』である。
  特に、ビタミン・ミネラルの不足が目立つ。
  この間違った食生活を改めることでこれらの病気を予防する以外に、先進国民が健康になる方法はない。

現代医学は栄養に盲目な片目の医学である。
  治療効果も上がらないので、医学革命が必要であり、医師の再教育も必要だ。

 というものでした。食事や栄養の摂り方と病気の関連性が、初めて公式の場で明らかにされたのです。

 この委員会が設置された理由は、次のようなものでした。

「ガン、心臓病をはじめ、多くの病気が増えている。そして、進歩したとされるアメリカの医学を活用し、しかも巨額の医療費が注ぎ込まれているのに、アメリカ国民は病気ばかり増えて、ますます不健康になるばかりである。この原因を解明し、根本的な対策を立てないことには、アメリカは病気で滅んでしまう・・・」

 これに対して、アメリカ上院栄養問題特別委員会報告書(マクガバン・レポート)が出した結論は、次のような非常に簡素な内容でした。

「わが国(アメリカ)で心臓病やガンなどの慢性病にかかる人が増え続けているのは、食生活に問題があったからだ。いまこそ肉食中心の間違った食事をやめて、未精製の穀物(玄米や玄麦、全粒穀物のこと)や、野菜、海藻などを中心とした食生活に改めるよう勧告する。
 もっとも理想的な食事は、日本の伝統的な(元禄時代以前の)食生活である。つまり、精白されない穀物、季節の野菜、海藻、小魚などを中心とした食生活にすることである。」
日本の「元禄時代」以降は、江戸を中心に「白米食」が登場してきます。それでも、白米を食べられる人は江戸市民か、地方では大名や富豪だけでした

 この報告書を受けたアメリカ合衆国政府は『ガン、心臓病、脳卒中など、現代病は食生活の間違いで起こる “食源病” である』と勧告し、深刻なビタミン・ミネラル不足を世界に警告しました。

 世界の先進国はこの歴史的レポートを健康政策の原典としていますが、日本だけはいまだに無視し続けています。


 「マクガバン・レポート(M報告)」の抄訳



 1985年には、アメリカ国立ガン研究所の所長「デヴィダ」氏が『抗がん剤による化学療法は無力である。反抗癌遺伝子が癌細胞を悪性化させる』と報告しています。

 1988年、アメリカ国立ガン研究所は「癌の病因学」というレポートを発表し、『抗がん剤は強力な発癌物質で、新たな癌を発生させる』という事実を発表しています。


 1990年、アメリカ議会ガン問題調査委員会 OTA レポートでは、『自然療法のほうが、通常の抗癌剤、放射線療法、手術よりも治療効果が高い』と報告しているのです。

 これらは世界的な報告書であり、日本以外の世界の先進国では常識的な文献になっています。
 アメリカ上院栄養問題特別委員会報告書(マクガバン・レポート)は、公に正式に『肉食の害』を発表したレポートでした。



 21世紀に入り、2005年、食における癌予防について、『肉食の害』を伝えるショッキングなレポートがアメリカから発表されました。アメリカの食品・製薬・医薬業界を騒然とさせた「The China Studyザ・チャイナ・スタディ)」でした。

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 日本では、『葬られた「第二のマクガバン報告」』(上・中・下巻邦訳)という邦題で出版されています。

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チャイナ・スタディー 葬られた「第二のマクガバン報告」(上・中・下巻)





 チャイナ・スタディとは、栄養学研究での世界的権威「T・コリン・キャンベル」博士等が、長期間にわたって中国での大規模疫学調査「チャイナ・プロジェクト」の分析結果を明らかにしたものです。


【T・コリン・キャンベル(T.Colin Campbell)】
 コーネル大学栄養生化学部名誉教授。40年余りにわたり、栄養学研究の第一線で活躍、「栄養学分野のアインシュタイン」と称される世界的権威。300以上もの論文を執筆してきたが、中でも「チャイナ・スタディ」のもとになっている「チャイナ・プロジェクト」(中国農村部の食習慣研究)は、コーネル大学、オックスフォード大学、中国予防医学研究所による大規模な共同研究であり、「健康と栄養」に関してこれまで行われた研究のうちで、最高峰とされるものである。


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      ・コリン・キャンベル博士(下の写真は、ご子息「トーマス・M・キャンベル」氏とのツーショット


 概要は、「肉や牛乳の動物性タンパク質が癌を促進させる」「動物性食品は『腫瘍の成長』を増加させるが、植物性食品は『腫瘍の成長』を減少させる」という内容で、 「動物性食品の摂取が癌の最大の要因である」と結論付けたものです。40年余りにわたって継続してきた自らの研究と、最近の世界の一流文献の750以上もの裏付けにより解き明かしています。

 コリン・キャンベル博士がこの本を通して読者に伝えようとしているメッセージは、「動物性食品は癌の最大の要因であり、この食習慣を止めれば、癌ばかりか、心臓病・脳梗塞・糖尿病・骨粗鬆症・関節リウマチ、ほかの様々な自己免疫疾患・アルツハイマー病・白内障・加齢黄班変性(AMD)など、あらゆる病気を予防し、回復させることができる」ということです。


 こちらのブログ様では、翻訳者「松田麻美子」さん(自然健康・治癒学博士・日本ナチュラルハイジーン普及協会会長)の推薦文を乗せられています。




 栄養学の分野では世界で最も尊敬されているキャンベル博士から、「執筆中の本『The China Study』の日本語版刊行に手を貸してほしい」という依頼を受けたのは、6年前の秋のことでした。
 ガンが「ナンバーワン・キラー(死因第一位)」となっている日本のみなさんに、その本の情報を役立ててほしいからだ。

 それから一年余りして送られてきた新刊を通読した私は、「これこそ、まさに、日本人の命を救う本だ」と実感しました。

 第二次世界大戦前までは非常に稀だったガンが、アメリカだけでなく今や日本においても国民病となり、三人に一人を死に追いやる原因となってしまっています。
 この病気の元凶が、こともあろうに、戦後、政府や学校、そして医師や栄養士などが率先して推奨してきた「肉や牛乳の摂取」であることを、キャンベル博士はこの本で証明していました。

 40年余りにわたって継続してきた自らの研究と、最近の世界の一流文献の750以上もの裏付けによる、極めて科学的かつ論理的な論証は、誰にも反論できないと思わせるほどの信頼度を持ち、「これなら病気に苦しむ日本のみなさんを救えるはずだ」と思ったのです。

