「がん」を考える(5) ~ がん腫は、非常の排毒機能 ~
  【「自然の摂理から環境を考えるより 】


 【「がん」を考える 】シリーズの第5弾です。
 ここまで、ガンの原因、現在のガン医療の問題、そして、ガンの利権構造を扱ってきました。

 多くの人が、ガンは「皮膚や粘膜臓器などにできる悪性腫瘍Ⅰ」と理解しています。
 しかしながら、この説明だけでは、ガンは「健全な細胞を破壊して増殖し、生命に支障をきたす細胞の病気」とは理解できても、「なんで、ガン細胞ができるのか?」「そもそも、ガンとは何か?」がまったく説明されていません。
 そこで今回は、ガン細胞の研究で明らかになってきた新たな知見をもとに、この問題に迫ります。


◆◆◆ ガン細胞の研究で明らかになったこと

発ガンを防ぐ、自然の免疫・排毒機能

 人の体は、体内に侵入した有害物質から体を守る免疫力を持ち、また、その有害物質を体外に排出する力(排泄力)が備わっています。
 そして、皮膚、口や鼻の粘膜・粘液による防御、そして、強い酸性の胃液による殺菌までも通り抜け、発ガンに関与するウィルス、細菌、毒素などの有害物質に対する免疫力・排毒力を主要に担っているのが「肝臓」「」、そして「血液」です。
 
(1)肝臓

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 肝臓は、体にとって “毒素” となるものを分解し、排泄する働きを受け持っている。
 食事などによって体内に取り入れられた飲食物は胃や腸で分解されて体に吸収されるが、そのときには体に必要な栄養素だけではなく、体にとって有害な物質も一緒に入ってきてしまう。例えば、食品添加物などがそれに当たる。肝臓はこれらの物質を処理して体に無害な形に変えたり、体外に排出しやすい形に変換するという働きをする。
 また、肝臓には、血液中を流れてくるウイルス、毒素、色素、腫瘍細胞、壊れた赤血球などを細胞内に取り込み消化しており、これも肝臓の解毒機能のひとつと考えられている。
 しかし、処理できない量の有害物質を摂取し、肝臓の機能が追いつかなくなると、ガンは急速に悪化する。


(2)腸

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 腸は飲食物に含まれる栄養分を分解・吸収する一方で、ウイルスや細菌はその感染を防ぐため吸収せず、便として体外に排出する働きを持っている
 そのために、血液中を流れるリンパ球と言われる免疫細胞の多くが腸に集まっており、それら免疫細胞が腸の粘膜やヒダに集まってバイエル版というリンパ組織を形成しており、人体の免疫システム全体の70%が腸に集中していると言われている。
 しかし、過食になると、体内の消化酵素をたくさん使ってしまう。酵素は消化か免疫や代謝に使われるもので、消化でたくさんの酵素を使ってしまうと免疫や代謝に酵素がいかず、免疫機能が低下し、細菌やウィルスが排出されず増殖する。
 また、動物性蛋白質(肉類・鶏卵・牛乳など)を大量に摂取し続けると、腸内でアンモニア、硫化水素、インドール、メタンガス、ヒスタミン、ニトロソアミンなどの毒性物質(毒素)が生成され、肝臓に負担をかけ、発ガンを促進したりすると言われている。


(3)血液

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 血液は、生命の維持に欠かせない栄養素や酸素を体中に運ぶ一方、ホルモンや老廃物の運搬、免疫作用や体温調節など、人体にとって重要な役割を果たしている。血液は「赤血球」「白血球」「血小板」から成りたっているが、その中の白血球(リンパ球・単球・顆粒球)が、体に侵入してきたウィルスや細菌などからの免疫機能の統合役を担うとともに、血液を正常に保つ免疫機能を持っている
 それゆえ、血液の中にこの免疫機能を超えた毒素が侵入すると血液が腐り、身体の免疫力が落ちるとともに、身体に栄養を供給するどころか、体中に毒素を供給することになる。
 また、人の血液の中には、(「ソマチッド」と命名された )DNAの基質であるタンパクの合成をする生体の免疫物質が存在するとも言われている。

 (「ガストン・ネサンの「ソマチッド論」より )



◆◆◆

 このように、肝臓をはじめとして、人には自然の免疫・排毒機能があり、これが悪性腫瘍と言われるガン細胞の発生を防いでいます。そのため、この自然の免疫・排毒機能が低下すると、発ガンを促進するのです。
 一方、ガンは自然の免疫・排毒機能と対極にあり、敵対する存在ではなく、同じ免疫・排毒機能を持つという、驚くべき「ガン細胞の機能」が明らかになってきました


新たに発見された、ガン細胞の驚くべき機能

 ガン細胞を成分分析すると、ガン細胞は通常の正常な細胞に比べて「多量の有害化学物質や毒素を含んでいる」。
 (「ガンは、生命を維持させるための「排毒」の治癒反応」より

 一方で、最近の研究で、ガン細胞は「抗毒素を分泌して毒素を中和する」。
 (「がんは感謝すべき細胞です」より )

 そればかりか、「血液の中に抗毒素を送り込む」。
 (「がんは感謝すべき細胞です」より

  また、ガン細胞は、普通の細胞にはない独特のバイオマーカーであるCYP1B1(発音はシップ・ワン・ビー・ワン)と呼ばれる酵素を持っている。酵素とは、化学反応(の率の上昇)を「触媒する」タンパク質のことである。
  CYP1B1は、有機栽培の多くの果物と野菜の中に自然に見つかるサルベストロールと呼ばれる物質を「ガン細胞を殺す因子に化学変化させる」。
 (「ガンは真菌であり、治療可能だ②~がんの対処法とは?」より




この発見された「ガンの機能」は何を意味するのでしょうか?

◆◆◆ “ガン”とは? ・・・ ガン腫は、非常の排毒機能

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 ガンは「皮膚や粘膜臓器などにできる悪性腫瘍Ⅰ」と理解している人も多いのですが、これは間違い。
 東洋医学的な考え方では、たとえば、風邪をひいて発熱し、発汗し、せきや痰が出、下痢や嘔吐を起こすのは、こうして体内の毒素を体外に排出しようとする「排毒」現象。
 ガンも同じで、体内の毒素を一ヵ所に集め、そこから排毒しようとして腫瘍が形成されている。

 (「ガンは、生命を維持させるための「排毒」の治癒反応より )



なぜ、排毒機能としてガン腫ができるのか?

