日月神示には、次のような「善悪の概念」を示すものがあります。


  ● 悪いこと通して善くなる仕組、よく心得よ。 (黄金の巻 第七帖)

  ●
悪も御役であるぞ、この道理よく腹に入れて下されよ。 (天つ巻 第四帖)

  ●
悪も神の御働きと申すもの。悪にくむこと悪ぢゃ。
    善にくむより尚悪い。何故に判らんのか。 (黄金の巻 第九十七)



 「悪いこと通して善くなる仕組」なんて、まるで食養の「好転反応」「浄化反応」に重なるような内容です。
 人体には「好転反応」のように、体が良くなるためにはどうしても通らなければならない「つらい反応」があります。
 それは、確かに「つらい反応」であるがゆえに、一見、体に「悪いこと」が起こっているかのように見えますが、これはあくまで「悪の御役」という『改善反応としての現われ』ですから、こういう「道理」をよく理解して、「腹に入れて」活かしていかねば、治病には結び付きません。西洋医学のように、体に現われた症状を打ち消すことしか考えられない医療では、病気は決して治らないのです。

 この仕組みは、癌における「癌は血液の浄化装置(浄血装置)」に重なる内容でもあります。
 やはり、「この世の仕組み」も「人体の仕組み」も、共通して同じなのかもしれませんね。
 考えてみれば、人間の体は「この世の一部」ですから、人間の体にも「この世の性質」が転写されていて当然です。
 この世も、人体も、その規模が違うだけで、中身の内容・意味は大して変わらないのかもしれません。
 ゆえに、この世と人体の現われ方には相似性があるのでしょう。
 「原子」「体細胞」「人間ひとりの存在」「人類全体」「地球」「銀河」「この世」というように、それぞれ規模が違うだけで、本質はまったく同じなのかもしれません。

 こういう視点がありますと、癌をただの悪者扱いするには無理があるように感じます。
 癌はあくまで、身の内に生まれた「身内」です。
 癌にも相応なる「役割がある」ことに気づかれてほしいと思います。