 キャンベル博士がこの本で読者に伝えようとしているメッセージは、「動物性食品は癌の最大の要因であり、この食習慣を止めれば、癌ばかりか、心臓病・脳梗塞・糖 尿病・骨粗鬆症・関節リウマチほかの様々な自己免疫疾患・アルツハイマー病・白内障・加齢黄班変性(AMD)など、あらゆる病気を予防し、回復させることができる」ということでした。

「動物性食品の摂取と生活習慣病の関係」は、「喫煙と肺ガンの関係」以上に密接であることを科学がすでに裏付けているにもかかわらず、この本が出版されるまで、この事実を知る人はごくわずかしかいませんでした。
 それは、政府の国民に対する食事摂取指針やメディアが伝える健康情報には、「科学による真実」が全く反映されていないからです。

 実は、キャンベル博士らが米国政府の依頼を受けて1982年に作成した「食習慣と健康に関するレポート」( 全米科学アカデミー〈NAS〉の報告書『食物・栄養とガン』)は、動物性食品の過剰摂取がガンの強力な要因となっていることをすでに明らかにしています。

 これは、アメリカ人の「食習慣と心臓病」に関する1977年の(アメリカ)政府の報告書「マクガバン報告(マクガバン・レポート)」の第二弾と言えるもので、「食習慣とガン」に関する研究レポートでした。

 しかし、この研究レポートで明らかにされた結論は、政府の国民に対する食事摂取指針には全く生かされず、そのまま闇の中に葬られてしまったのです。

 それはなぜか。

 長期にわたり政府の栄養政策組織の委員を務め、その内部事情に誰よりも精通しているキャンベル博士は、政府と食品・製薬・医学業界の間にあるドロドロした関係のためであることを、本書で赤裸々に記しています。

 この癒着ぶりを暴いていくところは主に下巻に登場するのですが、サスペンス小説以上の迫力と「真実の重み」に読者は驚かれることと思います。

 医学・栄養学の分野でベストセラーとなっているこの本は、アメリカの医学界や栄養学界を大きく変えようとしています。

 キャンベル博士の熱い訴えは、日本のみなさんの食習慣、健康、そして病気に関するパラダイムをも、足元から崩してしまうに違いありません。

 しかし、博士のメッセージを真摯に受け止める人は、生涯メタボリック症候群や生活習慣病とは無縁で、エネルギーに満ちあふれた人生をエンジョイすることができるはずです。

 ぜひ、キャンベル博士の熱いメッセージを参考にされ、みなさんご自身の選択と行動によって、これからの人生を輝かしい日々とされることを願ってやみません。

 そうしたことを思うにつけ、今、みなさんが手にされている日本語版の刊行に翻訳という形で参加・協力できた喜びは、言葉では言い尽くせません。
 病気で苦しんでいらっしゃる多くのみなさんにはいうまでもなく、ご自身やご家族、ご友人の健康を切望されていらっしゃるすべての方に、自身を持って本書をおすすめします。

 みなさんが今までの考え方やライフスタイルをほんの少し「チェンジ」するだけで、ご自身の未来はもとより、ご家族、ご友人、そして社会も、国も、この地球も、きっと大きく変わっていくことでしょう。

 読者のみなさんにとって、今日のこの日が「すばらしい人生」に向けた船出の日となり、「新しいライフスタイル」が始まる記念の日となりますように ―。






 また、こちらのブログ様では、チャイナスタディについて、このように分かりやすくまとめてくれています。



 タンパク神話

 史上最大規模の栄養学調査である「ザ・チャイナ・スタディ」というものがあります。
 1970年代末、中国の首相がガンだったこともあり、中国側から5~6億円の資金援助受け、アメリカ国立ガン研究所からも3億円の研究資金がおりて、コーネル大学、オックスフォード大学、中国予防医学研究所により、食習慣と病気に関する膨大な調査が行われたんです。

 中国には、同じ漢民族でありがなら、実に多様な食習慣があり、ガンの発生率も地域によって100倍も開きがあったので、調査にはうってつけだったのです。
 その結果は、驚くほど明確に、動物性食品を摂取すればするほど、病気を発症することを示していました。
 しかも、比較的少量しか食べなくても動物性食品は有害な影響を及ぼしていたのです。
 一方、植物性の食べものを最も多く摂取していた人々は、健康で慢性の病気から免れる傾向がはっきりと証明されました。

 「人の健康には、動物性タンパク質が必要だ」という神話が、完全に崩壊してしまうような結果に、各業界が震撼したのも無理はありません。

 余りにも今までの栄養学で信じられてきたことを覆すような内容だったので、このデータは多くの業界とそれに密着する政府からの圧力によって封印されてしまいました。
 しかし、この研究を指揮したコリン・キャンベル博士が、その後、一般向けにこの調査の解説本を書き、それがアメリカでベストセラーに。

 日本でもようやくその本が翻訳されて「葬られた第二のマクガバン報告」なんて変なタイトルで出ていますが、この中身を読むと、確かに目から鱗のすごいことがたくさん書かれていました。


 この研究が行われた経緯は、コリン・キャンベル博士がフィリピンの子供の栄養状況を研究した際に、貧しい子供たちではなく、裕福な家庭(肉を食べる機会が多い)の子供にガンの発症が多いことを不思議に思い、ガンと動物性タンパク質の関係を調べ始めたのがきっかけです。

 まず、ラットの研究で驚くべきことが発見されました。
 発ガン性物質によってラットに肝臓ガンを起こし、ガン腫瘍の成長と餌の内容の関係を調べたのです。
 カロリーの20%が動物性タンパク質である餌を与えると、腫瘍は急激に拡大し、動物性タンパク質の割合を10%以下にすると、腫瘍の拡大が停止しました。
 更に、低レベルの発ガン性物質にさらして高タンパク(20%)の食事をしたラットと、高レベルの発ガン性物質にさらして低タンパク(5%)の食事をしたラットと比べたところ、前者(低発ガン性物質・高タンパク)のグループのほうが遥かに多くの病巣を形成し、低タンパクグループは高レベルの発ガン性物質にさらされているにも関わらず、ほとんど病巣を形成しませんでした。
 実は、この実験で使われたタンパク質とは「カゼイン」というもので、牛乳のタンパクの主成分です。
 (日本では、乳化剤としてもよく見かけます

 後に、肉や魚、卵など他の動物性タンパク質でも同様の結果が出ました。
 しかし、驚くべきことに、植物性タンパク質では、たとえ高レベルの(発ガン性物質)量を摂取しても、ガンの増殖を促進することはありませんでした。