 人間の体は丈夫にできており、通常はNK(ナチュラルキラー)細胞などの免疫機能により毒素を処理し、排毒します。
 その機能の主要な機関が肝臓で、少しぐらいの毒素は肝臓でほとんど処理できます。
 しかし、肝臓の解毒機能が働かなくなると、腸のウィルスや細菌を排出する機能を超えて、腸の中にウィルスや細菌が増殖する。そして、その増殖したウィルスや細菌が血液の中に侵入すると、血液を腐らせることになる。

 昔は、敗血症という病気がたくさんあった。
 血が腐る病気で、まず腸の中が腐って毒素や老廃物ができ、それが血液の中に入り、血液の中でウイルスやバクテリアが繁殖する。ウイルスだけならばなかなか腐らないが、ウイルスがバクテリアに変わるので、血はどんどん腐っていく。
 そのため敗血症になると、二、三日か遅くても四、五日くらいで死んでしまう。こういう病気が、三、四十年ぐらい前まで相当あったが、ここ二、三十年来、まったく姿を消してしまった。
 その原因として、体がガンという浄血装置をつくることを覚えはじめたためと考えられる。
 敗血症では二、三日で死んだ人たちが、ガンになって1年なり2年なり生き延びるようになった。
 (「がんは感謝すべき細胞ですより )

「長年、自然医学の発展に貢献してきた森下敬一医学博士によれば、ガン(腫)は、血液の汚れを浄化している装置だという。」
 毒素をコンクリートのように細胞で固めて、全身から隔離して全体を守っているのがガン細胞の正体。
 ガン細胞はもともと正常細胞が多量の毒素を吸収して、一転集中化させて捨てる準備をしている。
 ガン細胞は決してブレーキが壊れた細胞として無限に増殖しているのでは無い。体内の汚染を一点集中させているにすぎないから、汚染源を突きとめて、体内の汚染が止まれば、あとは自然に縮小して消滅していく。
 (「食べない健康法より )


 血液の汚れは、肝臓の解毒機能が効かなくなった結果、腸の中で増殖した毒素が血液の中に入り込むことで起こっているのです。そして、“ガン細胞は抗毒素を分泌している” という事実は、ガン細胞ができるのは「血液が汚れてきたのを浄化する目的である」ことの証拠です。
 血液が汚れてしまって、このままではどうしようもないというときに、ガン腫ができて血液を綺麗にする働きをしてくれており、ガン腫は “浄血装置” であり、毒素、細菌、ウィルスから人の自然の免疫・排毒機能が働かなくなるときの “非常の排毒機能” なのです。



では、なぜ、人の自然の解毒機能が働かなくなったのか?

◆◆◆ 人工物質が、自然の免疫機能を破壊

 主に摂取する食品によって、体内に毒素は蓄積していく。
 それゆえ、人が生まれてからこれまで何を食べてきたか、それ以前、胎児であったときに母親が何を食べたかによって、どんな病気になるか決まると言ってもいい。
 食物の中に毒素が少量であれば、分解して処理するか毒素として体内に蓄積され、最終的に通常排出、もしくは病気の形をとって、ある時期になると溶けて体外へ流れ出る。このように、人体は自然の排毒機能が働く。
 しかし、許容を超えた毒物を摂取し続けていると、自然の排毒機能では納まらず、体内の毒素を一ヵ所に集めるガン腫が形成され、そのガンはどんどん大きくなっていく

 (「ガンは、生命を維持させるための「排毒」の治癒反応より )


(1)農薬、食品添加物

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 この自然の排毒機能は、近代農業が農薬、除草剤を使うようになってから状況が一変する。
 最も生命力の強い雑草を枯らしてしまう除草剤の猛毒性についてはベトナム戦争ですでに実証済みで、多くのガン患者や奇形児が生まれた。これら除草剤の猛毒が人間の体内に入り始めてから、ガンや難病、奇病、原因不明の病気などが多くなった。
 日常の食品を通じ、農薬、除草剤、そして、人工添加物が肝臓に溜まり始めると、肝臓はこれほどの猛毒を処理する機能を持たず、限界に達してしまう。そして、肝臓がダウンしては命がなくなってしまうため、少しでも命を守るために肝臓自体で処理できない毒素を一ヵ所に集めようとしたのがガン細胞で、ガン細胞は肝臓や命を守るために第二の肝臓のような「非常の浄化装置」として働いている。

 (「がんの原因は除草剤と農薬!がん細胞は肝臓を守るための浄化装置だったより )


(2)人工物質、電磁気、放射能

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 また、人間の体は本来、NK(ナチュラルキラー)細胞などの免疫力によってガンの発症を防止しているが、免疫力が弱まるとき、そこからガンが発症し急成長していく。
 農薬、飲食物の添加物ばかりではなく、ワクチン接種、調合薬などの人工物質、さらには、電磁気や(原発などからの)放射能によって免疫機能が弱体化させられていることは、ガンの大きな要因である。


(3)動物性蛋白質

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 農薬や添加物など人工物質にまみれた食物でなくても、動物性蛋白質(肉類・魚・鶏卵・牛乳など)を大量に摂取し続けていると、腸内に毒素を形成し、それが肝臓の解毒機能に支障を与えるため、これもガンの大きな要因である。


(4)食べ過ぎ

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 また、食べ過ぎは、腸内での消化のために、酵素をたくさん使ってしまう。酵素は消化か免疫や代謝に使われるもので、消化でたくさん酵素を使ってしまうと免疫や代謝に酵素がいかず、血液の汚れにつながる。不必要な食べ過ぎ(過食)も、ガンの大きな要因である。

 (「食べなければ死なない ①」「食べなければ死なない ②より )



◆◆◆

では、どのようにガンに対応していけば良いか?

