「マクガバン・レポート(参照)」や「チャイナ・スタディ(参照1参照2参照3」の研究成果によって、アメリカは「獣肉食には弊害がある」と公に発表しています。ここからも「獣肉食にはマイナス面もたくさんありそうだ・・・」ということが感じられることと思います。最先端を進むアメリカの食医学がこれだけ獣肉食の欠点が流布している中で、いまだに「獣肉食は栄養です」としか言わない日本の現代栄養学ですが、アメリカのマクガバン・レポートが一番重点を置いていたのが、アメリカ国民の「獣肉の過食を止めさせること」でした。 まず、これについて少し触れてみます。

 1970年代、アメリカでは国民の間に心臓病や癌が多発し、その医療費で国家予算の大半が費消されるようになっていき、そのことに危機意識を持ったアメリカ政府が上院議員のマクガバン議員を委員長とする「国民栄養問題アメリカ上院特別委員会」なるものをつくって、世界の最高権威とも言える医師や栄養研究家を集め、7年間の調査・研究の末にまとめられたのが「マクガバン・レポート」と呼ばれるものです。アメリカ国民が病んでしまう原因究明をしていった結果、第一原因として「食生活に大きな問題があった」ということを突き止め、その中で真っ先に「アメリカ国民は獣肉食をしすぎる」ことを挙げたのです。そして、「もっとも理想的な食事は、日本の伝統的な(元禄時代以前の)食生活である。つまり、精白されない穀物(全粒穀物)、季節の野菜、海藻、小魚などを中心とした食生活にすることである」と結論付けました。全粒穀物を主食としている、野菜を多食している、豆類・海藻を食べている、乳製品などの動物性食品がない、肉は食べても魚介類、獣肉食をする習慣がほとんどない(年に2回ほど)、という昔の日本の民間食こそが最も理想的で良いと発表したのです。これがアメリカが自信を持って発表した5000ページにも及ぶマクガバン・レポートの出した答えなのです。欧米が長年続けてきた「獣肉食」を否定して、「日本の民族食が世界の民族食の中で最も理想的な食事である」と言っているのです。

 なぜ、世界中で「ジャパニーズ・フード(日本食・和食)」が人気があるのか・・・、そして、アメリカ国民の4分の1がベジタリアンになっているのか・・・? それは、このマクガバン・レポートが発表されたからなのです。マクガバン・レポートは世界中に衝撃を与え、さらに世界中に日本食の質の高さを広めてくれた文献なのです。肉食中心と見られてきたアメリカやヨーロッパの国々で今も続く「日本食ブーム」の大きな原動力になりました。

 ところが、このマクガバン・レポートは当時の畜産業界などから猛反発され、政治家への圧力がかけられて、やがて一般国民の話題に上らないように情報操作されていきます。報告書をまとめた責任者のマクガバン氏は、当時は将来有望な政治家だったのですが、このレポートのおかげで政治家としての影響力を失っていったも言われています。

 ここで私が言いたいのは、「当時の畜産業界などから猛反発され、政治家への圧力がかけられて、やがて一般国民の話題に上らないように情報操作されていきます」という部分です。これは、現在の日本では、現在進行で大爆進中です。そのお話をしていきます。


 現代栄養学はその影響力が強いゆえ、色々な産業に気を遣わなければなりません。現代栄養学の一声で、日本人などそのまま大きく左右されてしまうでしょう。すると、その現代栄養学の一声で、多数の産業がもろに影響を受けてしまうわけです。「人体には悪影響もありそうだ」と分かっていても、現代栄養学がそれを公表してしまえば、各産業界には大打撃を与える結果となってしまうでしょう。現代栄養学が「正しき」を公表すれば、売れなくなってしまう食品(商品)など無数にあります。現代栄養学は、所詮は経済に気を遣うしかないものに堕してもいるのです。必ず、政治や経済が絡んできます。その食品が「人体には悪影響もある」と分かっていても、絶対に口にはしないでしょう。この国(日本)は、経済が第一優先ですからね。

