haruchan さん、はじめまして (^-^
 コメントしてくださり、ありがとうございます m(__)m

 haruchan さんのコメントから入らさせて頂きます(こちらです)。


「初めまして。 癌の毒素説、興味深く拝読しました。
 疑問点が、いくつかありますので、宜しくお願いいたします。
 その① 癌の骨転移が、抗癌剤、骨を強くする薬等で痛みが取れたり、癌だった部分が硬化した場合
 その② すい臓癌は、増殖が速く生存年数も低い
 その③ 癌腫瘍マーカーの数値は、毒素の数値と捉えてよいのか?
 その④ 欧米でも、癌の毒素説は、公にはされていなくても、認められているのですか?
 以上ですが、ご回答、宜しくお願い申しあげます。」



 こちらこそ、よろしくお願いします m(__)m
 私なりにお答えさせて頂きますので、ご参考になって頂けましたら幸いです。

 ① ② から察しますに、おそらく、膵臓癌の方がいて、その方が骨に転移しており、すでに抗がん剤などの薬で痛みを取っている状態で、癌が硬化しているのではないかと思います。そうでなければ、このキーワードは出てこないはずだと思います。

 それが haruchan さんご自身なのか、ご家族やご親類、友人知人なのかは分かりません。
 もしかしたら、私の考えすぎかもしれませんが・・・。


 まず、「② すい臓癌は、増殖が速く生存年数も低い」に関して私が言えることは、これは「食養(食事療法少食療法断食療法)を一切していない方に限っての話である」ということです。現代医学や現代栄養学の言うことは、普通食(現代食)を一日三食も食べている方々の統計しか知りませんから、食養者には当てはまらないのです。

 たとえば、食事療法の専門医でありました「甲田光雄」医学博士の一番弟子である「森美智代」という鍼灸師の先生がおられますが、森美智代先生は、現代医学ではどうにもならなかった「脊髄小脳変性症」という難病を、甲田療法の「生菜食療法」と「断食療法」で克服され、今現在も一日1杯の青汁と、エビオス20錠・スピルリナ20錠・ビタミンC1錠だけで生きている方です。この食事内容であれば病気の進行を抑えることができ、生きることができるのです。しかし、他に何か食べてしまうと病気が進行してしまうので、病気の進行を抑えて生きるためには、他には何も食べてはいけないのです。
「脊髄小脳変性症」を克服して生きることができているのは、世界で森美智代先生、ただ一人です

 森美智代先生は現代の仙人のひとりに挙げられる方で、不食者のひとりとしてメディアなどで取り上げられています。以前、その森美智代先生の身体を、日本の栄養学者が詳しく調べたことがありました。その結果は、食事から脂質、たんぱく質をほとんど摂取していないのに、体内には健康者と変わらない数値が出たのです。ましてや、免疫力の上では、一般人よりも遥かに高い数値が出ました。現代医学も、現代栄養学も、森美智代先生の身体を不思議としか思えないのですね。学問上、説明がつかないことがたくさんあるのです。

 現代医学から診た判断で、医師が患者に「余命、あと何年です」と言ったりしますが、これはあくまで、普通食(現代食)を一日三食も食べている方々に限られたことであり、食養者には決して当てはまることではないのです。

 その好例が、私の父です。私の父は右腎臓癌の手術をやりまして、担当医の先生からは「腎臓癌は一番タチが悪く、手術をして助かっても、その後に転移する人・亡くなる人は軽く9割を超えている」と言われていました。しかし父は、玄米食、生菜食、生野菜ジュースという食事療法に、週末一日断食という短期間の安全な断食を組み合わせて癌に対処した結果、今年2013年で術後7年が経ちますが、癌の再発など一切ありません。癌の再発は何となく起こってしまうようなものではなく、癌が再発しないのには厳格な理由があるのです。父は自分でできる範囲内で食事療法と断食療法を実行したので、癌が再発しなかったのです。医者の言う見立てなど、食養者には当てはまらないことが多いのです。

 だいたい、私の父母の持病は病院に何十年通おうとも改善しませんでしたが(「変化なし」ということです )、食養(甲田療法の玄米クリーム・生菜食+週末一日断食・半日断食)を始めてから改善してきたのです。普通食(現代食)を一日三食も食べている方と、食養を実践している方とは、まったく違う身体になっていくのです。

 現代医学が診てきた患者さんのほとんどが普通食者(現代食を食べている人)ばかりなのですから、現代医学は普通食者ばかりの統計しか持ち得ておらず、食養者の統計に関しては何も知らないのです。