 ここまでの内容から、対応は自ずと見えてきます。
 次回の「シリーズ最終回」はこのことを踏まえ、さらには、最新の「免疫力を高めるガン治療法」もご紹介して、「ガンへの対応」を扱います。






 補足

 この記事の「ガン腫は “浄血装置” であり、毒素、細菌、ウィルスから人の自然の免疫・排毒機能が働かなくなるときの “非常の排毒機能” なのです」というのは、森下敬一医学博士の唱える森下・千島学説の内容です。つまり、「癌は血液の浄化装置」のことです。

 私はこれは正しいと思っています。ただ、これは「天然自然の癌の仕組み」のことです。現代の日本社会はありとあらゆる様々な化学汚染が溢れており、日本人の体は化学汚染に侵されています。化学物質・化学化合物は、正常細胞や遺伝子を傷つけて癌化させます。今の日本人の癌には、これが非常に多いと思うのです。

 現代の日本は飽食・美食の時代でもありますから、食事の食べ違いから起こる癌細胞(血液の浄化装置)が多数発生しているでしょうが、これは「天然自然が仕組んだ、本来の正常な発癌システム」です。昔から動物の体に備わっているものです。

 ところが、近代に登場してきた化学物質・化学化合物が正常細胞や遺伝子を傷つけることで発生した癌細胞は、昔からあった「天然自然の正常な発癌システム」ではありません。これは明らかに「化学被害」です。「血液の浄化装置」として発生した癌とは別物として見るべきです。

 よって、私が癌というものを見つめるときには、「血液の浄化装置の癌」と「化学被害の癌」とに二大別して考えます。私はこれを【天然癌】【化学癌】とに分けて呼んでいます(勝手に・・・)。このことについて、以前、こちらこちらの記事で書いたことがありますので、以下にまとめて抜粋します。参考にされてみてください。


 (抜粋開始)



■■■【天然癌】と【化学癌】
   (現代医学と千島学説の「癌細胞発生プロセス」から見つめる)(仮題)



 現代医学における癌の見解は「細胞分裂に先立つ DNA のミスコピーによって発生した悪い細胞で、無限増殖してしまう」ということになっていますが(されていますが)、自然医学上、細胞が DNA ミスコピーを犯すというのは考えられないことです。森下・千島学説(森下敬一医学博士が千島学説の癌理論をさらに進化させたもの)では「生体内における細胞分裂は存在しない」としており、生体内の細胞は「健康体では、血中の赤血球が白血球を経て体のすべての細胞に分化し、体の組織に変化する(赤血球分化説」としています。つまり、「血中の赤血球が白血球を経て分化したものが生体内の細胞である」ということです。

 森下・千島学説では、癌細胞発生のプロセスを「血液が汚れ、体が病的状態のときに、悪化した赤血球が集まり溶け合って癌細胞に変わっていく」としています。病気の多くは炎症を伴うのですが、「炎症も、赤血球が体のその部分に集まって変化して発症したもの」という見解を示し、「肉腫や他の腫瘍も同じである」としています(癌細胞の血球由来説:炎症その他病的組織の血球由来説)。

 もし、生体内に細胞分裂という現象があったとしても、細胞分裂という仕組み自体が天地自然の現われですから、細胞分裂は自然界の摂理で行われていることになります(人間は自然界の一部です)。自然界の摂理で行われているはずの細胞分裂にミスがあるというのは、かなり考え難いことなのです。天地自然の摂理に則って行われているはずの細胞分裂で DNA ミスコピーが起こり癌細胞が発生しているとするならば、この自然界のすべて至るところに何らか同様の現象が現われていて然るべきです(当然です)。しかし、自然界にそのようなミスが一体どれほどあるでしょうか? 自然界は摂理のままに完全に運営されているのですから、自然界がミスを犯すことなど決してあり得ないのです。自然界の一部であり、人間生命の基本でもある「細胞のやり取り」でこんなに簡単にミスが起こり得るならば、自然界に存在する「緻密で完全な働き」などあり得ない話になります。私からすれば、この「細胞分裂の DNA ミスコピー」という発想は、もはや完全に自然観を見失ってしまった現代の学者の思考から発生する「ミス発想」にほかなりません。


 自然界や私たちの身の回りに普通にいる「細菌」は、細胞分裂を繰り返して増殖します。この細菌の細胞分裂にも DNA ミスコピーがあるそうで、細菌の細胞分裂における DNA ミスコピーは「突然変異」という扱いをされており、「細菌が進化していく上で欠かせないもの」とされています。・・・・・・・・(汗)。

 これ、どう思いますか?

 細菌の細胞分裂における DNA ミスコピーは「進化のために必要なもの」でとっても良い感じ・・・、人間の生体内の細胞分裂の DNA ミスコピーは「癌細胞という悪~い奴」になってしまって、人間を殺してしまう恐ろしい「悪魔」扱いをされているのです。

 本当にこれ、どう思いますか・・・?

 私からすれば、こりゃ~もう、ムチャクチャですよ!

 もし、人間の生体内の細胞分裂の DNA ミスコピーによって発生した「癌細胞という悪~い奴」が本当のことならば、細菌の世界でも人間の癌細胞と同様な現象が頻繁に起こっているはずです。つまり、細菌を培養していたら DNA ミスコピーによって生まれた(癌細胞のような)「悪魔細菌」が出てきて、(人間の癌のように)周りの細菌たちの生命バランスを脅かすようなことくらいあるはずなんですね。しかし、細菌の世界には、そのようなことは一切ありません。
 もしこれがあるとするならば、発酵食品は「危険食品」扱いを受けていることでしょう。細菌には DNA ミスコピーによる「悪魔細菌」がちょくちょく発生して、この「悪魔細菌」が発生すると無限増殖してしまう・・・、発酵食品は細菌の塊なのだから、発酵食品を食べると癌細胞のような「悪魔細菌」まで摂取してしまう可能性が高いので、発酵食品はなるべく食べるのを避けましょう、ということになっていて当然です。発酵食品を食べるときには、この「悪魔細菌」が発生していないか気をつけてね!ってなことになっていても何ら不思議ではありません。自然界の現われというものには共通する面があり、人間の生体内の細胞分裂の DNA ミスコピーで発生した「癌細胞」がそんなに危険ならば、細菌の細胞分裂における DNA ミスコピーで発生した細菌にも同様なことが言えるはずなのです。でも、発酵食品の細菌の話で、そのようなことを聞いた試しがないです。