 低(動物性)タンパク質食のラットは他のラットと比べてずっと長生きで、ラットの平均寿命である100週目を迎えてもスリムな体つきで、毛並みもよかったそうです。
 一方、高(動物性)タンパク質食のラットは全部死亡していました。
 低(動物性)タンパク質食のラットはカロリーを燃焼するのに効果的な「褐色脂肪組織」レベルが高く、実は低タンパク質食はカロリー消費を高めるんだそうです(これも目から鱗)。
 低(動物性)タンパク質食のラットは、体をよく動かして(およそ2倍の運動量)、実に健康的だった。

 学者で菜食主義のスポーツマンであるデイブ・スコットさんという人がいるのですが、彼はハワイ鉄人トライアスロンの、伝説的な記録である4回の優勝を勝ち取り、連続して彼自身の世界記録を破るという超人。
 その彼が人々(特にスポーツマン)の動物タンパクを必要とする考えを「ばかげた誤った考え」と言っていると聞いたことがありますが、なるほど、そういうことだったのかぁと思いました。

 実際、菜食をしていると、「タンパク質は何から摂るの?」と聞かれることが多いのですが、人間に必要なタンパク質量は、総摂取カロリーの8~12%と言われていて、実は比較的タンパク質量が少ないジャガイモでもカロリー当たりのタンパク質含有量が7~8%あり、緑黄色野菜にはなんと42~44%も含まれているんです。
ちなみに、豆類は24~36%

 そんなわけで、このラットの実験結果が人間にも当てはまるのかを確認するために行われたのが「チャイナ・スタディ」だったのですが、結果は最初に述べた通り。

 肉はあまり食べないという人でも、乳製品は結構摂っているので要注意です。
 乳製品の摂取と乳ガンの関連を示す研究はたくさんありますし・・・。

 日本ではお年寄りにも、ある程度の肉食をしたほうがいいと勧めていますが、そんなことを言っているのは世界でも日本だけ。 大丈夫なのかしら、、、

 ラットの実験では、総カロリーにおける動物性タンパク質の割合が10%を超えると、ガンは増殖し始めました。
 現在、日本人の平均タンパク質摂取量は総カロリーの15%ほどにもなっているそうで、3人に1人がガンで亡くなるという事態に深く影響しているのではないでしょうか。

 あまりにも私の周りでもガンで亡くなられる方が多いので、今回、思わず書いてしまいましたが、もちろん、栄養だけがガンの原因ではないことは明らかです。 個人的には、精神的な作用のほうが強いと思っています。
あ、でも実験で、被験者は菜食をしている時のほうが「気分評価が高い」という研究結果もありました

 怖れや不安、ネガティブな感情を持つと血液が酸性に傾き、それがあらゆる病気の原因になるという研究者もいて、なるほどなぁと思うし、逆に言うと、愛や赦し、喜びの感情を持つと、病気が癒えていく、というのも納得できます。

 ですから、お肉をいっぱい食べて、元気で長生きな人も当然いるでしょう。

 しかし、 肉食を減らすことは、人類がこの地球で平和に生き続ける上で必要不可欠な選択でもあるのです。

 世界の穀物生産量は、年間約17億トンですが、そのうちの約半分、8億トン以上が家畜の飼料として消費されています。 大豆に至っては、なんと95%が家畜の飼料。

 たとえば、牛肉1キロを生産するのに、11キロの穀物と15トンの水が必要です。
 11キロの穀物は大人1人の約1ヵ月分の食料になります。

 現在、地球人口の20%が飢えていますが、そんな食肉の生産に使われる世界の穀物の30%を回せば、彼らを救うことができるそうです。

 また、肉食は環境破壊にも深く関わっています。
 今日、アマゾンの土地に約600万頭の牛が放牧されているそうで、アメリカのワールドウォッチ研究所の報告によると、アマゾンで生産された牛肉からハンバーガー1個を作るのに、5平方メートルの森林が伐採された計算になるそうです。

 世界で生産されている1ヘクタールの牧草地では牛1頭しか飼えないけれども、1ヘクタールの水田なら70人を養うことができるとも言えます。

 それほど資源を使いつくした牛肉が、100円のハンバーガーや安い牛丼になっているのを見ると、なんとも切ない気持になります。

 2000年に、21世紀の栄養の努力目標に関する国連委員会は、

「我々が大きな変革をしないなら、今後20年にわたって10億人の小児がカロリー摂取量不足のために、永久にハンディキャップを負うだろう。
 この惨事を避けるための第一歩は、伝統的な穀物、果物、野菜の消費を促進することである。」

 と結論しました。

 もともと、日本でも、世界でも、長寿村(長寿郷)と呼ばれる、とてもシンプルな穀物主体の食生活でした。
 長寿の沖縄でさえ、もともと豚肉はお祭りの特別な日にしか食べなかったそうです。


 こういったシンプルな野菜食を、味気ない、つまらないものだと想像するかもしれませんが、とんでもない!
 私は毎日「ん、、、もうっっ! なんて野菜って美味しいの!!」と感激しながら食事を頂いています。
 それで、風邪も引かない、病院と無縁の身も心も軽やかな生活ができるのだったら素敵じゃないですか。





 やはり、この記事な中で重要なのは、次の「ラット実験」で得られた結果の部分です。


 まず、ラットの研究で驚くべきことが発見されました。
 発ガン性物質によってラットに肝臓ガンを起こし、ガン腫瘍の成長と餌の内容の関係を調べたのです。

 カロリーの20%が動物性タンパク質である餌を与えると、腫瘍は急激に拡大し、動物性タンパク質の割合を10%以下にすると、腫瘍の拡大が停止しました。

 更に、低レベルの発ガン性物質にさらして高タンパク(20%)の食事をしたラットと、高レベルの発ガン性物質にさらして低タンパク(5%)の食事をしたラットと比べたところ、前者(低発ガン性物質・高タンパク)のグループのほうが遥かに多くの病巣を形成し、低タンパクグループは高レベルの発ガン性物質にさらされているにも関わらず、ほとんど病巣を形成しませんでした。

 実は、この実験で使われたタンパク質とは「カゼイン」というもので、牛乳のタンパクの主成分です。
 (日本では、乳化剤としてもよく見かけます

 後に、肉や魚、卵など他の動物性タンパク質でも同様の結果が出ました。
 しかし、驚くべきことに、植物性タンパク質では、たとえ高レベルの(発ガン性物質)量を摂取しても、ガンの増殖を促進することはありませんでした。

 低(動物性)タンパク質食のラットは他のラットと比べてずっと長生きで、ラットの平均寿命である100週目を迎えてもスリムな体つきで、毛並みもよかったそうです。
 一方、高(動物性)タンパク質食のラットは全部死亡していました。

 低(動物性)タンパク質食のラットはカロリーを燃焼するのに効果的な「褐色脂肪組織」レベルが高く、実は低タンパク質食はカロリー消費を高めるんだそうです(これも目から鱗)。
 低(動物性)タンパク質食のラットは、体をよく動かして(およそ2倍の運動量)、実に健康的だった。



 これは、まず「人間もまったく同じ」と見て間違いないです。 ここからつかむべきこと、もう分かりますよね!
 まだ、毎日お肉を頬張っている癌患者さん、今からでも遅くはありません。
 早く肉食など止めてしまいましょう! 癌患者ならば、肉食はせめて控えねばなりません。
 どうしてもお肉が食べたいのであれば、白身の魚(脂肪の少ない天然の白身魚を適量)や小魚を選んだほうが得策です。
 この貴重な実験結果から理解すべきことは、「肉食をすれば、癌はどんどん酷くなる。肉食をしなければ、癌は改善する方向に向かう」という事実です。 どうぞ、この「癌における肉食の重大な事実」を知っておいてください!