 獣肉食に関してのマクガバン・レポートの内容も、現在公開されている「獣肉食には弊害がある」という文献たちも、馬鹿にすべきではない重要な資料なのです。現代栄養学が本当に「食医学」であるならば、正式に流布していて当然の資料です。

 物事には必ず「良い面」と「悪い面」の両面(陰陽・表裏)があります。私も「獣肉食は害になるばかりではなく、当然プラス面だって多数あったはずだ。人類の進歩・進化のために必要となる要素がたくさんあったはずだ」とは思っています。学問で大事なことは、この相反する両面(良い面と悪い面)を正確に見つめ、正式に公に発表してこそ、社会的に正式な学問として成り立つことができるということです。現代栄養学が本当の食医学ならば、その食の(特に獣肉食の)「プラス面」の反対側の「マイナス面」、また人体の「摂取面」の反対側の「排泄面」までしっかり説けてこそ、本当の「食の概念」と成り得て、正式な「食医学」となるのです。ところが、現代栄養学は見事にこれを説けません。現代栄養学は、いまだに食医学としての正式なレベルにさえ達していない状態なのです。分析だけは上等ですが・・・。

 現代栄養学の言っていることは東電と同じと思っていいです。「原発は安全です」と言っていただけ・・・ と同じです。現代栄養学は産業や経済にとって都合の良いことしか言えていません。「一日三食は多すぎる」「一日二食のほうが良い」「少食のほうが良い」だなんて正式に言ってしまえば、どうなると思いますか? 国民の食品消費量が全体的にかなり落ちることになりますから、食品産業界(各マーケット)の売り上げはガタ落ちすることになるでしょう。
 言えませんって! そんな経済に悪影響するようなこと・・・、誰が言いますか? 私だって立場が立場であれば、ぜ~ったいに考えるでしょうね。マクガバン議員が畜産業界から恨まれて政治家としての力を失っていったように、下手すると多方面の産業界から、かな~り恨まれるでしょうからねぇ・・・。余程、腹が据わっているか、マクガバンさんのように余程の正義感がなければ無理というものです。これは私たち民間人が考えるよりも、遥かに難しい世界なのですね・・・。

 特に獣肉食に関しては、現在いろいろな食養学者の著作を通して流布されている獣肉食の文献や、マクガバン・レポートのような内容を公に正式に流布してしまえば、畜産業界の受ける大打撃は「口蹄疫」や「放射能汚染」レベルではないはずです。
 世界中の日本食ブームの原型を作った有名なマクガバン・レポートさえ、ほとんどの日本人が知らないでしょう。おかしいとは思いませんか? 世界中で日本食がブームになっていることは日本人の誰もが知っているのに、そのきっかけを作った優秀なマクガバン・レポートのことは多くの日本人が知らないのです。世界の権威ある栄養学者(食の専門家)から正式に日本食が認められた(メチャクチャ褒められた)発表内容であるにもかかわらず、ほとんどの日本人は日本食ブームのことは知っていて、マクガバン・レポートのことなど聞いたこともないでしょうし、その存在さえ知らないでしょう。若者が「マクガバン・レポート」と聞いたって、「えっ? マック・・? マクドナルドが何か新しい事業でも始めたの? そんな発表あったっけぇ~?」くらいなものかもしれませんね・・・(涙)。
 日本政府も、日本の現代栄養学も、マクガバン・レポートのことなんて、な~んも発表などしてくれません。獣肉食における「本当の常識」などは特にそうです。「獣肉は栄養です」の言葉の奥には、現代栄養学が言えない事実など、たくさんたくさんあるのです。知られちゃ困る産業界が、世間にたくさんあるからですね。だから現代栄養学は「獣肉は栄養です♪」という偏ったことしか言えないわけです。私は最初の方で、「獣肉食は栄養です」としか言えない栄養学ですが・・・ と言いましたが、現代栄養学とはまさに畜産業界に気を遣うしかない学問に堕しているのです。日本という国は、何事も経済を守る思考しか働かないのです。日本人の健康問題など、二の次、三の次になっているのが実情です。