 健康のバランスが維持されていれば、人間は病気にはなりません。健康のバランスが維持されていれば、病気にはなれないのです。この健康のバランスが崩れ、病気のバランスが整うところに人間は病気になるのです。これを科学したものが現代医学ですが、もし天地自然のシステムであるはずの細胞分裂に簡単にミスが起こるとするならば、この現代医学自体が成り立ちません。こんなことは本当にあり得ないことです。

 もし、人間の生体内で細胞分裂があったとして、その細胞分裂で DNA ミスコピーが起こっていたとしても、これは人間から見ると「ミス」に映ってしまうだけで、天地自然の作用からすれば、これは「ミス」ではなく、ちゃんと目的があって意図された「必然」のはずなのです。何らかの目的のために「必要として起こっている現象」です。人間思考をすると、何だか「ミス」したように見えてしまうだけの話ですね。この意味の分からない人は、自然観なさすぎです・・・。

自然界を見つめれば、ミスを犯しているような側面はひとつも見当たらないはずです。すべてが必然として起こり、陰陽のバランスをもって遂行されています。もし、自然界や人体でミスをしたかのような異常が現われるとするならば、それは人工的な事象に限られるでしょう。そういうものには、必ず人間の作為の手が入っているものです。自然界や人体に現われる異常には、必ず科学的な所為(しょい:しわざ)が関わっているのです。
 たとえば、ベトナムで生まれた「ベトちゃん・ドクちゃん」という奇形児の方(2人)が有名ですが、ベトナムに奇形児が多く生まれたのは、ベトナム戦争下で枯葉剤が多量に散布された地域で生まれたことによる「科学被害(化学被害)」があったからです。自然界や人体に現われる異常には、必ず人為的な作為が潜んでいます。宇宙の運営、惑星の運営、地上の運営、自然界の運営、人体の運営、量子の世界の運営・・・、これらすべてに「ミスが起こる」ことなどあり得ません。すべてが何らかのバランスを取って完全に遂行されているのです。
 健康のバランスが取れていればこそ健康は生まれ、病気のバランスが取れていればこそ病気は生まれます。日々、自分が持ち続けている生活習慣は、健康のバランス、病気のバランス、一体どちらのバランスを成り立たせる方向に向かわせている生活習慣になっているのか・・・、たまには落ち着いて振り返ることも大切なことだと思います。



 現代医学的な癌の見解しか知らないと、癌の意味がまったく分からなくなってきます。一般の癌専門医は、癌医療界が提示するテキストしか知りません。上記のように、現代医学の癌の見解は「細胞分裂時において起こった DNA のミスコピーによって癌細胞が発生する。そして、この癌細胞は無限増殖する。だから、体内の癌細胞はことごとく切り取るか、化学療法で殺さなければならない(癌を討ち取れ)」としており、ここに癌専門医の過失となっている「体内から癌細胞を消せば、癌は治る」という見当違いの発想が生まれてしまうのです。

 癌専門医は叫びます。

「検査で、あなたの体に癌が発見されました。
 癌細胞は DNA のミスコピーによって発生した悪い奴らですから、放っておけばどんどん増殖してしまいますよ!
 サァ~大変です。早く手術で癌を切り取らないとエライことになりますよ!
 手術ができない場所ならば、抗がん剤で食い止めましょう! 放射線で焼き殺しましょう!
 サァ~ 早く、早く! 早くしないと体内が癌だらけになっちまいますよ!
 癌細胞をやっつけていきましょう!!!」


 これで癌を克服した人なんて、ひとりもいやしないのです・・・。


 今も癌患者さんのカルテには「癌になった原因は不明」と書かれているそうです。しかし、今や現代人を癌にする原因はいろいろと明らかとなっており、ちゃんと分かってきているのです。現代医学は「癌になる原因」を隠したい側面が見受けられます。癌細胞を「DNA のミスコピーによって発生したもの」にしておいて、「癌は無限増殖してしまう」としたほうが、製薬企業や医学界にとっては非常に都合が良いのです。「癌を治す真の方法」から癌患者を遠ざけておけば、癌患者は治りません。まして、癌を「わけの分からない新生物」にしておいたほうが、癌患者に化学療法を受けさせるのに、実に都合の良い口実となるわけです。これで、売り上げは絶好調です。

 とにかく、日本の現代医学は「本当の病因」を語っていません。語りたくないのです。語ってしまえば、患者が自分で対処して病気を治してしまうからです。本物の医師はすでに知っている事実です。癌においても、「癌細胞は DNA のミス・・・!?」、それじゃァ~ 一般の素人にはどうにもならない・・・、先生よろしく頼みますぅ~ となるわけです。一般の癌専門医のほとんどが癌医療界のテキスト(ガイドライン)しか知らないので、現代医学の謳う「癌の云々」しか頭にないのです。


 森下・千島学説では「生体内における細胞分裂は存在していない」とし、「血中の赤血球が白血球を経て分化したものが生体内の細胞である」としており、癌細胞については「血液が汚れ、体が病的状態のときに、悪化した赤血球が集まり溶け合って癌細胞に変わっていく」としています。これは当然、千島喜久男医学博士がその目で実際に確かめられたことであり、その論文は10年間も無視し続けられた代物です。そして、森下敬一医学博士も、千島学説の正当性を実際にその目で確認されています。

 では、人間の細胞における細胞分裂は存在しないのか・・・ と言えば、実は存在しています。人間の細胞を生体内から切り取って光学顕微鏡にセットし、あの強烈な光を照射すると、人間の細胞も細胞分裂を始めるのです。生体内から切り離されて、強烈な光を照射される、こういう「生体内ではあり得ない特殊な環境下」に置かれると、細菌と同様、人間の細胞も細胞分裂を始めるのです。

