Dr.アトムの「飲尿療法は徹底していていいですな」
 【「山田の占星術ブログ」より 】


 井上アトム、本名 井上真(通称 ドクトル・アトム)さんは、非常にユニークな経歴の持ち主です。
 早稲田大学法学部在学中、6度も逮捕された学生運動の闘士。しかし、妊娠中の妻をお腹の中の子と共に亡くし、傷心の彼は、キューバ、中国へ。鍼灸師となった後は、西ベルリンで治療活動に入りました。
 この間、ヨーロッパ各地、アラブ・アフリカ諸国、南米アマゾン地区を訪問し、各地で鍼灸自然医学セミナーを開きはじめます。

 1985年、ニカラグアを訪れた際、単一医療システムをとるニカラグア政府から医師免許を授与されます。
 以来、20年以上にわたってラテン23カ国を中心に、民衆の健康指導にたずさわってきました。
 彼が起こしてきた「バイオヘルス」という民衆の健康ムーブメントは、元々、現代医療の恩恵を受けられない貧しい人たちの多い地域で受け入れられました。
 それがいまでは、民衆の健康自立運動としてラテンアメリカでは一番大きなものとなっています。
 その内容は、巷を賑わせる健康法と違い、サプリメントも器具も何も必要としません。
 これは「健康法」の話しというよりも、むしろ「命を輝かせる方法」と呼ぶのにふさわしい内容です。
 だから実践すると、命がどんどん輝いて、諦めていた人生を取り戻したりする。

 私は大学のゼミの恩師、平山恵先生からお誘いを受けて参加しました。平山先生は新しく赴任した明治学院大学の平和研究所でアトムさんの講演会を企画され、その講演録をまとめています。

 会場へ遅れていったら、アトムさんが壇上でスワイショーしながら解説していました。
 会場では150人くらいの参加者。スワイショーから禅密功へ。ハワイの動き、BIO HEALTH ダンス。

 何の専門用語かと思うでしょうけれど、これらの運動はアトムさんが提唱しているもの。

 スワイショーはヨガでしょうか。アトムさんは1973年からやっているそうな。
 禅密功は気功。ハワイの動きはフラダンス。
 BIO HEALTH ダンスはアトムさん提唱の踊り。関心のある方はネットで検索してみてください。

 全て背骨を動かして調整している感じでした。楽しげに踊るアトムさん。
 大事なものから語りだしたアトムさん。
 以下、発言メモより。ところどころにアトムさんの冊子を引用。


運動
 まず第一は、運動する習慣。
 これは意識的にやらないと、毎日は続けられない。
 風邪もガンも治す方法、いっぱいある。
 飲尿も、しっかり学校で教えたい。

 バイオヘルス運動は、今を生きる精神力と心と体をつくる。
 基礎ができていれば、病はとるにたらない。

 お金もかけず、時間もかけず。
 最低限やらなければならないことは、食、息、動、想、環。

 生活のメリハリに、毎日30分の運動を。
 気功とか、空手、散歩、剣道、武道、踊りでも良い。

 コロンビアでは、農業を始めて2年目。
 運動は農業と一緒で、人の自然性を取り戻す。
 近代、人は自然から飛び出してしまった。
 自然を自分の中に取り戻すこと。


飲尿
 次に、尿療法は面白い。
 本当に自分の体を治そうと思ったら、尿くらい飲めないとできない。

 飲尿続けて20年。
 ここ7~8年は病気しない。疲れない。

 アルゼンチンの川の水を飲んで、A型肝炎発祥。
 尿は1日2リットル飲んだ。
 そしたら、2週間で完治した。
 何もしなくても病は治る。
 そんな自分の体づくりをする。


食事
 次に大事なのは、食事。
 マクロビオティックの食事を良く噛んで食べる。
 身土不二、一物全体、旬のものを調和して調理する。

 (冊子 62ページ)

 食で重要なことがある。それは、韓国不世出の詩人金芝河の提起だ。
 彼は30年にわたり、軍事独裁政権によって投獄されていた。
 金芝河は獄中でのデビュー作 〈縛られた手の祈り〉 の冒頭で云う。
 「飯は天であります。飯は分かち喰らうものであります」と。