 日本社会や各産業界に与える「現代栄養学の影響力」は大きくなりすぎてしまい、現代栄養学だけをいくら信じてみたところが、もはや現代栄養学は本当のことなど安易に発表できない状態にあるのです。すべての産業に気を遣うしかないので「食物の種類はまんべんなく・・・」「何でもよく食べましょう」と、まァ~ こうくるわけです。「あれを食え! これを食え!」としか言いません。「もっと食え! もっと食え!」だらけです。
 いえいえ、これは「食え!」としか「言わない」のではなく、「食え!」という方向性しか「言えない」のです。「食うな!」のほうは本当に言えないわけです。それを言えば、日本人の食品消費量がガタ落ちしますから、多くの産業に多大な迷惑がかかりますからね・・・。

 知っている人にとっては当たり前の常識ですが、「白砂糖の害」「化学塩(食卓塩:工業塩:塩化ナトリウム100%)の害」「化学添加物(化学化合物)の害」「化学調味料の害」「農産物に化学農薬・化学肥料を使用する害」「畜産の化学飼料の害」「精製化学医薬品の害(日本のビタミンサプリメントは癌化させる報告があります)」などなど、たくさんたくさんあります。これら、今や知る人の多くなった「有害性」にまで本気に取り組んでこそ、「本当の食医学」「真の食医学」としての価値が出てくるです。

 しかし、人体にとってどれほど有害になるものであろうとも、食医学であるはずの現代栄養学は何も言いません。現代栄養学が「それはいけない! 危険です!」などと言ってしまえば、その一声で売れなくなってしまう食品(商品)など、マーケットには無数に、もう無数にあるのです。食品産業界にとって耐え難い超大打撃となるでしょう。日本人の健康を守るのに大事なことであっても、食品産業に迷惑のかかるようなそんな恐ろしいこと(上記のような、食品の様々な害)はとても言えないのです。
 それら有害性のある食品のことを必死で叫んで言ってくれているのは、一部の専門家たちだけです。「獣肉食には有害性もある」という内容だって、きちんと唱えてくれてくれているのは、そういう一部の専門家の方々だけなのです。現代栄養学は知っていても、絶対に言えないでしょう。特に、白砂糖、化学塩、化学添加物、化学農薬、化学肥料、化学飼料などの上記の害悪食品(害悪商品)は、本当は深刻な「化学汚染的健康被害」になっているのです。

 これら食品の奥に潜む「有害性」を一切無視して、「体を健やかに♪」はあり得ません。これらの有害物を後から後から体内に垂らし込んでいる(毒を摂取している)うちは、体内は汚される一方なのです。体内の汚れが病理を生み出します。

 たとえて言えば、汚水の入っているコップ1杯の水があります。この水の汚れをなくして清浄にしたいのならば、後から後から清水だけを注ぎ込んでいれば、汚れた水は押し流されて、気づいたときにはコップの中の水は清水だけになっているものです。

 自分の体を健やかにしたければ、体内をきれいに浄化して正しているのが絶対条件です。体に融合してくる飲食物を清めなければ、どうして体内がきれいに清まるのでしょうか? コップの中の水の例で言えば、多くの日本人が後から後から汚水ばかり入れている状態であり、それでいて清浄で健やかな水にしたい(健康な体になりたい)と言っているようなものです。あり得ません。

 今、社会に潜む食品の化学汚染を本気で何とかしないと、この先の日本人の体など、どうなってしまうのか想像を絶します。現在の時点でこれ(病人だらけ・病死者急増化・癌患者激増化)ですよ。