 もう一度まとめますと、「人間の細胞は生体内では細胞分裂はせず、赤血球が白血球を経て分化して細胞になる。しかし、細胞が生体内から切り離されて、光学顕微鏡という特殊な環境下に身を置かれると、細胞分裂をし始める」ということです。そして、癌細胞は「血液が汚れている生体内では赤血球が悪化して、その悪化した赤血球が集まり溶け合ってできるのが癌細胞であり、血液を浄化する役割を果たす」としています。
 私は、現代医学の癌の見解にはかなり不自然さを感じますし、森下・千島学説の癌の見解のほうが遥かに自然だと感じますので、個人的には森下・千島学説を支持しています。


 いずれにせよ、癌は現代医学が言うような「わけの分からない新生物」などではなく、癌には現代医学が発想する以上の「奥の奥の仕組み」があるはずだと思います。森下・千島学説のような「天地自然に則った仕組み」が必ず存在していると思っています。その「天地自然の癌の仕組み」というのが「癌は血液の浄化装置」であり、「癌は体を守るために、体内に新たに発生した器官である」という「生体の原理」です。

 「癌患者に共通している特徴」については、医学的にも

(1)癌患者は体内に多量の毒素を抱えている。(体内に多量の毒素が蓄積している
(2)癌患者のインターフェロン(免疫の強さ)は1000単位ほどしかない。
   (健康な人や、癌にならない人は、インターフェロンが5000~8000単位ある
(3)
癌患者の血液は『カビ』『細菌』『ウィルス』で汚染された血液である。
   癌の本当の原因は、この『カビ』『細菌』『ウィルス』である。

 と言われています。

 この上記の3点は、森下敬一医学博士の唱えている「癌は血液の浄化装置」という視点にピッタリと符合します。つまり、「癌とは、血液の汚れによって体が敗血症となり、命の危険が起こらぬように、体を守るための浄血装置として、体が新たに体内に発生させた生命の保護装置である」という癌理論の裏づけ(決め手)となるような内容なのです。

 ここで、特に注目すべき点は(1)(3)です。もし、(1)(3)のような「血液が最悪に汚れている状態」をそのままにしておいたら、体は敗血症になって死んでしまいます。血液が汚されたままでは、体は生命を維持できなくなり死んでしまうのです。血液が最悪に汚されすぎていて、もはや「生命が危険な状態」になったときに、体の生命を守るために必要として体内に誕生してくるのが「血液の浄化装置」である「巨大化した癌細胞」です。
 現代医学も「巨大化した癌細胞の周りには新しい血管がたくさん作られて、癌細胞に血液がどんどん流れ込むようになる」と言っていますが、これは、血液が汚されすぎてしまい生命の危機に突入した体を守るために(敗血症になって死んでしまうのを防ぐために)、体が「血液の浄化装置」として新たに作った「巨大化した癌細胞」という「浄血器官」にどんどん汚れた血液を流し込んで、たんたんと浄血している姿なのです。
 こうして「巨大化した癌細胞(血液の浄化装置)」を通過した「最悪に汚された血液」は、「巨大化した癌細胞(血液の浄化装置)」に毒という毒を手渡して綺麗な血液となってまた体に戻って行き、「巨大化した癌細胞(血液の浄化装置)」がその役割として受け持った「血液中の毒という毒」が蓄積すればするほど、さらに癌細胞が大きくなっていく・・・ という単純な「生体の原理」なのです。ここを難しく考える必要はありません。

 そして、ここで読み取るべき重要なポイントは、(1)~(3)は相関関係にあるということです。各々にリンクして関係し合っています。(1)(3)のような「血液が最悪に汚れている体」では、およそ、免疫が極度に低下していて当然です。つまり、癌患者は(2)「インターフェロン(免疫の強さ)の値がやたらと低い」体になっていて当然なのですね。この3つは、各々がピッタリと重なる内容になっているのです。

 この「癌患者に共通する特徴」から真っ先に見つめるべき視点は「癌患者の血液は極度に汚れている(1)(2)」という点であり、そのような体では「免疫が異常に低くなっている(2)」という点です。これはおそらく、免疫の70%は腸で作られているので、腸内が非常に汚れていて腸機能が弱っていることも大きく原因しているでしょう。
免疫の70%は腸で作られます。残りの30%は精神作用だそうです。あまり知られていませんが、精神作用には腸機能が関与しています。人間の体はまさに、体のすべてが同時相関しまくっている「総合生命体」なのです。人間は現代医学が思考するように、体を部分部分に分けて考えるような「部分生命体」ではありません・・・

 森下・千島学説では「腸造血説」(参照1参照2参照3)が唱えられています。これは「血液は小腸の絨毛で造られる」というもので、「食べた食物が血液となっている」という説です。昔から「食物が血と成り、肉と成る」と言われている通りの内容です。つまり、千島学説では、食物 血液 細胞 という流れになります。細胞の良し悪しを求めるならば血液の質を高めること、血液の質を高めるならば食物の質を高めること、ですね。この流れは、実に自然に感じます。癌の根本は細胞の云々ですから、細胞を正すには血液を正し、血液を正すには食物を正す、と言えますね。こういう視点から見ても、癌治療に食事療法が最重要であることが分かります。
千島学説に関しては、千島学説研究会の「千島学説とは」「ガン・難病の方へ」を参照されてください

 癌専門医が何も言わないのですから仕方ありませんが、こういった「癌の仕組み」のあることを何も知らず、癌になっていながら食事療法による「血液の清浄化」も一切しない癌患者さんは、癌になった直接的な原因である生活習慣を何も変えず、血液の汚れは「ほったらかし」のままで、さらに血液をどんどん汚していくので、最後は体内が癌だらけになって死んでいかれるのは当然のこととしか思えません。ゆえに、私は「癌患者が食事療法をしないのは自殺行為なんですよ!」とよく言うことがあります。


 血液を汚すことしかしないから、体内の癌細胞は巨大化していく一方なのです。抗がん剤をいくら使ったところが血液浄化のためにはクソの役にも立ちません。この「生命の保護者である癌細胞」を闇雲になって始末し殺して、同時に正常細胞まで侵し、無闇に免疫力を下げ、体内の機能を低下もしくは破壊までして、見当違いで不自然な「癌治療ゴッコ(癌ビジネス)」をやっているのが、抗がん剤という毒薬療法なのです。根本から間違っています。