 ここから、チャイナ・スタディの内容を簡潔にまとめていきます。

 世界的権威の栄養学者であり、チャイナ・スタディの著者であるコリン・キャンベル博士が、巨額の研究費を投入して行われた大規模な「チャイナ・プロジェクト」から見えてきた結論は、食養に重なる次のような内容でした。

絶えず「癌の発生・増殖を強力に促進させるもの」の存在が分かったのである。それは「カゼイン」だった。
  これは牛乳のタンパク質の87%を構成しているもので、癌の形成、増殖のどの過程でも作用していたのである。
  また、大量に摂取しても、癌の形成・増殖を促進しないタイプのタンパク質も発見した。
  それは、小麦や大豆などの植物性のもの(植物性タンパク質)だった。

動物性タンパク質を最も多く摂っている子どもが、肝臓癌になる率が最も高い。

動物性タンパク質は「癌の促進剤」である。

動物性タンパク質は、腫瘍の成長を促進させることが証明されている。
  カゼイン(牛乳の主要タンパク)が多い食事は、細胞により多くの発癌物質を摂り込ませてしまう。

動物性食品からの栄養は「腫瘍の成長」を増加させ、植物性食品は「腫瘍の成長」を減少させる。

動物性食品は、癌の最大の要因である。
  この食習慣を止めれば、癌ばかりか、心臓病・脳梗塞・糖尿病・骨粗鬆症・関節リュウマチ、ほか、
  様々な自己免疫疾患・アルツハイマー病・白内障・加齢黄斑変性など、あらゆる病気を予防し、
  回復させることができる。


 コリン・キャンベル博士の癌の見解は、「発癌物質によって癌が発生する原因(癌の芽)ができ、動物性タンパク質(特にカゼイン)が癌を促進させる(癌を進行させる」というものです。つまり、これは「動物性タンパク質を摂取している以上、癌の魔の手から逃れることはできない」ということです。
 また、コリン・キャンベル博士は「植物性タンパク質は、癌の形成・増殖を促進しない」と言及されています。
 しかも、植物性食品は「腫瘍の成長を減少させる」のです。

癌の促進要因はカゼイン(牛乳タンパク)だった(カゼインが癌細胞を劇的に「促進」させる)。

植物性タンパク質では、たとえ高レベルの(発癌物質)量を摂取したとしても、癌を促進するようなことはなかった。

アフラトキシン(発癌物質)を投与されたあと、通常レベルの20%の「動物性タンパク質」食を与えられたネズミは、
  すべて肝腫瘍で死んだか、あるいは実験終了の100週後の時点で、肝臓癌のため死にかけていた。

5%の「動物性タンパク質」食で育てられたネズミは、すべて100週後の時点でも、
  毛並みには光沢があり、活発に動き回り元気に生きていた。

スコアとしては100対0となり、こうした研究では決して見られない現象だった。

ネズミに与えた動物性タンパク質は現代人がいつも摂取している2割程度の比率量で、
  癌実験でよくある並外れた量を摂取させたわけではない。
  そして、小麦、大豆などの植物性タンパク質では発癌しなかった。

健康にとって、精製・加工していない丸ごとの植物性食品は有益であり、
  一方、動物性食品は有益ではない。

植物性食品には健康で、身長が伸びる効果があるうえ、
  私たちの身の回りに蔓延している病気や早い時期での発病を避けられるといった、
  信じがたいほどの効果がある。
 
植物性食品以外の食事選択では、効果があったとしても、その効果はほんのわずかでしかない。

参照「チャイナ・スタディ(癌細胞促進のメカニズム・癌細胞を劇的に促進する牛乳たんぱく(カゼイン)について)

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 また、コリン・キャンベル博士は『発癌物質の量よりも重要なもの』として、「カゼインは、細胞と発癌物質との相互作用、DNA の発癌物質への反応、癌性細胞の増殖などに影響する」と言われ、「私たちは日常生活の中で発癌物質にさらされている可能性がきわめて高いが、この発癌物質がやがて完全な腫瘍を生じさせるかどうかは、腫瘍の成長を促進させるか、させないかによって決まるからである」と説明されています。

高レベルの発癌物質を与えても、動物性タンパク質の少ない食事では、病巣はわずかしか発現しない。
  一方、投与された発癌物質の量が少なくても、高タンパク質(動物性タンパク質)の食事では病巣の形成が目覚ましい。

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 これを分かりやすく言うと、こうなるでしょう。

「たとえ、発癌物質が体内に多量に蓄積していても、動物性タンパク質の食事を少なくしているか、まったく摂らなければ、癌の病巣はわずかしか現れない。
 しかし、動物性タンパク質(動物性食品)を多量に摂取していると、発癌物質が体内にわずかしかなくとも、癌の病巣は目覚ましく形成されてしまう。」

 ここって、凄く重要です!

