腸内細菌と免疫 ~ 藤田紘一郎氏の話
 【「エムズの片割れ」
より 】


 NHKラジオ深夜便「こころの時代」で、「小さな小さな友達 微生物:東京医科歯科大学名誉教授 藤田紘一郎」(08/3/4~5)を聞いた。なかなか面白い話で “目から鱗”??

 話を要約すると・・・

「人間の腸内細菌は、500種類、100兆個、重さにして1.5kg。乳酸菌、ビフィズス菌、大腸菌達がお互いにバランスを取り、体の免疫を高めたりビタミンを作ったりしている。しかし現代の人間社会はそうした細菌達を汚いものとして排除しようとしている。
 腸内細菌は大切。人間の糞便には1g 当たり1兆個の細菌がいて、体には100~150兆個の腸内細菌がいる。我々の免疫力の70%はその腸内細菌が作っている。あとの30%は心の問題。笑うとか・・・。

 現代は、糞便は出た瞬間から汚いものになる。江戸時代、徳川家康が関東ローム層の関東の地に、40万の人達とやってきて、なぜ暮らせたかというと、人の糞便が肥料になったから。その頃は糞便屋、うんち問屋があった。値段は5段階くらいあって、尿と一緒になっていない糞便は高価だった。だから、当時世界最大都市の江戸は清潔な町だった。長屋でも、家賃を払わなくてもちゃんと便を出してくれれば、大家はそれが売れるので家賃の代わりになるという良い時代。
 それに比べてパリは汚かった。ベルサイユ宮殿にもトイレは無かった。トイレを作ったら直ぐにいっぱいになってしまう。皆おまるを持ち歩いて、適当に捨てていた。だから2階から降ってくる便を避けるために傘が必要であり、道路の糞便を踏まないためにハイヒールが出来た。対策として、パリでは下水道を作った。
便の半分は腸内細菌だが、最近はそれが減っている。便の量が、戦前は一日平均300g だったのが、今は200~150g になった。最近まれた赤ちゃんは、その40%がアトピーとか喘息になる。それはお母さんの腸内細菌が少なくなっているため。

 清潔も、今の日本のような “し過ぎ” は良くない。表皮ブドウ球菌のような10種類の皮膚常在菌は皮膚を守っている。それを抗菌グッズなどで殺している。女性の膣の中にはデーデルライン乳酸菌がいて膣を守っている。これが膣のグリコーゲンを餌にして乳酸を作って、強力に膣の中を酸性にして雑菌が入らないようにしている。トリコモナスという原虫は常在していないが病原性はゼロ。それが膣の中に入ると餌のグリコーゲンを取ってしまう。だから餌が無くなりデーデルライン乳酸菌が死んでしまって中性になってしまう。だから雑菌が増える。最近はビデで洗いすぎて膣炎になっている人が多い。

 日本の水道法は世界で一番厳しい。水道水の細菌を殺すために塩素をたくさん入れる。それを飲むので体の中の細菌まで死んでしまう。
 日本人は洗えばきれいになると思っているが、洗いすぎると汚くなる。つまり薬用石鹸などで洗いすぎると、皮膚を守ってくれている細菌まで殺してしまい皮膚の病気になる。東京医科歯科大の皮膚科に来た患者の例では、3分の1が洗い過ぎが原因の皮膚病。
 若い人が、一度風呂に入って石鹸で洗うと、皮膚常在菌の90%が流れた。しかし若く健康であれば12時間で元に戻る。しかし年を取るとその戻りが遅くなる。藤田氏は20時間かかった。よって1日1回までの入浴は許されるが、それ以上はダメ。アトピーになったり乾燥肌になったりする。

 1950年頃は、日本人には回虫が62%いた。サナダムシとかの回虫の分泌液には人の免疫を抑える働きがあった。だから昔はアトピーとか花粉症とかのアレルギーは無かった。この40年にそれが発生するようになった。
 虫が体に中にいる事は、昔から許容されていて、日本語にもたくさんの言葉がある。「虫の知らせ」とか「虫唾(むしず)が走る」とか「浮気の虫」とか。自分はその気は無いが、体の中のムシが勝手に浮気した・・・・ ナンテ。