根性
 次に、思想、根性を変える。
 中途半端にやるのではなく、しっかり取り組む。
 良い人間関係を築く。
 だいたい、このくらいで、病はひとりでに治る。


運動は、なぜ体に良いのか
 運動をすると、体がピカピカしてくる。
 活き活きして、輝いていく。
 生きるってのは、命の輝き。
 運動すると、目の輝きが変わる。

 体温が上がる。
 免疫に詳しい安保医師の提案、36.5℃ が目標。
 体温を上げるのは、食べ物だけじゃなく、運動も。
 発熱は免疫を上げる。

 体内は、脇の下より 1.2~1.5℃ 高め。
 36.5+1.5=38℃ で、体内のリンパ球が動き出す。
 そのために運動するんだ。

 背骨をキチッと整えることができ、その上に乗っかる脳を良く働かせる。
 免疫、生命力を支配する自律神経の中枢が背骨。
 血や気など、体の循環を担う。
 特に、頚椎と仙骨は副交感神経をつかさどる。

 背骨を整え、脳幹を刺激する。

 脳幹は、延髄、橋、中脳、視床下部。
 延髄は、呼吸と消化器の中枢。
 橋は運動の中枢である小脳を結ぶ橋。
 中脳は、姿勢と歩行をつかさどる。

 そして、「視床下部」が今日のテーマの中心。
 本能と直感、生死の意欲、喜び、全ての代謝をつかさどる。
 睡眠欲。休むことの大切さ。
 巣づくり本能。
 体温の調整。更年期障害にも良い。
 温度中枢の狂いを治す。

 脳下垂体、ホルモンの中枢。

 これらの幹脳、生命脳という。
 ここを大事にすること。
 公害、命をそぐ近代化に抗う。
 心身を再建する。
 やらなきゃ再建できない。

 自律神経を建て直す。
 そういうことで、私たちの生き方を模索する。

「こだわりを捨てることが、一番の健康への近道」


尿療法は、なぜ体に良いのか
 宮松宏至『朝一杯のおしっこから 』は名著。
 私は雨の中で農業をやっている。
 99%、私の仕事は農業。
 病ない体は、尿療法でつくる。
 全尿飲むと、病は治る。

 なぜか?

「副交感神経を揺さぶる飲み方をしないと」

 1984年、中尾医師も、瓜生さんも、「飲めば飲むほどよくなる」という。
 毎日2リットル飲む。
 いまだに好転反応は出る。けいれんが出るとか。
 好転反応で死ぬ人もいる。死ぬのはしょうがない。 (会場、笑い)

 人の神経は3つある。
 考える「脳」。
 動いたり、意識的な動き、感覚に関わる「体制神経」。
 活動を制限したり、体内循環、内蔵の動きをつかさどる「自律神経」。

 869年、9世紀頃の臨済禅師の言葉、
 「仏に逢うては仏を殺し、祖に逢うては祖を殺し、・・・ こうして、解脱を得ん」

 人に頼るのではなく。
 そんな根性が悪い。

 自分自身で自分を治すための尿療法。
 尿飲んで、交感神経優位を副交感神経優位にもっていく。

 ワクチンすると、中枢神経を侵すことがある。
 白血病や自閉症の原因になったりもする。
 ワクチンは不必要。病気になっていくことが自然で良い。
 5種混合。5種類もの微生物に子どもは耐えられない。

 1~2滴の尿では、副交感神経は揺さぶられない。
 快い下痢、大量の排便が伴わない消極的な飲尿では中途半端。
 何千年来、世界中で愛好されてきた尿療法。

 1日2リットルの尿を飲むと、バンバン宿便が出る。

 薬の代わりに飲むんじゃぁない。
 自分の病気を治すために飲むんじゃない。
 病が治ると、止めちゃうような飲み方じゃだめ。
 病気の予防じゃなく、大量に飲むこと。
 これで、うきうき楽しくなる。