 博士がここで言われていることは「体が発癌物質に汚染されていても、動物性タンパク質の食事を少なくしていれば、癌になる確率が減りますよ。逆に、発癌物質にあまり汚染されていない体であっても、動物性タンパク質の食事をたらふく食べたなら、癌になる確率はグ~ンと高まりますよ」ということですね。

 日本の長寿村や世界の長寿郷という長寿地域での食事に共通しているのは『植物食中心の食事で、肉食はほとんどしない』といった内容ですが、この実験結果は「なぜ、長寿地域では癌患者がいなかったのか(癌患者が発生しなかったのか)」を理解させてくれる内容です。
 コリン・キャンベル博士は「精製・加工していない丸ごとの植物性食品は有益」と述べられていますが、長寿地域で食べられている穀物は必ず「全粒穀物未精製・未精白穀物穀物の一物全体食)」だったので、博士が『精製・加工していない丸ごとの植物性食品』を推奨されている言葉は「長寿地域の実地」としっかり符合しているのです。


 コリン・キャンベル博士が「カゼイン(牛乳の主要タンパク)が癌を促進させる(癌を進行させる」と言われていることは、一体何を示すと思いますか? そうです。これは『癌患者は、牛乳は飲んではいけません。癌患者が牛乳を飲めば、それだけ癌が進行することになるでしょう』ということを言われているのです。

 以前、こちらの記事で「乳癌と牛乳」に関する内容を書きましたが、「牛乳の飲用が癌を進行させる」という事実は、乳癌患者だけでなく、すべての癌患者が肝に銘じなければならないことなのです。「癌の芽」ができている癌患者に(体内に癌がありながら)、栄養食品として「牛乳」「乳製品」の摂取することは、確実に命取りになるのです。ですから、癌患者に「牛乳」「乳製品」の推奨など絶対にしてはなりません!

 詳しくはこちらの記事をご覧になって頂きたいのですが、私は「癌患者であるならば、牛乳の飲用は素直に断ったほうが無難です」とお伝えさせて頂きます。 まず、そのほうが絶対に利口ですよ。

 命がかかっているのですから、癌の治療に少しでも不利益となる食品は、とっとと排除していきましょう!
 癌患者さんは、どうか真剣になって考慮されてみてください。 ここ、ホントに大事ですよ!





 コリン・キャンベル博士が「チャイナ・プロジェクト」を通してたどり着いたのは、次のような結論でした(参照)。

   食べるべき食品 ・・・ 果物、野菜、豆類、キノコ類、種実類、海藻類、全粒穀物

  ● 最小限に抑えるべき食品 ・・・ 精製炭水化物、植物油、魚介類、調味料

  ● 避けるべき食品 ・・・ 肉類、家禽類(鳥類)、乳製品、卵


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 そして、人間がすべき食事については、このように結論を出されています。


 健康を勝ち取る秘訣は、個々の栄養素の中にあるのではなく、栄養が含まれているホールフード、すなわち、植物性食品全体(丸ごと)の中にあるからだ。この無数の栄養が私たちの体内で協力しあって作用するとき、「健康」という驚くべきシンフォニーを奏でることになる。

 これ以上シンプルなメッセージはないだろう。すなわち、できるだけ多くの自然丸ごとの果物や野菜、そして全穀物(精製処理をしていない穀物、玄米など)を食べることだ。そうすれば、おそらく前述した効果以外にも、劇的な効果をたくさん引き出してくれることだろう。

 忘れてはならない重要なことは、ビタミンCや βカロチンが欲しければ、錠剤の瓶に手を伸ばすのではなく、果物、あるいは、緑葉野菜を食べるようにすればいいだけの話だ。



 これは、日本の『食養食養学)』で、昔からず~っと言われ続けてきたことです。
 つまり、コリン・キャンベル博士は「玄米菜食植物食)」「一物全体食」のことを言われているのです。
 食養者からすれば、結局、ただ、それだけの話なのです。

 食養(食養学)をご存知な方には、上記の内容は基本中の基本なので「ただ、それだけの話」なのですが、よく考えてみれば、巨額の研究費が投入された一大プロジェクトである「チャイナ・プロジェクト」を通して、世界的権威であるコリン・キャンベル博士がたどり着いた「人間の健康を守る食の姿」とは、日本で昔から言われ続けてきた『食養食養学)』と同様の内容だったというわけです。

 もう一度言いますが、世界的権威である栄養学者のコリン・キャンベル博士が最後にたどり着いた「食の真実」とは、現代医学や現代栄養学には「古臭い」の一言でかたづけられ、今も「未成熟」扱いされて相手にもされていない『食養食養学)』の食事内容だったのです。今ではコリン・キャンベル博士も、家族お揃いで立派な『食養者』になっています。

 食養(食養学)は、日本の長寿村や世界の長寿郷といった長寿地域と符合する内容であり、マクガバン・レポートやチャイナ・スタディの内容は「世界的権威の学者たちが、食養(食養学)の正しきを科学的に証明してくれた」ものですから、そろそろ、日本の医師も管理栄養士も真面目になって、日本の栄養学を訂正していったらどうなんだろうか?と、私はいつも思うのです。マクガバン・レポートやチャイナ・スタディは外国の先進国では常識的な文献なのに、日本では権力とメディアによる情報操作によって、日本人が公に知ることなどまずできません。畜産業界をはじめとする各業界を守るためです。日本は一体いつまで「本物の食学」を鎖国する気なのだろうかと思います。これを鎖国すればするほど、日本人はますます病む一方です。逆に、マクガバン・レポートやチャイナ・スタディを真面目に学んで実践してみただけで、多くの生活習慣病が改善されていくはずなのです。もし、日本の医学界や栄養学界が本気で日本人の健康のことを考えた食事指導をするつもりなら、真っ先に世間に紹介すべき文献なのです(言っときますけど、世界的名著です・・・)。

 食養学関連の古典的な図書には、案外と「科学的エビデンス」の欠けているものが多いです。けれど、マクガバン・レポートやチャイナ・スタディは、世界的権威の学者たちの手によって、徹底した「科学的エビデンス」とともに『食養食養学)』の食事内容が正しかったことを理解させてくれる結論が出されているのですから、これは本当に貴重な文献なわけです。日本の医学界や栄養学界が真面目に食事指導をする気があるのなら、絶対に外せない文献なのですね。しかし、「肉食(獣肉食や牛乳、乳製品)の恐ろしさ」をダイレクトに伝えてしまっているマクガバン・レポートやチャイナ・スタディを公に教えたら、まず、畜産業界や乳業界をはじめとした各産業が壊滅的被害に遭うでしょう。

 まァ~、専門家はとても言えませんって・・、金と名誉と保身のことしか頭にないので・・・。
この「業界の大嘘」をとっくに理解している真面目な専門家は、こういう嘘状態に頭を抱えて悩んでいるはずです。私がもし管理栄養士であったら、本気で悩むでしょうね・・。「ホントに何とかしてくれよ~、栄養学界のお偉いさん方々をよ~(涙)」と嘆くでしょう・・・