 自分はサナダムシのキヨミちゃんを15年間体内で飼っていた。共生している微生物は宿主に悪い事はしない。なぜなら宿主が死ぬと自分も死んでしまうし、子供を残せるのはその宿主の中だけ。だから宿主を大事にする。我々が病原体と言っているのは、他の動物で共生していたもの。それが人間の体に入ってくると病原体になる。微生物には縄張りがある。エボラ出血熱の病原菌は、昔からアフリカのミドリ猿に共生していたもの。鳥インフルエンザウィルスを無くそうとしているが、それは無理。人類が人になる前からカモ()に共生していた。それが同じ水鳥でも、アヒルに感染すると3割が死ぬ。ニワトリだと全滅。人だともっと怖い。これは、人が地球温暖化のような自然破壊で、彼達の生態系を脅かしているから異変が起きる。

 大腸菌も生き物なので、抗生剤などでイジメると変身して延命を考える。その過程で157番目の O-157 のようなものが出来てしまう。しかし細菌の生きる力のうち、O-157 は毒素を作るのに70%の力を使い、生きるエネルギーに30%しか使っていない。だから生きるエネルギーに100%使っている雑菌が居ると、30%の O-157 は弱いので、100%の雑菌に殺されてしまう。よって、雑菌のいる所には O-157 はいない。国別では米、日、仏、英、カナダ、北欧等の清潔な国で O-157 は発生する。場所では、世界一清潔な学校給食の無菌の場所でのみ繁殖する。O-157 の運び屋のカイワレ大根は、無菌で育てられているから。土で育てられた大根などは、雑菌が多いので O-157 はやられてしまう。
 前に大阪・堺の小学校で O-157 の集団感染があった。その時に児童の便を調べたデータでは、O-157菌がいっぱい居ながら一度も下痢をしなかった子供が30%いた。逆に下痢を繰り返して入院した子供が10%。入院したこの子供達を調べてみると、大変に神経質で大腸菌の数が少なかった。逆に、下痢をしなかった30%の子供には大腸菌がちゃんとあった。だから、O-157 が入ってきても元から居た大腸菌が O-157 を追い出したので下痢をしなかった。残る60%の子供達は、少し下痢をしたが元気だった。だから大腸菌は悪者ではなく、本当は重要な働きをしている。よって、ばい菌もバランス良く持っている事が重要だ。

 人間は1万年前に免疫システムが完成した。だから同じ環境だと免疫システムは活発になる。人は誰でも1日に3000個のガン細胞が発生するが、TH-1免疫がそれをやっつける。・・・」


 とまあ、書いても書ききれない。

 しかし、全て「過ぎたるは及ばざるが如し」ではある。

 「アレルギーを避けるためには回虫を飼うこと・・・」とはビックリだが、確かに自分達が小学校の頃は回虫の話題があった。検便にもその検査があった。しかし「花粉症」という言葉は無かった・・・・。

 それにしても、清潔は良いことだが人間も動物。色々な動物と共生することで、補っていた部分もあったわけだ。
 “何事もほどほどに・・・” だな。




 感想

 藤田紘一郎教授は素晴らしい自然観を有しておられる方です。甲田光雄先生のお弟子さんは、自宅に藤田教授をお招きして、いろいろと有意義なお話をされたそうです( 参照「藤田先生)。いいですね♪