 現代社会には、本当は止めさせるべきことのほうが遥かに多いのです。現代栄養学が真の食医学ならば、本当は「止めねばならない飲食の習慣」のほうを重点的に説かなければならないのです。しかし、そんなことできやしません。各産業界から猛反発が起こります。売れなくなる商品が続出してきます。つまり、逆に言えば、現代の日本は「化学汚染した食品だらけ」ということでもありますね。
 本当は、これらの有害物は原発以上に「今後も続けていくのか? 止るのか? 止められるのか? 止めていかなくて本当に大丈夫なのか?」と国を挙げて議論し、現代栄養学がその是非を説いていて当然のことなのです。食品への化学汚染は、現代に突如現われてきた多くの難病・奇病の巨大な原因になっています。食品への化学汚染と難病・奇病の続出は、ちゃんと符合しているのです(化学汚染された食品を摂取することで、人体に入ってきた化学化合物が細胞や遺伝子を傷つけます。これにより人体には異常が現われ、今まで過去にはなかった新たな病気が様々に生み出されてきてしまったのです)。

 現代栄養学は各産業界に気を遣わねばならないほど「巨大な影響力」があるゆえ、「食え!」としか言えなくなっているのです。食品の売り上げを上げるための大量消費が起こるのには、国民の「やたらと何でも食う」という食習慣が必要ですからね。食品産業界の売り上げのために、自分の体を患ってまでして「化学汚染された食品」を何も知らずに大量消費しているのですから・・・。あぁ・・ 日本国民のみなさん、本当にご苦労様です!

 しかし、今本気でその盲点に気づいていかなければ、自分の体に「ご苦労」が出てきますよ。日本国民の体など、口から何気なく入ってくる飲食物の「化学公害」によって狂わされているのが実態なのです! その「食品の化学公害」の結果は、時間をかけて体に現われてきます。時間をかけてゆっくりと・・・。着実に次世代へも・・・。

 食品マーケットのためならば、国民の健康さえ犠牲にしていく・・・。そのことに対して、日本国民は何も感じず、何も考えず、経済の犠牲になりながら(お金儲けの餌食になりながら)貢献していく・・・。 あぁ・・、ご苦労なことです・・・(悲)。


 食事療法の専門医であった甲田光雄医学博士もそうだったでしょうが、全国の食養を理解されている医師、少食の価値を理解されている医師、断食を理解されている医師の方々は、はっきり言って現代栄養学など相手にしていないのが本音です。甲田光雄先生の食事指導の中には「現在の栄養学の基準に照らしても・・・」という言葉がありますが、分かっている医師や医学博士の先生方々にとっては、現代栄養学などは「一応・・・」扱いなのです。

 それは、なぜでしょうか?

 厚生省の発表した「食生活指針」(厚生省のパンフレット)というものがあります。一日30品目、あるいは食品というスローガンは旧厚生省が「健康づくりのための食生活指針」として1985年に掲げたものです。しかしながら、そんなのできない、食べ過ぎになってしまう、などの弊害が出てきたので、2000年の「食生活指針」では食品30品目という項目は削除されました。それを知らないのか知っているのか分かりませんが、いまだに30品目にこだわっている人は少なくないようです。その後、厚生労働省は農林水産省と一緒になり、「食事バランスガイド」なるものを提唱し始めました。

 これについて、幕内秀夫さんはこう言われています。



 厚生労働省は手を組んだ相手が悪かった。農水省の官僚さん達の脳裏には、ついつい稲作農家、果樹農家、畜産農家、砂糖業界、油脂業界等々、さまざまな関係者や団体がチラついてしまうのでしょう。いつも結果的に「なんでもたべよう農水省」と言われる現実味のない提案になってしまいます。そのため、一日にとる食べ物の組み合わせと量のガイドラインといいながら、「一日30品目」以上のてんこ盛りになってしまいました。どうも日本の役人は 「六つの基礎食品」以来、一貫して「多くの食品から、多種類の栄養素を摂らなければならない」という固定観念に取り憑かれているようです。

 一方で私達日本人は、昔から、ごはんと味噌汁と少しの常備食だけで元気に生きてきました。戦国武将など、雑穀の入ったにぎりめしに味噌を塗っただけののものを食べながら、ずっと戦っていました。そうした事実を無視して、「欧米と比べて タンパク質が足りない」 「欧米と比べて 塩分の摂りすぎだ」と国民を不安に陥れ、やれ「六つの基礎食品」だ、やれ 「一日30品目」だと国民を混乱させただけ ―― それが国の「食生活改善運動」の正体です。断言しますが、こんなものはいっさい無視してかまいません。