 あの人たち(医学関連者・栄養学関連者)はですね・・、さして真実には興味がないんですね。
 自分たちの都合に合いさえすれば、それでよいのです。
 もし、裏もなく大真面目に今の内容を言っているとするならば、ただの教科書の丸暗記に過ぎない「御机上様」です。
学問にありがちな「机上の空論」にいまだ気づけない、悲しき先生様方です。専門家ほど、実地を見事に無視した「机上の空論」好きが多いです。教科書の丸暗記こそがすべてなのでしょう。私はその過ちで苦しい思いをしたので、そんな姿に哀れみを感じます。教科書の中身や世間の常識ほど、よく検証せねばならない代物が多いです。ただ、教科書に載っている「科学的エビデンス」は超重要です(正しいならば・・・)。それと同時に、「実地的エビデンス」の超重要性をも悟らなければなりません。コリン・キャンベル博士のように、「科学的エビデンス」と「実地的エビデンス」の両輪・両翼をしっかりと持って物事を見つめていきたいものです

 だってですよ、本当に真面目な医師や管理栄養士が、マクガバン・レポートやチャイナ・スタディのような本当の活きた食学に触れたなら、「こりゃ大変だ・・、栄養学は今まで間違っていた・・・。この栄養学の誤りを訂正しないことには、日本国民はいずれ大変なことになってしまうぞ・・・」と思えるはずなのです。その感情も出ないのは、心根がいい加減だからです。だから、専門家のくせに、平気で嘘をつけるんですね。かなりの「御腐り」ップリです。

 これは、言い過ぎだとでも思いますか?
 いいえ、そんなことは決してありません。

 マクガバン・レポートやチャイナ・スタディに触れてみれば、今の日本人がどうして一億総半病人になっているのか・・・、なぜこんなに日本人が様々な病気を引き起こしてしまっているのか・・・、その実態が一発で分かるはずなのです。なのに、日本国民の「病気だらけ」を正せる可能性のある貴重な文献を、食の専門家たちはいまだにひた隠しにひた隠しているのです。
鎖国継続中! 徳川幕府も顔負けです・・・

 事もあろうに、食の専門家たちは肉食に関して「肉は栄養だから、どんどん食え! サァ~ もっと食え! 豚肉はビタミンB群の宝庫ゾォ~♪」とだけお謳いになられている(指導してしまっている)この恐ろしさ・・・、その肉食の影には一体どのような欠陥点があるのかをまったく言わない・・・、これは食の専門家たちの「狂気の沙汰踊り」なのです。
癌患者さんの中には、医師や管理栄養士から「お肉は栄養だから食べてください!」だなんて指導されたことのある方もおられることでしょう。この記事を真剣に読んで頂けたら、肉食や牛乳がどれほど癌患者に災いするか・・、それがお分かりになられるはずです。これはまさしく、専門家の「狂気の沙汰」音頭とも言うべきことなのです。専門家には、必ず一歩引くことを覚えましょう!

 もし、患者に対して立派に食事指導をする立場にある専門家(医師や管理栄養士など)ならば、マクガバン・レポートやチャイナ・スタディという文献を知っておくことくらいは必須なはずなのです。
マクガバン・レポートとチャイナ・スタディは、外国の先進国では常識です。食の専門家で知らない人などまずいません

 日本では、各食品業界がすべてリンクして、「大嘘ぶっこき商売」を長年継続してきたわけです。この日本の現状を見れば、「日本では、意図的に病人が生産されてきた」と言う専門家がいるのも、まったく頷けることです。言っておきますけど、これらはすべて、大人のみなさんがやってきたことなんですよ・・・(涙)。この事実に、多くの日本国民がいまだに気づけないでいるのです。これも、残念ながら「自己責任」です。

 日本の栄養学が指導する食事内容など、一切見なくて構いません。 見ないほうが有益です。
 必ず業界とつるんで作成している「大嘘ぶっこき指導」です。
 栄養学の分析医学的な内容は貴重なのに、どうも実地となると嘘八百に堕してしまうのですね・・・。
 (これでも、栄養学をかばっているつもりなんです・・・

 マクガバン・レポート、チャイナ・スタディという世界的文献は、世界の長寿地域の「健全な食の実地」に見事に符合した『生きた食学真実の食学』です。世界的権威の学者たちによって科学的に検証されています。日本の栄養学の食事指導など見るくらいならば、素直にマクガバン・レポートやチャイナ・スタディという貴重な文献を何度も読み返したほうが得策です。この食品はなぜ体に良いのか、この食品はなぜ体に悪いのか、きち~んとしたデータとともに載っています。実地に符合した「科学的エビデンス」で説明しています。こういう姿勢を「科学的エビデンスを本当に活かしている」と言うのです。

 現代は「科学の時代」です。「科学の力」は人類が獲得した恩恵であることに間違いはありません。その「科学の力」で正否(正しいことと正しくないこと)を判定することが「科学的エビデンス」の役割です。この「科学的エビデンス」は非常に重要ですが、いい加減に乱用してはいけません。ましてや、経済に都合の良い「大嘘作り」のために「科学的エビデンス」を悪用することなど、絶対にしてはならないことです。

 日本人に適正する『正食』を見つめるならば、「科学的エビデンス」を正しく活かした『生きた食学真実の食学』を伝えるマクガバン・レポートやチャイナ・スタディを参照にしつつ、昔から日本に根付いてきた「日本人向けの生きた食学」である『食養食養学)』を見つめていけば良いのです♪

 私は「食養(食養学)の尊さ」を悟らされたひとりとして、日本の栄養学が一日も早く、自然食学である『食養食養学)』との融合を果たして、真の『食理学しょくりがく)』となってくれることを願っています。



 最後に、白血病で息子を亡くしたことをきっかけに、生薬による癌治療を研究し始めた医師「丹羽耕三」医学博士が、肉食について重要な事実を語られている内容をご紹介します。

 その前に、丹羽博士が語られる次の内容をご覧ください(現代医療の限界とクスリの副作用」より )。




 私が抗がん剤を使わない、なんとかがんを治すクスリはないかと生薬の研究を始めたのは今から27年前。私の息子が小学校2年生で白血病になりまして、抗がん剤で生き地獄を見まして、死んで行きました。そのことがキッカケです。

 当時、京都大学医学部を卒業して23年。京大で私は SLE の専門家だった。(全身性エリテマトーデス。自己免疫疾患のうち、代表的なものが膠原病で、膠原病のうちもっとも多臓器にわたるのが特徴なのが SLE。自己抗体や免疫障害を主微とする疾患である)英語の論文を20以上書き、東大の患者もほとんど私が診ていました。

  患者さんが来ると、まずはプレトニン(ステロイドの一種)を20錠くらい飲ませる。ところが、プレトニンでコントロールできるのはわずか10人のうち5人。あとの5人はなんぼ飲ませてもびくともしない。プレトニンを100錠、200錠、点滴のなかに入れてばんばかやるわけだ。次に抗がん剤をやるわけだ。がんというのは、人間の正常な細胞とそれよりも何十倍も強いお化けみたいなものとが共存しているんです。


