サンヨー・シーワィピー 胆管がん死亡率 2900倍! 発症原因の化学物質は?
 【「NEWS トレンド予報」より 】


 大阪市のオフセット校正印刷会社「SANYO-CYP(サンヨー・シーワィピー)」が話題となっています。
 同社では、インクの洗浄作業に携わっていた従業員らが、相次いで胆管がんを発症して死亡した問題がありました。
 少し前には社名は伏せられていましたが、新聞社も一斉に社名を報じるようになっています。

 で、今回、産業医科大学の「熊谷信二」准教授らのグループが調査結果をまとめて発表しました。
 その結果が驚愕の数字となっています。

 この職場での「胆管がんによる死亡率」は、平均的な日本人男性の 2900倍 になる、と。

 期間は、問題の洗浄剤が使われたとみられる、平成3年から平成18年。
 対象は、1年以上、インクを洗浄する作業に携わった従業員です。

 問題となっているのは、印刷機に付いたインキを頻繁に洗う多用の洗浄剤です。
 洗浄剤は「動物実験で、肝臓にがんを発生させることが分かっている化学物質」を含んでいるようです。

 原因物質と推測されているのは、以下2つ。

   1,2-ジクロロプロパン
   ジクロロメタン

 この有害物質に対して、会社側は防毒マスクを提供していなかったと言います。

 では、この「化学物質」に規制はあったのか?

 1991~2003年当時、「ジクロロメタン」は、厚労省規則で測定や発生源対策が求められていました。
 が、「1,2-ジクロロプロパン」は規制されていませんでした。
 さらに、この2つの物質は、過去の動物実験では「マウスに肝がんを発生させる」ものの、
 人間への影響は少ないとされてきたそうです。

 今年7月31日の時点で、会社側は「1,2-ジクロロプロパン」を含む洗浄剤の使用は認めましたが、
 「ジクロロメタン」は97年以降は使っておらず、それ以前は調査中とし、
 「病気と業務との因果関係は不明」としていました。

 熊谷准教授は、
 「明らかに異常な値で仕事が原因となった可能性が極めて高くなった。国は、早急に労災を認めるべきだ
 と話しています。

 にしても、2900倍って異常な数字です。
 なぜ会社側は、因果関係に気づけなかったのでしょうか?
 気づいていながら、気づかぬふりをしたのでしょうか?

 確かに印刷会社は、不況の煽りをもろに食らっている業界です。
 知り合いの印刷会社も本当に厳しいと愚痴をこぼしています。
 だけど、それでも「人の生死」は儲けよりも一番に考えてほしいと願いたいですね。

 そうじゃないと、何のために従業員が働いているのか分からなくなります。




 期間は、問題の洗浄剤が使われたとみられる、平成3年から平成18年。
 対象は、1年以上、インクを洗浄する作業に携わった従業員です。

 問題となっているのは、印刷機に付いたインキを頻繁に洗う多用の洗浄剤です。
 洗浄剤は、「動物実験で、肝臓にがんを発生させることが分かっている化学物質」を含んでいるようです。

 原因物質と推測されているのは、以下2つ。

  ○ 1、2ジクロロプロパン
  ○ ジクロロメタン

 この有害物質に対して、会社側は防毒マスクを提供していなかったといいます。

 では、この化学物質に規制はあったのか?

 1991~2003年当時、「ジクロロメタン」は、厚労省規則で測定や発生源対策が求められていました。
 が、「1、2ジクロロプロパン」は規制されていませんでした。
 さらに、この2つの物質は、過去の動物実験では「マウスに肝がんを発生させる」ものの、人間への影響は少ないとされてきたそうです。

 今年7月31日の時点で、会社側は「1、2―ジクロロプロパン」を含む洗浄剤の使用は認めましたが、「ジクロロメタン」は97年以降は使っておらず、それ以前は調査中とし、「病気と業務との因果関係は不明」としていました。

 熊谷准教授は、
 「明らかに異常な値で仕事が原因となった可能性が極めて高くなった。国は、早急に労災を認めるべきだ」
 と話しています。

 にしても、2900倍って異常な数字です。
 なぜ会社側は、因果関係に気づけなかったのでしょうか?
 気づいていながら、気づかぬふりをしたのでしょうか?

 たしかに印刷会社は、不況の煽りをもろに食らっている業界です。
 知り合いの印刷会社も本当に厳しいと愚痴をこぼしています。
 だけど、それでも「人の生死」は儲けよりも一番に考えてほしいと願いたいですね。

 そうじゃないと、何のために従業員が働いているのかわからなくなります。