 癌を克服されている人は、必ず食事療法を実行されて血液浄化を果たした人ばかりです(私の父がそうです)。抗がん剤をやって癌を克服した人なんて、まず見たことがありません。私が子供の頃にお世話になりましたピアノの先生のM先生は、乳がんの手術をしたあと20年間も弱い抗がん剤の投与を続けまていましたが、結局最後は体内が癌だらけになって亡くなられました。しかし、私の知る方で、癌の手術後、抗がん剤を半年間服用するも1年後に癌が再発し、その癌の再手術後は抗がん剤を一切拒否して、食事療法をしながら経過観察のみで現在に至る方がおられます。その方は日本の癌医療界の実態をよく御存じで、「日本の癌医療は腐っています。癌患者が癌ビジネスに殺されているのです。これでは合法殺人です・・・」と私に伝えてくださいました。私にもよく分かるお言葉です。

 癌の三大療法で癌細胞を体内から消す・殺すことしかしていない方々は当たり前に亡くなっていき、食事療法で血液を浄化した方々が生きている・・・(私の父もそのひとりです)、この癌患者さん方の実地を見るだに、「癌は血液の浄化装置」という癌の見解のほうが正しいとしか私には思えないのです。私は以上の理由からも、「癌は血液の浄化装置」と提唱された森下敬一医学博士の森下・千島学説を支持しています。
当然、食事療法の実地は血液の浄化に加えて、免疫力の向上・強化、腸内細菌の育成にもなります。そして、少食や週末一日断食などを組み合わせれば、さらに癌体質は改善していくでしょう

 癌細胞の天然自然に与えられている役割が「血液の浄化装置」ですから、もし昔の人類には化学汚染(化学化合物の汚染)は存在していなかったとしても、血液を浄化せねばならない体の状態に入った場合には癌が発生していたことでしょう。
 ただ、今とは違って、昔の民間人のほとんどが貧しかったため、粗食の少食を強いられており、現代の西洋食のような美食を過食したり、飽食したりできる人はほとんどいなかったわけです(極一部の金持ち・権力者は美食・飽食ができていました。昔の金持ち・権力者の豪華な食事を遥かに上回ってしまったのが現代食です。昔の人が現代食を見たら、ビックリすることでしょう)。ですから、昔は血液が汚れて癌(血液の浄化装置)が必要になるような人がほとんどいなかったゆえ、癌になる人はほとんどおらず、癌は稀であり「奇病」だったわけです。

 つまり、「癌」=「天然自然の生命保護装置(新たに体内に発生した浄化器官)」なので、本来、癌はそんなに恐れる病気ではないのです。恐れるべきは「汚された血液を、そのまま『ほったらかし』にしておくこと」です。こういう「巨大な癌が体内に発生しているような、血液が極度に汚れている状態」の体は、決まって免疫力が低下しています。「飲食物と血液」の関係、「飲食物と免疫力」の関係は、現代医学でも大きく取り上げられている重要な観点ですから、癌治療はあくまで「飲食物の改善(食事療法)」が根本であり、これをしない限りは「癌を克服することなどできない」のは当然至極と言えるのです。


 ここまでお話しすれば、岡本さんが感じられました率直な疑問・・・(こちらのコメントです

「癌をわずらっている人は、顔色も悪く、転移によって、腹膜炎や、腸閉塞などで亡くなる人も多いそうです。
 癌がとても体を守るためにある・・・ には当てはまらないと思いますがいかがでしょうか?」


 この答えが見えてきませんか?

 まず、癌を理解する上で重要なる視点は「通常の癌は、血液が極度に汚れている体から発生している」という医学的事実です((3)癌患者の血液は『カビ』『細菌』『ウィルス』で汚染された血液である。癌の本当の原因は、この『カビ』『細菌』『ウィルス』である)。粗食の少食しかできなかった「昔の日本の長寿村」で暮らした方々や、粗食の少食しかしていない「世界の長寿郷」で暮らす方々には、癌も病気も一切存在しないことが分かっています(これは確認されています)。「清浄な血液の持ち主からは、癌も病気も一切発生しない」ということなのです。

 局部の癌に目を奪われてはなりません。あくまで癌とは「血液の汚れが表面化して現われてきたもの」ですから、癌発生の根本である「血液の汚れ」に意識を向けなければならないのです。

 癌になっている人は「血液が最悪に汚れている状態」にあります。血液が汚れないような暮らしを持っている人たち、つまり、上記のような「昔の日本の長寿村」や「世界の長寿郷」に暮らしている人たちは癌になりません。癌患者がいるのは、決まって先進国だけです。先進国は、化学汚染(化学化合物の汚染)や飲食物による血液の悪化が激しいのです。この意味、分かりますよね!

 人間は血液によって生かされているのです。良質な血液であれば体調も良好であり、悪質な血液であれば体調も悪いのです。人間の心身は「血液の良し悪しによって大きく左右される」のです。
 岡本さんの言われる「癌をわずらっている人は、顔色も悪く・・・」というのは、癌のために顔色が悪いのではなくて、癌になっているほど血液が最悪状態だからこそ顔色が悪いわけです。

 第一、それが証拠に岡本さんがその立証者ではありませんか! 岡本さんは今も体内に癌を抱えておられますが、どうでしょうか? 岡本さんは食養や酵素、少食を始められて、体調が非常に良くなったではありませんか。まだ体内に癌を抱えているのに・・・、です。これは、岡本さんが食養、酵素、少食を始められたことで体内浄化が起こり、血液の清浄化によって岡本さんの血液が綺麗になったので、それが体調良好という姿となって現われてきたのです。
 癌患者さんが癌で体調が悪く見えるのは表面的にそう見えるだけで、その真相は(体内に癌が形成されているほど)血液が最悪に汚れているから、その「最悪に汚れている血液」が直接の原因となって「体調が悪い」「顔色が悪い」という体調の悪さとして現われてくるのです。決して癌が原因で体調が悪いのではなく、あくまで血液の汚れが原因で体調が悪いわけです。癌はあくまで「表面現象」にすぎず、癌の奥にある「血液の極度な汚れ」が根本原因なのです。