 抗がん剤をやると患者さんはゲーゲー吐きながらしんどいと訴える。そうすると医者は、検査のデータを見せて、あんたなにをいっているんだ。このとおり抗がん剤でガンが小さくなっているのに。マーカーの数値が下がっているのを見せられて患者さんは「すみません。ありがとうございます。ゲーゲー」と感謝する。そこでまた抗がん剤。ゲーゲーやる。人間が死にかかったら抗がん剤をやめる。がん細胞がどんどん大きくなってマーカーが3倍4倍。また抗がん剤やる。患者さんゲーゲーやる。先生もうやめてくださいという。なにいってるんだ、マーカーが下がったじゃないか。あ、ありがとうございます。ゲーゲー。また途中でやめる。マーカーが上がる。またやる。ゲーゲーありがとうございます。を繰り返しながら苦しんで死んでいかなければならないんです。

 がん細胞のほうが絶対に人間の細胞よりも強い。
 絶対にがんよりも人間のほうが先に死ぬ。
 それは自然の摂理であります。

 僕はそんなこと分かっていたけど、卒業して23年。大学でもこれしか教えてくれないし、教科書もこれしか書いてない。だから何百人ものがん患者さんが抗がん剤でみんな苦しんで死んでいくのを見届けるしかなかったんです。

 ちょうどいまから27年前に私の自慢のかわいかった長男が白血病になりました。親子だから自分の病院に入院させたら注射も駄々をこねてさせてくれないと思い、当時、西洋医学が全てと思っていた僕は、高知大学病院に入院させました。先生たちは丹羽先生の子供だから最上級の治療を、と言って、高額な抗がん剤をばんばん打ってくれました。1年3ヶ月。おそらく医者が何万人集まってもこんな凄惨な死に様は見ていないというくらいの地獄を見ました。私は医者をやりながら神さん、仏さんはどうして自分のいちばんかわいい息子のこんなむごたらしい姿をみせるのだと。神さん、仏さんはなにを考えているのだと思いました。

 私は息子の剛士が亡くなって初めて目が覚めた。私が何百人ものがん患者に抗がん剤をやっていたけど、そんなの効果がないことは分かっていた。だけど、これしか大学では教えてくれなかったし、本にもこれしか書いてない。私は23年間、何百人ものがん患者さんを苦しめて死なせてしまった。神様が私に抗がん剤をやめさせるためには他人様を苦しめても分からないから、自分の最愛の息子の、この世の最悪の生き地獄で見せないと分からないだろうと。

 この詳しい話は「白血病の息子が教えてくれた医者の心」と言う本になっていますから、よろしかったら読んでください。

 この本に書いてあることは、私は何百人という末期がん患者さんを診てきて、患者さん本人には言わないけど、必ず家族を呼んで、ご主人はがんの末期でどうしてもダメだと言ってきました。一生懸命にやってきたけど、もう胃の出口ががんでふさがっている。だから何を食べさせても吐きますよ。坐骨の骨にもがんができて、痛み止めはなにも効きませんよ、あきらめてくださいと言う。そうすると10人中5人はあきらめきれない。

 患者さんがいっぱい待っている私の診察室に入ってきて私の袖を引っ張って、先生、うちのとうちゃん、痛い痛いって苦しんでいる。なんとか痛くないようにしてくれないか、もう3日も何も食べてないから、おかゆくらい食べられないかと。3時間前に胃の出口が全部閉鎖された、と言っているのになにがおかゆ一口だと。坐骨にガンができているから痛みは取れないと言っているのに、まあ、物分りが悪いなあと。私は診察が終わるのが夜10時、11時。それから末期がん、進行がんの患者さんのケアしなければならない。あそこが痛い、血が出た、吐いたと看護婦さんから電話がかかってくる。それを12時くらいまで指示したりしてそれから勉強を始める。僕は30年間寝るのは3時。こんな人を取り合っていたら寝る時間なくなってしまう。とんでもない、生きていけないと、僕は逃げていました。

 ところが今度は自分の息子ががんになった。やっぱり同じことやっているんだ。僕は医者だからあと1週間で死ぬ、あと3日しかもたないというのが分かる。頭では分かっても、心はそんなもんじゃない。もう死ぬ寸前までやっぱり助かって欲しい。土下座でもなんでもする、助かってほしい。

 血を吐いて苦しんで「とうちゃん助けてくれ」と息子が言えば、ナースコールのボタンを何度も押す。しかし誰も来ない。このヤローっと、医局に怒鳴り込んでいく。このばかたれー、おれの息子があんなに苦しんでいるのにお前らはなにをやっとりんじゃー!と。

 最後はなにんとかしくれーと土下座していた。その無様な姿は、今まで亡くなった患者さんの家族がすがりついてきた姿となんら変わりがない。みーんないっしょなんです。医者であろうが、なんとか助けてくださいと願う気持ちしかないのだと。そのとき初めて目が覚めた。いままで亡くなられた患者さんとその家族に申し訳ないことをした。

 私は剛士が亡くなるまでは、抗がん剤をばんばん使った。患者さんはのたうちまわって死んだ。家族はわんわん泣いた。私はそこへ行って脈とってご臨終ですと言うだけ。そのあと部屋に帰ってテレビ見ていた。
 がん患者が苦しんで死んで、訴えられた医者なんかこれまでにひとりもいないんですよ。これは普通のお医者さんの日常行事のひとこまなんです。それがあほらしくて、誰が医者なんかやるものかと。





 丹羽博士は、愛する息子さんの死をもって、ようやく日本の癌医療の恐ろしさを悟られたのでした。
 特に、抗がん剤の恐ろしさを・・・。

 次の動画は、丹羽博士の貴重な資料です。肉食に関して、コリン・キャンベル博士が発表された肉食の真実に重なる内容を打ち明けられています。 どうぞ、真剣にご覧になってください。



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 丹羽博士がここで言われていたことをまとめますと、

  魚介料理、日本料理(和食)の栄養はすべて、正常細胞に行っている
  (魚介料理、日本料理(和食)の栄養は正常細胞の栄養となるので、正常細胞を育てる

  肉製品・乳製品の栄養はすべて、癌細胞に行っている
  (肉製品・乳製品の栄養は癌細胞の栄養となるので、癌細胞を育てて、癌を進行させる

 ということになります。

 この研究報告に、コリン・キャンベル博士も、上のお写真のようにニンマリと微笑んでいることでしょう!
 (「その通ぉ~~~り!」by コリン・キャンベル博士


 「肉食と癌」に関しては、現代医学的でも、

  炭火焼ステーキ1キログラムには、
   600本のタバコに含まれているのと同量の「ベンゾピレン(強力な発癌物質)」が含まれる。
  亜硫酸塩は肉製品に存在する。
   それは人体内で他の物質と化合し、「ニトロソアミン(非常に強力な発癌物質)」を形成する。
  肉の多い食事は性的成熟年齢を引き下げ、乳癌の危険性を増大させる。

 と言われています。

 よく考えてみてください。

 肉食をすれば体内で強力な発癌物質「ニトロソアミン」を発生させるのですから、お肉を食べた時点で「癌の芽」を生み出す原因を作り、しかも、そのお肉の「動物性タンパク質」がどんどん癌を育て上げてしまうのですから、コリン・キャンベル博士が『動物性食品は、癌の最大の要因である』と言われたのも分かりますよね!