 下痢と眠くなるのが、好転反応。吹き出物もある。
 睡眠薬としてつかえる。成長効果もある。
 一見悪そうな好転反応だけど、治癒反応。

 好転反応の乗り切り方。
 お風呂であっためる。湯たんぽ、アイロン、プハン、びわの葉生姜も良い。
 一番良いのは、能力を高めるような運動。踊りや武道。

 分泌、循環が良くなり、体温が上がる。
 病気しない体をつくれる。
 「ガンなのかな?」とか心配しないで良い。

 唯一、問題なのは、腎不全の人。
 1日300ミリリットルくらいで良い。
 消化器から良くなって、じきに腎臓も良くなる。

 生まれる前の胎内で、人はみな、飲尿してた。
 羊水の95%は胎児の尿。自分の尿。
 胎内で、人はみな、75リットルほどの尿を飲んできた。

 週末は4~5リットルの尿を飲む。

 尿断食、11リットル、全量の尿を飲む。
 2週間、疲れずにできる。
 3週目から少し疲れるので、仕事をゆるりとしながら4週間続けられる。

 副交感神経が揺さぶられると、アセチルコリンという胎内解毒を95%もするホルモンが出る。
 プロスタグランジンというホルモンが交感神経の活動を抑制する。
 交感神経は活性酸素を発生させる。
 そうすると顆粒球が出てしまう。

 また、ヒスタミンがどんどん出る。
 かゆみや間接の腫れが出てくる。
 それは血流が改善された証拠。

 副交感神経を揺さぶると、パワーが満ちる。
 親切になる。性格よくなる。高感度高まる。
 自分のコンプレックスも、後ろにいっちゃう。

 尿はすばらしい。
 副交感神経に働くことができる。
 詳しい解説は必要ない。
 やってみれば良い。

 このことを知ることは、物凄い人助けにもなる。
 家族の病に対しても。
 飲尿を強制はしない。
 やりたい人がやればよい。


 桜沢如一は「健康の7条件」を言っている。

  5点) 疲れない。病気をしない。
  25点) 快食。感謝の気持ちで食べる。桜沢は快セックスも入れている。
  35点) 快眠。
  410点) 記憶力。良い記憶を保つ。
  510点) 楽しいということ。生きることがとても楽しい。それが健康。
  610点) スマートだということ。何をやってもシンプルに、うまくいく。
         対人関係、自然との関係。落ち着いているから。
  755点) 正直であること。嘘をつかないで生きること。

「とりわけ面白いのは『正直』という点で、これに100点満点中、55点を与えている」

 最後に「5つの健康要素」。
 健康とは「生命が自然と結びついた状態」。
 5つの健康要素、食、息、動、想、環。

 ここでは、想について。

 (冊子 12ページ)

 コンプレックスをばねに、宇宙の生命運動を俯瞰せよ。
 そのために、単純だが、
 私たちは、次の四つのことを実践している。

 一つは、「挨拶」である。
 二つ目は、「ありがとう」「感謝」である。
 三つ目は、「微笑み」である。ラフターヨガがお勧め。
 四つ目は、何らかの困難に出会ったとき、・・・ それを「これがチャンスだ!」と思い返すこと。


会場からの質問
 「瓜生先生は『全尿で、病気をしたことがあるから、コップにちょこっとで良い』と教えてくださった。
   どう考えますか?」
 A「冊子に詳しく書いてあるので、ぜひ読んでください。」
  ( 48~52ページ「尿療法 民衆の新しい生命のシステム」)
  ( 53~59ページ「“ 尿” 再論」)
  ( 60~64ページ「ラテンアメリカ尿療法のABC」)

 「尿断食の期間は、自分で決めて良いのですか? 回復食はどうですか?」
 「自分で決めてください。失敗して学んでください。私は回復食もなく、スパッと切り上げます。
   入るときも、いきなりです。」

 以上。


 とにかく楽しかった。
 講演が終わって、川口さんの自然農のイベントに戻る前に、小1時間ばかりアトムさんの周りをうろうろしていました。

 大切な人には、この情報をぜひ伝えたく思いました。

 感謝を込めて。