 また「転移によって、腹膜炎や、腸閉塞などで亡くなる人も多いそうです」に関しましても、体内浄化をしない癌患者さんはますます血液が汚れていきますから、体内の「血液の浄化装置」がますます必要になってくるので癌がますます増えていき、転移したかのように映るのです(実際には、癌の転移という見解は存在しません。現代医学が勝手に言っているだけです)。ですから、食事療法や断食療法によって体内浄化を果たした私の父や、上記のTさん(女性)は、癌の再発(転移)など起こらなかったのです。癌の根本原因である「血液の汚れ」を正して清めたことで、癌が発生せねばならない理由が無くなったから、癌の再発が起こらなかっただけです。
 そして、「血液の汚れ」が引き起こす症状は、何も癌だけではありません。血液の汚れは様々な病気を引き起こします。千島学説が「炎症は、血液が汚れている体の赤血球が、体のその部分に集まって変化して発症したもの」という見解を示しているように、腹膜炎や腸閉塞などあらゆる病気が汚れた血液を起因して発生してくるものなのです。
ただ、現代では化学医薬の副作用で強制的に発症させられてしまった医原病の患者さんが増えています。「現代医療を受けなければ、その病気(医原病)にはならなかった・・・」という患者さんが多いのです。これは明らかに、現代医療によって新たに作られた「人工病」と言えるでしょう。酷い話です・・・

 もう一度言いますと、癌によって腹膜炎や腸閉塞になったのではなく、癌の根本原因である「血液の汚れ」によって腹膜炎や腸閉塞にまでなったと見るのが正しい見解だと思います。癌になっていない人であっても、腹膜炎や腸閉塞を起こす人はたくさんいます。あくまで、癌という「表面に現われた症状」を見るのではなく、体内に癌を発生させている根本原因である「血液の汚れ」を見つめて、これを改善していかねばならないのです。これが「癌体質の改善」であり、これを果たした人こそが、癌を克服して今も生きているのです(私の父や、Tさん(女性)のように!)。


 ただ、気をつけなければならないのは、ここで私がお話ししました癌の内容は「天然自然の生命保護装置(新たに体内に発生した浄化器官)」の場合です。現代では、様々な化学汚染(化学化合物の汚染)が原因となって、人工的に作られている「人工癌」があります。これは、血液の汚れが主因ではなく、化学化合物によって細胞や遺伝子が傷つけられることで起こる「細胞の癌化現象」です。現代のような大化学汚染時代には、化学汚染被害による癌化がたくさんあるのです。その実例が、中国に200ヵ所もある「癌村」ですね。

 現代医学は癌細胞の発生を「細胞分裂に先立つ DNA のミスコピーによって発生する」と謳っているわけですが、上記の「化学化合物によって細胞や遺伝子が傷つけられることで起こる癌細胞の発生」はこれと違って細胞分裂は一切関係なく、正常細胞自体が癌化して癌細胞に変わってしまうのです。

 いわゆる、癌には「天然自然の癌」と「人工癌」の2タイプがあります。「天然自然の癌」は血液の浄化装置として発生し、「人工癌」は化学汚染による細胞や遺伝子の損傷が原因して発生するものです。


 最後に、もう一度まとめてみましょう。

【天然自然の癌】
血液が極度に汚れてくる 体の生命を脅かすほど血液が悪化 このままでは敗血症になって死んでしまう 体の生命を守るために「血液の浄化装置」が必要となる 浄化装置として「巨大な癌」が体内の適所に形成される(癌の大きさは血液の汚れに比例

【人工癌】
社会に氾濫する化学化合物(化学物質)が食事などを通して体内に入ってくる 化学化合物(化学物質)が正常細胞や遺伝子を傷付ける 正常細胞が癌化して癌細胞に変化する(化学的に発生した異常癌


 現代では、以上の「天然自然が必要として体内に発生する癌」と「化学汚染(化学化合物の汚染)によって人工的に発生させられている癌」の2タイプが存在すると思います。もっと分かりやすく表現すれば、【天然癌】【化学癌】、とも言えるかもしれません。

【天然癌】
 天然とは「生まれつきに備わっているもの」「天性」という意味があります。血液が極度に汚れ、敗血症になる危険性を超えると、浄血装置としての癌が体内に必要として発生します。これは「天然自然の癌」ですから、こういう癌を私は「天然癌」と呼びます。
別に「自然癌」でも構いません。私は「天然」という字に「天(この世・高次・宇宙・自然)が然るべく(その通り・当然として)与え賜ったもの」という意を感じますので、その意を込めて「天然癌」にしているだけです

【化学癌】
 現代の日本社会には無数の化学化合物(化学物質)が人体を脅かしています。化学化合物(化学物質)が正常細胞や遺伝子を傷つけることによって正常細胞が癌化し、体内に癌が発生します。この癌は明らかに「化学被害」です。こういう化学的な人工作為によって発生した癌を、私は「化学癌」と呼びます。


 では、この【天然癌】【化学癌】は、それぞれ、どのように対処すれば良いのでしょうか?

【天然癌】の場合には「食事療法によって、血液を浄化して綺麗にすること」が治療方針となるでしょう。これで、「血液の浄化装置」である癌にお役御免して頂き、癌を消滅していくのです。
食事療法はもとより、「少食」や「軽めの断食」をするだけで血液はサラサラになります

【化学癌】の場合には「食事療法や飲尿療法によって免疫を改善して高め、改善されて高まった免疫で癌細胞を消滅させること」が治療方針となるでしょう。天然癌とは違って化学的に発生させられてしまった異常癌を免疫で消滅させていくのです。
少食や断食により内臓が休まり、腸内環境が整うと、免疫力の担い手である血液中の白血球などが活性化します。特に断食中は、普段、食物の消化に使われているエネルギーが免疫系と組織再生のプロセスに回るので、免疫力が向上し、弱った細胞も正常に生まれ変わります