 ところで、私が藤田教授が語られる話で帰着しているのは『大腸菌』です。
 これがまた、非常にためになります。

 上記の藤田教授の内容から、次の『大腸菌』に関する部分を抜粋します。


「大腸菌も生き物なので、抗生剤などでイジメると変身して延命を考える。その過程で157番目の O-157 のようなものが出来てしまう。しかし細菌の生きる力のうち、O-157 は毒素を作るのに70%の力を使い、生きるエネルギーに30%しか使っていない。だから生きるエネルギーに100%使っている雑菌が居ると、30%の O-157 は弱いので、100%の雑菌に殺されてしまう。よって、雑菌のいる所には O-157 はいない。国別では米、日、仏、英、カナダ、北欧等の清潔な国で O-157 は発生する。場所では、世界一清潔な学校給食の無菌の場所でのみ繁殖する。O-157 の運び屋のカイワレ大根は、無菌で育てられているから。土で育てられた大根などは、雑菌が多いので O-157 はやられてしまう。

 前に大阪・堺の小学校で O-157 の集団感染があった。その時に児童の便を調べたデータでは、O-157菌がいっぱい居ながら一度も下痢をしなかった子供が30%いた。逆に下痢を繰り返して入院した子供が10%。入院したこの子供達を調べてみると、大変に神経質で大腸菌の数が少なかった。逆に、下痢をしなかった30%の子供には大腸菌がちゃんとあった。だから、O-157 が入ってきても元から居た大腸菌が O-157 を追い出したので下痢をしなかった。残る60%の子供達は、少し下痢をしたが元気だった。だから大腸菌は悪者ではなく、本当は重要な働きをしている。よって、ばい菌もバランス良く持っている事が重要だ。」



 現代医学では『大腸菌』のことを「悪玉菌」と称して、今まで「バッチィ~」扱いをしてきました。ところが、藤田教授は「大腸菌こそが重要なのです!」と、現代医学と真逆のことを言い始め、医学界から白い目で見られて、甲田光雄医学博士と同様に苦労されたみたいです。
お疲れ様です! 真実を語ってくださって、本当にありがとうございます♪

 大腸菌はビタミンなどの様々な栄養素を産出して、人間に提供してくれています。消化や吸収の働きも担ってくれており、大腸菌が死滅してしまうと人間は難病になってしまうほどです。人間にとっては、本当に「大腸菌様様」なのです。大腸菌は、人間の生命にとって非常に重要な細菌なのですね。

 こんなに重要な大腸菌なのですが、現代医学の目線から見てしまうと、今まで「悪玉野郎」に見えてしまったのでしょう(可哀そうに・・・)。現代医学には「盲点」も多いのです。

 やはり、人間の体が必要として「腸内に大腸菌を住ませている」のですね。遺伝子がそれを許したのです。人間の生命を支える「重要な存在」として、遺伝子が『大腸菌との共存』を選択したというわけです。

 そして、上記の中の藤田教授の言葉で、次の部分が面白いと感じます。

(A)大腸菌も生き物なので、抗生剤などでイジメると変身して延命を考える。
   その過程で157番目の O-157 のようなものが出来てしまう。


(B)細菌の生きる力のうち、O-157 は毒素を作るのに70%の力を使い、生きるエネルギーに30%しか使っていない。だから生きるエネルギーに100%使っている雑菌が居ると、30%の O-157 は弱いので、100%の雑菌に殺されてしまう。よって、雑菌のいる所には O-157 はいない。国別では米、日、仏、英、カナダ、北欧等の清潔な国で O-157 は発生する。場所では、世界一清潔な学校給食の無菌の場所でのみ繁殖する。O-157 の運び屋のカイワレ大根は、無菌で育てられているから。土で育てられた大根などは、雑菌が多いので O-157 はやられてしまう。

 (A)は、病原性大腸菌 O-157 が人工的に生み出されてしまったことを示している内容です。
 (B)は、病原性大腸菌 O-157 は、潔癖なほど綺麗すぎる環境でなければ繁殖できないことを示しています。雑菌が適度に存在している環境では、O-157 は雑菌にやられてしまって存在できないのです。なので、O-157 は発展途上国にはおらず、オシャレ感覚で小奇麗に爆走している先進国だけに存在する御一行様なのです。

 その病原性大腸菌 O-157 に人間が感染すると様々な症状を引き起こし、死亡者が出ることもあります。もう一度言いますが、O-157 は天然には存在していなかった大腸菌で、「文明社会、ここに極めり」のような「小奇麗に走りすぎた先進国」だけに存在する大腸菌です。人間の作為の末に生み出されてしまった細菌なのです。


 今、お話ししました『病原性大腸菌 O-157』ですが、何かに似ていやしませんか?

