ここで言われている塩とは、当然、「海の塩・自然海水塩」のことです。化学精製塩(塩化ナトリウム99.5%以上の食卓塩:化学塩:工業塩)では、その効果は全く期待できません。期待できないどころか、有害です。塩は必ず、「海の塩・自然海水塩」を使いましょう!




塩は「命の源」
 人類は太古の昔海より生まれ、陸に上がった今でも生まれる前はお母さんのお腹の中で羊水という太古の海水とほぼ同じ成分の塩水の中で育まれています。土の上に住むすべての命あるものは最終的に土へと還っていきます。その土の成分が雨水を媒介として海に流れ、海の水に溶け込み、海水となったのです。ですから、海水には地球上のすべての成分が溶け込み、そこからつくられる塩はまさに『命のエキス』と呼ぶにふさわしいものです。ところが日本では昭和47年に塩田法という悪法が施工され、日本での自然塩の販売が制限され、塩化ナトリウム99.5%以上の精製塩が広く行き渡るようになってしまいました。
 平成9年に塩田法は廃止されましたが、いまだ自然塩の普及率は低いのが現状です。精製塩は人体にとってもっとも必要なミネラルをほとんど含まず、製造の過程で電気をかけ、塩酸や硫酸を使い、化成ソーダで中和をした純粋な石油化学物質です。精製塩は一種の薬品であり、人体にとっては極めて有害な物質です。精製塩を摂り過ぎると高血圧になり、生活習慣病を引き起こすきっかけとなります。この精製塩が広く普及したおかげで『塩の摂り過ぎは高血圧の元、減塩が健康づくりの第一歩』という間違った認識が作り出されたのです。
 自然のミネラルをたっぷりと含み命のエキスとも言える自然塩は、人体にとって必要不可欠なものであり、現代の日本人のほとんどはこの自然塩が不足しているため冷え、むくみ、体力低下を始め様々な症状を引き起こしています。
 現在生産されている野菜のほとんどは大量の農薬や化学肥料を使って栽培されたものであり、昔の野菜と比べて味が落ちるだけではなく、基礎栄養素も極端に低下しています。食卓に上る食品のほとんどがミネラル不足で身体を冷やす食べ物を多食する日本人にとって、自然塩はまさに本来の生命力を蘇えさせる救世主ともいえる存在なのです。
 塩に対する正しい認識が広がり良質の自然塩が幅広く普及すると同時に、化学薬品である精製塩の食用としての販売が禁止される日が一日も早く来ることを心から願っています。


(1)「塩のとり過ぎは高血圧の元」はウソである
 塩と高血圧の関係を強く印象づけたのは、アメリカのメネリー博士によるネズミを使った実験でしょう。ネズミに通常の20倍の食塩を加えたものを食べさせる。飲み水は1%の食塩水。10ヶ月後、10匹中4匹が高血圧に。しかし通常の20倍の食塩というのは、人の場合一日200gに相当します。あなたは一日でも、200gも食塩をとることができますか? この実験は非常に信憑性の欠けるものです。また仮に、塩が高血圧に関係するのならば、これだけの量の食塩を毎日とり、10匹中 6匹のネズミが高血圧にならなかったということは驚異的なことです。その後、同じくアメリカのダール博士が日本において高血圧症の多い地域を調べ、一旦は「高血圧は塩分のとり過ぎが原因」と結論づけましたが、より詳しい調査をした後、「高血圧と塩分摂取には何の相関関係もない」と報告しています。


(2)塩は血圧を正常化する良薬である
 現代人は肉食過多で、多くの人の血液が酸性状態になっています。酸性になると、人体の自然治癒力はそれを戻すため、血液中の酸性物質であるコレステロールや中性脂肪を取り除こうとします。これが血管内壁にこびりつき、血管の内径を小さくし、弾力性を失わせ、血圧を高める原因となります。塩をとれば酸性の血液がアルカリ性となり、コレステロールや中性脂肪を中和し洗い流してくれます。弾力を取り戻した血管は正常な血圧を維持します。低血圧は水、果物、生野菜を多くとっている人に起こる症状で、筋肉を締める力が弱くなり、心臓の血液圧送能力の低下が原因です。塩は “梅干” “漬物” を見ていただいて分かる通り、ものを強烈に引き締める力があります。塩を十分にとり、筋肉本来の収縮能力を取り戻せば、症状は自然と治まります。同様に心臓肥大も塩不足が原因で起こる症状です。


(3)日本人は塩不足
 昔から「体の冷えは、万病の元」と言われてきました。近年日本では大減塩運動の影響で、体を温める塩の摂取量が少なくなり、代わって砂糖、果物、ビール、ジュースなど体を冷やすものが食卓の大部分を占めるようになってきました。最近はクーラーのある生活が当たり前となり、夏でも冷え症に悩み風邪をひく人が少なくありません。現在ほとんどの日本人の体が冷えすぎ(陰性、塩不足)であると言っても過言ではないでしょう。

 < 低体温 >
 人体は体温36~37度の状態で正常な生理活動ができるようになっています。最近は若い人を中心にそれを下回る人が増えてきました。

 < 姿勢が悪い >
 冷えにより体をゆるめる作用が強くなり、正しい姿勢を保っていられなくなっています。

 < むくみ >
 夕方になると靴が窮屈になりませんか。これは水の代謝が悪いのが原因です。むくみ、水太りは典型的な冷え、塩不足の症状です。

 < ハゲ >
 若い人で髪の毛の薄い人が多くなっています。特に生え際、周辺部が広がる場合は、体を冷やす食べ物のとり過ぎが原因です。

 その他、下痢、痛風、花粉症などは、塩分を十分に補給し、体を冷やす食べ物、飲み物を控え、正しい食生活を心がけるだけでほとんどの場合治ってしまいます。


(4)完全天日塩をおすすめします
 自然塩にもたくさんの種類があります。その中でも最もミネラルが豊富で、体の健康維持、増進にプラスになるのが天日塩です。もちろん味も抜群で、どんな料理に使っても素材の旨みを最高に引き出してくれます。天日塩とは人工的な熱を加えず、海水を天日だけで干して作った塩のことです。ミネラルは熱に弱く、加熱処理をするとその成分のよさが失われてしまいます。しかし、緯度の高い日本では太陽光線の力が弱く、どうしても良質な天日塩が作りにくいのが現状です。本当に美味しく体にとっていい塩は、少し舐めてみただけですぐに分かります。あなたにとって、最高の塩を見つけてみてください。