 つまり、② の「膵臓癌の進行が速く、生存年数も低い」というのは、食養(食事療法少食療法断食療法)を始めた時点から簡単に変化してくるのです。


 haruchan さんは「癌は排毒装置であり、浄血装置である」という視点に興味を持ってくださいました。私は、これは正しい癌理論だと思っています。しかし、同時に言わねばならないのは、「これ以外の癌もあります」ということです。「排毒装置」「浄血装置」を、私は【天然癌】と呼んでいます。そして、【天然癌】以外の癌を、【化学癌】と呼んでいます。【化学癌】というのは「正常細胞の遺伝子が傷付いて癌化してしまった癌」のことです。

 この点につきましては、新しく記事を書きました。

 こちらです  「藤田紘一郎教授の「病原性大腸菌 O-157」の解説に見る、癌の類似点

 これを読んで頂ければ、ご理解頂けれると思います。
 以下は、新しい記事「藤田紘一郎教授の「病原性大腸菌 O-157」の解説に見る、癌の類似点」をお読みして頂いた前提でお話しさせて頂きますね。


 次に、「その③ 癌腫瘍マーカーの数値は、毒素の数値と捉えてよいのか?」ですが、これはそうとも言えないと思います。腫瘍マーカーとは何かと言いますと、体内に腫瘍ができると健康なときにはほとんど見られない特殊な物質がその腫瘍により大量に作られ、それが血液中に出現してくるのですが、この物質を「腫瘍マーカー」と言います。腫瘍マーカーは癌の発生臓器と強い関連性を持つ特徴があるので、血液中にこの物質が基準以上に出たときに「何々の癌がある」と推測されるわけです。

 つまり、癌細胞が産出する特殊な物質「腫瘍マーカー」を測定することで、癌が体内のどこにどれくらい有るのかが推測できるというわけです。腫瘍マーカーを計測すれば、何の癌がどこにどれだけ有るのかが推測できる、これが「腫瘍マーカー検査」です。有効な癌検査として活用されています。

 しかし、呼吸器疾患や子宮内膜症、自己免疫疾患などの良性疾患や、喫煙などの生活習慣で測定値が上昇する場合もあり、癌になれば測定値が100%上昇するものでもなく、良性の疾患でも測定値が上昇することはありますので、まだ欠点もあるそうです。イメージとしては、下写真のような感じです。

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 単純に考えましても、腫瘍マーカーは癌細胞が大量に産出している物質なので、その腫瘍マーカーが多く測定されれば、それだけ癌細胞も多く存在していると見ることができるでしょう。ですから、ある程度は癌の規模を知るための手掛かりになるのではないかと思います。


 haruchan さんが「癌は排毒装置であり、浄血装置である」に関心を持たれ、「腫瘍マーカーは癌の量を表わすものだから、毒素の量とも見ることができるのではないか?」と率直に思われたことは、非常に素直なご意見だと思います。この問いに対する私の答えは「そうであり、そうではない」になります。

 新しい記事「藤田紘一郎教授の「病原性大腸菌 O-157」の解説に見る、癌の類似点」をご覧になって頂くとお分かり頂けると思いますが、癌には様々な発生原因があり、【天然癌】である「排毒装置」「浄血装置」もあれば、【天然癌】以外の癌である【化学癌】などの「正常細胞の遺伝子が傷付いて癌化してしまった癌」もあります。現代の日本人ならば、【天然癌】は数多くあると思いますが、【化学癌】などの「正常細胞の遺伝子が傷付いたことが原因で癌化してしまった癌」も数多くあると思います。今の日本人の体には、いろいろなタイプの癌が発生していると見るべきです。

 補足

 現代の日本人は欧米型の飲食に傾きすぎ、血液を汚すような食事ばかりしています。ですから、「排毒装置」「浄血装置」の癌が多く発生して当然だと思います(
天然癌)。
 しかし、現代の日本社会は、家屋から日配品から飲食物まで様々な化学物質・化学化合物に汚染されているため、現代の日本人の体は化学汚染で満たされていますが、この化学物質・化学化合物が正常細胞の遺伝子を傷付けることで正常細胞を癌化させます(
化学癌)。現代では、こういう癌化のケースも多いと思います。
 また、今までその民族が伝統的に食べてこなかった新しい食物を食べ始めると、遺伝子がその新しく食べ始めた食物を無毒化して体に適応させるのについていけず、正常細胞の遺伝子が傷付けられることがあります。
 さらに、血液が汚れると血液中にカビや細菌、ウィルスが増え、その細菌やウィルスが出す特異なタンパク質との化学反応で正常細胞が癌化するそうです。
 日本人が伝統的に食べてきた食物を粗食して、血液を綺麗に保つことが癌の抑制には重要なのです。
 このように、現代の日本では様々な癌化原因が入り乱れて存在していますので、これらひとつひとつの癌化原因を総合的に見つめて癌に対処していくことが求められます。