 『癌』にそっくりじゃありませんか?

 私は『病原性大腸菌 O-157』が、癌においての『人工癌』に似ていると思うのです。

 ここからは、『病原性大腸菌 O-157』と『人工癌』の類似点を、私なりに考察しながらお話ししていきます。


 『人工癌』というのは、私が「【天然癌】と【化学癌】」にてお話ししました『化学癌』のことです。私が「癌」について見るときには、必ず【天然癌】と【化学癌】に分けて考えます。つまり、「癌」と「大腸菌」とを重ね見るとき、この【天然癌】が人間に益する通常の『大腸菌』であり、【化学癌】が人間に害なす『病原性大腸菌 O-157』である、ということです。

 では、ここで【天然癌】と【化学癌】のおさらいをします。



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天然癌

 天然癌とは「天地自然の天然が『必要に迫られて』体内に発生させた癌」のことです。
 なぜ必要になったなのか? それは、現代の日本人が伝統食を放棄し、マクガバン・レポートでさえ勧告したほどの悪食である「洋食」三昧へと爆走して、大事な血液を汚しまくってしまったからです。ましてや、食品に化学物質・化学化合物が混入されるようにもなり、人体が異常に汚され始めました。その結果、体内には多量の毒素が溜まり、毒素や不要物質・余剰物質などが患いを生み出し、過去に類を見ないほどの様々な病気が発生するようになってしまいました(日本社会が「病人だらけ」になってしまった大きな要因です)。

 ここに至って、人間の体はこれらの毒素を肝臓で解毒しきれなくなり、肝臓が解毒しきれない分を補うために、新たに『排毒装置』が必要になってきます。また、血液が汚れることで起こる敗血症で体が死んでしまうのを防ぐために、新たに『浄血装置』も必要となります。この『排毒装置』『浄血装置』を体内に作らなければ、もはや人間の体が生命を維持できなくなるほど、血液が「毒まみれ」「汚れまみれ」という危険な状態になっているのです。

 こうして、天然自然の働きが、体を「毒素」「汚れ」から守るために、体内のどこかに『排毒装置』『浄血装置』としての新たな器官である「癌」を形成するに至ります。こうせねば、もはや生命さえ保てなくなっているほどに「血液が汚され、生命の緊急事態に陥っている」状態になっているのです。これが、私の言う【天然癌】です。
ここの点は「癌は『浄血装置・排毒装置』である! 【小澤博樹・森下敬一・船瀬俊介】」を参照してください


化学癌

 上記の【天然癌】とは違い、【化学癌】は人工的に作られてしまった「癌」です。現代が科学を乱用する時代となり、日本社会には様々な化学物質・化学化合物が氾濫し、その結果、人体はあらゆる化学汚染に毒され、化学物質・化学化合物が正常細胞の遺伝子を傷付けて癌化させてしまうのです。

 本当に化学物質・化学化合物が癌化の原因になるの?と思われるかも知れませんが、実は、医師の中にもこれに疑問視する先生がおり、「化学物質・化学化合物が無かった昔の江戸時代にも乳癌があったのだから、化学物質・化学化合物が癌の原因とは考えられない・・」という理屈を言っているわけです。

 昔の日本には、癌はほとんど存在していませんでした。アメリカのマクガバン・レポートにも「昔のアメリカには、癌はほとんど存在していなかった。癌は明らかに現代病である」と結論付けています。しかし、わずかに癌患者はいたのです。ただ、それは上記の【天然癌】という「天地自然の仕組み」が発露していた場合に限ります。昔の日本は、ほとんどの民間人が貧しい粗食の少食を強いられていたので、癌(天然癌)が形成される必要性がなかったため、癌にならずにすんでいました。ところが、江戸時代の元禄以降、民間人にも金持ちが現われ始め、しかも、精白技術が向上して江戸や京都などの大都会では白米食が横行していましたから、白米食の美味美食に明け暮れてしまった一部の人たちに【天然癌】が発生していたのだろうと推測します。
現代の日本ではこれが行き過ぎているので、癌患者だらけになっています