    



 国の発表する内容なんて、必ず政治や経済の事情が絡んでいます。幕内さんのように奥の見える方が少ないのが現状です。この幕内さんの言葉を見て素直に頷ける方は、まだ栄養学の洗脳汚染に染まっていませんね。

 その「食事バランスガイド」などを見たって、現代栄養学は何と言っているでしょうか?

 いまだに「朝食を摂らないと良くない」と言っている。「一日三食の食事をしっかりと食べなさい」と言っている。「多種多様の食品を食べろ」と言っている。「白米食」「部分食」の公認。「加工食」に傾倒しすぎる。これで食の指導なのかどうか・・・。「食の概念」というものが分かっているのかどうか・・・、疑問です。顕微鏡の先のことはよく見えるようですが・・・。何しろ現代は電子顕微鏡ですからね。

 こんなことよりも真っ先に「一物全体食の価値」「生食の価値(植物の生食)」を説くこと。部分食、火食には弊害のあることを説くこと。「一物全体食を守る」「火食に偏らない」「野菜の生食(生野菜食)をしっかりと取り入れる」、これらに重点を置く「意識」を指導すること。少食の重要性、「摂取」以上に大切な「排泄」の重要性を説くこと。せめて、このくらい説けて「食のプロ」というのです(こちらは、とても参考になります)。


 食というものを真に理解されている方々は、もうとっくの昔から現代栄養学なんて相手にしていないものなのです。甲田光雄先生のお弟子さんは、このように言われています。「西式健康法 掲示板」からの抜粋です。



 病院に通う難病患者は、99.999% 断食や病気を治す正しい食事療法すら知りません。また、それらを教えたとしても、嘘の栄養学や大きな病院が公表してる事が真実だと思い込んでしまい、真実を見抜けなくて当然な状態なんです。そして、気分が良くなる薬や痛みを止めてしまう薬で患者さんをコントロールする事が、今の医療の実情なんです。その先にある真実を知ろうとすれば、医者と縁を切る、薬と縁を切る事になるので、恐怖や不安から逃れら無くなります。そして、その責任を問える人も居なければ、取る人も居ません。人の責任に出来ない以上、自己責任という重圧に負けてしまうのですね。

 私達の役目って簡単なんです。真実の扉にたどり着いた 数少ない仲間です。この病気から、病気を退けて病気を治す正しい方向性を、自分の出来る範囲でよいので伝えて行くだけなんですね。

 私は14年前、日本中のサイトで、このような掲示板(西式健康法掲示板)も無く、情報交換する場も無く、難病や膠原病における自己治療、自然療法における情報を伝え合う場としては、日本で一番早くからしてる掲示板(西式健康法掲示板)だと思います。今は少しずつ情報が増えてますが、それでも情報量は非常に少ないのです

 皆さんが歩んで掴んだ答えを、諦めずに最後まで手に入れるために成長を重ねて行く姿こそが、後から続く大きな力になり得るのではないでしょうか。その足跡が知恵となり知識となり、情報として蓄えられていくのです。

 いわば、私達は真実を伝えていく代表なんです。自覚を持ち、食事療法で大病が治せるという真実を得て行かれて下さい。食事療法を行える精神性、努力、信じる力・・・、此れが無ければ、残念ながら出来ないのが食事療法なんですね。




 私にはとても理解できる言葉です。「伝える」という視点では、私も多少の意識はあります。我が家だって、母を「栄養学の思考汚染」から意識を切り離させ、現代栄養学の言っているような方法から食養学の内容を実行していって、父母は体が変わりました。父は癌体質が、母は病気の総合デパートのような体質が変わってきて改善されてきたのです。それをそのまま、このブログを通して置いているだけです。