 もし、その癌が【天然癌】であれば「排毒装置」「浄血装置」ですから、この【天然癌】が産出する腫瘍マーカーは「毒素の量」と捉えることができますが、【化学癌】などの「正常細胞の遺伝子が傷付いて癌化してしまった癌」であれば、血液の汚れとは無関係でなる癌(正常細胞が直接癌化した癌)ですから、その癌が産出する腫瘍マーカーを「毒素の量(血液の汚れ量)」と捉えることは不適切だと思います。

 現代社会のような化学汚染の激しい環境では、様々な癌が発生していると思ってください。私は森下・千島学説と小澤博樹先生の「癌は排毒装置であり、浄血装置である」を支持していますが、それ以外の「正常細胞の遺伝子が傷付いて癌化してしまった癌」も多数あると思います。「あれが癌の原因だ! これが癌の原因だ!」と、癌の原因をどれかひとつに求めるのは適切ではありません。現代の日本には、それだけ様々な癌の原因が存在しているということです。癌は総合的な視点で見つめ、それぞれに対処していくことが大事だと思います。

 いずれにしましても、癌の克服には食養(食事療法少食療法断食療法)が不可欠です。これにつきましても、新しい記事「藤田紘一郎教授の「病原性大腸菌 O-157」の解説に見る、癌の類似点」のほうをご覧になってみてください。


 次に「その④ 欧米でも、癌の毒素説は、公にはされていなくても、認められているのですか?」ですが、これは欧米での癌の見解ではありません。この「癌は排毒装置であり、浄血装置である」という癌の見解は、千島喜久男博士が唱えられた千島学説や東洋医学、自然医学の癌の見解を元にしています(千島学説」カテゴリを参照してください )。ですから、日本独自の癌の見解と言えるでしょう。たぶん、欧米ではこの癌の見解はないのではないかと思います。

 欧米では「三大療法では、癌を治すことは不可能」というのが常識になっており、「癌を治すためには、食事を改善すること(食事療法栄養療法」が基本になっています。このことに対して日本人が無知であるのは、日本の癌医療界が公に口に出さないことと、メディアが一切取り上げないことが原因しています。製薬企業という権力が、この欧米の癌治療の発展の動きを日本国民に知られたくないので、巧みに情報操作しているのです。先進国の中で、いまだに癌の三大療法を主軸に置いている国は日本くらいです。日本の癌医療は、完全に鎖国状態です。

 日本国民の多くが、メディアが伝えてくれないと理解できません。日本人は、メディアが言わないことに関しては信じられないのです。メディアが伝えてくれないと、日本人は真実に対して簡単に「オカルト」扱い、「トンデモ」扱いをしてしまいます。さらに言うと、メディアが不実を伝えていても、日本人は簡単に信じ込んでしまうのです。日本人は、専門家やメディアが言った大嘘(戯言)に簡単にコロリと騙されてしまい、その大嘘(戯言)を無条件に信じ込み、難なく呑み込まれてしまう人間が多いのです。権力にとっては、実に操りやすい国民です。

 権力による巨大な情報操作によって、自分たちの意識が無意識のうちに「権力の都合に合わせて操られている」ことに、大方の日本人はまったく気づいていません。恐ろしいほど能天気です。結局、日本人全体がほぼこんな状態ですから、これは個人の意識問題になってきます。自分が一体、何に気づき、何に意識を向けられるか、そして、それをどこまで正確に捉えられるか、なのです。何を見つめ、何に標準を合わせるかは、自分次第なのですね。

 「癌は血液の排毒装置である」と唱えた小澤博樹先生も、「癌は血液の浄化装置である」と唱えた森下敬一医学博士も、ともに「三大療法では、癌は治らない」と訴えられ、食事療法を「癌治療の母体」に位置付けています。『食事療法なくして、癌を治すための癌治療はない』ということです。

 これは見事に欧米の癌治療と重なる内容です。「欧米が三大療法の無力さを悟って三大療法から足を洗い、食事療法を基軸に置いた代替療法に移行した」実情と、小澤博樹先生と森下敬一医学博士が訴えられている癌理論は、実地の上ではしっかりと重っているのです。