 「化学物質・化学化合物が癌化の原因になる」というのは、もはや世界の先進国では「常識扱い」されています。カナダやアメリカなどの先進国で「発癌性が確認されている食品添加物(化学添加物)」は法で使用を禁じられて規制されているのですが、日本ではまだまだ野放し状態です。外国の先進国では「違法扱い」の食品添加物(化学添加物)が、日本ではいまだに使用されています。
 特に、日本のビタミンサプリメントには「癌化の報告」が目立つようで、外国の先進国は日本のサプリメントを輸入していません。日本の規制が甘くてユルユルなので、ま~ったく信用していないのです。アメリカは食品添加物(化学添加物)の規制を手厳しく強化して、癌大国の返上に成功しています。この点についても、日本はかなり遅れているのです。
これも、日本人が癌だらけになっている大きな要因でしょう

 「化学物質・化学化合物が癌化の原因になる」ことが事実であることをはっきりと理解させてくれるのは、マウスの癌実験です。実験用マウスを使って「この抗がん剤が、この癌にどのように効くのか」などを確かめる実験をするには、まず、マウスを癌患者にしなければなりません。マウスにはもともと癌など無いのですから、まず、マウスを癌にしてから(マウスの体内に人工的に癌を作ってから)実験に入るわけです。そうしないと、癌実験が始められないですからね。
 では、もともと癌など無いマウスをどうやって癌患者に仕立て上げるのかと言えば、これが非常に簡単で、マウスに「化学物質・化学化合物を大量に投与すれば、簡単に癌化する」のです。たったこれだけで、簡単にマウスの癌患者ができ上がります。今や、化学の力で「癌患者作り」は即席でできてしまうのです。

 このように、化学物質・化学化合物は正常細胞の遺伝子を傷付けて癌化させます。これが私の言う、人工的に作られてしまった【化学癌】です。これは「血液の汚れ(毒素)」とは無関係にできてしまう癌なので、【天然癌】とは分けて考えるべきです。



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 以上、【天然癌】と【化学癌】のおさらいでした。

 【天然癌】は「天地自然の天然が『必要に迫られて』体内に発生させた癌」です。これは「浄血装置」「排毒装置」としての御用(役割)があるので、通常の『大腸菌』と同様に、人間に「益成す癌」です。

 【化学癌】は「化学汚染によって人工的に発生させられてしまった癌」ですから、【天然癌】とはまったく違った「異常な癌」だと思います。人間の作為の手が加わることで発生してしまった『病原性大腸菌 O-157』と同様に、人間に「害成す癌」です。
ベトナムで生まれた「ベトちゃん・ドクちゃん」という奇形児の方(2人)が有名ですが、ベトナムに奇形児が多く生まれたのは、ベトナム戦争下で枯葉剤が多量に散布された地域で生まれたことによる「科学被害(化学被害)」があったからです。この異常性と同様なものが【化学癌】にはあるでしょう

 通常の『大腸菌』は人間に必要な存在であり有益ですが、人間が人工的に生み出してしまった『病原性大腸菌 O-157』は人間には有害です。
 同様に、「浄血装置」「排毒装置」として生まれてきた【天然癌】は人間に有益ですが、化学汚染によって生み出されてしまった【化学癌】は有害だと思います。


 正常細胞の遺伝子を傷付けて癌化させる原因になるのは化学物質・化学化合物だけではなくて、「なぜ、食から癌や病気になるのか?」にもありますように、今までその地域で食べてこなかった『新しい食物』を食べ始めると、食物を無害化して体に適応させるのに遺伝子がついていけず、自分の遺伝子が対応していない食品が好きだと、遺伝子に傷が付く可能性が高まるそうです。