 あっ、そうそう・・、そうでした、そうでした・・・。

 『新宿 溝口クリニック』院長の溝口徹医師は「栄養療法専門医」「栄養解析医」のスペシャリストであられます。
 クリニック紹介サイトの「がん(癌、ガン)」ページでは、癌治療についてこのように述べられています。

「新宿溝口クリニックでは、栄養素を用いた心と身体に優しい治療法(栄養療法)や超高濃度ビタミンC点滴治療により、がん治療を行っております。海外でしっかりとしたエビデンスが構築されようとしている治療で、安全な治療法です。
 がんの治療には、効果的な栄養摂取が必要不可欠です。手術、抗がん剤、放射線などの標準的な治療に効果的な栄養補給をすることによって、治療効果の増強や副作用の軽減などが得られます。
 標準的な化学療法や手術・放射線療法を行った患者さん方が治療後に生存した期間と、栄養療法を行った患者さんが生存した期間、双方には明らかな差がみられると言われています。」

 とても素晴らしいと思います。 三大療法以外の癌医療に邁進されることに敬意を払いたいと思います。
 私も、栄養療法は食事療法とともに「三大療法に比べれば遥かに安全で、癌治療に大変有効」だと思っています。

 でも、溝口医師は、このような著書を出版されています。




 私の眼が確かならば、「がんになったら肉を食べなさい」という書名なので、これは「癌患者よ! サァ~、癌を治すために肉を食べなさい!」と指導されていることになります。 果たして、これはどうなのだろうか・・・。
 ちなみに、もう一度言いますけど、溝口医師は「栄養療法専門医」「栄養解析医」のスペシャリストなんです。


 私は、この記事のはじめに、このように書きました。

 癌患者であるのに、いまだに肉を頬張りながら「癌を治そう」としている方がおられたならば、「肉食によって、癌にどのような影響を及ぼしているのか?」について正しく知る必要があります。【肉食の真実】を知ったならば、「自分が世間の常識(という名の非常識)に流されて、一体どれほどの無知に陥っていたことか・・」を思い知ることになります。ここで一度、そのことを思い知られてください。思い知ったほうが得策です。思い知らなければ、人間は悟ることもできなければ、習慣も変えられません。

 平気で「肉食を薦める」医師たち・・。
 当たり前顔して、肉食を「健康食だ」とお謳いなされている管理栄養士たち・・・。

 一見、正当そうに見える学問や専門家たちに、日本国民がどれほど毒されているか・・、これを悟られてください。
 これは何も、市井の若僧(
私です)がクソ生意気なことを言っているのではありません。
 これは、本当に単なる事実なのです。

 この記事を通して、肉食、特に「獣肉食」に対する正しい知識と認識が備わって頂けることを切に願います。
 癌患者さんにおいては、これは必須ですよ! もし、癌を治したいのであるならば・・・・・・。



 私がなぜ、当ブログサイトで「専門家が専門家になり得ていない」と言ったのか、少しは分かって頂けましたか?
 その中身を知っている者にとっては、専門家がもうビックリするような「真実と真逆のこと(大間違い)」を平気な顔で言うことがあるんです。上記にも書きましたが、専門家と言えども、必ず「一歩引く」意識を持っておいてください。自分の身を守るために、専門家の言葉を「鵜呑み」にすることだけは止めましょう!

 溝口医師は当然、わざとこのような間違いを言っているのではないでしょう。癌の専門家であっても、まだ肉食の真実を知らないのです。栄養学の作成した「教科書しか知らない」のですね。これで癌患者さんに対応するのですから、ちょっと怖いですね・・。たぶん、溝口医師は真面目な医師なのに、なぜこうなってしまうのか・・。もう一度言いますが、溝口医師が栄養学の「教科書しか知らない」から起こる悲劇なのです。実地を見ようとする気配(心持ち)がないのです(もし、実地を見つめる意識があれば、コリン・キャンベル博士同様、とっくに教科書を飛び出しているはずです。「チャイナ・スタディ」などの良質な資料とのご縁も発生していることでしょう)。こういう過ちを『無知の罪』と言います。

 溝口医師は、こう言われます。

  動物性タンパクとか植物性タンパクなどというタンパク質の分類は、栄養学的に勝手につけられた分類であり、
   人間の身体にとっては全く意味のない区別なのです。
 癌患者の)余命を延ばすために大切なのは、体重と血液中のタンパク質の濃度です。
   この二つを維持するため、積極的に動物性タンパク質を摂取する必要があります。

 ん~~~、溝口医師は「栄養解析医」か・・、一体どうしたらいいんだろう・・・。
 溝口医師を責める気持ちまでは起りませんが、溝口医師のような、三大療法ではなく栄養療法を活かそうとする医師に、早く肉食の真実に気がついてほしいなぁ・・ と願うばかりです。専門家の『無知の罪』ほど怖いものはないですからね・・・。



 癌患者のみなさん、肉食の怖さ・・、少しは思い知ってくれましたか?
 肉食に関する「世間の大嘘」を脱却して(脱皮して)、大事なことを悟ってくれましたか?

 ご自分の肉食習慣を変えられそうですか?
 もし、肉食習慣を変えられなければ、チャイナ・スタディの示す通りのことが体内で起こっています。
 肉食をすればするほど、癌を治したいのに、かえって癌を育ててしまうのですから、これは考え直したほうが得策です。
 お肉が食べたいのならば、白身の魚(脂肪の少ない天然の白身魚を適量)や小魚を食べたほうが無難です。

 この記事が、癌患者さんの「癌の克服」に少しでも寄与できていることを願っています(大願)。




 「マクガバン・レポート(M報告)」の抄訳



    

チャイナ・スタディー 葬られた「第二のマクガバン報告」(上・中・下巻)