 大事なことは、実質の内容です。欧米が「癌は排毒装置であり、浄血装置である」とまでは見ていなくとも、その実地内容はともに「食事療法を基軸に置いた代替療法に移行している」のですから、結局これは、「癌治療を治すためには、食事療法によって血液を浄化し、体内に蓄積している様々な毒素を排毒せねばならない。それが、癌治療の第一歩である」という視点と同様なのです。

 新谷弘実先生や済陽高穂先生など、アメリカに渡られた医師は、みんな「癌は食事療法で対処すること」と伝えるようになります。それは、アメリカの癌医療が「食事療法で癌患者を激減させることに成功している」実地を、散々目前に見てきたからです。日本の癌専門医が知っているのは、日本の癌医療界が作成した癌治療マニュアルくらいなもので、アメリカの癌医療の実情などほとんど知らないのでしょうね。日本では、癌専門医でさえも鎖国中なのです。

 癌は全身病であり、全身の結果がその部位の癌として現われてきます。しかし、日本の癌医療界は癌の全身性をまったく見ず、癌を局部的にだけしか見ていません。これを『木を見て森を見ず』と言います。だからこそ、癌細胞を化学療法で殺す視点しか生まれて来ないのです。これでは、癌は決して治らないのです。

 また、「正常細胞の遺伝子が傷付いて癌化してしまった癌」だって、その癌細胞を攻撃して抑制してくれるのは「白血球などの免疫細胞」なのです。免疫が低下しているから癌細胞を抑制しきれなくなり、癌が巨大化していくのです。その免疫を低下させている根本原因は「飲食の誤り(洋食現代食)」にあります。腸が免疫の70%を作っているので、「飲食の誤り(洋食現代食)」による腸内環境の悪化が、日本人の免疫を低下させている元凶と言えます。腸内環境を悪化させている根本原因が「飲食の誤り(洋食現代食)」にあることを絶対に忘れてはいけません。

 「飲食の誤り(洋食現代食)」は血液を汚し、免疫を低下させます。癌患者にとっては、まったく良いこと無しです。
 ここの視点から見ても、「癌患者にとっては、食事療法が基本である」ことが分かるはずなのです。
 なのに・・、日本の癌医療界は、いまだ食事療法を一切無視しているのです。
 なぜでしょうか? これには、いろいろと裏の事情があるそうなんですね。正直、手におえません・・・。

 癌治療は、食事療法に頼ってまず間違いありません。癌の三大療法に頼ることに比べれば、癌を克服して生還できる可能性が出てきます。癌の手術に関しては、安全であるという条件ならば、私は否定しません。その手術に安全性があるのであれば、癌の手術はしてもかまわないと思います。しかし、手術後に食養(食事療法少食療法断食療法)をやるのが絶対条件です。癌の手術をしても、癌体質を何も改善していなければ、また癌が再発してくることでしょう。癌の克服とは「癌体質の改善」を指します。手術で癌を取り除いても、癌体質を改善し得なければ、体内には延々と癌が発生してくるでしょう。癌の発生の大元が「癌体質(癌を発生させる原因となっている体質)」にあるからです。癌体質が「根っ子」であり、部分的な癌などは「枝葉」にすぎません。ですから、癌の手術後は、食養(食事療法少食療法断食療法)によって「癌を発生させる元になっている癌体質」を改善していかなければならないのです。癌の手術は、癌治療の終わりではなく、癌治療の始まりにすぎません。癌の手術はしてもしなくても、癌を克服するためには、食養(食事療法少食療法断食療法)を実行して「癌体質を改善している」のが絶対条件です。

 しかし、抗がん剤、放射線という化学療法だけは、私はまったく賛成できません。それは、抗がん剤と放射線には「癌を治す可能性がまったくない」からです。後日、必ず癌を悪化させます。抗がん剤と放射線は、患者の癌体質をさらに深めさせてしまうので、癌が治らなくなってしまうのです。だからこそ、抗がん剤や放射線という化学療法を選択された癌患者さんは癌が治ることなく、やがて化学療法死されていくのです。化学療法を選択された癌患者さんは、癌が直接の原因で亡くなっていません。化学療法が大きく原因して亡くなっているのです。この理由は、当ブログサイトの中でいろいろと書いていますので、当ブログサイトの記事を読まれてみてください。

 haruchan さんの知りたいことに対してちゃんと答えられたかどうかは分かりませんが、私なりにお話しさせて頂きました。『癌は食養(食事療法少食療法断食療法)を基軸に置いた代替療法(免疫療法)で対処するのが一番安全である』ことを、よくご理解して頂けますよう願っております。

 haruchan さん、よろしくお願いします m(__)m