 そして、医学的にも「癌患者に共通している特徴」として、

(1)癌患者は体内に多量の毒素を抱えている。(体内に多量の毒素が蓄積している
(2)癌患者のインターフェロン(免疫の強さ)は1000単位ほどしかない。
   (健康な人や、癌にならない人は、インターフェロンが5000~8000単位ある
(3)
癌患者の血液は『カビ』『細菌』『ウィルス』で汚染された血液である。
   癌の本当の原因は、この『カビ』『細菌』『ウィルス』である。

 が挙げられていますが、(3)の「血液に、カビ、細菌、ウィルスが多く流出した人が癌患者になりやすい」という研究報告があります。癌になるの人はなぜ血液がカビ、細菌、ウィルスで汚れているのかと言いますと、これは、現代の日本人が洋食に傾倒したことによって腸内環境が悪化し、免疫が低下したためです。免疫が低下すると、癌細胞を攻撃する免疫機構が弱り、癌の抑制ができなくなります。(1)(2)(3)は物の見事に同時相関しているのです。
 ウィルスや細菌はタンパク質を産出しますが、特異的に癌化させるタンパク質を産出するウィルスや細菌がいて、細菌やウィルスの出すタンパク質と化学反応を起こして癌化するそうです。これは、血液がカビ、細菌、ウィルスで汚染された血液の持ち主に癌が発生しやすいという根拠になっているようです。これも、正常細胞を癌化させる要因となっています。これは「血液の汚れ(毒素)」と関与していますね。

 他には、正常細胞を癌化させる原因のひとつに『活性酸素』もあります。活性酸素が細胞を守っている細胞膜や核膜を破壊して、そのまま遺伝子を傷付けてしまうことで正常細胞が癌化してしまうのです。活性酸素を抑制するには体内の「抗酸化酵素」だけでは間に合わないので、食物に含まれる「抗酸化作用成分」と呼ばれる「抗酸化ビタミン」「ミネラル」「ファイトケミカル」などを摂取する必要があります。これは食事療法で充分に得られますね。


 いずれにしましても、癌は発生事情や発生ルートによって、発生原因の異なる様々な癌があるように感じます。癌は「たったひとつの原因で発生するのではない」と思います。いろいろな発生事情や発生ルートがあるのでしょう。現代医学は「細胞分裂に先立つ DNA のミスコピーによって発生した悪い細胞で、無限増殖してしまう」ということしか言っていませんが、そんな単純な理由だけではないはずだと思います。

 たとえ話にはならないかも知れませんが、地球の人類だって、たった1種類の人類だけではありませんよね。白人、黄色人、黒人、チョコレートスキン人(正しい表現なのか分かりません。たぶん違います)・・・ というように、肌の色、瞳の色、髪の色、体格の違いや思考の違い、体質の違いなど、内容の異なる様々な人種がいます。
医学では、その地域に暮らしてきた環境の違いで変化したものだと言われています

 おそらく癌にも、発生事情や発生ルートが違う様々な種類の癌があって、その癌その癌ごとに内容が違って然るべきだと思います。発生事情や発生ルートが違う癌であれば、それぞれの癌に相応な個性や特徴があるはずです。癌をすべて一緒くたに考えるには無理があります。

 大腸菌にも、人間に益成す『通常の大腸菌』と、人間に害成す『病原性大腸菌 O-157』とがあるように、【天然癌】のような「益成す癌」と、【化学癌】のような「害成す癌」、内容のまったく場逆に異なる癌があってもおかしくはないと思うのです。

 特に、現代の日本には、ここまで触れてきました【天然癌】【化学癌】【その他の癌】が入り乱れて存在しているはずです。現代の日本社会で無頓着に暮らしていると、様々な癌の発生ルートが複合的に絡み合って働き、今の日本人を当たり前に癌化させていると思います。今や、日本人の誰もが平気で癌になっていく時期に入っていると思うのです。日本という国は、食養(食事療法少食療法断食療法)によって常に身体作りをしていない限り、癌になることは避けられない国になってしまったのでしょう。日本政府は癌患者を減らすような政策などまったく実施していませんから、今後も日本はさらに癌患者が増えていくと見ねばなりません。