 この【化学癌】は化学化合物(化学物質)によって引き起こされる癌ですが、困ったことに化学医薬が大きく加担しているようです。化学医薬の摂りすぎは危険です。私の父は、いつもお世話になっている薬局の先生から「薬の飲みすぎは癌の原因になるから、飲みすぎたらダメよ♪」と言われたそうです。食品に多量に含まれる化学添加物も問題です。当然、現代食のような美食を過食・飽食していれば、血液が汚れて当然です。現代の日本社会には【天然癌】の原因と【化学癌】の原因が入り乱れて存在していると見なければなりません・・・。

 いずれにしましても、「天然自然の癌(天然癌)」であれ、「人工癌(化学癌)」であれ、食養によって血液を浄化して綺麗にすること、そうすれば自然と免疫が正されて強化されること、ここによって「天然自然の癌(天然癌)」は不要になってお役御免で消滅していき、「人工癌(化学癌)」であっても食養によって養った強力な免疫が異常な癌細胞を消滅してくれること、こういう認識が大事だと思います。

 つまり、結局は「食養は、癌治療にとって絶対条件である」ということに何ら変わりはありません。これが、私が「癌治療には、食養(食事療法・少食療法・断食療法)が絶対条件である」ということを悟るに至った理由です。

 癌患者が食養を一切しないのは明らかに自殺行為であり、いくら抗がん剤や放射線治療に励んでも、そこには浄血作用など一切なく、体の免疫を低下させてしまい、一時的に癌細胞は縮小させても、かえって癌体質を深めてしまうのですから、後日、さらに体内に癌を増やしてしまう(増癌させてしまう)結果となるわけです。

 「抗がん剤・・・、放射線・・・・・・、食養もせずにそんなことばかりやって、一体、何になるの・・・?」

 これが、私が当ブログ「癌と食養」を作成しようと思った動機です。多くの癌患者さんがこの癌の基本すら何も知らずに、日本の癌医療に呑み込まれていくばかりなので、「この先の日本はヤバイなぁ~(日本人が同じ日本人に首を絞められているようにしか、私には映らなかったのです)」と感じて、このブログを作ってしまっていたんです。私の父は、明らかに食養によって癌から救われたのです。私の父のように、食養によって癌体質を大きく改善し、根本から体を作り変えることが癌患者さんにはどうしても必要なのです。私が有効と思われる手段を、我が家の経験に重ねて、このブログに置かせて頂いているつもりです。私のお勧めしているのは、どれもお金のかからない手段ばかりです。いくら病院の化学療法に何百万円というお金をかけたって、癌体質は何も改善されないですし、癌は絶対に治らないのです。このブログでご紹介させて頂いていますような、お金もかからず家庭でできる「自己療法」こそが、癌治療の根幹なのです。


 【天然癌】は「血液の浄化装置」として天然自然に組み込まれている「生命の保護装置」というシステムです。今では、恐竜の化石からも癌細胞が発見されていますし、太古の人類の化石からも癌が発見されています。日本では、江戸時代に癌患者がいたと確認されています。昔は化学化合物の害はなくとも、その動物の血液の状態が悪化すれば体内に正常に癌が発生して、癌が「生命の保護装置」としてその個体を守りながら癌と共存して生きていくという仕組みが動物の体にはあるのです(血液が異常に汚れ、その血液の汚れをそのまま放っておけば体は敗血症になって死んでしまうので、敗血症になるのを防ぐ方法として動物の体内に発生するのが癌なのです。これが正常な癌の役割です)。ですから、癌は何も「悪性新生物」などではなくて、動物の体にもともと備わっている「生命保護機能」なのです。現代医学は癌のことを「新生物」だなんて言っちゃってますが、癌細胞自体は別に新しくとも何ともありません。医学でも確認されていますように、癌細胞は太古の昔から、動物の体の中でず~っと普通に存在してきました。日本の医学界が癌をいまだに「新生物」扱いしているのは、癌を「わけの分からない悪魔」に仕立て上げたいからなのです。儲かる癌ビジネスを成り立たせるための、単なるイメージ作りです(早く、正しいイメチェンをせねばなりませんね!)。

 ところが、現代のような化学が旺盛する時代では、当然、様々な化学汚染で人体は病んでいます。ベトナム戦争下で枯葉剤という化学薬品が多量に散布されたことによる化学汚染で奇形児が多発したように、現代の日本社会に暮らす私たち日本人は恐ろしいくらい化学薬品漬けになっていますから、その化学汚染を主因とする【化学癌】が多く出てきてしまっていても、何ら不思議ではありません。

 科学の時代が新たに生んでしまったこの【化学癌】だって、癌は体の免疫によって抑制されているのですから、その免疫の70%は腸で作られているので、腸を正す食事療法が必須なわけです。食事を正すことで免疫を向上させ、【化学癌】にも対処できるのです。

 私は癌を考えるときには最低限【天然癌】【化学癌】にと大別して考えますが、【天然癌】であれ、【化学癌】であれ、「癌治療には、食事療法や少食、断食という自然療法が必須である」ことに間違いはないはずですから、いずれの癌にせよ、癌治療に対して食養(食事療法・少食療法・断食療法)を絶対条件と考えています。ここがないと、体内に癌を発生させている「癌体質」自体が何も正されないからです。


 (以上、抜粋でした)


 最後にもう一度言いますと、現代日本の癌患者ならば、飽食・美食あり、化学汚染ありの日本社会ですから、両方の癌がミックスして発生していると考えられます。しかし、上記の【天然癌】であれ【化学癌】であれ、重要なのはあくまで食養(食事療法・少食・断食)です。癌を克服するために(癌体質を改善するために)必要なのは「浄血(血液の浄化)」と「免疫強化・免疫向上」です。それを成し得る唯一の方法が食養(食事療法・少食・断食)ですから、これを癌治療の根幹に位置付けて実行し、【天然癌】【化学癌】も、まとめて改善していきましょう!

 どうか、「口から入るもので、面白いほど心身が左右される」ことを真剣に悟られてください。

 昔の日本の言葉に「口から出るもの、入るもの、気つけよ。いくさ( 起こるのぢゃ」という言葉がありますが、まさにこれはその通りで、口から入ってくるものの内容によっては、体内で戦(いくさ)が起こっていることでしょう。その戦(体内戦)が、癌として現われているのかもしれませんね。戦(体内戦)の元は、毎日、口から入ってくるもの(飲食物)なのです。