 「正しい方向性を、自分の出来る範囲でよいので伝えて行くだけなんですね」の言葉からは、本当にそれしかないという思いがします。自分のできる範囲で置いてさえいれば、理解のできる準備の整った人から自ら受け取ってくれて、自分のペースで進んで行ってくれます。

 このように、現代栄養学からかけ離れた内容で体質が改善されてしまうと、もはや現代栄養学なんて相手にするだけ無駄にしか思えないものです。断食を経験して一日一食が定着すれば、一日三食必要だとか朝食は必須だとかは愚論にしか思えなくなります。朝食を食べないと頭が働かないのは、毎日食い過ぎだからです。体内が鈍ってしまっているわけです。少食者は頭が働かないなんてことはもうとっくに卒業しています。少食によって、体内が優れてくるからです。

 私も一日一食ですし、ほとんど生菜食ばかりで、食事を何も取らない日だって当たり前にあります。食事を取らないですむ日があれば、自然と一日断食になってしまうので「ラッキー♪」ぐらいなもんです。これは、断食をよく知る方には分かるでしょうね。それでいて体は健やかなのですから、わけありません。頭が働かないこともありません。まァ・・、このブログの内容くらいのことは書いていますから、たぶん頭が働いていないことはないと思いますが・・・(汗)

 「人間の食」というものは、「食養学」「少食医学」「断食医学」に触れながら自分で実地を踏んでみて、そこではじめて「摂取よりも排泄(排毒)のほうが重要である」ことを理解でき、「なぜ、少食が良いのか?」「なぜ、断食が有効であるのか?」という理由が、それらの経験を通して身をもって分かってくるのです。「食べること」と「食べないこと」の両方の価値が見えてきて、辻褄が合ってくるのです。こんなことは、実地を踏まない人には絶対に分かりません。管理栄養士などは現代医学の教科書の丸暗記に過ぎませんし(丸暗記で管理栄養士のテンスにパスして、みなさん管理栄養士になっています。実地的にそれが本当なのかどうかまでは知らないはずですし、ましてや、そこまで考えられないでしょう)、現代栄養学のように頭だけで考えていても、絶対に分からないことです(丸暗記で管理栄養士のテンスにパスして、みなさん管理栄養士になっています。実地的にそれが本当なのかどうかまでは知らないはずですし、ましてや、そこまで考えられないでしょう・・・)。「あれも食え! これも食え!」としか言わない、いや、言えない現代栄養学ではお話にならないのです。知って味わってしまえば、そんなもんです(これ本当!)。


 ただ、現代栄養学の分析的な成果は素晴らしいものがあります。甲田光雄先生だって、日本の医学文献からアメリカなど外国の医学文献まで、常に幅広く学ばれていたと聞きます。難病や奇病に対して食事療法だけで向き合うときには、実に繊細な食養メニューの判断が必要になるのです。そのときに役に立つ判断材料が、現代栄養学が突き止めてきてくれた「食材に含まれる成分の働きの特徴」を慎重に活かしていくことなのです。現代栄養学の分析力は大事な学問です(だからこそ、本当は「食養学」と「栄養学」との融合がとても重要なのです)。

 現代栄養学は分析的な側面では大変優れていますが、食の全体像になると、どうもおかしくなってしまうのです。「精白穀物食の害」すら、いまだに説けないようではいけません。日本の現代栄養学の指導では、アメリカの食医学でさえ突き止めている「全粒穀物食の重要性」「一物全体食の重要性」「部分食や火食の弊害」「植物の生食の有効性(生野菜食・生菜食・ローフードの価値)」「獣肉食における人体へのマイナス作用面」という重要な内容(食の軸となる内容)が、ことごとく欠如しているのです。日本の現代栄養学は、現代日本の普通食の内容で本当に良いとでも思っているのであろうか・・・?

 みんさんも、日本の現代栄養学の食指導から一歩引いてみて(100歩でも構いません)、日本の「食養学」や、アメリカの「食事ガイドライン」「マクガバン・レポート」「チャイナ・スタディ」などを参考にされてみてください。