 上記の藤田教授の内容で、

「大腸菌も生き物なので、抗生剤などでイジメると変身して延命を考える。
 その過程で157番目の O-157 のようなものが出来てしまう。」


 という言葉は、私には『化学療法をすると、かえって癌が治り難くなる』という点と重なって見えます。

 体内の細菌やウィルスを「殺してしまえ!」と抗生物質を使用し始めた結果、細菌が耐性を身に付けて変化し、大腸菌では O-157 のような病原性を持ってしまう大腸菌が誕生してしまいました。

 癌も同様に、癌を「殺してしまえ!」と抗がん剤や放射線といった化学療法をやり始めた結果、癌も生き物ですから耐性が身に付いてきて、さらに人間を食い殺すような「タチ悪い癌」に変身するように感じます。実際に、癌細胞に耐性(癌細胞が薬に耐えられるようになってきて、今まで効いていた薬が効かなくなってくること)が身に付くことは知られていますが、ただ薬に負けない耐性が身に付くだけではなく、『病原性大腸菌 O-157』のように、癌細胞自体が物凄くタチ悪く変貌していくように思うのです。

 同じ癌死であっても、「化学療法などしないほうが、痛みがまったく伴わない臨終となる」のに比べ、「散々、化学療法をやってしまった癌患者さんは、激痛と苦しみの中で亡くなっていく」という実地を見れば、抗がん剤や放射線という化学療法が、癌患者の癌を「よりタチ悪くさせている」ようにしか、私には映らないのです。
私の祖父の弟の叔父は、散々放射線治療をした結果、最後は痛みと苦しみの中で亡くなっていきました。「我が家の「癌の車窓」から見えたもの」を参照してください

 化学療法で癌を克服している癌患者なんて、まずひとりもいません。癌を克服している人は、必ず食事療法や少食、断食などの自然療法をもって「癌体質を改善した」患者さんばかりです。

 人間の都合で抗生物質による「細菌の皆殺し」を図った結果、今まで存在していなかった『病原性大腸菌 O-157 』のような「タチ悪い細菌」を新たに誕生させてしまいました。同様に、人間の都合で抗がん剤や放射線といった化学療法による「癌細胞の皆殺し」を図った結果、癌細胞が余計に「タチ悪い癌」になってしまうことはあり得ると私は思うのです。それが、日本の癌医療の「抗がん剤や放射線という化学療法をすると癌体質が余計に深まり、後日、かえって癌が悪化してしまい、癌が治り難い体質になってしまう」という実地に現われているように思います。やはり「生き物を殺す」という視点からは、その「殺す」という転写を身に受けて、そのまま「殺される」方向に向かっていくのかもしれませんね(鏡の法則類同の法則)。
抗がん剤や放射線は必ず「二次発癌」させます。正常細胞を破壊しないで癌細胞だけを殺す抗がん剤があるそうですが、安全そうに見えるその抗がん剤だって、使用者の全員が必ず癌が再発しているのです。抗がん剤の説明書にはちゃんと「二次発癌」の文字があります


 現代医学では、まだまだ癌の全貌など分かっていません。だからこそ、癌を殺すことばかりしています。これは、本当には正しくはないかもしれないのです。
 まだよく分かっていないときにこそ、一番参考になるのが『実地の姿』です。

 『癌の実地』では、次のことが言えるでしょう。

抗がん剤や放射線という化学療法をやると、後日、かえって癌が悪化してしまい、必ず痛みと苦しみの中で癌死していかざるを得なくなる。化学療法では、絶対に癌を治せない。
癌を克服している患者は、食事療法・少食療法・断食療法などの自然療法で「癌体質を改善している」人ばかりである。
「動物実験で、腹6分目は、癌や感染症で死亡した動物は皆無だった」という研究報告(参照
「絶食(断食)は癌を弱体化させる」という研究報告(参照)。
飲尿療法による自己免疫の改善化で癌を克服している。
癌患者の血液は『カビ』『細菌』『ウィルス』に汚染された “汚れた血液” である。血液を汚染しているウィルスや細菌は特異的に癌化させるタンパク質を産出しており、このウィルスや細菌の出すタンパク質と化学反応を示して癌化が起こる。ゆえに、この『カビ』『細菌』『ウィルス』に汚染された “汚れた血液” を浄化せねば、癌の克服にはつながらない。血液の浄化は、食事療法・少食療法・断食療法によって成される。
癌と免疫には関連があり、白血球などの免疫細胞が血液中のゴミを掃除したり、癌細胞を攻撃することで、癌が抑制されている。だから、免疫細胞の機能を高める必要がある。免疫の70%は腸が担当していることから、食事療法で腸内環境を改善する必要がある。適宜な少食や、週末一日断食や半日断食などの安全な短期間の断食は、免疫力を高めてくれる。

 これだけを見たって、およそ「食事療法は癌治療に無意味」だなんて言葉は出てこないはずなのです。正常な人が見れば、「食事療法が癌治療の根幹・土台に位置する」という判断がつくはずなのです。外国の先進国では「化学療法は癌を治せない」ことを理解したので、すでに食事療法を基軸に置いた代替療法に移行して、癌患者を激減させています。しかし、日本の癌医療界は、いまだに食事療法を一切無視し続けてているわけです。

 私はどう見ても、食事療法、少食療法、断食療法(安全な短期間の断食)を基軸に置いて、その上に、飲尿療法、温熱療法、枇杷療法、ベンズアルデヒド、丸山ワクチンという安全な免疫療法を組み合わせて行う癌治療のほうが、遥かに癌から生還できる可能性を有していると思います。
 私の父だって、玄米食、生菜食や生野菜ジュースという食事療法に、週末一日断食を組み合わせて排毒を促進する癌治療を行った結果、腎臓癌の手術後7年が経過した今(2013年)も、癌の再発はまったくないのです。
我が家の「癌の車窓」から見えたもの」を参照してください

 私は以上の点から、現代医学のように「癌の部分ツツキ」をするのではなく、実地の視点から総合的に見つめてみると、『癌治療は、食養(食事療法少食療法断食療法)を基軸に置いたその上で、自分が納得する免疫療法を組み合わせて実行すること』という結論にたどり着きました。

 癌は、ご自分で学んでいかないといけません。日本の標準的な癌医療だけに頼ってしまうと、必ず曇らされてしまいます。日本の癌医療だけでは、まず癌の克服は無理です。化学療法に頼ってしまった癌患者に共通するように、最後は体が癌だらけとなり、本来はないはずの痛みと苦しみの中で癌死せねばならなくなるのです。

 私は何よりも『実地』を重視します。実地から見て取れる(読み取ることができる)根拠を『実地的エビデンス』と呼んで差支えないと思います。癌患者のみなさんも、この『実地的エビデンス』に意識の目を向け、「どの癌患者が、どの方法で癌から生還しているのか?」という確かな資料を収集して、総合して判断していくことをお薦めします。『実地』に勝る真実などないのです。『科学的エビデンス』に重ねて、『実地的エビデンス』まで尊重されてみてください。必ず視点が変わることでしょう m(__)m



私は、癌理論をグダグダと展開させたいわけではありません。私の目的は、このブログサイトを通して、癌治療における『食養(食事療法少食療法断食療法)の価値』を癌患者さんに少しでもご理解頂いて、この価値を活かす暮らしにとっとと入って頂くことが願いです(「早急に!」という意味です )。食養以外の(つまり、化学療法の)一体どこに「癌から生還できる可能性」の道筋があるのでしょうか? どうか、延命などではなく、「癌体質を改善して、癌を克服する」という視点と意識をお持ちください! そして、世間に潜在する様々な『癌の実地』の情報から、ご自分にとっての最善な癌治療を会得されてください。よろしくお願いします m(__)m